人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

JCは予想通りムーア!天晴れ!

2022-11-27 17:59:30 | Weblog

 まずは駅伝。《クイーンズ駅伝in宮城》資生堂が大会新記録となる2時間12分28秒16年ぶり2度目の優勝を飾った。前回初優勝を飾った積水化学が2位。2区の卜部蘭、3区で新谷仁美が区間賞を獲得するなど上位争いで強さを見せたが、連覇はならなかった。3位にはJP日本郵政グループ。2区・太田琴菜が区間賞。3区・廣中璃梨佳は新谷の区間賞に1秒届かなかった。エディオンが29回目の挑戦で初のシード権獲得となる4位と健闘。1区で東京五輪&オレゴン世界選手権代表の萩谷楓、6区の細田あいが区間2位の快走、室内5000m日本記録保持者の矢田みくにがアンカーでフィニッシュした。ダイハツが前回同様5位。田中希実が1区を務めた豊田自動織機が6位に食い込んだ。パナソニックが7位。シード権ボーダーの8位には最終区間で逆転した第一生命グループが5年ぶりに入ってクイーンズ8に返り咲いた。5秒差で九電工が悔しい9位。至近9年で8度の入賞を誇っていたヤマダホールディングスが12位で予選会へ。名門・天満屋が13位、古豪・三井住友海上が14位と苦戦した。資生堂は文句なしの勝利。今年はワコールから東京五輪マラソン8位の一山麻緒と監督だった永山氏(僕の小学校の先輩)がコーチとして加入しチーム全体が充実。資生堂時代の始まりかもしれない。

《大相撲九州場所千秋楽》は西前頭9枚目の阿炎が、12勝で並んだ東前頭筆頭の高安、東の大関貴景勝との三つどもえの優勝決定戦を制して、初優勝を果たした。ともえ戦は、1994年春場所以来28年ぶりだった。阿炎は、千秋楽の本割で単独トップに立っていた高安を破って12勝で並び、ともえ戦では高安、隆景勝を相次いで破り制した。これで3場所連続平幕優勝となり、優勝制度が確立した明治42(1909)年以降では初めてのこととなった。阿炎はコロナ禍の令和2年の《名古屋場所》中、日本相撲協会のガイドラインに違反してキャバクラへ出入りしたことが発覚し、3場所出場停止などの処分を受け、幕下まで転落した。小結で勝ち越した7月の《名古屋場所》後に、痛めていた右肘と左足首を手術。9月の《秋場所》を全休して番付を落としたが、昨年の《九州場所》と今年1月の《初場所》で優勝争いに絡み、連続して優勝次点の12勝を挙げていた。一方で、東前頭十六枚目の照強(伊勢ケ浜)は同二枚目逸ノ城に上手投げで敗れ、初日から15連敗となった。幕内での15戦全敗は、1991年《名古屋場所》の板井以来31年ぶり5人目。照強は兵庫県出身の27歳。前頭三枚目の実績があるが、来場所の十両陥落は確実な状況となっている。

 ゴルフの話。《JLPGAツアーチャンピオンリコーカップ》最終日。今季の年間女王・山下美夢有がトータル15アンダーで首位に並んだ勝みなみをプレーオフ1ホール目で下し、今季5勝目(通算6勝目)、メジャー2勝目を果たした。山下は日本勢初となるシーズン平均ストローク『60台』を達成。また、優勝賞金3000万円を加えて、今季の獲得賞金額は2億3502万967円に。2015年のイ・ボミ(韓国)を超えて、年間の獲得賞金最高額を更新した。勝は今季3勝目、メジャー通算3勝目がかかっていたが、目前で涙をのんだ。トータル13アンダー・3位に菊地絵理香、トータル11アンダー・4位タイには西村優菜、吉田優利、渡邉彩香、イ・ミニョン(韓国)が入った。渋野日向子は7バーディ・1ボギーの「66」をマーク。トータル7アンダー・10位タイで4日間を終えた。昨年覇者の三ヶ島かなはトータル9アンダー・8位タイ。2020年大会覇者の原英莉花はトータル6アンダー・14位タイだった。今年は山下の年だった。見事の一言。本人はあまり海外挑戦には積極的ではないが、まだ若いし、是非積極的にチャレンジしてほしい。

 男子国内ツアー《カシオワールドオープン》最終日。昨季賞金王のチャン・キムが初日からの首位を守り抜く完全優勝で今季初Vを飾った。2021年11月《ダンロップフェニックス》以来のツアー通算8勝目。今日ボギーなしの10バーディ「62」をマークし、2014年《TOSHIN GOLF TOURNAMENT IN Central》でホ・インへ(韓国)が樹立したツアー最多アンダーパー記録(28アンダー)を上回る通算32アンダーで後続に6打差をつけた。1打差2位スタートの岩崎亜久竜も「67」と伸ばしたが、トータル26アンダーでツアー初優勝には届かず2位。池田勇太が24アンダー3位、パク・サンヒョン(韓国)が23アンダー4位に入った。逆転賞金王へ残り2戦の2連勝が条件だった賞金ランキング2位の星野陸也が19アンダー8位となり、今大会12アンダー37位だった比嘉一貴の賞金王初戴冠が決まった。大会ホストプロの石川遼は5バーディ、1ダブルボギーの「69」で回り、14アンダー24位。ツアーは次週《日本シリーズJTカップ》が今季最終戦となる。何度も書くが優勝スコアが30アンダーとかなるトーナメントは本当にやめてほしい。まぁそれにしても比嘉の賞金王は天晴れ!

今日の重賞を振り返る。東京12Rで行われた【第42回ジャパンカップ】は、僕の予想通りR・ムーアの3番人気ヴェラアズール(牡5歳・渡辺薫彦厩舎)が中団の馬群追走から直線で末脚一閃し優勝。国内外の強豪が集結、今年の東京開催を締めくくる国際招待GⅠレースを制し、初のビッグタイトルを獲得した。前走の【京都大賞典】では重賞初挑戦であっさり初タイトルを獲得、勢いそのままGⅠ初挑戦Vで一気に頂点に立った。同馬の父エイシンフラッシュが4度挑戦して果たせなかった【ジャパンC】を制し、産駒初のJRA・GⅠ制覇となった。タイムは2分23秒7。3/4馬身差の2着にはシャフリヤール(1番人気)、さらにクビ差遅れた3着にヴェルトライゼンデ(4番人気)が入った。

勝ったヴェラアズールだが、ムーアの見事な騎乗を光ったが、最後の脚は凄かった。勝負根性、レースセンス文句なし。右回りも問題ないし、一瞬の脚も切れる。これなら【有馬記念】もチャンス十分。使ってほしいな。この馬、1600万円の募集だった。一口4万円、買いたかったなぁ。2着シャフリヤールは一番強い競馬をしているが、最後は他馬に迷惑をかけてしまった。良いレースではあった。3着ヴェルトライゼンデはも力を出し切っている。昨日も書いたが、とにかく、ムーア、C・デムーロ、レーンの騎乗は頭一つ抜けている。この3人の騎乗を観ているとルメールですら劣ってみえる。特に思ったのが、
5着ダノンベルーガの川田の騎乗。最後不利だったのは確かだが、完全に早仕掛けだった。く出られませんでした。ペースもスローで厳しい形になりました」
 ヴェラアズールは、父エイシンフラッシュ、母ヴェラブランカ(母父クロフネ)という血統。北海道白老町・(有)社台コーポレーション白老ファームの生産馬で、馬主は(有)キャロットファーム。通算成績は22戦6勝。重賞は今年の【京都大賞典】に次いで2勝目。渡辺薫彦調教師はJRA・GⅠ初勝利、R・ムーアは【ジャパンC】は2013年ジェンティルドンナに次いで2勝目となった。

 阪神12Rで行われた【第67回京阪杯】は、鮫島克駿騎手の1番人気トウシンマカオ(牡3歳・高柳瑞樹厩舎)が差し切ってV。6度目の重賞挑戦で初勝利を挙げた。タイムは1分7秒2。1馬身1/4差の2着は早め先頭の積極策に出たキルロード(10番人気)で関東馬のワンツーフィニッシュ。さらに1馬身3/4差の3着にはスマートクラージュ(4番人気)が入った。レースはキルロードが好スタートを切ったものの、大外からビアンフェが気合をつけてハナへ。その後ろに今村聖奈騎手のテイエムスパーダが続き、スマートクラージュが4番手につけた。人気のトウシンマカオはこれらを見る形で5番手の外からの競馬。キルロードが早めに前に並びかけて直線に向いたが、トウシンマカオは抜群の手応えで仕掛け、力強く差し切った。
 勝ったトウシンマカオは非常に強い内容だった。(今回のレースに向けて)美浦に1週前追い切りに乗るため行かせていただきました。今週の阪神Bコースは前が止まらない状態が続いたが、それをリカバリーできるだけのスタートダッシュ。あとは追い出しを待ちつつ、タイミングを見ながら追い出しての完勝。まだ3歳馬でスプリントに転向していい競馬。来年が楽しみだ。それにしても高柳瑞厩舎の若い馬は良く走る。2着キルロードは自分の競馬をしているが、今日は勝った馬が強かった。3着スマートクラージュも良い競馬をしている。ただ勝った馬は強かった。
 トウシンマカオは、父ビッグアーサー、母ユキノマーメイド(母父スペシャルウィーク)という血統。北海道新ひだか町・服部牧場の生産馬で、馬主は(株)サトー。通算成績は9戦4勝。重賞初勝利。【京阪杯】は高柳瑞樹調教師、鮫島克駿ともに初勝利となった。

来週からは餅つき競馬!
 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

JCはムーアの出番!?

