人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

シーザリオ安らかに・・・

2021-02-28 18:00:00 | Weblog

  とんでもない記録が達成された。今日行われた《びわ湖毎日マラソン》鈴木健吾(25・富士通)が、日本人初の2時間4分台となる2時間4分56秒の日本新記録で初優勝した。日本記録は大迫傑(ナイキ)が昨年3月の東京で出した2時間5分29秒。鈴木は02年の武井隆次以来、日本人19年ぶりの優勝を果たし、ウィルソン・キプサング(ケニア)が持つ2時間6分13秒の大会記録も大幅に塗り替えた。琵琶湖畔で行われる最後のレースでの快挙。70数年の歴史に大きな花を添えた。ただ鈴木には残念なことも・・・。これまでは日本記録樹立なら、日本実業団連盟から1億円の報奨金が贈呈されていたが、近年マラソンで好記録が続出。設楽悠太、そして大迫傑の2度の日本記録更新で、資金が底をつき、《東京五輪》の選考がなくなったことで制度は終了している。所属の富士通の社長、何とかなりませんか。瀬古リーダーは「本当なら1億円あげたい。専務、なんとかなりませんか。俺も持ってないから…。このマラソンに出場していたプロランナーの川内優輝(あいおいニッセイ同和損保)も、2時間7分27秒(10位)の好記録。8年ぶりに自己ベストを更新した。13年3月の《ソウル国際マラソン》でマークした2時間8分14秒を上回った。鈴木大天晴れ! 川内天晴れ!

 競馬の話。角居調教師の勇退を知っているかのようにこの世に別れを告げたのが名牝シーザリオ(19歳)。2005年日米の【オークス】を制し、同年のJRA賞最優秀3歳牝馬および最優秀父内国産馬を受賞し、現役引退後はノーザンファームにおいて繁殖牝馬として供用されていた。27日に子宮周囲の動脈断裂による出血性ショックのため死んだことをJRAが28日発表した。 04年12月にデビューした同馬は通算6戦5勝の成績で、【アメリカンオークス】後に種子骨靭帯炎を発症したため引退。その後は繁殖牝馬として、エピファネイア、リオンディーズ、サートゥルナーリアなど3頭のGI馬を輩出した。安らかに眠ってほしい!合掌。
 今日で騎手を引退し、調教師に転身する蛯名正義(51・フリー)が、中山5R【3歳未勝利】の4番人気シルバースピリット(牡3歳・藤沢和雄厩舎)に騎乗し勝利。直線で鞍上のムチに応え一気の伸び脚で鮮やかな差し切り勝ちを収めた。さらに、10R【ブラッドストーンS】の9番人気スマートアルタイル(牡6歳・小崎憲厩舎)でも大外から追い込みを決めて本日2勝目、JRA通算2541勝目を挙げた。お疲れ様!

重賞を振り返る。中山11Rで行われた【第95回中山記念】は、松山弘平騎乗の1番人気ヒシイグアス(牡5歳・堀宣行厩舎)が勝利。バビットとウインイクシードの2頭が軽快に飛ばす中、大きく離れた4,5番手を追走。勝負どころで進出を開始すると、直線で急坂を豪快に駆け上がりケイデンスコールとの競り合いを制してゴール。成長著しいハーツクライ産駒の5歳馬が一気の4連勝&重賞連勝。【大阪杯】の優先出走権を獲得し、GⅠ制覇が視界に入ってきた。タイムは11分44秒9。クビ差の2着にはケイデンスコール(5番人気)、さらに半馬身遅れた3着にウインイクシード(7番人気)が入った。
 勝ったヒシイグアスは松山の好騎乗が光った。良いポジション取りで、仕掛けもピッタリ。馬も強くなっているし、人馬一体とはこんなレースを言うのだろう。ただこの馬まだ強くなりそう。2着ケイデンスコールも完全復活。これまで右回りは走らなかったが、勝ち負けできたのは馬が充実している証拠だろう。3着ウインイクシードは相当強い競馬。7歳でここまで頑張るとは・・・拍手!
 ヒシイグアスは、父ハーツクライ、母ラリズ(母父Bernstein)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は阿部雅英氏。通算成績は11戦6勝。重賞は今年の【中山金杯】に次いで2勝目。【中山記念】は、管理する堀宣行調教師は16年ドゥラメンテ、17年ネオリアリズムに次いで3勝目、騎乗した松山弘平は初勝利となった。

阪神11Rで行われた【第65回阪急杯】は、北村友一騎乗の1番人気レシステンシア(牝4歳・松下武士厩舎)が、スタート後程なくして先頭に立つと、直線でも脚いろ衰えず後続を寄せつけない走りで押し切りV。19年の2歳女王が、その【阪神JF】以来約1年3カ月ぶりとなる勝利で重賞3勝目を挙げ、【高松宮記念】の優先出走権を獲得した。勝ちタイムの1分19秒2はコースレコード。2馬身差の2着に10番人気のミッキーブリランテ、さらに半馬身遅れた3着には4番人気のジャンダルムが入った。
 勝ったレシステンシアだがとにかく強かった。文句なし、このような競馬ができるのならGⅠでも好勝負だろう。ただ1200mは少し短いような気もする。2着ミッキーブリランテには驚いた。前走勝利も「まだまだ」だと思っていたが、このスピード決着で走れるのは立派。完全復活か・・・。3着ジャンダルムはよく頑張っている。最後は勝ち馬が強すぎただけ。4着インディチャンプは最後止まってしまった。やはりこの馬は本番向きなんだろう。5着ダノンファンタジーはスタートのミスがすべて。
 レシステンシアは、父ダイワメジャー、母マラコスタムブラダ(母父Lizard Island)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)キャロットファーム。通算成績は8戦4勝。重賞は2019年の【ファンタジーS】、【阪神JF】に次いで3勝目。管理する松下武士調教師、騎乗した北村友一ともに【阪急杯】は初勝利となった。

今日の一口。ようやく2021年初勝利となった。中山6R【3歳1勝クラス】(1600m芝)にジュリオが出走。好位2番手から直線の坂を上がってからも余裕十分の伸びを見せて未勝利戦から連勝を飾った。タイムは1分33秒4。7頭立てといっても勝ちは勝ち。これでオープンになったので、次は【NZT】あたりか・・・。ただ鞍上のルメールによると「道中で一生懸命に走りすぎるところがありますね。それでも最後は長くいい脚を使ってくれました。いい馬ですが、まだ子供ですね。リラックスして走れるようになればもっと上を目指せます」とのこと。重賞は気性次第ということか・・・。
 阪神3R【3歳未勝利】(1800mダート)にアレッサンドロが出走。少しずつ競馬がうまくなっていいスタートをきって、いい位置でレースを運べたが、勝負所からペースを上げられず7着。最後までバテてはいないが、切れる脚もない。まだ体もパンとしていないので、更に上の着順に行くにはパワーアップが必要だろう。それでも調教でも走らないのに大敗しないのはまだ期待できるではないかとこの馬の力を信じている

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松山、稲森、小平、畑岡、そしてソレンスタムがんばれ!

