人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

桜花賞はマジックマン

2024-04-06 18:53:21 | Weblog

 まずはゴルフから。国内女子ツアー《富士フィルム・スタジオアリス女子オープン》2日目。首位で出た上田桃子が6バーディ、3ボギー「69」で回った。阿部未悠、佐久間朱莉とともに通算8アンダー首位で最終日に臨む。上田は2年前の本大会以来となるツアー通算18勝目をかけて残り18ホールに挑む。阿部、佐久間はツアー初優勝がかかる。1打差4位には、この日ツアー史上最多の7度目ホールインワンを達成した藤田さいき、蛭田みな美、イ・ミニョン(韓国)の3人が続く。大会連覇を狙う山下美夢有は5アンダー8位。今季の開幕戦を制した岩井千怜は、櫻井心那、竹田麗央、菅沼菜々らとともに3アンダー13位とした。2週前にツアー初優勝を挙げた臼井麗香が2アンダー22位。今季2勝の鈴木愛は1オーバー35位で最終日を迎える。原英莉花はカットラインに1打届かない3オーバー51位。前週、ツアー10勝目を挙げた小祝さくらも4オーバー57位で、今季6戦目で初の予選落ちを喫した。優勝争いは山下美夢有あたりまでか。上田が最近最終日良くないので、阿部、佐久間、またベテラン藤田もチャンスはありそう。

 米国女子ツアー《Tモバイルマッチプレーpresented by MGM Rewards》3日目。日本勢では唯一勝みなみだけがベスト8進出を決めた。ストロークプレーの最終ラウンドで強風が吹き荒れる中、勝はパープレーの「72」をマーク、通算3アンダーの首位と3打差2位でマッチプレーの準々決勝に進んだ。惜しかったのは笹生優花。7位から出て「75」と通算2オーバーの8位タイで4人プレーオフへ突入。3ホール目にモリヤ・ジュタヌガン(タイ)にバーディを決められ、敗退した。稲見萌寧は29位から出て、4バーディ、3ボギーの「71」で回り、プレーオフに1打届かず3オーバーの12位、2年連続で“準優勝”だった古江彩佳は20位から出て、1バーディ、4ボギーの「75」で5オーバーの18位。2人ともベスト8進出を逃した。ベスト8への1位通過は通算6アンダーのレオナ・マグワイア(アイルランド)。シーズン唯一、マッチプレー形式が採用された今大会は2021年にスタート。昨年までは出場64人が16組に分かれてグループリーグでマッチプレーの総当たり戦を行い、各組1位突破選手でトーナメントを行っていたが、今年は競技方式を大幅に変更。3日間54ホールのストロークプレー(2日目36ホール終了時で64位タイの67人が予選通過)を行い、上位8人のみがマッチプレー(4日目に準々決勝、準決勝、最終日に決勝)に進出するフォーマットになった。すでに勝は現状でベスト8に入っているのだから、思い切ってプレーしてほしい。

 米国男子ツアー《バレロ・テキサス・オープン》2日目。この大会は《マスターズ》前哨戦で、松山英樹は4バーディ・2ボギーの「70」で回り、トータル1アンダー・34位タイで決勝ラウンドに進む。初日は1オーバー・80位と出遅れたが、2日目にスコアを伸ばした。《マスターズ》2勝目に向け、残りのラウンドでさらに上昇気流に乗りたいところ。 第1ラウンドを1アンダーの30位で滑り出した久常涼は、2バーディ・4ボギーの「74」。トータル1オーバー・63位タイでギリギリ予選を突破した。首位にはトータル11アンダーまで伸ばしたアクシャイ・バティア。5打差の2位タイにデニー・マッカーシー、ラッセル・ヘンリー、ブレンドン・トッドが並んだ。《マスターズ》で優勝すればキャリアグランドスラム達成のローリー・マキロイはトータル5アンダー・5位。こちらも決勝ラウンドで勢いをつけて、オーガスタに乗り込みたいところだ。久常は予選通ることが大事。松山はベスト10入りぐらい目指して欲しい。

驚きのニュースが入ってきた。G1を2勝したベテラン・勝浦正樹(45・フリー)が現役を引退することが明らかになった。テレビ東京の「ウイニング競馬」の番組内で発表した。「騎手人生28年、第3回中山でおしまいにしたいと決意しました」とVTRで報告。14日の【皐月賞】の日がラストとなる予定で、「28年応援ありがとうございました。まだ2週間残っているので最後まで全力で頑張りたい」と、改めて気を引き締めた。勝浦は97年3月2日中山2R(ミッシーダンサー14着)でデビュー。同年6月福島1R(ファンタジー)で初勝利を挙げた。99年【共同通信杯4歳S】(現・共同通信杯)のヤマニンアクロで重賞初制覇を飾ると、02年【NHKマイルC】(テレグノシス)で後のダービー馬タニノギムレットなど、強力なライバルを相手にG1初制覇を決めた。07年の【朝日杯FS】(ゴスホークケン)で2度目のG1制覇を飾るなど、JRA重賞17勝を含む965勝をマーク(4月5日現在)。計10回フェアプレー賞に輝いており、スマートな騎乗がファンや関係者の間で高く評価されていた。今年はここまでで3勝。今週は12鞍の騎乗依頼を受けていた。JRA競馬学校では武幸四郎(現調教師)らと同じ13期生。同期の秋山真一郎元騎手が今年2月で騎手を引退して調教師の道に。同じ美浦所属で同期の武士沢友治元騎手は4月からJRA競馬学校教官に転身した。勝浦の今後はまだわかっていないが、残り2週、最後まで頑張れ!そしてお疲れ様でした!