2022-11-26 18:12:15 | Weblog

 まずはゴルフ。国内女子メジャー《JLPGAツアー選手権リコーカップ》3日目。首位に3打差の2位から出た山下美夢有が、1イーグル4バーディ、1ボギーの「67」をマークし、通算13アンダーとして今季1勝のイ・ミニョン(韓国)と並ぶ首位に立った。今季の年間女王に輝いた21歳は、最終戦でシーズン5勝目、国内メジャー2勝目を狙う。通算12アンダーの3位にベテランの菊地絵理香。大会連覇がかかる三ヶ島かなは11アンダー4位でトップとは2打差にいる。次週に米女子ツアーの最終予選会を控える西村優菜が「67」で回り、10アンダー5位に。渋野日向子は「74」を叩いて通算1アンダーの23位に後退した。 優勝に王手をかけた山下だが、最終日には3つの大記録に挑む。一つ目が日本選手では初となる「年間平均ストローク60台」。今大会4日間通算12アンダー以上で回ることができれば達成するが、明日の天候も良さそうでスコアは伸ばし合戦が有望。よって余程のことがない限り、記録達成となる。二つ目は「年間獲得賞金新記録」。これまでの最高額は2015年のイ・ボミが獲得した2億3049万7057円で、20-21年の統合シーズンで稲見萌寧が2億5192万049円を稼ぎ出しているが、21年だけの年間では2億2691万8833円だった。山下は今大会で優勝すれば2億3502万967円になる。三つ目は「年間メジャーすべて3位以内」。 山下は今季メジャー第1戦の《ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ》でシーズン初勝利を挙げる。メジャー第2戦《日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯》3日目を終えて2打差首位に立ったが、最終日「64」を叩き出した川崎春花に逆転され2位に甘んじた。続くメジャーの《日本女子オープン》は3打差3位で迎えた最終日に最後まで優勝争いに食らいついたが惜しくも3位。ここまで、メジャーでは優勝、2位、3位ときていて、今週の最終戦でも3位以内に入れば、年間メジャー4戦すべてで3位以内ということになる。女子ツアーのメジャーが1試合増えて年間4試合になったのは2008年。それ以降、4試合すべてで3位以内に入ったのは2012年朴仁妃(韓国)の1例だけ。そんな朴の2012年国内メジャー成績はすべて2位。さすがの安定感だが、惜しくも優勝には届いていない。果たして明日山下は…。
 国内男子ツアー《カシオワールドオープン》3日目。初日から首位をキープしている昨年の賞金王・チャン・キム(米国)が8バーディ・ボギーなしの「64」をマーク。トータル22アンダーまで伸ばし、今季初優勝、完全Vに王手をかけた。トータル21アンダー・2位にツアー初優勝を狙う24歳・岩崎亜久竜。トータル18アンダー・3位タイに小平智と池田勇太。トータル17アンダー・5位タイにソン・ヨンハン、ジャン・ドンキュ(ともに韓国)が続いた。石川遼は5バーディ・ボギーなしの「67」をマーク。トータル11アンダー・24位タイに浮上した。賞金ランキング1位の比嘉一貴はトータル11アンダー・24位タイ。ランキング2位の星野陸也はトータル14アンダー・10位タイにつけた。比嘉は単独8位以上で自身初の賞金王戴冠。星野が優勝を逃した場合、8位に入らずとも賞金タイトル獲得となる。ほぼ賞金王は比嘉に決まりそう。何度も書くがこのようなバーディ合戦は観ていて緊張感がなく面白くない。天候が変わればこんなことはないのだろうが、もう少ししんどい設定にしてほしいものだ。
 《大相撲九州場所》14日目。前頭筆頭・高安(32・田子ノ浦部屋)が、ただ一人2敗を死守。大関・貴景勝(26・常盤山部屋)と前頭9枚目・阿炎(28・錣山部屋)が11勝3敗とした。初の年間最多勝が確定している関脇・若隆景は前頭5枚目・北勝富士を押し出しで破り8勝目。勝ち越しを決めた。大関・正代は、結びの一番で関脇・御嶽海を押し出しで破り連敗を止めた。これで優勝争いは2敗の高安、3敗の貴景勝、阿炎の3人に絞られた。誰が勝っても初優勝となる。何とか高安に優勝してほしいと思っているが…。

 今日の重賞を振り返る。阪神11Rで行われた【第9回京都2歳S】は、M・デムーロの5番人気グリューネグリーン(牡・相沢郁厩舎)が未勝利戦に続く連勝で重賞初制覇。上々のスタートからハナに立ち、2コーナーでビキニボーイにつつかれるも人馬ともに冷静に対処し、ハナは譲らない。そして勝負どころで続々と後続が押し上げてくるなか、踏ん張り最後にもうひと伸びを見せて、内から迫るトップナイフ(3番人気)をアタマ差しのぎ切った。タイムは2分0秒5。2着からさらに1馬身1/4遅れた3着にヴェルテンベルク(11番人気)が入った。なお、1番人気で兄姉に3頭のGⅠ馬がいる良血馬グランヴィノスは、中団からレースを進め直線を迎えたが、前を捕らえることができず6着に敗れた。
 勝ったグリューネグリーンだが、展開に恵まれたとはいえ、他の馬が来てからは集中して伸びる強い勝ち方だった。ラブリーデイ産駒のクラシック候補誕生だ。2着 トップナイフは経験があるとはいえ良い競馬だった。それも4角手前で不利があってのものだから価値はある。3着ヴェルテンベルクも4角の不利が痛かった。良血馬で今後面白そう。6着グランヴィノスはやはり晩成なのかも・・・。
 グリューネグリーンは、父ラブリーデイ、母レディーダービー(母父スペシャルウィーク)という血統。北海道日高町・本間牧場の生産馬で、馬主は斎藤光政氏。通算成績は3戦2勝。重賞は初制覇。【京都2歳S】は相沢郁調教師、M・デムーロともに初勝利となった。

 

 明日の予想。まずは東京12R【JC】。外国馬2頭(2番オネスト、7番テュネス)のどちらかに本命を打とうか迷っていたが、今日の競馬を観ていてもう少し馬場が悪くないとしんどいと思い、別な馬に本命を打つ。【天皇賞・秋】ルメール、【エリザベス女王杯】C・デムーロ、【マイルCS】レーンが優勝。ならば【JC】はムーアの出番。6番ヴェラアズール本命。ここにきて完全本格化、松山からの乗り替わりでここはぶっちぎる。相手はレーンの3番とマーカントの8番。他は2,7,14,15,18番。阪神12R【京阪杯】は8番マリアズハート。前走GⅠで8着も0.5秒差。展開次第のところはあるが、人気の盲点で面白そう。相手は3,4,5,9,10,11,12,14番。

 

 

 

 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自負も持って!