2021-02-27 18:15:30 | Weblog

 久々にゴルフが面白そう。男子ゴルフの世界選手権シリーズ《ワークデー選手権》第2ラウンド。35位で出た松山英樹は1イーグル、7バーディー、3ボギーで66と伸ばし通算6アンダー、138で首位と5打差の12位に浮上した。68で回った稲森佑貴は3アンダーで20位。前日2発の池ポチャでスコアを落とした松山だったが、この日はかみ合ったゴルフを展開した。特に前半は31の猛チャージ。このゴルフがあと2日できれば勝利も・・・。ただトップに立っているのはケプカ。ぜひ大きな壁を乗り越えて今年初優勝を目指してほしい。稲森にもベスト10を目指してほしいが、現在の順位(20位)をキープできれば御の字だろう。

 この世界選手権の裏番組として行われているのが米男子ゴルフの《プエルトリコ・オープン》。第2ラウンドが行われ、小平智は4バーディー、3ボギーの71で回り、通算3アンダー、141で38位と踏ん張っている。強豪がいないこのような大会でぜひ上位に入って賞金を稼いでほしいが、今年の小平はなぜか爆発力を感じない。僕の悲観的なイメージをぜひ覆して優勝争いまで持ってきてほしい。
 米女子ゴルフ《ゲインブリッジLPGA》には畑岡奈紗(22・アビームコンサルティング)が出場している。畑岡は第2ラウンド17位から3バーディー、3ボギーの72と伸ばせず通算2アンダー、142で首位と8打差の27位に後退した。勝手の女王・リディア・コ(23・ニュージーランド)が69で回り、通算10アンダーでトップを維持した。そして13シーズンぶりに米ツアー大会出場のアニカ・ソレンスタム(50・スウェーデン)は2オーバーの67位で予選通過。さすがなところを見せている。野村敏京(28・フリー)は8オーバーで予選落ちした。畑岡の上位進出にも期待だが、ソレンスタムのゴルフにも注目したい。

 明日の予想。まずは中山メイン【中山記念】。格が高いGⅡなのに今年のメンバーは弱すぎる。これなら重賞2勝に7番ハビットで十分勝負になる。前2走は距離が合わなかっただけ。中山は走るし、サトノフラッグを破った【セントライト記念】だけ走れば・・・。相手は1,4,6,8,11,13番。阪神メイン【阪急杯】は2番ダノンファンタジー。前走の【阪神C】の強さは凄かった。僕は【阪急C】の勝ち馬は相当強いと毎年思っているので今年も買い。そして僕はダノンの馬は前哨戦に強く本番で負けると勝手に思っているので、ここが勝負。相手は5,8,10,13,14,17番。小倉メイン【下関S】は12番タマモティータイム。前走4着は強い4着。上位3頭は後ろから足を延ばした馬だった。小倉は得意だし、ハンデも54㌔止まりなら・・・。相手は1,8,10,14,17,18番。

 今日の一口。小倉12R【早鞆特別】にアースライザーが出走し結果9着。差すでもおなく、前に行くでもなく中途半端な競馬。最近差す競馬をしていてスタートが良かったことが仇に。この馬初乗りはしんどいので、鞍上を決めてほしい。今週は残り2頭。ジュリオとアレッサンドロに期待する!

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センバツ&Jリーグ

2021-02-26 20:47:12 | Weblog

 3月19日に開幕する《センバツ高校野球大会》の組み合わせが決まった。1回戦16試合の組み合わせは以下の通り。
【第1日】 ▽第1試合:神戸国際大付-北海 ▽第2試合:明徳義塾-仙台育英 ▽第3試合:健大高崎-下関国際
【第2日】 ▽第1試合:宮崎商-天理▽第2試合:三島南-鳥取城北 ▽第3試合:東海大相模-東海大甲府
【第3日】 ▽第1試合:具志川商-八戸西 ▽第2試合:福岡大大濠-大崎 ▽第3試合:明豊-東播磨
【第4日】 ▽第1試合:市和歌山-県岐阜商 ▽第2試合:智弁学園-大阪桐蔭▽第3試合:広島新庄-上田西
【第5日】 ▽第1試合:東海大菅生-聖カタリナ学園 ▽第2試合:柴田-京都国際▽第3試合:常総学院ー敦賀気比
【第6日】 ▽第1試合:中京大中京-専大松戸 ※第2試合から2回戦
オンライン抽選会となった関係で2校が出場する3県以外はフリー抽選になった。僕が好カードと思うものを数試合ピックアップしてみた。
まずは第1日目第2試合目の明徳義塾VS仙台育英。東北王者と四国王者の対決。共に名門校だけに、一つの流れが試合を決めそう。第2日目第3試合目の東海大相模VS東海大甲府。秋の大会では甲府が勝利。力は相模が上と思うのだが、高校野球はやってみないと…。第3日目第2試合目の福岡大大濠VS大崎。昨秋の九州大会決勝の再現。ただ昨秋の対決は両校ともエースが登板していない。大崎の“離島旋風”も期待したい!第4日目第1試合目の市和歌山VS県岐阜商。市和歌山の小園健太投手は大会屈指の好投手。名将・鍛治舎監督がどう攻略するか…。松川虎生捕手と高木翔斗捕手の高校球界を代表する捕手同士の激突も見もの。同じ第2試合目の智辯学園vs大阪桐蔭。昨秋の近畿大会決勝の再現で初戦屈指の好カード。昨秋は智辯学園が7対3で圧倒した。打線のレベルはこの2校が突出しており、投手陣も層が厚く、どんな名勝負が繰り広げられるのか。第5日目第3試合目の常総学院-敦賀気比。関東大会準Vの常総学院が北信越王者・敦賀気比と激突。共に優勝経験がある名門校だけに面白いになりそう。常総の監督は日本ハムはなどで投手として活躍した島田直也監督。秋は投手力を武器に準優勝に導いた。第6日目第1試合の中京大中京-専大松戸も面白そう。中京のエースはプロ注目の最速151㌔右腕・畔柳亨丞(くろやなぎ・きょうすけ、2年)投手。専大松戸を率いる持丸修一監督は出場32校の監督で最高齢となる72歳。2015年夏以来、9度目の甲子園での指揮となる。茨城の竜ケ崎一、藤代、常総学院に続き、監督として通算4校での甲子園出場は、佐賀商、千葉商などを率いた蒲原弘幸さんと並ぶ名将。果たして畔柳亨丞投手を打ち崩せるか…。

