太陽光発電シニア

太陽光発電一筋、40年をはるかに過ぎたが何時までも興味のつきない厄介なものに関わってしまった。

年がいって変わってきたこと

2019-08-31 09:10:52 | 日記

一番は不必要なものを持たないようになったことである。若いころは若しかして遠い将来必要になるかも知れないと思って物や資料を溜め込んでいた。勿論今は無駄なものを置いておくスペースが限られていることもあるが、漠然とした遠い未来そのものが無くなってきたことが最大の理由だ。将来の要る要らないは大方想像がつく。極端に言えば今日明日必用となるもの以外持っておく必要がないのである。井上陽水の傘が無いの心境である。当面のものさえあればその他のものはどうでも良い。老後2000万円不足するというが今日明日食べられれば遠い先の不足は気にすることはない。金があったら豪華な海外旅行?行っても帰ってこなければならないから行かないのも同じ。勿論年金暮らしでそのような贅沢が出来る筈もないが。中高年の消費は医療関連以外は期待しない方が良い。断捨離とかゴミ屋敷の問題がTVで時々取り上げられる。一番の原因はそれを置いておくスペースがあることである。アルカトラズの刑務所でもパピヨンに出て来るデビルス島の刑務所でも無駄なものは一切ない。釘一本、フォーク一つだって置いてはおけない。年とともに必要と思われる物はどんどん減って行く。これは人間関係にも言えることかも知れない。

立憲民主の枝野代表が河野大臣の辞任要求発言について釈明しているようだ。例の無礼発言への言及でどうも国民感情を理解していないようだ。この人はちょっとエエカッコシイのきらいがある。それとも過剰なエリート意識か。小池さんが新党に誘っていたら今の立憲はないだろう。原発事故対応の時の、直ちに××に及ぶものではないと何とかの一つ覚えの会見は記憶に新しい。河野さんは事故後東電の在り方について与党にありながらかなりはっきりした物言いをしていた。ネットで批判を浴びて釈明するくらいなら初めから言わない方が良い。今の野党は何が何でも安倍政権打倒に結び付けようとしているが何一つ功を奏していない。これは戦略の間違いである。この際目一杯政権寄りの発言をしたらどうだろう。森友の時は、土地譲渡が違法な手続きでない限り国民感情に阿るような追求はできませんね。文書改ざんだって文脈が変わる訳でも誰かが利得するわけでもない。我々も改ざん出来る文書があればこれを参考にどんどんやって行きますよ。加計の時も、友達への情は法に反しない限り否定されるべきではありません。日本人が大事にしなければならない美徳の一つです。河野大臣の怒りはよく理解できます。日本も散々手を尽くしてきたのに理解されないもどかしさは痛いほど分かります。国民も大いに溜飲を下げたでしょう。こういうハッキリ物を言う人こそ次期総理になって頂きたいものです。こうなればどこが与党で野党か訳が分からなくなる。多分、おいおいそこまでは言っていないと与党は慌てる。米国が自分の国は自分で守れと言うのに対し、大胆な軍拡と兵器拡充を進めると言ったら、おいおいそこまでやれとは言っていない。単にアメリカの核を除く兵器を買って欲しいと言っているだけだ。足りないところはアメリカが守るから安心してくれとなる。


それでも秋はやってくる

2019-08-30 13:33:27 | 日記

ブログを書こうとパソコンに向かったらOSのプログラム更新があった。夜中にすれば良かったがつい今すぐ更新をクリックしたらとんでもないことになった。それから2時間くらいずっと更新中となり電源は切るなと言われるし、再起動は何度も行いますと出た。更新中は如何なる操作もできない。結果ブログぼルーチン化した書き込みが遅れるはめになった。良く読んで下さる人からはアイツ具合が悪いか、場合によっては死んでしまったと思われたかも知れない。釣り場の顔見知りならあり得るかも知れないがどっこいまだ元気でいる。

朝は何か書くつもりのネタがあったが忘れてしまった。こういう時は無難な天候ネタだ。昨日は暑さがぶりかえしてきたがそれでも朝夕は盛夏に比べると涼しかった。今年の夏は猛暑日もあったが何とか扇風機だけで熱中症にもならず過ごした。相当水分を摂ったので秋口に腹を壊す可能性はあるがそれは毎年のことである。もう何が起こっても不思議ではない年になったし、もしものことがあってもちょっと早かったねと言われるくらいの年令にもなった。あと目指すは結構しぶといねと言われる年令まで粘ることである。ブログを書き続けていると頭はボケていないことは自覚できるが体力の衰えは見た目以上に進んでいる。運動不足が拍車を掛けていることは間違いないが歩くとか電車で遠くにいくことは億劫になってきた。どこかでライフスタイルを変えて一念発起しないと本当にこのまま引きこもり老人になってしまう。秋は何かを変える絶好の機会である。秋に勢いをつけて厳しい冬の寒さを惰性で乗り切る。冬になれば春暖かくなれば色んな事ができると思える気がする。春に復活して夏の暑さ耐えきる。若いころは夏が好きだったが今は迷いなく春と秋が好きだと言える。スポーツも勉強も始めるなら春秋だ。