2022-11-25 21:14:54 | Weblog

 日本野球機構は今年活躍した選手を称える年間表彰式の《NPB AWARDS 2022》が開催。最優秀選手にはセ・リーグはヤクルト・村上宗隆(22)、パ・リーグはオリックス・山本由伸(24)がともに2年連続で選ばれた。村上は満票でのMVP受賞となり、セ・リーグでは2リーグ制以降1977年の王貞治氏以来、45年ぶり4人目。両リーグでは13年の田中将大以来、7人目の満票となった。村上は今季、打率.318、本塁打56、打点134で史上最年少で三冠王を獲得する活躍。さらに日本選手シーズン最多の56本塁打、プロ野球新記録となる5打席連続本塁打など数々の記録を打ち立てた。パ・リーグの最優秀選手、オリックス・山本由伸は、15勝(5敗)、防御率1.68、勝率.750、奪三振205でプロ野球史上初となる2年連続で投手四冠(最多勝、最優秀防御率、最高勝率、最多奪三振)に輝いた。2年連続でセ・パともに同じ選手がMVPを受賞したのは、1976年、1977年の王貞治(巨人)・山田久志(阪急)以来45年ぶり2度目となった。尚、満票での最優秀選手は、セ・リーグでは1954年杉下茂(中日)、1961年長嶋茂雄(巨人)、1971年長嶋茂雄(巨人)、1973年王貞治(巨人)、1977年王貞治(巨人)、2022年村上宗隆(ヤクルト)。パ・リーグは、1959年杉浦忠(南海)、1965年野村克也(南海)、2013年田中将大(楽天)。
 新人王はセ・リーグが巨人の大勢投手(23)が選出された。大勢は1年目の今季57登板で1勝3敗37セーブ、防御率2.05。37セーブは新人最多タイ記録だった。新人王投票では総数299票のうち約70%となる209票を獲得。74票で2位の阪神・湯浅に大差をつけた。なお、ヤクルト・長岡に7票、中日・高橋宏に6票、ヤクルト・木沢、阪神・西純、巨人・平内に1票ずつ入った。一方、パ・リーグは西武の水上由伸投手(24)が177票獲得し受賞。今季は60登板で4勝4敗31ホールド、防御率1.77。35ホールドポイントで最優秀中継ぎ投手賞のタイトルを獲得した。 パの新人王投票2位はオリックス・阿部の58票。3位はソフトバンク・大関の10票。以下、ロッテ・松川に7票、日本ハム・上川畑に5票、ソフトバンク・野村、柳町に3票、楽天・宮森に2票、該当者なしが2票だった。まぁ順当だろう。アンチ巨人の僕でもここは文句なし。パ・リーグはもう少し阿部が得票すると思ったが…。
 そして昨日発表されたベストナインはセ・リーグを見ると、球団別では2年連続で優勝したヤクルト、リーグ3位の阪神から3人ずつが選ばれたが、今季リーグ4位に終わった巨人、同5位の広島から選出がなかった。巨人のベストナイン選出ゼロは2015年以来、7年ぶり6度目。巨人の選手で得票したのは、捕手の大城の32票、一塁手の中田の27票、二塁手の吉川の7票、遊撃手の坂本の3票、外野手の丸の101票、ウォーカーの1票の6選手にとどまった。セは有効投票総数299で、100票以上を獲得したのは、外野手6位の得票だった丸のみだった。セ・リーグの選出選手と投票結果は以下の通り。
【投手】青柳晃洋(阪神・初)…286票、今永昇太(DeNA)…6票、小川泰弘(ヤクルト)…2票、石川雅規(ヤクルト)、S・マクガフ(ヤクルト)、 山崎康晃(DeNA)、    湯浅京己(阪神)、R・マルティネス(中日)…1票→今永、小川もどうかと思うが、石川やR・マルティネスに投票するのはいかがなものか。
【捕手】中村悠平(ヤクルト・2年連続3度目)…176票、木下拓哉(中日)…79票、大城卓三(巨人)…32票、梅野隆太郎(阪神)…10票、嶺井博希(DeNA)、坂倉将吾(広島)…1票→担当かもしれないが、ベストナインで嶺井、坂倉に票が入る?。
【一塁手】J・オスナ(ヤクルト・初)…160票、佐野恵太(DeNA)…41票、大山悠輔(阪神)…32票、D・ビシエド(中日)…29票、中田翔(巨人)…27票、R・マクブルーム(広島)…8票、N・ソト(DeNA)、坂倉将吾(広島)…1票→DeNA,広島担当の1票は!?
【二塁手】牧秀悟(DeNA・初)…271票、山田哲人(ヤクルト)…17票、吉川尚輝(巨人)…7票、菊池涼介(広島)…4票→今年は牧で文句なし。山田が悪すぎた。【三塁手】村上宗隆(ヤクルト)…298票、宮崎敏郎(DeNA)…1票→三冠王相手に1票入れる!?
【遊撃手】中野拓夢(阪神・初)…205票、長岡秀樹(ヤクルト)…88票、坂本勇人(巨人)、小園海斗(広島)…3票→今年は坂本が悪すぎたが、来年は中野VS.長岡の一騎打ち!?
【外野手】近本光司(阪神・2年連続2回目)…208票、佐野恵太(DeNA・2年ぶり2回目)…181票、岡林勇希(中日・初)…141票、塩見泰隆(ヤクルト)…130票、大島洋平(中日)…107票、丸佳浩(巨人)…101票、佐藤輝明(阪神)…9票、桑原将志(DeNA)…5票、山崎晃太朗(ヤクルト)、西川龍馬(広島)…4票、D・サンタナ(ヤクルト)…2票、荒木貴裕(ヤクルト)、青木宣親(ヤクルト)、大山悠輔(阪神)、 高山俊(阪神)、A・ウォーカー(巨人)…1票→僕はてっきり塩見かと思っていたが…。それにしても荒木、高山に投票する気性の心意を知りたい。
 パ・リーグでは連覇を達成したオリックスから史上初の2年連続投手4冠となった山本由伸投手、宗佑磨内野手、吉田正尚外野手の3人が選出。楽天・島内宏明外野手と日本ハム・松本剛外野手はともに11年目で初選出となった。ロッテからは2年ぶりに選出ゼロとなったが、今年4月10日のオリックス戦で史上16人目となる完全試合を達成した佐々木朗希投手が2票獲得した。パの初選出は3人(そのうちDHの吉田正尚は外野手で昨年まで4年連続4度の受賞)。パ・リーグは有効投票総数263で最多得票はオリックスの山本由伸投手の260票だった。パ・リーグの選出選手と投票結果は以下の通り。
【投手】山本由伸(オリックス・2年連続2度目)…260票、佐々木朗希(ロッテ)…   2票、千賀滉大(ソフトバンク)…1票→セ・リーグと違ってまともな投票。
【捕手】甲斐拓也(ソフトバンク2年ぶり3度め)…125票、森友哉 (西武)…    84票、若月健矢 (オリックス)…26票、伏見寅威 (オリックス)…17票、炭谷銀仁朗 (楽天) …7票、松川虎生 (ロッテ)…3票、佐藤都志也 (ロッテ)… 1票。松川にも3票入った。来年はどれだけ入るか楽しみだ。
【一塁手】山川 穂高 (西武3年ぶり3度目)…257票、清幸太郎 (日本ハム)… 4票、中川圭太 (オリックス)、中村晃 (ソフトバンク)… 1票。清宮4票ならもっと中川に票が入って良さそうな気がするが…。
【二塁手】浅村栄斗 (楽天・2年ぶり6度目)…224票、中村奨吾 (ロッテ)… 27票、三森大貴 (ソフトバンク)…7票、牧原大成 (ソフトバンク)…3票、外崎修汰 (西武)…      2票→ロッテがベストナイン獲るなら中村だったが・・・。
【三塁手】宗佑磨 (オリックス・2年連続2度目)…256票、安田尚憲 (ロッテ)…3票、周東佑京 (ソフトバンク)… 2票、野村佑希 (日本ハム)、谷内亮太 (日本ハム)…1票
→やっぱりいたか…谷内に入れた記者は誰だ?来年はソフトバンクの栗原君臨!?
【遊撃手】今宮健太 (ソフトバンク・5年ぶり3度目)…239票、源田壮亮 (西武)…    20票、紅林弘太郎 (オリックス)…2票、小深田大翔 (楽天)、上川畑大悟 (日本ハム)…   1票→今宮良くやったね。個人的には一番うれしい選出かな。小深田、上川畑に入れた記者は?
【外野手】松本剛(日本ハム・初)…192票、柳田悠岐(ソフトバンク・3年連続7度目)…189票、島内宏明(楽天・初)…180票、高部瑛斗 (ロッテ)… 115票、吉田正尚 (オリックス)…41票、中川 圭太 (オリックス)…33票、福田周平 (オリックス) …19票、辰己涼介 (楽天)…7票、杉本裕太郎 (オリックス)、牧原大成 (ソフトバンク)、荻野貴司 (ロッテ)…3票、近藤健介 (日本ハム)… 2票、福田秀平 (ロッテ)、菅野剛士 (ロッテ)…1票→ロッテ高部惜しかったなぁ。来年はチャンスか。中川、牧原は内外野守れるから票が割れるなぁ。福田、菅野に入れたのはロッテ担当記者!?
【DH】 吉田正尚 (オリックス・初)…219票、松本剛 (日本ハム)…13票、A.デスパイネ (ソフトバンク) …10票、島内宏明 (楽天)…9票、柳田悠岐 (ソフトバンク)、近藤健介 (日本ハム)…3票、栗山巧 (西武)…2票、T-岡田 (オリックス)、杉本裕太郎 (オリックス)、Y.グラシアル (ソフトバンク)、 B.レアード (ロッテ) …1票→今年は吉田文句なしだろう。ただ1票の選手に入れた記者はどうだろう。尚、投票するのは全国の新聞、通信、放送各社に所属し、プロ野球取材経験5年以上の記者。もっと自負を持ってほしい。
 明日の予想。まずは東京メイン【キャピタルS】。本命は5番グラティアス。前走はハイレベルで3着。東京マイルは合うし、鞍上マーカンも上手い。相手は2,3,4,6,7,14,16,18番。阪神メイン【京都2歳S】は一頭強いのがいるが、今年の2歳重賞は断然1番人気が敗れる傾向がる。そこで11番アイルシャインを狙う。前走は4角手前で大きな不利がったにもかかわらず、外から差し切った。ヴィクトワールピサ産駒の大物とみる。相手は2,4,5,6,8,10,12,14番。

今週はの一口馬は出走なし。ただただ馬券を楽しむ!

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マイルCSも一口馬も消化不良

2022-11-20 17:39:31 | Weblog

 まずはゴルフ。《大王製紙エリエールレディス》最終日。首位と1打差で出た藤田さいきが4バーディ・ボギーなしの「67」をマークし、トータル21アンダーで逆転。2011年《富士通レディース》以来となる11年35日ぶりの通算6勝目、自身初のミセスVを果たした。72ホール「263」ストロークでツアー最少記録(パー71)を4打更新。ニューレコードで自身の復活Vに華を添えた。鈴木愛はトータル20アンダー・2位。今季初優勝にはあと一歩届かなかった。トータル15アンダー・3位に菊地絵理香。トータル13アンダー・4位タイには上田桃子、岩井明愛、野澤真央、リ・ハナ(韓国)が入った。昨年覇者の原英莉花はトータル8アンダー・15位タイ。《全米女子アマ》覇者の馬場咲希も同順位で終えて、ローアマチュアを獲得した。藤田と鈴木の一騎打ちは見所があった。鈴木の強気のパットがもう少し入ったら…。ふたりとも天晴れ!
 これで出場者が限られる最終戦を除き、2022年シーズンの全日程が終了。来季を彩るシード選手が決まった。シード選手となったのはメルセデス・ランキング上位50位、そして《富士通レディース》を優勝した古江彩佳を加えた51人となる。 初シードを獲得したのは川崎春花、岩井千怜、佐藤心結、佐久間朱莉、後藤未有、セキ・ユウティン(中国)、岸部桃子、尾関彩美悠、阿部未悠、岩井明愛、小倉彩愛ら11人。また、宮里美香とアン・ソンジュ(韓国)は産休制度、大山志保はトーナメント特別保障制度が適用されており、復帰のタイミングからシード選手として出場できる。一方で最長の20季連続シードを保持していた李知姫(韓国)をはじめ、有村智恵、比嘉真美子、柏原明日架、といった選手たちがシードを喪失した。永峰咲希もシードを失ったが、2020年の《日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯》優勝による複数年シードを持っており、行使すれば来季も出場可能。また今季は行使しなかったが、畑岡奈紗も5年の複数年シードを保持している。 メルセデス・ランキング55位までの桑木志帆、河本結、安田祐香、リ・ハナ(韓国)、上野菜々子、そしてステップ・アップ・ツアー賞金ランキング1位の櫻井心那、同2位の宮澤美咲が前半戦出場権を獲得している。ちなみに、米ツアーを主戦場としている笹生優花は来週の最終戦《JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ》で優勝すればシード獲得となる。
 男子国内ツアー《ダンロップフェニックス》最終日。単独首位で出た比嘉一貴が1イーグル・5バーディ・ボギーなしの「64」をマーク。トーナメントレコードタイとなるトータル21アンダーで逃げ切り、今季4勝目、ツアー通算6勝目を果たした。比嘉は優勝賞金4000万円を獲得し、今季通算獲得額は1億8000万円弱でランキング1位を盤石なものとした。今季は残り2試合となっており、自身初の賞金王をほぼ手中におさめる貴重な勝利となった。 トータル18アンダー・2位にPGAツアー招待選手のミト・ペレイラ(チリ)。トータル17アンダー・3位に大槻智春、トータル17アンダー・4位タイには小平智、清水大成、キム・ジュヒョン(韓国)が入った。前週Vの石川遼はトータル4アンダー・39位タイ。プロ転向3戦目の蝉川泰果も同順位で4日間を終えた。ペレイラやキム・トムの猛追を凌いでの勝利は立派だし、賞金王もお見事。是非来年は海外メジャーで先輩の松山と一緒に戦ってほしい。

 米国女子ツアー《CMEグループツアー選手権》3日目。レオナ・マグワイア(アイルランド)が7位から9バーディ、ボギーなしの「63」で回り通算15アンダー。2日目まで単独トップを走ったリディア・コー(ニュージーランド)を捕えて首位で並んだ。5打差の通算10アンダー3位にジェマ・ドライバーグ(スコットランド)とイ・ジョンウン6 (韓国)がつけた。畑岡奈紗は3バーディ、2ボギーの「71」で回って通算8アンダー7位。古江彩佳が4バーディ、2ボギー1ダブルボギーの「72」で通算3アンダー28位。渋野日向子は4バーディ、1ボギーの「69」で、45位から通算2アンダー34位に順位を上げた。 笹生優花は4バーディ、4ボギー1ダブルボギーの「74」とし、通算10オーバー60位の最下位に低迷している。畑岡はロングホールで2ボギーが痛かった。今年イマイチ調子に乗れないのはパターの影響のように思う。どうもしっかり打てない。明日は何とか爆発してほしいが、僕はコーが優勝すると思う。