今日の競馬を振り返る。中山11Rで行われた【第42回ニュージーランドT】は、横山武史騎乗の3番人気エコロブルーム(牡、・加藤征弘厩舎)が好位追走から直線で鋭く伸びて快勝し重賞初制覇を果たした。タイムは1分34秒4。3/4馬身差の2着には武豊騎乗のボンドガール(1番人気)、さらにアタマ差遅れた3着にユキノロイヤル(9番人気)が入り、上位3頭が【NHKマイルカップ】の優先出走権を獲得した。

勝ったエコロブルームは横山武の落ち着いた騎乗が光った。直線を向いてから一度内を狙いかけたが、即時に横山武が方向転換。普通ならここで万事休すも馬自体が再加速。最後は馬に助けてもらった形だが、人馬一体とはこういうことだろう。まだまだ完成途上で、今後も面白そう。2着ボンドガールはさすがに力がある。きっとこういう馬場は得意ではないだろうが、この走りができるならG1でも…。3着ユキノロイヤルは確実に成長している。  

エコロブルームは、父ダイワメジャー、母シュガーショック、(母父Candy Ride)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は原村正紀氏。通算成績は4戦2勝。重賞は初勝利。加藤征弘調教師、横山武史ともに【ニュージーランドT】は初勝利となった。

 

一方、阪神11Rで行われた【サンケイスポーツ杯阪神牝馬S】は、ジョアン・モレイラ騎乗の圧倒的1番人気マスクトディーヴァ(4歳・辻野泰之厩舎)が、好位4番手追走から直線で力強く抜け出すと、そのまま後続の追撃を封じて重賞2勝目をマーク。優先出走権を得た【ヴィクトリアマイル】へ向けて弾みをつけた。タイムは1分33秒0。半馬身差の2着にはウンブライル(4番人気)、さらに1馬身1/4差遅れた3着にモリアーナ(3番人気)が続いた。

勝ったマスクトディーヴァは前走失敗したスタートを上手く切って、いいポジションに。もうこの時点で“勝ったのでは…”と思ったが、直線に入ったところで狭くなる場面も。しかし落ち着いてモレイラが方向をけるとあとは快勝だった。人馬とも文句なしの勝ち方だった。

マスクトディーヴは、父ルーラーシップ、母マスクオフ(母父ディープインパクト)という血統。北海道千歳市・社台ファームの生産馬。栗東・辻野泰之厩舎。馬主は(有)社台レースホース。戦績は7戦4勝。重賞は2023年【ローズS】に次いで2勝目となった。

 明日の予想。まず阪神メイン【桜花賞】。本命は悩んだ末に12番ステレンボッシュ。どちらかというと【オークス】向きの馬だが、それで【阪神JF】2着の走りはちょっと異次元。とてつもなく強いのではないか。そこに鞍上でモレイラ。単勝5倍はもう二度とないオッズかもしれない。相手は2,3,7,8,9,11,18番。8番はマイルは長いと思っているので、馬連の相手ではなく、3着馬として購入。中山メイン【京葉S】は6番スズカコテキタイ本命。去年は1番人気で惨敗も中山1200mは得意の舞台、血統的にも中山1200mはピッタリだ。相手は1,3,4,8,10,11番。福島メイン【モルガナイトS】は6番モリノドリーム。1番アサカラキングの速さを本命にしようと思ったが、1200mは初めてなので疑ってかかる。代わり浮上したのがモリノだが、まだ強くなりそうな馬。相手は1,8,9,10,15,16番。

 

 

今日の一口馬ウインアラジンは中山8R【4歳上1勝クラス】(2400mダート)に出走し12着。騎乗したM.デムーロは「寺島先生からは「ズブい」と聞いていましたが、スタート後の行きっぷりは良かったです。2コーナー付近からはポジションを押し上げに図りましたが、馬が進みたくないという感じだったので気合いを付けて動かしていきました。ただ、途中からはずっと右手前で走っていたこともあり、最後は余力がなくなってしまいましたし、直線の坂も嫌がっていました。今日のような水分を含んだ馬場よりもパサパサのダートのほうが良さそうですし、この距離も少し長いのかもしれません」とのこと。途中までの雰囲気は悪くなかったが、結果的には前掛かりの流れを早めに動く形になり失速。今日のところは色々と条件が噛み合わなかった感じ。次改めて期待したい。

明日の一口馬はベルシャンソン。福島9R【喜多方特別】(4歳上2勝クラス・1700mダート・混)に丹内騎乗で出走予定。騎乗予定の丹内も『レースが楽しみです』と話している。前走を度外視して勝ち負けを期待する。

 

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