トーナメントでベスト8を予想してみると、Aブロックは仙台育英、Bブロックは天理、Cブロックは東海大相模、Dブロックは福岡大大濠、Eブロックは県岐阜商、Gブロックは大阪桐蔭、Fブロックは東海大菅生、Gブロックは中京大中京。好カードもあるのでトーナメントを考えなければ大阪桐蔭、〇智弁学園、つまり一回戦が事実上の決勝戦と思っている。▲中京大中京、△仙台育英、県岐阜商、福岡大大濠、常総学院、天理

明日から始まる〖明治安田生命J1リーグ〗。オープニングマッチは、昨年王者・川崎フロンターレが、2年前のチャンピオンである横浜F・マリノスをホーム等々力陸上競技場に迎える神奈川ダービー。今季のJ1全20クラブで戦い、下位4クラブが自動降格となる。優勝争い、ACL出場権争い、そして残留争いも熾烈となりそう。なお、東京オリンピックの開催により、7月10日・11日の第22節で一時中断、再開は8月9日の第23節から再開の予定。そこで簡単に順位予想。いろんな人の予想を観ていると九州勢3チームが降格争いの中心になっているので、そこに贔屓目をいれてみました。
1位川崎フロンターレ、2位鹿島アントラーズ、3位ガンバ大阪、4位名古屋グランパス、5位セレッソ大阪、6FC東京、7位柏レイソル、8位横浜F・マリノス、9位サンフレッチェ広島、10位ヴィッセル神戸、11位清水エスパルス、12位浦和レッズ、13位サガン鳥栖、
14位大分トリニータ、15位北海道コンサドーレ札幌、16位横浜FC、17位ベガルタ仙台、
18位アビスパ福岡、19位徳島ヴォルティス、20位湘南ベルマーレ

贔屓目を入れても鳥栖、大分をベスト10に入られなかった。

 明日の予想。まずは中山メイン【幕張S】は5番オールイズウェル。マイルにして安定した戦いぶり。鞍上もルメールだし、中心視。相手は1,2,3,7,8,13番。阪神メイン【仁川S】は10番ロードレガリス。前走は外外を回る競馬で勝ちきった。オープン特別なら力は一枚上だ。相手は1,7,9,11,13,15番。小倉メイン【帆柱山特別】は6番ルクルト。休み明けを1回叩いて上積みあり。もう少し前で競馬できれば勝ち負け。相手は1,2,5,8,17,18番。

今週の一口は3頭。まずは明日の小倉12R【早鞆特別】(1700mダート)にアースライザーが出走。人気はないが、掲示板は十分あると思っている。日曜阪神3R【3歳未勝利】(1800mダート)にアレッサンドロが出走。調教まったく走らないのに6着、6着。陣営からは半歩前進した感じがする先週よりもいい動きとのこと。鞍上は団野で一発があるかも・・・。問題は輸送。日曜中山6R【3歳1勝クラス】(1600m芝)にジュリオが出走。昇級緒戦になるが、7頭だし、鞍上はルメール。勝ち負けを期待する。

 

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フェブラリーS3連複的中!

2021-02-21 19:09:05 | Weblog

テニス《全豪オープン》女子シングルス決勝は世界ランキング3位の大坂なおみ(23・日清食品)が、同24位のジェニファー・ブレイディ(25・米国)に6-4、6-3で勝ち、2年ぶり2度目の優勝を果たした。四大大会制覇は4年連続4度目。四大大会第1戦を制し、優勝賞金275万豪ドル(約2億2800万円)を獲得した。今夏に《東京五輪》が開催される2021年シーズン。同一年に五輪と四大大会の5冠を取る「年間ゴールデンスラム」へ好発進した。強いの一言。大人のプレーで《全豪》《全米》の強さはもう頭ひとつ抜けている後はクレーの《全仏》芝の《全英》で勝てれば・・・。壁は《全仏》か。
 競泳《東京都オープン》の女子50mバタフライ決勝が行われ、池江璃花子(20・ルネサンス)が25秒77で優勝した。池江の同種目ベストタイムは日本記録の25秒11。池江は中盤から徐々に抜け出すと、後半は2位以下に体半分以上の差を付けて、他を寄せ付けない圧倒的スピードをみせた。昨夏に白血病から復帰した池江は、今大会から本命種目のバタフライを解禁。前日は100mバタフライで59秒44の3位だった。急激に復活している池江、本当にひょっとしたらひょっとするぞ!

 サウジアラビア競馬。日本時間19日深夜に行われた【国際騎手招待競走、インターナショナルジョッキーズチャレンジ】に参戦した藤田菜七子(23・根本)が、総合4位と健闘した。第1戦(1400m)は当初騎乗予定だった馬の回避で補欠のナジャームとコンビを組み、中団やや後方から直線で大外を通って追い上げ、1馬身半差の2着。第2戦(1600mダート)はインスクライブで5着。第3戦(1800mダート)はアルムテールで6着。第4戦(1200mダート)はラアージで12着だった。世界各国から男女14騎手が参加。各競走で1~5着に与えられるポイントを競い、菜七子は計12ポイントを獲得。女性7人のなかではスウェーデンのM・ホルムベリと並ぶトップの成績だった。優勝はアイルランドのS・フォーリー。2位が地元サウジアラビアのA・アルファライデ、3位は米国のM・スミス。
 【サウジダービー】(1600mダート)に戸崎圭太とのコンビで出走したピンクカメハメハ(森秀行厩舎、牡3歳)が、3番手から抜け出して優勝。昨年のフルフラットに続き2年連続で、森厩舎が送り込んだ日本馬が勝利を果たした。
 ピンクカメハメハは父リオンディーズ、母タバサトウショウ(母父ダンシングブレーヴ)という血統。北海道新ひだか町・畠山牧場の生産で、馬主は木村久子氏。昨年7月の函館開催で新馬勝ちを収めた後は勝利に手が届いていなかったが、初海外遠征で殊勲のVとなった。通算7戦2勝(うち海外1戦1勝)。森厩舎天晴れ!
 【リヤドダートスプリント】(1200mダート)は、W.ビュイックとのコンビで出走したコパノキッキング(村山明厩舎、セン7歳)が、後方から大外一気の追い込みを決めて優勝。逃げて粘り込んだマテラスカイ(森秀行厩舎、牡7歳)との、日本馬によるワン・ツーフィニッシュとなった。
 コパノキッキングは父Spring At Last、母Celadon(母父Gold Haloという血統。米国・Reiley McDonaldの生産で、馬主は小林祥晃氏。日本では中央・地方を股に掛けて活躍し重賞4勝を挙げている実力馬が、初の海外遠征でも勝負強さを発揮した。通算21戦10勝(うち地方8戦1勝、海外1戦1勝)。コパさん天晴れ!
 【サウジカップ】(1800mダート)に戸崎圭太とのコンビで出走したチュウワウィザード(大久保龍志厩舎、牡6歳)は、最内枠からスタートでやや後手を踏み後方を追走。勝負どころで手が動いてもポジションを上げることができず、9着に敗れた。“10億円決戦”を制したのは、日本馬フルフラットが制した昨年の【サウジダービー】2着馬で、その後【フランスダービー】を制しているアイルランドのミシュリフ。2着はアメリカのシャーラタンとなった。まぁ敷居は高かった!