 今日の競馬を振り返る。阪神11Rで行われた【第39回マイルCS】は、D・レーンの6番人気セリフォス(牡3歳・中内田充正厩舎)が後方追走から直線で大外に持ち出し、鋭い末脚を発揮して優勝。昨年の覇者グランアレグリアは引退、今春の【安田記念】を制したソングラインは不在も、GⅠ馬5頭を含む好メンバーがそろった秋のマイル王決定戦を制し、初のGⅠタイトルを獲得した。【天皇賞・秋】のイクイノックスに続き、マイルでも3歳馬が強さを見せつけた。3歳馬による勝利は2018年のステルヴィオ以来、4年ぶり6頭目。タイムは1分32秒5。1馬身1/4差の2着にはダノンザキッド(8番人気)、さらに半馬身遅れた3着に白毛ソダシ(2番人気)が入った。なお、1番人気のシュネルマイスターは5着に敗れた。

 勝ったセリフォスだが、一頭だけ別段階の競馬で勝利した。これまで勝てなかったのがまるで嘘のよう。外国人騎手が乗るとこんなに違うのか…。それにしてもこの馬はどれだけ強くなるのか注目したい。2着ダノンザキッドには正直驚いた。何が良かったかというと、勝負根性が素晴らしい。3着ソダシは吉田隼が完璧なレースをした。最後4着馬を差し返す根性もあり、本当に立派な馬だ。4着ソウルラッシュは中団からレースを運んで、最後はしっかり脚を使っている。もう少し馬込みで我慢できれば結果は違っただろう。5着シュネルマイスターは最後思ったより伸びなかった。どうしたものか。一番惜しい競馬をしたのが僕本命の6着ジャスティンカフェ。4コーナーの手応えも良く、突き抜けられるかという感じ。直線は1頭分の進路を狙ったが、前の馬がふらついて、勢いをそがれてしまった。外に出していれば・・・。福永にしてもこうである。やっぱり外国人騎手との技量の差は大きい。も

 セリフォスは、父ダイワメジャー、母シーフロント(母父Le Havre)という血統。北海道安平町・追分ファームの生産馬で、馬主は(株)G1レーシング。通算成績は8戦5勝。重賞は21年【新潟2歳S】、【デイリー杯2歳S】、今年の【富士S】に次いで4勝目。【マイルCS】は中内田充正調教師、D・レーンともに初勝利となった。

 今日の一口馬。ソレアが東京6R【2歳新馬】(1400m芝)に出走。まずまずのスタートから先団グループにつける。そのままリズムを整えつつ直線へ向くも、周りの馬を気にしてかフラフラ。それでも最後までジリジリとした脚のままで5着となった。正直ドイルでなければもう少し上に来られたのではと思っているが、5着なら御の字。ドイルによると「テンションが高くなることはなかったが、競馬では周りの馬に気を遣いながら走っていました。そのあたりでもう少し慣れが出てくれば、もっとやれるはずです」とのこと。経験を重ねれば、自分の走りに集中できるようになるだろう。次に期待したい。ホワイトクロウは東京7R【3歳上1勝クラス】(1600mダート)に出走。レースはやや後方から。直線へ向くところで進路がなくなり、馬郡を突くも最後はジリジリと脚を使って9着だった。勝負どころから外に出すことができればと思っていたが、勝負どころでずっと外から蓋をされてしまい、間をつかざるを得なくなってしまった。まぁこの辺りが野中の未熟なところか。脚元が心配の馬だが、脚元が大丈夫なら次は2月の東京になるのだろう。なんとか故障せずコンスタントに走ってほしい。続いてヴィオマージュが福島8R【3歳上1勝クラス】(1150mダート・混)に出走して結果9着。レースは芝部分からのスタートでダッシュが利かずに後方から。それでも最後はジリジリと伸びて差を詰めていた。今日の競馬を見ると距離は1400mくらいの方が良さそう気がする。最後はカルトゥーシュが福島9R【磐梯山特別】(2600m芝)に出走。レースは中団で競馬したが、盛り上がりもなく9着。馬の雰囲気は更に良くなっていたが…。シルクのコメントは明日公開となるので、今のところ詳細はわからないが、角田和にはもう少し積極的に乗ってほしかった。

 今日の競馬は【マイルCS】も一口馬も消化不足。また出直しだ!

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マイルCSは2頭から・・・

2022-11-19 18:33:50 | Weblog

 まずはゴルフ。大詰めに来ている国内女子ツアー。《大王製紙エリエールレディス》3日目。今季初優勝を狙う元賞金女王の鈴木愛が7バーディ・ボギーなしの「64」をマーク。54ホールツアー最少ストロークを4打更新する「195」を叩き出し、トータル18アンダー・単独首位に立った。トータル17アンダー・2位に藤田さいき。トータル11アンダー・3位タイには岩井明愛、リ・ハナ(韓国)が続いた。昨年覇者の原英莉花はトータル5アンダー・18位タイ。《全米女子アマ》覇者の馬場咲希も同順位で最終日に臨む。鈴木愛と藤田さいきの一騎打ちモード。二人揃ってスコアが崩れるとは思えない。岩井明あたりが優勝争いに絡んだら面白いが…。
 米国女子ツアー《CMEグループ・ツアー選手権》2日目。1打差の単独首位からスタートした世界ランキング3位のリディア・コ(ニュージーランド)が、6バーディ・ボギーなしの「66」を記録。トータルスコアを13アンダーまで伸ばし、トップの座を守った。後続との差も5打と広げ、年間女王に向け大きく前進した。トータル8アンダーの2位にキム・ヒョージュ(韓国)が続く。2日目に7バーディ・2ボギーの「67」をマークした畑岡奈紗が、トータル7アンダーまで伸ばし3位タイに浮上。世界ランク1位ネリー・コルダ(米国)らと同じ位置から、初の女王獲りを目指していく。今季米ツアー1勝の古江彩佳も「69」と伸ばし、トータル3アンダー・22位タイに順位を上げた。渋野日向子は「71」と1つ伸ばしトータル1オーバーの45位タイ。「77」と苦しんだ笹生優花は、トータル8オーバー・59位タイに後退した。今大会の優勝者に2022年シーズンの年間女王の称号が与えられ、優勝賞金は200万ドル(約2億8000万円)と破格。あと2日、畑岡にも十分チャンスがある。もし勝ったらとんでもないことだ。
 男子国内ツアー《ダンロップフェニックス》3日目。賞金ランキング1位の比嘉一貴が6バーディ・ボギーなしの「65」をマーク。トータル14アンダー・単独首位に浮上し、今季4勝目に王手をかけた。トータル12アンダー・2位タイに大槻智春、佐藤大平、PGAツアー招待選手のミト・ペレイラ(チリ)。トータル10アンダー・5位に「62」と大爆発した清水大成が続いた。2週連続優勝を狙う石川遼は「73」と2つ落とし、トータルイーブンパー・43位タイに後退。プロ転向3戦目の蝉川泰果は、トータル1オーバー・50位タイで最終日に臨む。あまり話題に上がらないが、比嘉の今年はとてもいいゴルフをしている。ペレイラ相手に勝ち切ればもうひと皮むけるかも…。

 今日の競馬を振り返る。東京11Rで行われた【第27回東京スポーツ杯2歳S】は、三浦皇成の5番人気ガストリック(牡・上原博之厩舎)がデビュー2連勝。道中は後方からレースを進めると、直線では府中の長い直線を力強く駆け抜け、外からきたダノンザタイガー(2番人気)との競り合いの末、クビ差で勝利。昨年はイクイノックスが制した出世レースで重賞初制覇を飾った。コンビを組んだ三浦皇成は、12日の【武蔵野S】(ギルデッドミラー)に続く重賞勝利となった。タイムは1分45秒8。断然の支持を集めたハーツコンチェルト(1番人気)は、スタートで出遅れ最後方から直線で外から猛烈に追い込んだものの、2着からさらに半馬身遅れた3着に敗れた。

 勝ったガストリックだが、高額馬が揃って人気の盲点だったが、初戦は後ろから外を回るレースだったが、きょうは馬群の間を割って次につながる競馬。競馬を見ると、2,3着馬が今後成長しそうな感じはするが、この馬も相当強いような気がする。やっとジャスタウェイ産駒から大物が出てきた。
 ガストリックは、父ジャスタウェイ、母エーシンエポナ(母父Curlin)という血統。北海道浦河町・栄進牧場の生産馬で、馬主は前田幸治氏。通算成績は2戦2勝。重賞は初制覇。【東スポ杯2歳S】は上原博之調教師、三浦皇成ともに初勝利となった。

 明日の予想。まずは阪神メイン【マイルCS】は11番ソウルラッシュと7番ジャスティンカフェと悩んだが、7番ジャスティンカフェ本命。馬券はソウルラッシュからも買うが、予想としてはジャスティン。正直、重馬場適性はソウルかもしれないが、ジャスティンは一歩一歩確実に成長している。マイルならここでも決め手は上だ。相手は4,5,6,10,11,12,15,17番。東京メイン【霜月S】は5番ケイアイターコイズ。前走は勝ち馬が強すぎた。それを負かしに行ってだから仕方ない。東京の1400mは合うし、寒い時期に走る馬。新谷厩舎のダート馬は良く走る。相手は1,4,6,7,10,11,13,14番。福島メイン【福島民友C】は4番ワーケア。5番サンライズウルスが力は一枚上だが、ワーケアのダートでの復活にかけてみたい。ダートも2戦目で上積みは大きいはず。相手は3,5,6,9,10,13,14番。

 今日の一口馬。まずは東京5R【2歳新馬・牝】(1600m芝)に出走したハリケーンリッジ。レースはまずまずのスタートを切り5番手を追走。直線へ向いて外から脚を伸ばすが、わずかに遅れて3着となった。大和田調教師は「調教から良さが垣間見られるものの、非力さも目立つ状況で、さらに攻めを進めると段々とカイバを食べられなくなっていました。当該週はカイバ桶にほとんど口を付けたがらないくらいの状況だったので調教は加減せざるを得なかったところがあったのですが、それでも実戦では終いにかけていい伸びを見せ、能力のあるところを見せてくれましたね。ジョッキーも評価をしてくれつつ、やはりバランス、背中の使い方などはまだまだということも口にしていましたので、上手く成長してくれたらと思っています。この後のことについてはまず様子を見てから決めるつもりですが、実戦を一度経験してより苦しくなる可能性があるので、そういう状況が目立つようだったらリセットすることを最優先で考えることになると思います」とのこと。期待以上の走り、勝ち馬とは0.1差だったのでどうせなら勝ってほしかったが、能力の一端を見せてはくれた。体調が心配も今後の前進に期待したい。ホワイトターフは福島7R【3歳上1勝クラス】(1200m芝・若手)に出走して結果12着に終わった。勝ち馬から0.8差だから着ほど負けていないのだが、前が残る展開で全く出番がなかった。鞍上の団野は『輸送も上手くこなして、追い切り通りの走りでした。休み明けでしたが、スタートもそれなりに切れて、道中で折り合いを欠くようなところもなかったですね。最後の直線に向くところで外に進路を取る際に少しロスした程度で、終始スムーズな競馬ができたと思います。ジリジリと伸びてくれてはいるのですが、あともうワンパンチですね』とのこと。今日の競馬を見る限り、ダート戦も今後はあるかも…。
 明日の一口馬は4頭。まず東京6R【2歳新馬】(1400m芝)にキャロットのソレアがドイル騎乗で出走する。是非、ハリケーンリッジに負けず頑張ってほしい。続いて先週から連闘となるホワイトクロウが東京7R【3歳上1勝クラス】(1600mダート)に出走。走れるときに走りたい馬。ぜひ勝って来年まで休んでほしい。福島8R【3歳上1勝クラス】(1150mダート)にはヴィオマージュが出走する。転厩して急遽出走。園田で鍛えた精神力でぜひ勝ち負けになってほしい。最後は福島9R【磐梯山特別】にカルトゥーシュが角田和騎乗で出走する。久々を使った上積みは大きいし、この馬の特徴を活かしてスムーズな競馬をすれば勝負になるはず。先週、僕の一口馬で上手く乗れなかった角田大和の手綱捌きに期待したい。

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今週の一口馬は6頭!

