《第96回選抜高校野球大会》の組み合わせが決まった。全出場32校の主将が一堂に会し、同地区のチーム同士は少なくとも準々決勝まで、2校が出場する北海道、青森、石川、愛知、京都、和歌山のチーム同士は決勝まで対戦しないように前もって振り分ける措置がとられた。その結果、開幕戦は八戸学院光星（青森）と関東第一（東京）の対戦。初日の第2試合では21世紀枠で出場の田辺（和歌山）と、昨秋《明治神宮大会》を制して今大会優勝候補に挙がる星稜（石川）がぶつかる。第2日第2試合では敦賀気比（福井）と明豊（大分）が対決。Dブロックは激戦区となった。第5日の第1試合で昨秋《関東大会》王者の作新学院（栃木）と神村学園（鹿児島）の対戦が決定。また第2試合に大阪桐蔭－北海、第3試合で報徳学園（兵庫）と愛工大名電が対戦。さらに第6日第1試合で常総学院（茨城）と日本航空石川が対決する。出場32校の初戦対戦カードは以下の通り。
≪1回戦≫
第1日…第1試合 八戸学院光星(青森)─関東第一(東京)、第2試合 田辺(和歌山)─星稜(石川)、第3試合 近江(滋賀)─熊本国府(熊本)
第2日…第1試合 豊川(愛知)─阿南光(徳島)、第2試合 敦賀気比(福井)─明豊(大分)、第3試合 学法石川(福島)─高崎健康福祉大高崎(群馬)
第3日…第1試合 創志学園(岡山)─別海(北海道)、第2試合 山梨学院(山梨)─京都外大西(京都)、第3試合 耐久(和歌山)─中央学院(千葉)
第4日…第1試合 宇治山田商(三重)─東海大福岡(福岡)、第2試合 広陵(広島)─高知(高知)、第3試合 京都国際(京都)─青森山田(青森)
第5日…第1試合 神村学園(鹿児島)─作新学院(栃木)、第2試合 大阪桐蔭(大阪)─北海(北海道)、第3試合 愛工大名電(愛知)─報徳学園(兵庫)、
第6日…第1試合 日本航空石川(石川)─常総学院(茨城)、※第6日第2試合から≪2回≫
以上が組み合わせで僕の予想は、まずAブロックは星稜、熊本国府がベスト８進出。まぁ熊本は九州王者なので大きな贔屓目を入れて…。Bブロックは健大高崎、山梨学院。健大高崎の替わりに明豊も考えたが、最近の九州勢のレベルを考えると…。Cブロックは中央学院、広陵。東海大福岡も考えたが…。前述したようにDブロックが凄い。九州勢で一番期待していた神村学園も初戦で作新学院とは…。それに大阪桐蔭はいるし、それに報徳､名電､常総とは…。まぁ予想的には大阪桐蔭、報徳学園。
結論としてはベスト4に星稜、健大高崎、広陵、大阪桐蔭が残り、決勝は星稜VS.大阪桐蔭。
つまり◎大阪桐蔭、〇星稜、▲広陵、注健大高崎、△山梨学院、報徳学園、作新学院、大穴で熊本国分
高校野球の次は競馬の話題。JRAは６日、武士沢友治（46・小手川）から申請があり、10日付で騎手免許を取り消すことを発表した。97年にデビューした武士沢はJRA通算340勝。マルターズアポジーとのコンビで16年【福島記念】、17年【関屋記念】、【小倉大賞典】を制すなど重賞５勝を挙げた。引退後はJRA競馬学校で教官となる予定らしい。僕は武士沢に対しては、マルターズポジーとのコンビも印象深いが、どういうわけかカグヤヒメとのコンビも記憶に残っているなぁ。印象的な名前というのもあるが、ダート界の女傑になるのでは…と思った馬だったなぁ。ラストウイークは最後の重賞勝ち（通算5勝目）となったマルターズアポジー産駒のオリジナルオリジン（日曜中山5R）など11頭に騎乗する。是非有終の美を飾ってほしい！
引退ジョッキーのあとはルーキーの話題。先週土曜にデビューしたばかりの高杉吏麒（りき）（18・藤岡）が、デビュー2週目にして重賞に初騎乗するらしい。騎乗するのは日曜中京メイン【金鯱賞】（G2、2000ｍ芝）に出走を予定するワイドエンペラー（牡6）。自身が所属する藤岡厩舎の管理馬だ。高杉は、初陣だった先週土日は小倉で騎乗したが、残念ながら初勝利は挙げられなかった。ただ初騎乗だった土曜小倉2Rのファイツオンでは2着に入っている。それにしてもいきなり2週目で重賞に騎乗とは…。それだけ期待されているのは確かだろう。是非思い切って騎乗をしてほしいものだ。