8月は休みだったが9月からは市民講座も再開する。ブログ書きもそうだがライフスタイルに何か縛りを持たせるのも必要だ。完全な自由はかえって不自由であることを知ったのは定年後である。全てのことを自分で決めるのは結構労力が要る。贅沢を言っているように思われるが実感である。勤めていた頃はほぼ全てが縛りの中にあったがいざ金魚が金魚鉢から大河に放たれると結構とまどいもある。やって来る秋は、旦那さん今年の秋はいつもと違うでしょうねと聞いてくるかも知れない。あまり立派な事は言えないが年齢が大台に乗ることだけは確かである。


週刊誌は野党の諜報機関か

2019-08-29 09:08:30 | 社会観察

厚労政務官が辞任した。外国人労働者の在留資格で「口利き」疑惑だそうである。音声録音まで出てきたら駄目でしょう。それにしても政治家はそれが良い事か悪い事かの判断の前に金になるかどうかが判断基準があるようだ。選挙に金はかかるし、政務活動費は使途が厳しくなっているし、貧すれば鈍すの類だろうか。それにしてもまたもや週刊誌のスクープが発端である。野党追求のネタ本は週刊誌であることはここ数年の様々な問題で分かっていたが相変わらずだ。独自の調査などまずやっていない。週刊誌に金を出して動かしているとも思えない。一身を賭して追求するくらいのサムライは野党には居ないのか。今回はスキャンダルではなく政治そのもの問題だろう。官僚の中に密かに情報ネットワークを築くくらいの知恵はないのだろうか。国会質疑を見ているとどうも共産党だけが独自の情報収集をしているように見える。資金力があるのかシンパが多いのか。河野大臣の「無礼」発言が大臣としてあるまじき発言で日韓関係をより悪化させていると批判している党首がいるが、TVのコメンテーターで、今まで日本の外交は笑顔で優柔不断の発言が多かったが今回は考えがハッキリ伝わって良かったと言っていた。国民の多くもそう思っただろう。安倍さんの長期政権功労者の半分は(体たらくの)野党のおかげと言われている。その通りである。万博もオリンピックも人生で2度目の経験になりそうだが政権がどちらに転ぶか分からない2大政党による緊張も2度目があると面白いがこれは実現しそうにない。スターのリードボーカルの後ろにいるバックコーラスのように個々の政党の違いなど殆どの人は分からないし、分類学者でないから興味もない。

ここまで書いて一旦休憩、TVを点けたら韓国で開催されるU18ワールドカップに参加する高校生が恒例のJAPANや日の丸がついたシャツではなく白無地のシャツで出掛ける姿があった。高野連は要らぬトラブルを避けるためにできることはすると言っていた。何処の国に多いかは別にして非常識な輩は何処にもいる。もし、選手に卵の1個でも投げつけられて犯人が、人ではなく日の丸に投げつけたと言ったらどうする。高校生は歓迎されていないと傷つくが、韓国世論は今の時勢日の丸を掲げること自体非常識と理解を示すかも知れない。

そこに、防衛副大臣がコメントして、日の丸を外すくらいなら参加しなくても良いと言った。驚きである。TVコメンテーターが、学徒出陣ではあるまいし何を言っているのかと噛みついていた。官邸は高野連の対応についてコメントする立場にないと言う。防衛副大臣が官邸(政府)の外にあることを初めて知った。もし本番の試合で、無印のユニフォームで出場し、中継アナウンサーが一体どこの国のチームなんでしょうとなれば分からぬでもないが移動中の服装である。防衛副大臣ならGSOMIA問題についてコメントしたらどうだ。官邸は個々の政治家の発言にコメントはしないと言ってくれる筈。それにしても政務官や副大臣というのは呆れるばかりの人が結構居る。肩書はあるがあまり責任は負わない気楽さか見識はさほど必要ないのだろう。


B級読書途中感想文

2019-08-28 08:23:53 | 日記

暑かったせいで遅々として読書が進まなかったが此処にきて少しスピードが上がってきた。短編集が下らなかったことは以前書いたが今度は少々読み応えのあるものにぶつかった。ミステリー小説であるが物語の進行に無駄がない。ついつい次頁を読みたくなる秀作である。よくある殺人事件を追う窓際刑事の執念の物語であるが、殺人事件が企業犯罪であったという展開だ。背景には社会問題や企業エゴなどが巧に描かれており作者の広範な勉強のあとが伺える。多分取材や文献調査を経て執筆にかかった時は既に90%くらい作業は終わっていたのだろう。思いつきで想像を膨らませて書く若い作家が多い中で構成は緻密である。松本清張の小説と似たところがあるが影響を受けているのは確かだろう。惜しむらくは、殺人事件の動機の解明がストーリー展開の要であるのに小説のタイトルがそれを暗示しているのが惜しい。別のタイトルの方が良かった。Bの上のA'くらいにはあるのではないか。