2022-11-18 20:41:33 | Weblog

 大リーグで最も活躍した選手を表彰する最優秀選手(MVP)が今日17日(日本時間18日)、大リーグ機構から発表され、アメリカン・リーグではヤンキースのアーロン・ジャッジ(30)が初めて選出され、大谷翔平(28)の2年連続受賞はならなかった。ジャッジは今季、ロジャー・マリスの持つリーグ記録を61年ぶりに更新する62本塁打をマーク。打率3割1分1厘(リーグ2位)、打点131(同1位)と打撃部門で突出した成績を残し、チームを地区優勝に導く大きな原動力となった。一方、昨季二刀流プレーヤーとして史上初のMVPを満票で獲得した大谷も、投手で15勝(リーグ4位)、打者で34本塁打(同4位)をマーク。1903年以降、史上初めて規定投球回と規定打席に同一シーズンで到達する「ダブル規定」を果たし、ベーブ・ルース以来、104年ぶりの2桁本塁打&2桁勝利も達成した。MVPは全米野球記者協会(BBWAA)に所属する記者の投票で選出されるが、シーズン中からどちらが獲得するのか、MVP論争が白熱していた。僕なら大谷に投票しただろうが、やっぱりアメリカだとホームラン数なのだろう。でも日本なら、優勝に貢献したということでジャッジになる。難しいね。
 もう一つ野球の話題。侍ジャパンが来年3月のWBCに大谷の他、メジャー組ではパドレス・ダルビッシュ有(36)、カブス・鈴木誠也(28)の日本人選手に加え、カージナルスの外野手ラーズ・ヌートバー(25)、ガーディアンズ外野手スティーブン・クワン(25)を代表招集する方針であることが分かった。最強チーム形成へ日本では初の試みだ。カージナルスの有望株であるヌートバーは母親が日本人。クワンも母方の祖父母が日本人で、母親が日本で出生をしているなどの条件で出場資格を満たす。今季、2年目のヌートバーは14本塁打の打撃に加え好守も光り、クワンは開幕戦でメジャーデビュー後は打率・298を記録している。2人の選出は、栗山監督の本気度の現れだろう。僕は賛成だが、日本のファン多くは日本人、とくに日本のプロ野球から選ばれないことに反対する人がいるのでは…。弾き飛ばされるのは近本、吉田、柳田あたりか。

 イタリアのサンシーロ競馬場で行われた【フェデリコテシオ賞】(伊G2)で、L.デットーリが手綱をとったテンペスティ (牡3、Tempesti)がクビ差の接戦を制して重賞初制覇を飾った。テンペスティは父アルバートドック、母Tender Hugs(母父Bachelor Duke)という血統。父アルバートドックは日本で現役生活を送ったディープインパクト産駒。母ゴールデンドックエーは2008年の【ラスヴァージネスS】(米G1)覇者という良血馬。栗東・松田博資厩舎からデビューし、2016年の【小倉大賞典】 (GIII)を勝利。その後、松田師の勇退にともなって栗東・須貝尚介厩舎に転厩し、同年の【七夕賞】 (GIII)で重賞2勝目を挙げ、サマー2000シリーズ王者となった。ただ残念ながら、同年11月に左前脚屈腱炎を発症し、2018年1月10日付で競走馬登録を抹消。現役引退後はイタリアで種牡馬となった。2019年に初年度産駒が生まれ、テンペスティはそのうちの1頭。まだイタリアのG2だからそれほど価値は上がらないかもしれないが、元々良血馬で種牡馬としての価値は未知数。なんかダノンバラードのような…。ダノンバラードは引退後、当初JRAからは故郷のケイアイファームで種牡馬となる予定と発表されたが、5月に日高スタリオンステーションへ移動。初年度産駒は25頭の種付け。2016年からはレックススタッドで繋養されたが、8月に入ってトルコの馬主に購買されてイタリアにトレードされることが決まり、イタリアのベスナーテ牧場で1年過ごした後、トルコ情勢が安定してからトルコへ移動する予定になっていた。のちに第二の繋養先はイギリスのバッツフォードスタッドに変更となり、イギリスで初めて繋養されるディープインパクト産駒の種牡馬となった。イタリア時代には、61頭に種付けを行った。ただ2018年に入って、日本での初年度産駒であるウィンターフェルやナイママといった産駒が走ったことによりビッグレッドファームに逆輸入という形で買い戻され、2019年より繋養されることとなった。そして現在の活躍である。アルバートドックの場合、日本で産駒が走っていないのですぐに逆輸入ということはないだろうが、ヨーロッパで馬を走らせている馬主が種付けて活躍すると…。ディープ産駒が世界で活躍は近年よく耳にするが、もうディープ産駒馬の産駒が世界で活躍しているのは嬉しい知らせである。

 明日の予想。東京メイン【東スポ杯2歳S】は8番ハーツコンチェルト。新馬戦が8馬身の圧勝。それも最後1ハロンは馬なり。紛れないコース、頭数ならアッサリだろう。相手は1,2,5,6,7,9番。阪神メイン【アンドロメダS】は10番ヒュミドールでなんとかならないか。リステッドにしてはメンバーはそう強くない。オルフェーヴル産駒でで今の荒れた馬場は合う。相手は1,2,3,4,5,8,9番。福島メイン【みちのくS】は9番クリノマジン。前走は疲れがあったようだ。立て直せればここでは力が上。相手は1,2,3,5,8,10,11,16番。

 今週の一口馬は6頭の大勢出走。期待できる馬、期待は先の馬などいろいろいるが、その前に、JRA6頭以外で昨日の大井競馬に出走したシャープムスタングの結果に触れておく。昨日の大井2R【2歳211.5万円以上】(1400mダート)に必勝を期しての出走。馬体は引き締まり好気配で単勝は1.7倍の1番人気。レースは五分のスタートから馬なりのまま先頭。マイペースの逃げに持ち込んで楽な手応えで4コーナーを廻ると、直線でもうひと伸びしながら逃げ切り態勢に思えた矢先、なんと大きく外に逸走し、騎手を振り落としてしまい競走中止となってしまった。落馬した御神本は「兄シャルフジン同様に気難しいところはあるし、警戒はしながら乗っていたのですが……。ただ、返し馬でもだんだん落ち着きが出てきたし、これなら問題ないと思っていたのですが、直線半ばで手前を替えた瞬間にオーロラビションに驚いて、急に外に逸走して捕まっているのが精いっぱいなところで、さらに外にヨレて振り落とされってしまいました。そうは言ってももう3走目ですし、馬体は良くなっているのに気性面で難しいです」とのこと。管理する藤田調教師は「ミッドウェイファームでも難しいところを出してはいたのですが……。普通、トップスピードに乗ったところでこれだけ逸走できる馬は少なく、運動神経の高さが悪いほうに出てしまいました。大変申し訳ありませんでした。再調教試験が課されますし、この感じだと去勢も検討せざるを得ないかと思います。ひとまず、馬房に戻ってから、状態をよく確認します」とのこと。力はあっても気性難では…。とりあえずラチにぶつからず怪我がなかったのは良かったが、競馬って本当に難しいね。