明日の予想。まずは中山メイン【中山牝馬S】。本命は11番コスタボニータ。前々走で中山で好走しており、今後のことを考えて賞金を加算したいところ。今年G1で活躍すると見ている西村淳が騎乗も心強い。相手は1,7,8,10,13,16番。阪神メイン【コーラルS】は1番タガノクリスタル。前曽我久々の1400ｍだったが、内容は悪くなかった。馬場が阪神に替わり、鞍上の和田竜も乗りなれていい。相手は2,3,10,11,12,16番。中京メイン【中京スポーツ杯】は1番ラックスアットゼア。格上げ初戦となるが、1400ｍはすべて馬券圏内。大崩れは考えにくい。鞍上の斎藤も中京ダートは得意舞台。相手は2,4,8,9,10,12番。
今週の一口馬はなんと8頭が出走予定。そろそろ初勝利を挙げてほしいところだが、その前に心機一転事項があったので、それに触れておく。このところ、力はあるのに二桁着順が続いていたメリオルヴィータだが、関係者が協議した結果、このタイミングで環境を変えてみることになり、今月より開業する栗東･小椋研介厩舎へ転厩することとなった。小椋厩舎は3/6に開業したばかり。松下厩舎の調教助手時代は地方交流戦で活躍するシャマルを担当していたらしい。正直不安もあるが、社台グループが選んだ新開業厩舎なので楽しみの方が大きい。ましてまだそんなに馬も入っていないだろうから、メリオルヴィータに対する期待も高いはず。とにかく復活を！小椋調教師任せた、頑張れ！
では今週の出走馬。まずは明日出走の４頭。中山2R【３歳未勝利】（1200ｍダート）に木幡巧也騎乗でエルキュールが出走する。天間調教師は…「先週末に申込んだ川崎の交流競走は補欠2番手で、牝馬限定の中山ダ1200ｍを本線に目標を切り替えました。ただ、そこは今日になって頭数が増え、除外がほぼ確実だったことからこちらの番組に投票をおこない、最終的に4/6の抽選確率を突破して出走にこぎ着けています。どこに使えるかハッキリしない状況で、中京、阪神への輸送も考慮した追い切り内容ではありましたが、本数を重ねて態勢はしっかり整えてあります。初戦からキックバックや馬群は特に問題なかったように、ゲートさえスムーズなら前進を見せてくれるはずです」とのこと。外枠はいいのでまずは次に繋がるレースを！次はアルシミスト。中山3R【３歳未勝利】（1800ｍダート）にルメール騎乗で出走予定。木村調教師は「先週は日を選びつつジックリ動かし、時には強めも採り入れていました。そして、今朝は週末の競馬を意識して３頭併せの追い切りを行いました。アルシミストは前を行く２頭を見ながら３番手より進めて、直線で前に並びかけていくように伸ばす形です。併入にはなっていて、前に食らいつこうとはしているものの、もうひとつギアが変わってこなかったですね。前向きに張り切って走っていますが、そこからもう一段階グッと上がってこないあたりが、この馬の現状なのかもしれません。とはいえ、前回も同じような状況の中、ダート戦でいい方に変わってくれましたし、中２週で体調もキープできていると見ていますから、さらにいい結果になってくれたらと思っています」とのこと。多分状況イマイチも断然１番人気。とにかく勝ってほしい！３頭目はヴィントシュティレ。中山5R【３歳未勝利】(1800m芝）に戸崎騎乗で出走予定。古賀慎調教師は「先週はウッドチップコースで追い切りましたが、当該週は短いシチュエーションで集中させるため坂路で行いました。時計的には半マイル53秒半で終いをじわっと伸ばしています。動きは良く、馬の雰囲気も問題ないですね。態勢は整ったと思います。調教の行きっぷりだとグイグイ行ってもいいくらいなのに、いざ競馬となると最近はそこまでではないですね。調教時に気になることはないものの、もしかすると多頭数など、競馬独特のシチュエーションを気にしているという可能性もあるかもしれませんね…。最近の競馬を見ていると構えて最後にグッと来るというような器用な競馬はまだ対応しきれないのかもしれないので、枠の並びやその時の状況次第では、ジョッキーとは早めの競馬と言いますか前目からの競馬や、外々でストレスのかからないような競馬を含めて相談してみるかもしれません」とのこと。メンバー的には上位人気になりそうで、食らうもマーカンドから戸崎なら鞍上強化といえる。