今は光瀬龍氏の「百億の昼と千憶の夜」に取り掛かっている。こちらは萩尾望都氏の漫画本に感銘していたが、たまたま原小説を古本屋で見つけて買ったものである。何十年か前漫画を読んだとき原作小説を読みたいと思っていた。宇宙を統べる「神」を追い求める巨大な叙事詩のようなものであるが、これも光瀬氏の博識(相当勉強されている)に驚かされる。単に空想で書けるものではない。まだ序章だが描く世界の稀有壮大さは十分伝わってくる。また場面ごとに萩尾望都氏の美しい絵が浮かんでくるので違った味わいで楽しめる。多分漫画が無ければ個人の想像力だけでは場面を思い描くことは難しい。読み終えたら感想を書こうと思う。

本来はミステリーの後は少し勉強のためにイスラーム文化について書かれたものを読もうと思っていたがこれは少々大変で後回しになった。フォントが意外に小さく遠近両用メガネでは読み辛いのだ。フォントが大きいとページ稼ぎかと損をした気分になり、小さいと読み辛いと文句をいう。ハズキルーペを買うべきか。単なる凸レンズならスーパーで老眼鏡でも良さそうな気もするが。銀座のクラブでこの老眼鏡をお尻で10回くらい踏まれて壊れてもハズキの値段にはならないだろう。HAZUKIを掛けてRIZAPに行けばCMは1本で済むのに。同じ匂いがする。


ファーストレディ何するものぞ

2019-08-27 08:14:57 | 社会観察

G7が開催されているが同伴したファーストレディ達の姿も写真で報じられている。さながらファッションショーである。彼女達の役割が良く分らない。集まって仲良くなって何になるのだろう。もし国同士が揉めた時、奥さん同士が電話してお宅のご主人なだめてとかアドバイスする関係になるためだろうか。それと有能な奥さんが見聞きしたことを家庭で主人に助言するためだろうか。ホテルに帰ってから、あの国の奥さんブランド品で身を固めているし身に着けている宝石も凄いものだったわ。あんな国に支援など必要ないわ。国防費などもっと負担させるべきよなどと言われたどうする。何れにせよ政治に口出しすることになる。意味があるとしたら奥さん自身が慈善活動か何かで活動をしているため見聞を広める良い機会だとかファーストレディ会を作って主婦の座から見たG7,旦那に物申す共同コミュニケを発表するとか独自の活動があればなるほど同伴と思うが。まさかパーティーの場を和ますお飾り、ホステス代わりではないだろう。当然費用は国から出ているのだろうから何らかの目的と成果報告がなければならない。だからと言ってファーストレディではなくセカンドレディなど連れて行くと別の問題になる。メリケル首相の旦那さんがあまり参加しない(した時もあるようだが)のはファーストハズバンドとかファーストジェントルマンと呼ばれるのがプライドが傷つくのかご自身の仕事が繁忙だからだろう。

勤めていた頃海外でのシンポジウムや学会などで奥さんを同行する人が偶に居た。勿論自費参加であるが奥さんともども海外慣れした余裕のある人達である。こちらは発表の予行演習やら資料チェックでホテルに居てもすることは山ほどある。とても奥さんの観光に付き合うことなどできない。敵陣に切り込んでいるときに奧さんが後ろからくっついてくるようなもので、敵を倒しながら後ろの奥さんも守るなどといったヒーローにはなれない。同伴される方の奥さんは薙刀などで敵をやっつけるくらいの勇ましい方々なのだろう。

韓国でデ・ジャブのようなスキャンダルが報じられている。文大統領の側近、次期法務部長官に内定しているチョグク氏の不正疑惑だ。特に娘の大学不正入学疑惑が国民の反感を買っているらしい。前大統領朴大統領のお友達チェスンチルの娘の不正入学が問題になり朴政権崩壊の引き金になったが、チョグク氏はこの事件から何を学んだのだろう。多分最後は「関係者の忖度があったかも知れないが自分は何も指示したことはない。ただ、そのような不正に至るような忖度を生み出した責任は私の不徳でありお詫び申し上げる」と言うのだろう。途上国に行ったとき聞いた話である。トップである首相(あるいは大統領)が変わると彼の同郷であったり友達、親戚が一気に登用されるから場合によっては組織丸ごと入れ替わることがあると言う。途上国故さもありなんと思っていた。民主国家、先進国である我が国ではあり得ないと思っていたが小学校建設や獣医学部開校であったときは少し自信が揺らいだ。しかしこの主因は忖度であり利権絡みの途上国というより先進国末期の症状である。お隣韓国は途上国卒業の症例だろうか。呆れるばかりである。