 JRAでは、まず明日の東京5R【2歳新馬・牝馬】(1600m芝)にキャロットからハリケーンリッジがデビューする。調教などを見るとまだ背中を存分に使い切れず、手先だけで走っているような感だそうで、経験を積みながら上手く成長し、力をつけてくれば楽しみになってくるかなという見解。鞍上は横山武史だし、次につながるレースをしてほしい。同じく明日の福島7R【3歳上1勝クラス】(1200m芝・若手)にホワイトターフが出走する。新谷調教師は「追い切りの内容が良かっただけに、是非とも使いたいと思っていましたからね。前を行く2歳馬2頭を追いかけインに回る形でしたが、楽に追いつきました。動きに余裕があるなかで、加速も良しといったところ。騎乗した団野大成ジョッキーは『今の福島の馬場は合うのでは』という印象を受けたようです。まずはスムーズな進路取りを心掛けて、末脚不発のようなストレスの溜まる消化不良な競馬を避けたいと思います」とのこと。鞍上は若手騎手の中では格上の団野、新馬勝ち以来の2勝目を期待する。
 明後日20日はまず東京6R【2歳新馬】(1400m芝)にキャロットのソレアがドイル騎乗で出走する。個人的には旦那のマーカントの方に乗ってほしかったが、そろそろドイルも嵌るころだろう。調教はドイル騎乗の2頭併せで追走させる内容。和田郎調教師は「前を追いかける格好ながらもリズムを保てていまし。むしろジョッキーの感触としては『並ぶタイミングで馬が少し躊躇していたくらいで、フォローして並んでからの方が走りがスムーズになって良かったです』とのことでしたね。競馬でも気性面はポイントのひとつになりますが、事前に把握してもらえたのは良かったです。体調を含めて競馬へ向かう態勢は整ったと思いますので、あとは可能な限り心身のケアを行っていき、このまま無事に当日を迎えられるようにしたいです」とのこと。こちらの方は掲示板、できれば馬券圏内を期待したい。続いて先週から連闘となるホワイトクロウが同じく東京7R【3歳上1勝クラス】(1600mダート)に急遽出走。「先週のレース時もレース直後も、休みが明けても悪い変化はありませんでしたね。球節の状態もキープできています。あとはどうするかなのですが、大事を取って来年の東京まで待つことももちろん考えたのですが、今後、脚元がどう変わっていくか読めないところが正直なところです。牧場のスタッフさんとも相談して、待った結果使えないということも考えられることから、安定しているのならばもう1回行くことも考えましょうかという話になりまして、今朝までよくチェックしてきたところ大丈夫そうと思えることから、続戦することにしました。ただ、また強い調教を課すとその分負担がかかるので、それならば強い調教をせず向かえる連闘策を採ることになりました。上手に乗ってくれた野中ジョッキーが今週も乗れるということだったので、またいい競馬を見せてもらえたらと思います」(矢野師)とのこと。1頭強そうな馬はいるが、先週の走りができれば勝ち負けも期待できるのでは…。福島8R【3歳上1勝クラス】(1150mダート)にはヴィオマージュが出走する。前走後、石坂厩舎から美浦・矢野英一厩舎への転厩。本来であれば前走で出走優先権を確保したのでこのまま間隔を空けずに使っていくのがセオリーだったが、石坂厩舎はいかんせん2歳馬なども増えてきたため在厩のまま調整していくのが難しい状況に。また冬場の1200mダート戦で芝部分からスタートという条件が中山しか開催されない点などから、このタイミングで関東へ移籍することとなった。その中山の前に「福島を使えたらという今回クラブ側の意向もありましたので、急遽検疫を確保して入厩させる運びとなっています。たしかに優先を持ったままでの転厩ですから、権利内で競馬に向かえるならばそれが一番ベター。戦績を見ても福島ダ1150m戦はこれまで走った経験がなく、どれだけヴィオマージュのスピードが通用するものなのか、私自身も試してみたい気持ちはある」ということでここに挑戦となった。矢野調教師は「角馬場でのウォーミングアップやフラットワークだと若干ノドが気にかかります。そのためこの中間から舌を縛って追い切りも実施しましたが、速めに行って呼吸音など苦しそうな感じはないですし、やはりいいスピードを持っている。トモの甘さ、緩さがウィークポイントとして挙げられますから、自厩舎ではその部分を徹底的に強化していくつもりです。今回は権利行使を優先した形での10日競馬。いささか急仕上げではあるものの、力を十分発揮できる状態に映ります。距離や条件はヴィオマージュに合っていると思うので、頑張ってもらいましょう」とのこと。期待する!最後は福島9R【磐梯山特別】にカルトゥーシュ角田和騎乗で出走する。先週の福島・2,600m芝戦が投票の段階で頭数割れしており、優先出走権を持っている馬も一頭だけと、メンバー的にも手薄。そこで連闘させても問題ないという判断から、団野騎乗で出馬投票したが、締め切り直前に同じ考えの馬が出馬投票してきて頭数が増えてしまったために非当選で除外となってしまった。こればかりは仕方ないので、当初の予定通り、ここに出走となった。松下武士調教師は「16日にCWコースで追い切りを行いました。3頭縦列の真ん中を追走し、直線で併せて行きましたが、遅れはしたものの、こちらは中1週での競馬に加えて、福島競馬場までの輸送が控えていることから、気合いを乗せる程度に控えています。夏場よりも心身ともに良い状態を保っており、一度競馬を使ったことによって、馬の雰囲気は更に良くなっていますよ。前走は勝負どころでカットされる不利があったにしても、こちらは勝たないといけない身だけに、もう少し積極的な競馬をしないといけないですね。久々を使った上積みは大きいですし、この馬の特徴を活かしてスムーズな競馬をすれば良い走りを見せてくれるでしょうから、後は角田大和騎手の手綱捌きに期待したいところです」とのこと。是非初勝利を!

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ごめんなさい!エリ女3連複的中しちゃいました

2022-11-13 20:20:46 | Weblog

 熊本一歩届かず。《J1参入プレーオフ決定戦》はロアッソ熊本は1-1で京都サンガFCと引き分け、上位の京都が勝利するプレーオフ(PO)の規定により、J1初昇格を逃した。試合はボール支配率で上回り、枠内シュートも互角の7本と健闘した。とはいえ、負けは負け。夢は先延ばしとなった。九州のライバル・大分がJリーグ史上初となるJ3を経験してのJ1復帰を果たした18年。くしくも、熊本は08年のJ2昇格後初めてJ3降格の屈辱を味わった。前年の17年は他力ながら21位でギリギリ残留していたが、16年4月の熊本地震の影響もあって弱体化して以降、勢いを取り戻せないままもがき続けてきた。14年度決算では債務超過に陥り、クラブ存続の危機もあった。だが、広島で強化部長や社長を務め、育成面で評価があった織田秀和氏(61)が18年にGM就任して、徐々に息を吹き返していった。20年に就任の大木監督が清水、京都監督、日本代表コーチなどを務めた豊富な経験を基に鍛え上げた。ただ来年なら大丈夫かというと、そう甘くないのがJ2の世界。熊本の22年度決算見込みは収入約7億円、チーム人件費約3億円の緊縮財政の中、リーグ4位と躍進を遂げた。だが、来季も資金不足により、過度な補強や外国人の獲得はしない予定。編成に関しては、これまで通りお金をかけず、向上心やハングリー精神を持つ大学生の獲得や、ユースからの昇格などをベースにする方針だ。J1を狙うには主力の残留が望まれるが、J1からのオファーがすでに届いた選手もおり、他クラブの“草刈り場”になる可能性も高い。熊本頑張れ!
 ゴルフの話。《伊藤園レディス》最終日。首位と2打差で出た山下美夢有が1バーディ・ボギーなしの「71」をマークし、トータル12アンダーで逆転V。今季4勝目を果たして今季のメルセデス・ランキング1位が確定し、自身初の年間女王戴冠となった。21歳103日での年間女王戴冠は、2007年に21歳165日で賞金女王を戴冠した上田桃子を抜き、史上最年少。トータル11アンダー・2位に岸部桃子。トータル10アンダー・3位に上田桃子、トータル9アンダー・4位には昨年覇者の稲見萌寧が入った。《全米女子アマ》覇者の馬場咲希は、トータル2アンダー・30位タイでフィニッシュ。ローアマチュアを獲得した。今年の山下本当に強かった。正直今年の最初は西郷がぶっちぎると思っていたが、山下の安定感が光った。おめでとう!美夢有ちゃん!
 国内男子ツアー《三井住友VISA太平洋マスターズ》最終日。僕が昨日優勝は無理だろうと書いた石川遼が2019年12月の《日本シリーズJTカップ》以来、約2年11カ月ぶりに日本ツアーで優勝した。ツアー通算18勝目。ともに7アンダー2位から「69」をマークして通算8アンダーで並んだ星野陸也とのプレーオフに突入し、2ホール目で競り勝った。 2010年、12年に続く10年ぶりの大会3勝目。尾崎将司、中嶋常幸、リー・ウェストウッド(イングランド)と並ぶ大会最多勝利数となった。通算7アンダー3位に岩田寛と勝俣陵の2人。通算6アンダー5位に河本力が入った。2週連続優勝を狙った堀川未来夢はチャン・キムと並んで、通算5アンダー6位。優勝するだろうと思っていた単独首位で出た蝉川泰果は1バーディ、5ボギー1ダブルボギー「76」と崩れ、通算4アンダー8位とした。賞金ランキングトップの比嘉一貴は通算イーブンパー19位、前年大会覇者の谷原秀人は通算2オーバー28位だった。中島啓太は通算3オーバー35位で4日間を終えた。まさか優勝できるとは…でももっと強い石川遼になって、若手の壁になってほしい。っていうか、松山英樹と同学年、もっと頑張れ!

 今日は府中で競馬観戦。今日の競馬を振り返る。阪神11Rで行われた【第47回エリザベス女王杯】は、C・デムーロの4番人気ジェラルディーナ(4歳・斉藤崇史厩舎)が後方でレースを進めると、直線で外から一気に伸びて各馬を差し切り快勝。秋の牝馬頂上決戦を制し、初のGⅠタイトルを獲得。父母合わせてGⅠ13勝の超良血馬が、牡馬混合の【産経賞オールカマー】に続く連勝で完全に開花した。タイムは2分13秒0。同着となった1馬身3/4差の2着にはD・レーンのウインマリリン(5番人気)、M・デムーロの3歳馬ライラック(12番人気)が入った。なお、1馬人気の3冠牝馬デアリングタクトは6着、秋華賞馬スタニングローズは14着に敗れた。
 勝ったジェラルディーナはさすがクリスチャンだなという騎乗。難しい18番枠を苦にせず、向こう正面で流れに乗れていた。でいつでも動ける位置にいて、完ぺきな瞬発力を見せた。馬場も合ったかもしれないが、本当に強い競馬だった。2着同着ウインマリリンもさすがD.レーンという騎乗。いいスタートを切って、自然な流れでいいポジションが取れていた。完ぺきな競馬だったが、今日は一頭強いのがいただけ。2着同着ライラックは今日の馬場があったとはいえ、凄い脚を見せた。惜しかったのは4着アカイイト。馬場も合うのだろうが凄い脚で追い上げた。去年のようにまくってたら、馬券になっていたかも・・・。5着ナミュールは正面と、1コーナーから2コーナー、3コーナーから4コーナーと、3回ぶつけられる不利があった。それでも5着に来るのだから力はある。
6着デアリングタクトはスタートが良く、しっかりポジションを取ることができていたが・・・。最後は鞍上の差か。
 ジェラルディーナは、父モーリス、母ジェンティルドンナ(母父ディープインパクト)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)サンデーレーシング。通算成績は16戦6勝。重賞は今年の【産経賞オールカマー】に次いで2勝目。【エリザベス女王杯】は斉藤崇史調教師、C・デムーロともに初勝利となった。実は昨日の本線馬券は大外れだったのだが、今日みたいな馬場は外国人騎手が強いと思い外国人騎手の馬券を購入して、3連複的中した!
 福島11Rで行われた【第58回福島記念】は、トップハンデタイ57㌔を背負った国分優作の10番人気ユニコーンライオン(牡6歳・矢作芳人厩舎)が逃げ切ってV。昨年の【鳴尾記念】以来となる重賞2勝目をマークしたタイムは2分0秒2。1馬身3/4差の2着は好位からじわじわ伸びた僕本命のサトノセシル(3番人気)で、欧州生まれの外国産馬によるワンツー。さらに3/4馬身差の3着には1番人気のアラタが入った。
 勝ったユニコーンライオンは作戦が嵌ったとはいえ、強い勝利だった。ブリンカー着用も良かったのだろう。2着サトノセシルも良く走っているが、今日は勝ち馬が強かった。3着アラタは最後もう少し伸びるかと思ったが、最後はジリ脚になってしまった。
 ユニコーンライオンは、父No Nay Never、母Muravka(母父High Chaparral)という血統のアイルランド産馬で、馬主はライオンレースホース(株)。通算成績は23戦6勝。重賞は2021年【鳴尾記念】に次いで2勝目。【福島記念】は矢作芳人調教師が21年パンサラッサに次いで2勝目で、国分優作は初勝利となった。

 今日の一口馬。ホワイトクロウが今日の東京7R【3歳上1勝クラス】に出走。レースは行き脚が上手くつかず後方から。促しながら進めて直線勝負へ挑むと、最後までいい脚を使って伸びてきて3着と馬券になった。府中の芝スタートは正直合わないと思っていたが、「終いまでよく頑張っていた。脚元さえ持ってくれればこれくらい走れるし、今後も期待できる馬。ただいつも脚元に爆弾を抱えているのでじっくり体調を観て次に向かってほしい!

