人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

マスターズが始まった!

2024-04-12 20:25:50 | Weblog

 今週はまずはゴルフ。メジャー第1戦《マスターズ》が開幕した。 初日のオーガスタナショナルGCは悪天候の影響で全体が2時間半遅れでスタートしたが、日没順延で27人(出場89人)が第1ラウンドのプレーを翌日に持ち越した。暫定ではあるが、ここまでで、LIVゴルフを主戦場とするB・デシャンボーが8バーディ、1ボギーの「65」をマークして7アンダーの暫定首位。2020年の「全米オープン」以来となるメジャー2勝目を狙う。1打差の2位に世界ランキング1位のS・シェフラー。6バーディ、ボギーなしで大会自己ベストの「66」で回り、2年ぶりの大会制覇へ好スタートを切った。15番まで終えたN・ホイゴー(デンマーク)が5アンダーの3位につけた。2016年大会王者のD・ウィレットが4アンダー4位でホールアウトした。キャリアグランドスラムに挑戦するR・マキロイ(北アイルランド)は、M・フィッツパトリック(イングランド)、V・ホブラン(ノルウェー)、C・スミス(オーストラリア)らと同じ1アンダー暫定17位にいる。大会5勝のT・ウッズは13番までプレーして2バーディ、1ボギー。1アンダーで5ホールを2日目に持ち越した。2021年大会を制した松山英樹は1バーディ、5ボギーの「76」で4オーバーの75位と出遅れた。特別招待で初出場の久常涼はバーディを先行させた後、5ボギー1ダブルボギーで「78」をたたき6オーバー85位に沈んだ。松山のこの成績は意外だが、本人は「ゴルフの内容は悪くない」と言っている。初日ほど風が吹くかどうかはわからないが、予選突破は2オーバーぐらいではないかと思う。是非予選突破だけは叶えてほしい!

 

悲しいニュース。JRAは4/6の阪神競馬7Rで落馬負傷した藤岡康太騎手(フリー)が10日午後7時49分に死去したと発表した。35歳だった。落馬後は意識不明の状態が続き、入院加療していた藤岡康太騎手は、1988年12月19日、滋賀県出身。祖父が厩務員で、父が健一調教師、兄が佑介騎手という家庭に育った。07年3月に栗東・宮徹厩舎から騎手デビュー。競馬学校の23期生で同期には浜中俊、丸田恭介、田中健、荻野琢真、宮崎北斗、草野太郎、大下智(現調教助手)、池崎祐介元騎手がいる。07年3月3日の中京1Rで父の管理するヤマニンプロローグに騎乗し、初騎乗初勝利を達成。ルーキーイヤーはJRAで24勝を挙げ、中央競馬関西放送記者クラブ賞を受賞した。09年にジョーカプチーノの【ファルコンS】で重賞初制覇を果たすと、同年の【NHKマイルC】で10番人気の低評価を覆してG1初制覇を達成した。その後もコンスタントに白星を積み重ね、昨年は自身最多となるJRA年間63勝をマーク。【マイルCS】ではテン乗りとなったナミュールを勝利に導き、14年ぶりとなるG1・2勝目を飾っていた。今年も先週終了時点で28勝と、キャリアハイだった昨年を超えるペースで白星を積み重ねていた。3/30の阪神10R【仲春特別】をタツダイヤモンドで制し、史上58人目、現役27人目となるJRA通算800勝を達成した。同通算803勝(うちG1・2勝を含む重賞22勝)。10、12、17、19年と計4度のフェアプレー賞を受賞するなど、スマートで馬の持ち味を引き出す騎乗に定評があった。妻と昨年6月に誕生した男の子がいる。今年好調で活躍が見込まれていただけに残念。まだお子さんも小さいのに…合掌。

 

 先日、 オーストラリアのシドニーで行われたイングリス・イースター1歳馬セールでオーストラリアの誇る名牝ウィンクスの1歳牝馬(父はゴールデンスリッパーを含むGⅠ5勝のピエロ)が1000万豪ドル(約10億円)で落札された。もともとの所有者の一人であったD・ケピティス氏(ウォピット・ブラッドストック社)が購買したもので、オーストラリアにおけるセール史上最高価格、1歳牝馬のセール落札価格としては世界最高記録らしい。確かに1歳牡馬でも10億は凄いのに牝馬とは…。
 ただ世界にはまだ凄いことがあるようで、海外セリ市場での主な高額取引馬を紹介する。
The Green Monkey (ザグリーンモンキー)…21億6000万円 (1600万ドル)
2006年のファシグティプトン・コールダーセールにてクールモア・パートナーズ代表が落札。シアトルダンサーが記録したセリにおける世界最高購買価格を更新した。そのわずか7ヵ月前、1歳だったこのフォレストリーの牡駒は、2005年ファシグ・ティプトン社ケンタッキー7月セールで"わずか"42万5,000ドル(約5,738万円)だった。それがコルダーでの1ハロンの見事な展示走行の結果、クールモアとモハメド殿下による熱狂的な競り合いを招いてしまった。結果、9分にわたる激しい競り合いの末、クールモア・パートナーズを代表するデミ・オバーン氏が落札に成功。しかしその後ザグリーンモンキーはトッド・プレッチャー調教師のもとに送られ、「3着、4着、4着」の競走成績で引退。獲得賞金は1万440ドル(約141万円)だった。そしてフロリダ州の牧場で種付料5,000ドルで供用されたザグリーンモンキーの初年度の相手は40頭だったが、その後12頭を超えることはなかったという。それでも数少ない産駒の中に、パナマで2015年の牝馬三冠を達成したモンキービジネスがいた。