 今年初のGⅠ.東京11Rで行われた【第38回フェブラリーS】は、僕が本命に推したC・ルメール騎乗の1番人気カフェファラオ(牡4歳・堀宣行厩舎)が好スタートを切ると好位のインをロスなく追走。直線に入り追われると一気に突き抜けて先頭でゴール。昨年の【チャンピオンズC】覇者チュウワウィザードや、GⅠ4勝クリソベリルら不在の中行われたダートマイル頂上決戦を制し、GⅠ初制覇。これでダートの東京マイル戦は3戦3勝となった。また、関東馬の優勝は、シンコウインディ(1997年)、グルメフロンティア(1998年)、ノンコノユメ(2018年)に続く4頭目。タイムは1分34秒4。3/4馬身差の2着にはエアスピネル(9番人気)、さらに1馬身3/4差遅れた3着にワンダーリーデル(8番人気)が入った。
 勝ったカフェファラオだが、東京のマイルはさすがに強い。陣営の馬具の工夫も功を奏した。デビュー時すぐにGⅠは勝てると思っていた馬。距離もマイルだけではないと思っているので、今後のダート界はこの馬中心に回るはず。2着エアスピネルは8歳ではあるが、ダートではまだ成長がありそう。今後も注目したい。3着ワンダーリーデルは最高に乗っている。最後は力の差だが、ここまで走ったのは立派。4着レッドルゼルはマイルでもよく走っている。この走りができるならマイルでも・・・。5着エアアルマスは松山の好騎乗。もう少し後続が遅く来ていれば、もっと粘れた。
 カフェファラオは、父American Pharoah、母Mary’s Follies(母父More Than Ready)という血統。アメリカ・Paul P.Pompa の生産馬で、馬主は西川光一氏。通算成績は7戦5勝(うち地方1戦0勝)。重賞は昨年の【ユニコーンS】、【シリウスS】に次いで3勝目。【フェブラリーS】は管理する堀宣行調教師は初勝利、騎乗したC.ルメールは昨年のモズアスコットに次いで2勝目、連覇となった。

 小倉11Rで行われた【第55回小倉大賞典】は、石川裕紀人騎乗の11番人気テリトーリアル(牡7歳・西浦勝一厩舎)が好スタートから先団に位置すると、直線は外から鋭く伸びてゴール前でのボッケリーニとの叩き合いをハナ差制して勝利。2月末で引退する西浦勝一調教師の花道を飾る重賞初制覇を飾った。なお、同師は騎手時代に1983年スナークアロー、89年ダイカツケンザンで同レースを勝利しており、騎手、調教師ダブルでの制覇となった。タイムは1分45秒5。2着はボッケリーニ(1番人気)、ハナ+1馬身1/2差の3着にはディアンドル(12番人気)が入った。
 勝ったテリトーリアルだが、前が飛ばして理想の展開になったとはいえ、1番人気馬との接戦をものにしたのは立派。西浦調教師の執念勝ちといったところか。2着ボッケリーニもよく走っている。今日のところは運がなかっただけ。3着ディアンドルは番手の競馬で粘りは立派。牝馬限定線なら重賞でも・・・。

 テリトーリアルは、父Teofilo、母コンサヴァトワー(母父Street Cry)という血統。北海道日高町・ダーレー・ジャパン・ファーム(有)の生産馬で、馬主はゴドルフィン。通算成績32戦8勝。重賞は初勝利。【小倉大賞典】は管理する西浦勝一調教師、騎乗した石川裕紀人ともに初勝利となった。

 今日の一口。小倉2R【3歳未勝利】(牝馬限定戦・1200m芝)にマニトゥーリン出走。レースは遅れ気味のスタート。後方からとなったものの、向正面か3コーナーにかけて、外へ持ち出しながら徐々に進出。7番手あたりで4コーナーを回って直線へ向いたが、スタートのロスや道中も大外を回った影響もあり、余力がなく、最後は無理をせず流して、勝ち馬とは1.2秒差の15着。大きな期待はずれで優先権もないため、今後については未定。まぁじっくり出来を取り戻してほしい。そして福島あたりで・・・。

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今年の最初のGⅠ予想

2021-02-20 18:32:18 | Weblog

 2021年サッカーシーズンの到来を告げる《富士ゼロックス士・スーパーカップ》が今日行なわれ、川崎が3対2で勝利を収めて今季初タイトルを手にした。昨シーズンに《リーグ戦》と《天皇杯》の2連覇を達成した川崎フロンターレと、リーグ戦2位のガンバ大阪の対戦は、序盤から互いにアグレッシブな姿勢で攻め合った。前半、均衡を破ったのは川崎。29分に三笘がドリブルで持ち込み右足で流し込んだ。さらに川崎は32分、左サイドからのクロスを再び三笘が右足で押し込み2点目。前半は川崎の2点リードで終了。しかし後半、G大阪が反撃。60分、中央の混戦から矢島慎也が胸トラップからハーフボレーでねじ込み1点差に。さらに67分、川崎修平のパスが山根のハンドを誘い、PKを獲得。これをパトリックが豪快に右足で蹴り込み、同点に追いついた。試合はその後、ともにチャンスを生かすことができず、勝負はPK戦へ持ち込まれるかに思われたが、後半アディショナルタイムの残り1分、川崎がカウンターから小林悠が劇的な決勝弾。川崎がこのまま逃げ切り、3-2で勝利した。川崎が2年ぶりに《ゼロックス・スーパーカップ》を制覇した。今年も川崎はやはり強い!
 こんな馬券を当ててみたいものだ。今日の東京競馬第4Rで、3連単2073万8890円の高額配当が飛び出した。1着に単勝11番人気のハコダテブショウ、2着に同15番人気のマイグレーション、3着に同9番人気のユイノチャッキーが入り、3連単の的中はわずか4票だった。これは東京競馬史上1位、JRAでは史上5位の高額配当となった。
 続いて29年ぶりの「珍事」。東京競馬第2R【新馬戦】。田村康仁厩舎(美浦)の3頭の出走馬で1着はエストレラブレイン、2着はキングスハンド、3着はサイレイントギフトとなった。3連単は14→6→16で175990円だった。JRAによると同一厩舎のワンツースリーは、1992年2月3日の【ダイヤモンドS】で小林稔厩舎(栗東)の出走馬ミスターシクレノン、アローガンテ、ロングシンホニーが達成して以来29年ぶりの出来事となった(ミスターシクレノン、ロングシンホニー懐かしい!)。
 今日の重賞を振り返る。東京11Rで行われた【第71回ダイヤモンドS】は、三浦皇成騎乗の7番人気グロンディオーズ(牡6歳・田村康仁厩舎)が道中、中団馬群を追走すると、直線で先に抜け出したオーソリティを一完歩ずつ追い詰め、ゴール手前で差し切り勝ち。スタミナ自慢が集結した伝統の長距離ハンデ戦を制し、重賞初制覇を果たした。タイムは3分31秒2。クビ差の2着にはオーソリティ(1番人気)、さらに5馬身遅れた3着にポンデザール(2番人気)が入った。

 勝ったグロンディオーズは2年近く屈腱炎で休んでいたので、6歳でも馬が若い。距離は長ければ長いほど良さそう。【天皇賞・春】も面白い存在になりそう。2着オーソリティは負けて強しの競馬だが、ここで勝ちきれないところがこの馬がひと皮向けないところ。まだ強くなると思うのだが・・・。3着ポンデザールは牝馬でよく走っている。切れる脚がないのでもう少し前で競馬したほうがよかったのでは・・・。(C.ルメール騎手)
「良い競馬でしたが、直線に入っての反応は遅かったです。休み明けの分かもしれません。バテたかと思いましたが、ラスト200mでもう一度伸びてくれました」
 グロンディオーズは、父ルーラーシップ、母シェリール(母父SS)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)サンデーレーシング。通算成績は10戦5勝。重賞は初制覇。【ダイヤモンドS】は管理する田村康仁調教師、騎乗した三浦皇成ともに初勝利となった。

阪神11Rで行われた【第56回京都牝馬S】は、酒井学騎乗の3番人気イベリス(5歳・角田晃一厩舎)が好スタートからマイペースの逃げ切りで快勝。重賞2勝目を飾った。タイムは1分20秒0。1馬身1/2差の2着にギルデッドミラー(5番人気)、さらにクビ差遅れた3着にブランノワール(9番人気)が続いた。
 勝ったイベリスは周りが楽に行かせ過ぎだろう。意外と楽なペースで行けたし、早目に競りかけてくる馬もいなかった。それでも早目早目の競馬をした酒井の騎乗は見事。2着ギルデッドミラーもこの馬の力は出しきっている。展開が・・・。3着ブランノワールもよく走っている。この距離で走れたのは今後につながる。
 イベリスは、父ロードカナロア、母セレブラール(母父ボストンハーバー)という血統。北海道新ひだか町・土居牧場の生産馬で、馬主は前田幸治氏。通算成績は18戦4勝。重賞は19年【アーリントンC】に次いで2勝目。【京都牝馬S】は管理する角田晃一調教師、騎乗した酒井学ともに初優勝となった。

 明日の予想。まずは今年初のGⅠ【フェブラリーS】。本命は3番カフェファラオ。勝つときはとんでもなく強い。資質はここでは断然。今までは素質だけで走っていたが、2戦敗戦で陣営も馬具を考えてきた。鞍上はルメールだし、1番人気でも買い。相手は4,7,9,10,13,16番。阪神メイン【大和S】は12番ダンシングプリンス。前走は控える競馬3着はやはり力がある証拠。今回も番手の競馬かもしれないが、三浦の仕掛けさえ間違わなければ勝ち負け。相手は1,4,6,7,9,13番。小倉メイン【小倉大賞典】は15番ボッケリーニ。体はそれほど大きくはないが、57㌔で重馬場で快勝しているのハンデは大丈夫だろう。血統的にもラブリーデイの下で本格化した今回は中心に扱う。相手は1,4,5,7,10,11、と穴馬を多く買う。

 明日の一口は昨日も書いたが小倉2Rにマニトゥーリン。メンバー的にはそんなに強くないので、何とか勝ち負けしてほしい。

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いやな事件が・・・

2021-02-19 20:29:48 | Weblog

 今年初のGⅠを前にとんでもない事件が発覚した。美浦(茨城)と栗東(滋賀)にあるJRAトレセンで働く多数の調教助手や厩務員らが、新型コロナウイルス対策の国の持続化給付金を不正受給した疑いがあることが分かったのだ。担当馬がレースで獲得した賞金に応じて得られる報酬が新型コロナの影響で減少したとして申請していたが、日本調教師会は「中央競馬の中止はなく影響はほぼなかった」と返還を求めている。JRAによると、昨年の実施レース回数は過去最多だった。僕が競馬業界の方から聞いた話では馬主資格を持つ税理士が指南していたという。「受給者は100人以上」という報道もあり、総額1億円以上になる可能性もある。その税理士はマスコミの取材に対し「コロナの影響を受けたかどうかは申請者本人の申告に基づいている。不適切な申請はしていない」と主張しているらしい。この税理士の法人は昨年春、過去に税務処理を請け負った調教助手らに「原則として皆さまが給付対象」「申請をサポートする」などと記した文書を送付。成功報酬は受給額の7~10%とし、紹介も受け付けていたという。給付金の支給は、申請者が昨年1月以降で任意の月を選び、前年同月比で収入が半減していることが要件。税理士法人の文書は「申請月の検討が最も重要」と強調し、調教助手らは報酬の差が大きい月を選んでいた。日本調教師会は昨年11月、調教助手らを雇う調教師に通達を出し「コロナによる経済的な影響はほぼ皆無」とし、不適切に受給した場合は返還するよう求めている。たぶん、調教助手や厩務員は、法律違反ではないからということで、軽い気持ちでやったのだろうが公正が建前のギャンブルの世界。その責任は大きい。また指南した税理士も馬主資格を持っているらしいが、どのような対処になるのか、僕は注視している。仕事とはいえ、成功報酬をもらっているからなぁ。
 地方競馬のリーディングサイアーを紹介しているブログがあった。一時期、僕は大井のレースでサウスヴィグラス産駒の単複だけを買って大儲けしたことがあるが、いまだに南関はサウスヴィグラウスも強いようだ。他ではゴールドアリュール、パイロ、ヘニーヒューズも走っている。ただあくまでも僕のは肌感覚ではあるが、今後はサウスヴィグラス、ゴールドアリュール産駒が減ってくるから、パイロ、へニーヒューズが馬券的にも狙いのような気がしている。南関以外ではフリオーソやシニスターミニスターも走っているのでそのあたりも・・・。こんな情報見ると地方競馬に手を出したくなるんだよなぁ。そして反省するんだよな、「買わなきゃよかったと・・・」

 

 明日の予想。まずは東京メイン【ダイヤモンドS】は11番ボスジラ。重賞でちょっと足らない感じだが、昨年この時期東京で勝利がある。このメンバーなら・・・。相手は1,4,12,13,14,15番。阪神メイン【京都牝馬S】は8番リリーバレロ。社台系で6歳牝馬は3月で引退。この馬もあと2戦か。堀厩舎が中1週で使うのはそれだけ好調の証拠と見る。相手は1,4,9,12,15,16番。小倉メイン【皿倉山特別】は7番モズナガレボシ。休み明けの長距離だが、この頭数なら十分勝負になる。相手は2,4,6,8番。

 

 今週の一口は一頭だけ。日曜の小倉2Rにマニトゥーリンが出走。平坦の短距離が合うはずで今度こそ馬券圏内に・・・。

 

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一口また勝てず・・・

2021-02-14 18:09:25 | Weblog

《ノルディックスキー・ジャンプ男子》小林陵侑(24・土屋ホーム)がポーランドのザコパネで行われたワールドカップ(W杯)個人第20戦で今季初優勝し、葛西紀明(土屋ホーム)が持つ日本男子最多記録の通算17勝に並んだ。小林陵は2018~19年シーズンのW杯で初優勝を含むシーズン13勝を挙げ、欧州勢以外では初めて個人総合優勝。昨季は3勝し、来年の《北京冬季五輪》でもメダル候補と期待される。今季はこれまで6位が最高だった。
 《カーリング・日本選手権》男子決勝は、コンサドーレが高校生チームの常呂ジュニアを9-7で下し、大会3連覇を達成した。試合は一進一退の攻防が続いたが、5-7で迎えた第8エンドでコンサドーレが大量3得点で逆転し、そのまま突き放した。常呂ジュニアも十分チャンスがあった。最後は一投の集中力。そこは経験もあるだろうが、流石であった。それでも常呂ジュニアの存在感を示したいいゲームだった。今後が楽しみだ。なお、コンサドーレは、4月2日からカナダで行われる《世界選手権》の出場権を獲得。同大会で上位6位以内に入り日本の《北京五輪》の出場枠を獲得すると、コンサドーレが2022年《北京五輪》代表に内定する。
《テニス全豪オープン》女子シングルス4回戦で第3シードの大坂なおみ(23・日清食品)が、昨年準優勝で第14シードのガルビネ・ムグルサ(27・スペイン)に4-6、6-4、7-5で逆転勝ちし、初優勝した2019年大会以来2年ぶりの8強入りを果たした。準々決勝では世界ランキング71位の謝淑薇(35・台湾)と対戦する。過去5度対戦し4勝1敗だ。がんばれ大坂!

 今日の競馬。阪神11Rで行われた【第114回京都記念】は、川田将雅騎乗の11番人気ラヴズオンリーユー(牝5歳・矢作芳人厩舎)が、道中は先頭から離れた4,5番手を追走から直線、押し切りを図ったステイフーリッシュをゴール前でかわして優勝。2019年のオークス馬が、それ以来となる約1年9カ月ぶりの勝利で重賞2勝目を挙げた。タイムは2分10秒4。1馬身1/4差の2着に2番手追走から粘り込みを狙った3番人気のステイフーリッシュ、さらに半馬身遅れた3着には好位3番手追走から6番人気のダンビュライトが流れ込んだ。
 勝ったラヴズオンリーユーだが、陣営一体の取り組みが実を結んだ。もう少し反応が良くなるともっと良くなると思うが、これで4戦連戦。これで短期放牧なのか・・・。次はどこか気になる。2着ステイフーリッシュは名脇役だ。和田も完璧に乗ったが、最後は勝ち馬にやられた感じ。3着ダンビュライトは逃げず競馬ができて3着は立派。最後までよく頑張っている。5着ワグネリアンは喉の手術の影響プラス休み明けの分だろう。僕本命6着ダンスディライトは流石に敷居が高かった。
 ラヴズオンリーユーは、父ディープインパクト、母ラヴズオンリーミー(母父Storm Cat)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主はDMMドリームクラブ(株)。通算成績は11戦5勝、重賞は2019年の【オークス】に次いで2勝目。管理する矢作芳人調教師、騎乗した川田将雅ともに【京都記念】は初勝利。

東京11Rで行われた【第55回共同通信杯】は、横山武史騎乗の4番人気エフフォーリア(牡・鹿戸雄一厩舎)が五分のスタートを切ると道中は4番手を追走。直線に入り追い出されると一気に加速、あとは後続を突き放して2馬身半差でゴールへ。今年のクラシック戦線を占う重要なレースを制し、デビューから無傷の3連勝で主役候補に一気に躍り出た。タイムは1分47秒6。2馬身半差の2着にはヴィクティファルス(7番人気)、さらにアタマ差離れた3着はシャフリヤール(2番人気)が入った。
 勝ったエフフォーリアだが、完璧なレースだった。そして流れが向いたとはいえ、僕が思っているより強かった。対にエピファネイア産駒の牡馬のクラシック候補現れた。血統的にも期待したい。2着ヴィクティファルスも僕が思っているより強かった。これが2戦目、これからが楽しみだ。3着シャフリヤールは枠が内ならもう少し際どかったかもしれない。賞金的に2着は欲しかっただろう。4着キングストンボーイは出遅れがすべて。
 エフフォーリアは、父エピファネイア、母ケイティーズハート(母父ハーツクライ)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)キャロットファーム。通算成績は3戦3勝。重賞は初制覇。【共同通信杯】は管理する鹿戸雄一調教師、騎乗した横山武史ともに初勝利となった。

 今日の一口。また勝てなかった!東京【3歳未勝利】(1300mダート)にヴィオマージュに出走し、結果7着に敗れた。レースは序盤から激しい先行馬争いに巻き込まれてしまった。まぁ仕方ないか。現状では小回りの短い距離がいいので、今後は中山あるいは福島で巻き返したいとのこと。芝も使ってほしいな!

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明日こそは・・・

2021-02-13 18:56:03 | Weblog

今日の競馬を振り返る。東京11Rで行われた【第56回クイーンC】は、戸崎圭太騎乗の2番人気アカイトリノムスメ(美浦・国枝栄厩舎)が上々のスタートを切ると中団やや前をしっかり折り合い追走。抜群の手応えで直線を迎え、追い出されると反応良く加速して先頭でゴール。牝馬3冠などGI5勝をあげたアパパネの娘が、春の牝馬クラシックへとつながる重要レースを制し、3連勝で重賞初制覇を飾った。タイムは1分33秒3。クビ差の2着にはアールドヴィーヴル(5番人気)、さらにクビ差遅れた3着にククナ(1番人気)が入った。なお、藤田菜七子騎手騎乗の6番人気レッジャードロは最下位に敗れた。

 勝ったアカイトリノムスメは、父ディープインパクト、母アパパネ(母父キングカメハメハ)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は金子真人ホールディングス(株)。通算成績は4戦3勝。重賞は初制覇。【クイーンC】は管理する国枝栄調教師、騎乗した戸崎圭太ともに初勝利となった。
 明日の予想。まずは東京メイン【共同通信杯】。本命は8番レフトゥバーズ。牝馬で【クイーンC】でなくこちらを選択。普通なら見だろうが、前走が強いの一言。418㌔しかないのに、強風の中鞭使わず楽勝。上がりは次位に1秒差は凄かった。相手は1,2,3,4,7,11番。阪神メイン【京都記念】は5番ダンスディライト。晩成タイプの馬がここに来て力をつけてきた。得意の阪神で、この頭数なら一発がある。相手は2,4,7,9,10,11番。小倉メイン【北九州短距離S】は7番アンヴェイル。ここに来て差しが届く馬場は有利。小倉も得意。相手は1,4,9,11,14,15番。

今日の一口。阪神【飛鳥S】にダンサールが出走。レースでは、五分のスタートを決めると、と先行。前半は3番手で、3コーナーでひとつポジションを下げて4番手。内を回って直線へ。最内のスペースを突こうとしたが、狭くなってしまう。なんとか間から抜けて、追い上げていったものの、脚色はジリジリで、最後は逃げ馬にもアタマ差残されて、勝ち馬とのタイム差は0.5秒の5着。武豊には逃げてほしかったなぁ。ただ内をスムーズに捌けていれば…。もともとエンジンが掛かるのに時間の掛かるタイプなので、あぁ狭くなっちゃうと厳しい。今後は中2週で、3月7日(日)阪神【うずしおS】を考えているとのこと。これが最後になるのか、その後もう一戦使うのか・・・。血統が良いだけに無理使いはしないだろうから、次がラストランだろう。

 阪神12Rにはダンサールが出走。一団の後方の内ぴったりを回っていたが、最後の直線で3番がフラフラし外にヨレてきて、結果6着。もし直線のそれがなければ入着があったかも・・・。鞍上の古川によると、チークピーシズの効果で、直線で狭くなってもヒルむようなところはなかったらしい。またこのくらいの頭数(9頭立て)が競馬がしやすく、力を出せそう。むしろダ2400m戦など、出走頭数の少ないレースの方が面白いかもしれないとのこと。そしてうれしい一言。小回り平坦コースにこだわる必要はないと思いますよとのこと。2勝しているのでいろいろ使うところはある。頑張ってほしい。
 明日の出走は東京1R【3歳未勝利】(1300mダート)にヴィオマージュが出走。距離100m延長が鍵になるが、陣営は小倉をパスしてこちらで出走。枠も大外にならなかったのでひと安心。強い馬も2,3頭いるが勝ち負けになるだろう。



 

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今週こそは初勝利

2021-02-12 21:10:23 | Weblog

高校生が凄いぞ!カーリングの《日本選手権》第5日は1次リーグが行われ、男子で高校生チームの常呂ジュニアが3連覇を狙うコンサドーレを8―5で破り、5勝1敗で1位通過を果たした。同じく5勝1敗のコンサドーレは直接対決で敗れたため2位。両者は決勝トーナメント初戦で対戦し、今度はコンサドーレが雪辱、強さを見せた。ただまだチャンスはある。4勝2敗で並んだSC軽井沢クと、前回準優勝のTM軽井沢が決勝トーナメントで対戦し、勝ったTM軽井沢が延長でスチール勝利。準決勝でこのTM軽井沢と対戦し勝つと、もう一度コンサドーレと決勝を戦う。常呂ジュニアは3強(コンサドーレ、SC軽井沢ク、TM軽井沢) の内、ひとつでも勝てればと挑んでいたが、ひょっとしたらひょっとするぞ! 
 一方、女子は2連覇を狙う2018年平昌冬季五輪銅メダルのロコ・ソラーレが青森CAを9―2で下し、6戦全勝で1位。北海道銀行はチーム倉敷に14―1と大勝し、5勝1敗で2位。中部電力が3位、富士急が4位で通過した。
 競馬の話。JRAは9日、今月末で引退する8人の調教師及び1人の騎手を発表した。なお、引退する騎手は蛯名正義は(51・美浦)。蛯名は、令和3年度調教師免許試験(新規)に合格しているため、2021年3月1日付で調教師免許が交付される。なお、引退する8人の調教師は以下の通り。
石坂正(栗東)といえば、ジェンティルドンナの調教師として有名だが、僕個人的にはヴァーミリオン、モーニンの調教師としてのイメージが強い名伯楽だった。田所秀孝(栗東)は渋い脇役馬エリモハリアーの調教師のイメージ。西浦勝一(栗東)は調教師よりも騎手のイメージが強い。【宝塚記念】【JC】のカツラギエースの主戦ジョッキーだったが、カツラギエースがいなかったら僕は競馬をやっていなかったかも・・・。西橋豊治(栗東)はプリモディーネのイメージ、星野忍(美浦)は障害ジョッキーのイメージ。254勝は金字塔である。松田国英(栗東)はクロフネ、キンカメ、タニノギムレットといった名伯楽、【NHKマイル】【ダービー】の2冠は驚きだった。湯窪幸雄(栗東)はシンコールビーの調教師。田所師と同様脇役的なイメージが残っている。【勇退】角居勝彦(栗東)はウォッカ、カネヒキリ、エピファネイア、キセキ、ルーラーシップなど育てた名馬が並ぶが、シーザリオを育てたことが僕はすごいことだと思う。【アメリカンオークス】を勝ち“世界の角居”を知らしめたことは今の日本競馬の礎を築いた。
 引退する一方で、新しく入ってくる若者がいる。JRAは同日に令和3年度騎手免許試験の新規合格者8人を発表した。この中には永島まなみさん、古川奈穂さんの女性2人が含まれており、JRAでは藤田菜七子(美浦・根本)以来、5年ぶりとなる女性騎手の誕生だ。新規合格者は以下の通り。小沢大仁、角田大和(角田調教師の息子)、 永島まなみ、永野猛蔵、西谷凛(西谷誠騎手の息子)、古川奈穂、松本大輝、 横山琉人(横山義行の息子)。皆頑張れ!

 明日の予想。まずは東京メイン【クイーンS】。本命は7番ステラリア。2走前が強い競馬で、東京マイルも前走で好走。福永騎乗で勝ち負け。相手は2,6,9,11,14,16番。阪神メイン【洛陽S】は7番レッドガラン。距離ベストで少頭数もいい。なんといっても京都でなく阪神がいい。相手は1,2,4,5,10番。小倉メイン【和布刈特別】は5番リトルクレバー。休み明けより使ったほうがいいが、ここに来て地から付けてきている。相手は2,6,11,13,14,16番。

 今週の一口馬は3頭。まずは明日の阪神10Rにダンサールが出走。引退まで後2戦か3戦。当初は日曜の府中の予定だったが、頭数等をみて明日へ。人気はないが力はある。鞍上は豊で一発期待。阪神12Rにはアースライザーが出走。前走は終いだけの競馬。当初は小倉メインの予定だったが、こちらも頭数を見てこちらに。転厩2戦目で掲示板期待。3頭めは日曜1Rniヴィオマージュが出走。距離延長が課題も勝ち負け期待。今年初勝利を期待したい!

 

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一口また惨敗!未勝利が続く・・・

2021-02-07 18:01:48 | Weblog

 「競泳・ジャパンオープン」女子50m自由形決勝で白血病からの完全復活を目指す池江璃花子(20・ルネサンス)が復帰後最速の24秒91で2位に入った。スタートで頭ひとつ出遅れた池江だったが、後半に挽回。24秒75で優勝した大本里佳についでゴールした。午前中に行われた予選では25秒06の全体1位で午後の決勝に進出していた。
池江は昨年8月に実戦復帰し、同種目で26秒32をマーク。10月の「日本学生選手権」では25秒62とタイムを縮めていた。予選でそのタイムをさらに縮め、決勝ではさらに24秒台を記録した。自己ベストは、日本記録の24秒21。復帰後はこれまで自由形のみに出場しており、100mでは4月の「日本選手権」の参加標準記録を突破している。次戦の「東京都オープン」(2月20、21日)では、復帰後初めてバタフライを泳ぐ予定になっている。ここに来て調子が上がっている池江。【東京五輪】の現実味が帯びてきた。ひょっとするぞ!
 復活繋がりで高梨沙羅(24・クラレ)。「ノルディックスキー・ワールドカップ(W杯)ジャンプ女子個人」第6戦で高梨が90m、90mの合計238.4点で今季初勝利を挙げ、通算58勝目を挙げた。高梨は5日に行われた第5戦でも1回目にトップの得点をたたき出したが、その後にスーツの規定違反のため失格を通告されていたが、見事にその雪辱を晴らした。今年に入って調子が上がっている高梨。【北京五輪】に向けて楽しみになってきた!
 今日の競馬を振り返る。中京11Rで行われた【第61回きさらぎ賞】は、北村友一騎乗の3番人気ラーゴム(牡・斉藤崇史厩舎)が勝利。道中は3番手をリズム良く追走すると、直線早めに抜け出し後続の追撃を振り切ってゴール。19861年以来、35年ぶりに中京で実施されたクラシックへの登竜門を制し重賞初制覇を果たした。タイムは2分01秒0。クビ差の2着には大外から追い込んだヨーホーレイク(2番人気)、さらに3馬身半遅れた3着はスタート後に挟まれ後方からの追走を余儀なくされたランドオブリバティ(1番人気)が入った。

 勝ったラーゴムだが、最後よくしのいだ。今まで強いメンバーと戦ってきただけあって強かった。少し力んで走るところがあるが、その点が修正できればクラシックでも面白そう。2着ヨーホーレイクもよく追い上げているが、あと一歩届かなかった。今日は勝ち馬がしぶとかった。3着 ランドオブリバティは三浦が競馬を教えているような騎乗。ゲートを出て挟まれる形になったが、よく落ち着いて走っていた。ラストは差を詰めているし、これから良くなるだろう。
 ラーゴムは、父オルフェーヴル、母シュガーショック(母父CandyRide)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は林正道氏。通算成績は4戦2勝。重賞は初制覇。【きさらぎ賞】は管理する斉藤崇史調教師、騎乗した北村友一ともに初勝利。

 東京11Rで行われた伝統のマイル重賞【第71回東京新聞杯】は、菅原明良騎乗で5番人気のカラテ(牡5歳・高橋祥泰厩舎)が道中は好位を追走すると、最後の直線で力強く馬群を割って抜け出し勝利。未勝利勝ちまで8戦を要した遅咲き馬が、ここにきて一気の3連勝で重賞初制覇を果たした。タイムは1分32秒4。アタマ差の2着には中団から差したカテドラル(12番人気)が食い込み、さらに1馬身1/4差遅れた3着には紅一点のシャドウディーヴァ(3番人気)が入線。1番人気に支持されたヴァンドギャルドはスタートを決めて好位を追走したものの直線半ばで脚色が鈍り4着に敗れている。
 勝ったカラテだが、本当に馬が強くなった。馬というのはこんなに成長するものなのかというほどの出世である。目指すは【安田記念】だろうが、一線級とはまだ少し差があるかもしれないが、面白い存在ではある。
2着カテドラルには正直驚いた。完璧なレース、今年の田辺は本当に乗れている。3着シャドウディーヴァはやはり府中は走る。位置取りが後ろになり、外を回した分、届かなかったが、力は見せたし、時計勝負にも対応できた。
 カラテは、父トゥザグローリー、母レディーノパンチ(母父フレンチデピュティ)という血統。北海道新冠町・中地康弘氏の生産馬で、馬主は小田切光氏。通算成績は23戦5勝。重賞初制覇。管理する高橋祥泰調教師は【東京新聞杯】初勝利、騎乗した菅原明良は待望のJRA重賞初制覇となった。

 今日の一口馬。ホワイトクロウが東京4Rに出走して10着。レースは五分のスタートを切ったが、行きっぷりがいまいちで、中団やや後方から直線へ。直線でもジリジリ差を詰めていたが・・・。鞍上のコメントでは「もう少しゆとりを持って走れる条件でもいいかもしれません」ということだったが、一方で陣営ではどこまで体力面や精神面が対応できるかなという感覚もあるとのこと。追い切りでもグーっと来るような走りをしていたと思ったらスコンッと抜けたような感じで前向きさに欠ける走りになるときもあるらしい。今日も返し馬ではグーっと来ていたのにレースへ行くと前半はトボけたような走り。陣営は条件を見直すのか、また同じような条件を使うかは今後の様子を見て検討したいとのことだが、10着といっても1着馬とは0.6秒差。今後に期待したい! 
 それにしても、今年になってまだ一口馬が勝利を挙げていない。早く1勝を挙げてほしいものだ。

 

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