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エリザベス女王杯は穴狙い!

2022-11-12 17:49:16 | Weblog

 まずは女子国内ゴルフ。《伊藤園レディス》2日目。今季2勝目を狙う上田桃子が1イーグル・7バーディ・1ボギーの「64」をマーク。トータル13アンダー・単独首位に浮上して最終日にコマを進めた。トータル11アンダー・2位にメルセデス・ランキング1位の山下美夢有。トータル10アンダー・3位に岸部桃子、トータル8アンダー・4位にはルーキーの川崎春花が続いた。メルセデス・ランキング2位の西郷真央はトータル7アンダー・5位タイ。昨年覇者の稲見萌寧はトータル6アンダー・10位タイで決勝ラウンドに進出した。《全米女子アマ》覇者の馬場咲希はトータル5アンダー・17位タイ。2戦連続優勝がかかっていた金田久美子はトータル8オーバー・94位で予選落ちを喫した。今大会で山下が優勝し、ランキング2位の西郷が単独4位以下になれば、山下の年間女王戴冠が決定する。山下が優勝して女王を決めそう。今年少し体力がついて頑張っている岸部にはぜひ頑張ってほしい。
 男子国内ゴルフ《三井住友VISA太平洋マスターズ》3日目。プロ転向2戦目の蝉川泰果が6バーディ・2ボギーの「66」をマーク。トータル10アンダー・単独首位に浮上し、プロ初優勝に王手をかけた。蝉川は今季《日本オープン》など2試合でアマチュア優勝を挙げている。プロ転向2戦目での優勝となれば、1999年の日本ゴルフツアー機構発足以降では、2013年の松山英樹と並ぶ日本人最速記録。同一年でアマV、プロ初優勝は史上初となる。トータル7アンダー・2位タイに大会通算2勝の石川遼、星野陸也。トータル6アンダー・4位タイには岩田寛、中西直人、勝俣陵、勝亦悠斗が続いた。ルーキー・河本力は「63」と大爆発し、トータル5アンダー・8位にまで順位を上げた。2週連続優勝を狙う堀川未来夢はトータル1アンダー・21位タイ。昨年覇者の谷原秀人も同順位で3日目を終えた。実力は蝉川が一枚上。対抗できるのは星野、河本あたりか。石川はちょっと難しいだろう
 今日の競馬を振り返る。東京11Rで行われた【第27回武蔵野S】は、三浦皇成の2番人気ギルテッドミラー(牝5歳・松永幹夫厩舎)がゴール寸前で差し切ってV。重賞初勝利を飾るとともに、【チャンピオンズカップ】の優先出走権を獲得した。タイムは1分35秒6。ハナ差の2着は圧倒的人気を集めたレモンポップ。さらに半馬身差の3着に逃げたバスラットレオン(7番人気)が入った。レースはバスラットレオンが好スタートからハナを奪い、マイペースの逃げ。アドマイヤルプスが2番手に続き、人気のレモンポップは3番手を追走。直線に向いてからもバスラットレオンは軽快に逃げたが、一歩ずつ差を詰めるレモンポップが捕らえたところに、大外から鋭く追い込んだギルデッドミラーが並びかけてゴール。最後はわずかにハナ差、ギルデッドミラーが差し切った。

勝ったギルデッドミラーは、父オルフェーヴル、母タイタンクイーン(母父Tiznow)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)シルクレーシング。通算成績は21戦4勝。重賞初勝利。【武蔵野S】は松永幹夫調教師が初勝利で、三浦皇成は2017年インカンテーションに次いで2勝目となった。
 阪神11Rで行われた【第57回デイリー杯2歳S】は、大野拓弥の3番人気オールパルフェ(牡・和田雄二厩舎)が外枠スタートからハナを奪って主導権を握ると、直線で後続を振り切って逃げ切り勝ち。未勝利戦からの連勝で、新種牡馬の父リアルスティールにJRA重賞初勝利をプレゼントした。タイムは1分33秒2。半馬身差の2着には直線で外から上がり最速となる33秒1の末脚で猛烈に追い込んだダノンタッチダウン(1番人気)、さらに1馬身遅れた3着に2番手でレースを進めたショーモン(4番人気)が入った。

 勝ったオールパルフェは、父リアルスティール、母クイーングラス(母父ルーラーシップ)という血統。北海道新ひだか町・カタオカフアームの生産馬で、馬主は遠藤良一氏。通算成績は3戦2勝。重賞は初制覇。和田雄二調教師はうれしいJRA重賞初勝利、大野拓弥は【デイリー杯2歳S】初勝利となった。

 

 阪神8R【第24回京都ジャンプS】は、黒岩悠の1番人気ホッコーメヴィウス(セン6・清水久詞厩舎)が先手を奪うと終始安定した飛越を見せ、直線では後続に7馬身差をつけて逃げ切った。タイムは3分26秒2。2着には10番人気のマサハヤドリーム、さらに3馬身半差遅れた3着に7番人気のスマートアペックスが続いた。なお、ジェミニキングとアルーフクライの2頭が落馬、競走中止となり、完走は11頭だった。

ホッコーメヴィウスは、父ダイワメジャー、母ホッコーメモリー(母父ダンシングブレーヴ)という血統。北海道浦河町・高昭牧場の生産馬。馬主は北幸商事(株)。戦績は38戦6勝(障害19戦5勝)。重賞は22年【新潟ジャンプS】、【阪神ジャンプS】に次いで3勝目。【阪神ジャンプS】は清水久詞調教師、黒岩悠ともに初勝利となった。

 明日の予想。まずは阪神メイン【エリザベス女王杯】。当初はスノーフェアリーの再来として5番マジカルラグーンを本命にしようと思ったのだが、スノーフェアリーより力は落ちそうで、方向展開。鞍上強化で馬が変わることを期待して8番アンドヴァラナウト本命。鞍上がムーアに替わり眠っていた才能が開花するのではないかと思っている。前走でようやく本格化の兆しもあり、ここは絶好の狙い目。相手は4,5,7,10,11,13,17,18番。福島メイン【福島記念】は7番サトノセシル。牡馬相手となるが、53㌔のハンデなら勝負になるはず。前走は強敵相手に小差の4着、ルメールもレース後「重賞は勝てる馬」と談話を残していた。古川にとっては絶好のチャンス。相手は1,4,6,8,9,12,14,16番。東京メイン【オーロC】は9番ラルナブリラーレ。7ハロン&控える競馬でここ2戦良い走りを見せている。東京は得意の馬場だし、枠も外過ぎず良いだろう。相手は1,2,4,6,7,11,16,18番。

 

 今日の一口馬。パルメリータが福島5R【2歳新馬】に出走。レースは、スタート後は中団から進め、1コーナーで好位へ。他馬が動いたことでポジションを下げ、勝負どころで前を射程圏に入れるも、直線で追い出してから上位には迫れず1番人気4着に終わった。正直角田和の騎乗にがっかり。西園調教師も「最初は前につけて進めていたのに、途中で他馬が動いたところでジッとして位置取りを下げてしまい、勝負どころでは外を回すというチグハグでロスの多いレースでした。直線でも新馬なので競馬を教えるという意味で最後までしっかり追ってほしかったんですけどね…。折り合いに問題なさそうだったのは収穫ですから、また次で巻き返したいです。今日は申し訳ありませんでした」とのこと。まぁそれでも4着、乗り方ひとつで十分前進が期待できると思えるので、次走でまた改めて期待したい。それから明日東京7R【3歳上1勝クラス】に出走するホワイトクロウだが、荻野極が負傷のため、野中悠に乗り替わる。まぁ気楽に乗ってほしい。府中で応援する!

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

これじゃダメだろう新球場

2022-11-11 20:30:46 | Weblog

 2023年3月に開業を控える、日本ハムファイターズの新球場「エスコンフィールド北海道」。一部に規定を満たしていない部分があることがわかった。北海道・北広島市に建設中のファイターズの新球場には日本初がちりばめられている。 開閉式屋根の下に広がるのは、青々とした天然芝のグラウンド。レフトスタンドにあるのは、温泉やサウナホテルを併設した「タワー・イレブン」。 さらに、ビールの醸造所なども併設されるなど、新たなボールパークの魅力たっぷりとなっている。ところが臨場感を味わえるようとした客席とグラウンドの距離が近くなっていて、ルールを満たしていないことが発覚した。場所はバックネット裏で打席までの距離が15mしかない。しかし公認野球規則では、本塁からバックネットのフェンスまでは、およそ18m以上必要となっている。つまり新球場は3メートルほど狭くなっているのだ。ではなぜこういうこう問題が起きたかというと、公認野球規則は大リーグの公式規則『オフィシャル・ベースボール・ルールズ』を翻訳したものだが、原文では「Recommend」と書かれており、本来の意味は「推奨される」だ。しかし日本の公認野球規則はこの箇所を「必要とする」と訳されている。それを米国の設計事務所が確認もせず施工してしまったようだ。ただ日本の共同施工の大林組や日本ハムが確認するチャンスあったはずで、いろいろなところが確認しないで今日にいたっているのが現状のようだ。今後どうなるか、注視していきたいと思っているが、もし今回のことを許したらどうなるだろうか。僕がほかの球場の責任者だったら、3mネットを前に出して、ネット裏にスペシャルシートをつくり高い金額で売りに出すだろう。一番安全で一番見やすい場所として…。その後、球界でどこまで近づいていいのかという議論にもなるだろう。現在日本ハムファイターズは、日本野球機構と対応を協議しているとしているが、果たして・・・。来年の開幕戦はひょっとしたら札幌ドーム⁉