是非勝ってほしい！4頭目はウインアラジン。阪神6R【4歳上1勝クラス】（1800ｍダート）小崎騎乗で出走予定。寺島調教師は「雨の影響でCWコースは馬場状態がかなり悪くなっていたので、急遽ポリトラックコースで追い切りを行いました。慣れていないコースということで道中の進みがあまり良くなく、全体時計はゆっくりになりましたが、しまいはそれなりに動けていました。馬体の張りは変わらず良く、状態は安定していると感じます。スピード勝負になりづらい阪神ならこの距離にも対応可能ですし、うまくレースで力を発揮できればと思います」とのこと。相手関係を重視し、最終的にここを選択したようだが、これまでダート長距離でなんぼの馬なのに大丈夫か。これで好走したこれからの選択が広がるが、“やっぱりだめか”となる可能性が大きいのではないか。
3/10（日）も4頭出走予定。ただこの日は2レースに2頭ずつというダブルエントリー。まずは中山1R【3歳未勝利】（1800ｍダート・牝）にエピックストーリー（岩田康騎乗）とムーンライトデイ（北村宏騎乗）が出走予定している。エピックストーリーに対して金成貴史調教師は「6日に坂路コースで併せて追い切りを行いました。道中はエピックストーリーが追走して、最後は馬体を並べる形でゴールしています。降雨の影響で馬場が重かったこともあり、終いはやや強めに促す格好となったものの、脚取りは最後までしっかりとしていましたね。上がってきた際の息遣いもしっかりとしていますし、競馬を一度経験したことで全体的に馬がしっかりしてきているなと感じます。欲を言えばもう少し飼い葉を食べて欲しいものの、調教の動きがレースでも上手くリンクすれば、前進が期待できるはずです」とのこと。またムーンライトデイに対して田島俊明調教師は「6日にＷコースで併せて追い切りを行いました。道中は3頭縦列の2番手から進め、直線では真ん中に進路を取って脚を伸ばすと、最後はほぼ馬体を並べる格好でゴールしています。降雨の影響で力の要る馬場コンディションでしたが、それに負けることなく逆に推進力のある走りを見せてくれたと思います。上がってきた時の息もしっかりとしていますし、今週の競馬に向けて上手く状態を整えることが出来たのかなと思います。前々走で2着に来た時と同じ舞台での競馬になりますし、道中リズム良く運ぶことが出来れば勝ち負けに加われると思いますから、頑張ってもらいたいですね」とのこと。メンバーを見渡しても両頭とも勝ち負けになるはず。夢の1,2着独占を狙ってほしい！2つ目のレースは中京6R【4歳以上1勝クラス】（1800ｍダート・牝）にパルメリータ（幸騎乗）とオランジー（原騎乗）が出走予定。パルメリータに対して西園正調教師は「(6日の追い切りは)坂路で追い切りました。あまりやりすぎず終い重点でと指示をして、そのとおりいい反応を見せてくれました。短期とはいえリフレッシュを挟んだことで馬には活気があっていい雰囲気です。前走がちょっと物足りない内容でしたから、ここは巻き返してもらいたいです」とのこと。オランジーに対して青木孝文調教師は「6日にＷコースで併せて追い切りを行いました。道中はオランジーが追走して、直線では内に進路を取って脚を伸ばすと、最後は馬体を並べてゴールしています。先週しっかりと負荷を掛けた調教を課していますし、今週は中京競馬場までの輸送をこなさないといけないので馬なりのままでしたが、5ハロンから67.7秒のラスト1ハロンは11.9秒と悪くない時計をマーク出来ましたね。道中はリズム良く運べ、直線ではスムーズに脚を伸ばすことが出来ましたし、常歩では歩様が硬く映るのですが、跨ってもらった原優介騎手はそこまで硬いように感じなかったようですから、その点も良かったです。こちらで出走させるのは昨夏以来となりますが、その時よりも馬が全体的にしっかりして成長しているように感じています。久々のレースになりますし、そう簡単ではありませんが、このクラスに目途の立つ走りを見せてくれればと思っています」とのこと。レースは10頭立てでメンバーもさほど強くなさそう。このレースでも1,2着独占してほしいなぁ。まぁレース前だから、夢は大きく‼