Seattle Dancer(シアトルダンサー)…17億6850万円 (1310万ドル)
1985年キーンランド・イヤリングセールでバリードイルのパートナーたちが落札。当時の世界記録となった。1980年代半ば、当時ヴィンセント・オブライエン調教師が率いた定評ある調教拠点バリードイルと、モハメド殿下率いる中東の新興馬主とのあいだで繰り広げられた出費合戦はピークに達した。ヴィンセント・オブライエン氏、ロバート・サングスター氏、ジョン・マグニア氏を含むバリードイルのパートナーたちはシアトルダンサーの落札に成功した。【ガリニュールS】と【デリンズタウンダービートライアル】で優勝し、1987年【パリ大賞】で2着となったので大外れというわけではなかったが、その購買価格にはほど遠かった。獲得賞金は11万1,303ポンド(約1,836万円)で引退。その後、種牡馬としてケンタッキー、アイルランド、日本、ドイツで供用され、1991年【レーシングポストトロフィー】優勝馬シアトルライムを含むステークス勝馬37頭を送り出している。


Meydan City(メイダンシティ)…15億7950万円 (1170万ドル)
2006年キーンランドセールでモハメド殿下が落札。2歳のときに成長が遅れて未出走だったこの馬は、サイード・ビン・スルール調教師に管理されて3歳のときについに出走。3戦2勝を達成したときには将来性が見られたが、【グレートヴォルティジャーS】(G2)で5頭中5着となってしまった。その後4戦したが6着が最高で、獲得賞金2万4,104ポンド(約398万円)とともにそのキャリアは泡のように消えてしまった。


Snaafi Dancer (スナーフィダンサー)…13億7700万円 (1020万ドル)
1983年キーンランド7月セールで、このノーザンダンサーの牡駒をめぐってモハメド殿下とロバート・サングスター氏が史上に名高い競り合いを演じ、1歳馬の世界最高価格が一瞬にして3倍近くまで跳ね上がった。この競り合いを制したのはモハメド殿下。途方もない高値のため、提示額が8桁に達したところで数字が足りなくなり、セリ会場のスコアボードの明かりが消えたという。その後、ジョン・ダンロップ調教師が手掛けることになったスナーフィダンサーは、レースで走るには脚が遅すぎるという理由で、一度も出走することはなかった。それでも米国のトップスプリンターであるマイジュリエットと、G1・3着馬リファーズスペシャルの半弟として、種牡馬となるチャンスを得たが、これも失敗。生殖能力に問題があったため、わずか4頭しか産駒を送り出さなかった。


Jalil (ジャリル)…13億950万円 (970万ドル)
2005年キーンランドセールでモハメド殿下が落札。当時セリで取引された中で3番目に高額の1歳馬となった。サイード・ビン・スルール調教師のもとで調教を積み、2シーズンにおいてわずか4戦しかせず、リポンの未勝利戦で唯一の勝利を挙げた。そして4歳のときに参戦したドバイカーニバルでは、ナドアルシバのG2競走でグロリアデカンペオン(後の【ドバイワールドカップ】優勝馬)を破った。しかしその後9戦したもののふたたび勝利を挙げることはなく、わずか17万5,511ポンド(約2,896万円)の獲得賞金で引退した。



このように、世界の高額取引馬は揃いも揃って走っていない、ちなみに日本のセリで今なお歴代最高額となっているのは、2006年の当歳馬セールで落札された牝馬のディナシーである。金額は6億3000万円。このディナシーは、父キンカメ、母は【エリザベス女王杯】を勝ち、【ドバイワールドカップ】で2着など活躍したトゥザヴィクトリー。牝馬ということは繁殖の価値を見込まれて購入されたのだろうが、競走馬として一度も走ることなく繁殖牝馬となった。2018年まで7頭の仔を産んだが、これといった活躍馬がないまま、昨年10月、ノーザンファーム繁殖牝馬セールに上場された。ニューイヤーズデイの仔がお腹にいる状態で、前川勝春氏により1050万円で落札された。15歳になった今年、無事に牝の仔馬を産んでいる。これも競馬だ!

 明日の予想。まずは中山メイン【中山グランドJ】は人気でも4番マイネルグロン。とにかく1強。それも群を抜いている。落馬でもしない限り負けないだろう。相手は1,2,8,10,12番。阪神メイン【アーリントンC】は3番ディスペランツア。【京都2歳S】【ホープフルS】は距離が長かった。前走を見たら、マイナーの色の方が間違いなく濃い。半兄ファンタムシーフも人気にながら【ダービー】8着【菊花賞】9着と距離に対応できなかった。おまけに鞍上はモレイラ。人気になる前に勝負する。相手は5,6,10,11,13,15番。福島メイン【ラジオ福島賞】は10番クリダーム。転厩初戦、久しぶりにダートであるが、【函館2歳S】2着馬はここでは格上。ハーツクライ産駒は福島のこの条件合うし、石橋は福島上手い。相手は1,2,3,12,15,16番。

 

今週の一口馬。当初5頭出走予定も未出走馬できたしていたブルーアンブレス(シルク・3歳牝馬)が昨日フレグモーネを発症し取り消しとなった。まぁ4頭で頑張ってもらおう。その前に先週の中山で出走するも12着に敗れたウインアラジン(牡5歳・寺島厩舎)が、栗東・高橋一哉厩舎へ転厩となった。寺島調教師は「今後は2歳馬の入厩も増えてくるため、馬房に余裕がありません。手放すのは心苦しいですが、馬のためにも他の厩舎への転厩をお考えいただけたら幸いです。申し訳ありません」とのこと。つまり、「走らないウインアラジンより有望な2歳馬のほうが良いとのことだ。これを受けて協議の結果、栗東・高橋一哉厩舎に転厩することになったのだが、この新しい厩舎で是非寺島調教師が悔しがる活躍を魅せてほしいものだ。

 では出走する4頭の紹介。まずはウインセレーネが明日の中山5R【3歳未勝利】(1600m芝・混)に松岡騎乗で出走する。小手川調教師は「先週は仕掛けた時の反応がひと息でしたが、今週は型通り良くなっていていました。小林勝騎手も『先週より動き、反応ともに良くなっています』と話していましたし、力を出せる仕上がりだと思います。ソエは触ると嫌がりますが、走りには影響なく、我慢はできています。馬体重は増えてはきませんが、減ってもこないですから、これで十分だと思います」と状態を説明していました」とのこと。当初その小林勝騎乗で明日の福島6R【3歳未勝利】(1800m芝・若手騎手限定戦)を目標にしていたが、除外対象だったことから、中山土曜5R【3歳未勝利】(1600m芝)に切り替え出走が確定している。これに対し小手川調教師は「小林勝騎手がずっと稽古も乗ってくれて素質も買ってくれていたので、福島を使えなかったのは残念ですが、幸い今週の中山に枠があって良かったです。来週の福島にも芝1800mはありますが、そこは牝馬限定戦のため、おそらく相当頭数は多いはずでそこも除外の可能性がありましたからね。平坦の福島の方がいいとは思いますが、レースセンスもある馬ですから、中山替わりもそう苦にはしないと思います。前回は東京で好メンバーの中、ジョッキーも『落馬の不利がなければ勝っていた』と言っていたくらいですし、ここでの巻き返しに期待しています」とのこと。松岡で勝ち負け期待!明日のこの馬一頭で、残り3頭は日曜日。まずは中山3R【3歳未勝利】(1800mダート・混)に松山騎乗でウインクリードが出走する。水野調教師は「脚元はレース後の一時的な疲れだったようでもう問題はありませんから、今週の競馬にいける状態です。今日はブリンカーを着けてみましたが、稽古は元々動くので見た目には大きく変わった印象はなかったですが、乗り手は『集中力があった』と話していましたし、効果はありそうです。競馬にいくと前進気勢がもうひとつですし、ブリンカーが刺激になればと思います。稽古の動きから未勝利でこんなに負ける馬ではありませんし、力を出し切れば変わってもおかしくはないと思っています」とのこと。勝ち負け期待。そして中山5R【3歳1勝クラス】(1200mダート)には戸崎騎乗でヴェルトラウムが出走する。西田調教師は「追い切りはウッドチップコースにて3頭併せを追走させる内容にしています。終いを確かめる程度に余力を残してフィニッシュしていますが、気合いが程よく乗っていい状態ですね。ゲートを考えるとちょっと悩みましたが、練習に関しては問題なく対応できているのと、道中の追走を考えて今のところメンコは外して競馬に向かおうと考えています」とのこと。普通に走れば勝ち負けできるはず。戸崎の手腕に期待する。最後はジャーヴィス が阪神8R【4歳上1勝クラス】(1400mダート・混)に岩田望来騎乗で出走する。千田調教師は「ほぼ出来上がっているので、最終追い切りは単走でサッと息を整える程度におこなっています。状態は高いレベルで安定していますし、ジャーヴィスの力は十分に発揮できそうですよ。ここまでなかなか安定しレースができていませんが、嵌ればこのクラスはいつ勝ち上がってもおかしくありません。前走は望来も反省していましたし、本当に悔しがっていたので、今回はそれも踏まえて乗ってきてくれると思っています。枠順次第にはなりますが、ある程度前を射程圏に入れながら運ぶ形が理想。スムーズにレースをさせたいですし、このあたりでそろそろ決めたいところです」とのこと。本当にそろそろお願いしますよ!

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