 競馬の話。今年の【JC(ジャパンカップ)】への出走に前向きだったが【凱旋門賞】馬アルピニスタ(牝5・英・M・プレスコット厩舎)が、軽いケガを負い、そのまま引退することが分かった。その【JC】に外国馬6頭が招待を受諾したとJRAが発表した。6頭が出走するのは2010年に8頭が出走して以来。出走を受諾したのは、仏国から昨年5着のグランドグローリー(牝6歳、G・ビエトリーニ厩舎、父オリンピックグローリー)が2年連続で参戦。今年の【パリ大賞】を制したオネスト(牡3歳、F・シャペ厩舎、父フランケル)と【ニエル賞】でドウデュースを破ったシムカミル(牡3歳、S・ワッテル厩舎、父タマユズ)の3頭。愛国からは昨年11着のブルーム(牡6歳、A・オブライエン厩舎、父オーストラリア)が2年連続で。今週の【エリザベス女王杯】に出走するマジカルラグーン(牝3歳、J・ハリントン厩舎、父ガリレオ)は【エリザベス女王杯】から転戦を予定している。また独国からテュネス(牡3歳、P・シールゲン厩舎、父ギュイリアニ)が出走する。正直、勝負になるのはオネストぐらいか。でも個人的には多くの外国馬が出走するのは嬉しい。

 明日の予想。東京メイン【武蔵野S】は4番アドマイヤルプス。前走は大外枠と特殊な馬場が敗因。乾いた馬場なら違うはず。前走で人気が落ちれば面白い。相手は2,3,7,9,10,11,12,13番。阪神メイン【デイリー杯2歳S】は6番シルヴァーデューク。この手のレースは鮮やかな新馬勝ちの馬に人気が集まる。実績は一番のこの馬が配当的に面白い。前走は大逃げ馬がいて展開が難しかった。相手は1,2,3,7,8,10番。福島メイン【奥羽S】は人気でも4番コパノニコルソン。前走で連勝は止まったが、昇級戦で0.2差なら良く走っている。実力はこのクラスでは上位だろう。相手は6,7,8,9,11,12,13,14番。

 今週の一口馬。今週は2頭予定している。まずは明日の福島5R【2歳新馬】(2000m芝)にキャロットのパルメリータ(西園厩舎)が角田和騎乗で出走する。調教の動きは上々らしく、折り合いさえつけばいい競馬になるとのこと。僕と相性のいい西園厩舎、期待している。

 もう一頭は久々にホワイトクロウ。明後日東京7R【3歳1勝クラス】(1600mダート)に出走する。馬の状態の把握がいまだに難しい馬で、半信半疑での出走となる。この馬の良さを活かすには若くてしっかり乗れる人が好ましいとのことで、荻野極騎乗となる。勝てる力は十分あるが、あてにならないタイプ。ただ当日、府中に行く予定なので、しっかりと応援するつもりだ。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アストロズ、駒大…強いのがいっぱい

2022-11-06 17:46:05 | Weblog

 まずは《ワールドシリーズ》。今日の第6戦でアストロズが4-1でフィリーズに勝利し、17年以来5年ぶり2度目のワールドチャンピオンに輝いた。MVPは、新人遊撃手のペーニャがリーグ優勝シリーズに続いて獲得した。6試合で25打数10安打3打点、2試合で勝利打点を挙げてチームをけん引した。ペーニャは1997年のマーリンズのフェルナンデス投手以来、史上3人目のルーキーでのMVP受賞となった。現役最年長73歳のダスティ・ベーカー監督にとって、それまで通算2093勝は、WS優勝がない指揮官としてはメジャー最多記録だった。5球団を率いてPS進出12度、地区優勝9度、リーグ優勝8度を誇りながら、頂点にだけは縁が無かった。特にPSの第6戦は、同監督にとって鬼門だった。2002年のWSは新庄剛志やバリー・ボンズを擁して3勝2敗と王手をかけ、7回まで5―0とリードしながら5―6で逆転負け。カブスを率いた03年リーグ優勝決定シリーズでは、やはり王手をかけて7回まで3点リードも、男性ファンがファウルボールの捕球を邪魔する通称“バートマンの悲劇”もあり、3―8で逆転負け。現在のアストロズを指揮した昨年も、WS第6戦で0―7と完敗し、敗退していた。ベーカー監督おめでとう!
 
《第54回全日本大学駅伝》駒沢大(駒大)が3連覇を達成。記録は5時間6分47秒で、駒大が2年前の第52回大会でマークした5時間11分8秒の大会記録を大幅に更新した。  全国8地区の代表25校と日本学連選抜、東海学連選抜の計27チームで争われた日本一決定戦を圧倒的な強さで制し、最多15度目の優勝(2位は日体大の11度)。《出雲》、《全日本》に続く来年1月の《箱根駅伝》で、史上5校目となる「3冠」に大きく前進した。3分21秒差の2位に国学院大、3位に青学大、4位に順大が続いた。5位に創価大、6位に早大、7位に中大、8位に東洋大。上位8チームが来年のシード権を獲得した。大会MVPには駒大の田沢廉(4年・青森山田)が3年連続で選ばれた。駒大はこの日《出雲》最終6区で区間賞の鈴木芽吹(3年)が欠場しており、それでいて大会記録の快勝。鈴木の加入を考えると《箱根》ではさらなる上積みも予想される。尚、3冠を成し遂げたのは過去に4校のみ(大東大・1990年度、順大・2000年度、早大・2010年度、青学大・2016年度)。駒大は過去2回、《出雲》と《全日本》を制して「王手」をかけたが、《箱根》で敗れている。

 ゴルフの話。米国女子ツアー唯一の日本大会《TOTOジャパンクラシック》最終日。トップと1打差で出た29歳ジェマ・ドライバーグ(スコットランド)が7バーディ・ボギーなしの「65」をマーク。トータル20アンダーで逆転し、米ツアー初優勝を果たした。トータル16アンダー・2位に永井花奈。トータル15アンダー・3位にリングラント(スウェーデン)、トータル13アンダー・4位に西村優菜が入った。前回大会覇者の古江彩佳は3つ伸ばし、トータル12アンダー・5位タイ。単独トップで出た上田桃子も同順位でフィニッシュした。渋野日向子は4バーディ・5ボギーの「73」。トータル1オーバー・64位タイで4日間を終えた。ドライバーグは隙のない強さだった。こんな選手が今まで未勝利でいるんだから米ツアーは凄い。上田は以前のような集中力が無くなっている。昔は、狙った獲物は確実に仕留めていたのだが…残念。
  国内男子ツアー《マイナビABCチャンピオンシップ》最終日。1打差2位から出た堀川未来夢が6バーディ、1ボギーの「67」で回り、通算17アンダーとして、8月《日本プロ》に続く今季2勝目を挙げた。ツアー通算4勝目。2打差5位から出た河本力は「68」で、出水田大二郎、岩田寛と並んで通算15アンダー2位だった。池村寛世が通算14アンダー5位。首位で出た稲森佑貴は「72」で伸ばせず、通算13アンダー6位に終わった。賞金ランキングトップを走る比嘉一貴は、通算8アンダーで小平智らと並んで24位。ツアー史上初のアマチュア2勝を挙げてプロ転向した蝉川泰果は5バーディ、2ボギーの「69」と3つ伸ばして35位から通算7アンダー28位に順位を上げてプロデビュー戦を終えた。Mr.フェアウェイの稲森を応援していたが、堀川もどちらかというと飛距離の出ない方。堀川が勝つときってコースマネージメントが嵌った時。今回もその点は見事だった。
  競馬の話題。昨日書けなかったが、JRAの柴田善臣が昨日、福島競馬場の第1レースでビルカールに騎乗して1着となり、JRA最年長勝利記録を56歳3カ月7日に塗り替えた。通算2943勝の岡部幸雄が2005年1月に記録した56歳2カ月24日を更新した。天晴れ!

 

 今日の重賞を振り返る。東京11Rで行われた【第60回アルゼンチン共和国杯】は、田辺裕信の6番人気ブレークアップ(牡4歳・黒岩陽一厩舎)が道中は3番手を追走すると、直線で一気に抜け出し先頭でゴール。【ジャパンC】や【有馬記念】につながる伝統の長距離ハンデ戦で、重賞初制覇を果たした。タイムは2分31秒1。1馬身1/4差の2着には内めを突いて伸びた武豊のハーツイストワール(5番人気)、さらにクビ差遅れた3着に僕本命のヒートオンビート(3番人気)が入った。なお、1番人気のテーオーロイヤルは6着に敗れた。
 勝ったブレークアップは成長しているとはいえ、ここで勝ち負けまでは荷が重いと思っていたが…。まぁ直線でのアクシデントをリズム良く追い出せたのも良かった。2着ハーツイストワールは直線で1度外に出そうとする中で不利を受けた。それでも立て直し、しぶとく脚を伸ばしたのは立派。この馬はやはり左回りは走る。3着ヒートオンビートは57㌔ながら良く頑張っている。力はこのメンバーでは明らかに上位である。

 ブレークアップは、父ノヴェリスト、母リトルジュン(母父クロフネ)という血統。北海道浦河町・谷川牧場の生産馬で、馬主は阿部東亜子氏。通算成績は17戦5勝。重賞は初制覇。【アルゼンチン共和国杯】は黒岩陽一調教師、田辺裕信ともに初勝利。
 阪神11Rで行われた【第12回みやこS】は、幸英明の11番人気サンライズホープ(牡5歳・羽月友彦厩舎)が直線で鋭く伸びてV。昨年の【シリウスS】に続く2度目の重賞勝ちを飾り、【チャンピオンズカップ】の優先出走権を獲得した。タイムは1分51秒6。アタマ差の2着は馬群の中から伸びたハギノアレグリアス(2番人気)。さらにクビ差の3着に最後方から追い込んだ1番人気のオメガパフュームが入った。
 勝ったサンライズホープだが、正直ノーマークだった。これまで前に行ってもう一つのレースが続いていたが、今日はたまたま行き脚がつかなかったのが、結果的にいい方に出た。勝つときとはこんなものなのか。ただ重賞を勝つのだから力はある。今後この競馬ができれば軽視できない。2着ハギノアレグリアスは負けて強しの競馬。直線で間を割るのを躊躇していて、結果的に仕掛け遅れてしまった。福永の珍しいミス。3着オメガパフュームは展開的にこれが精一杯だろう。まぁ最後の脚をみるとやはり強い。この競馬ができれば中央でも勝てるのでは…。

サンライズホープは、父マジェスティックウォリアー、母オーパスクイーン(母父スペシャルウィーク)という血統。北海道日高町・ヤナガワ牧場の生産馬で、馬主は松岡隆雄氏。通算成績は20戦7勝。重賞は2021年【シリウスS】に次いで2勝目。【みやこS】は羽月友彦調教師は14年のインカンテーション、幸英明は19年のヴェンジェンス以来ともに2勝目となった。

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする