もうこれは我慢の限界だ。暑さではない。暑さは早朝だけ涼しくなってきた。MLBエンジェルスのリリーフ陣に対してである。大谷選手を観るようになってからエンジェルスに親しみを持つようになり選手の名前も覚えだした。野手陣は日替わりメニューで時々打つ者もいるがリリーフ陣がまるで駄目である。5点くらい差をつけていてもリリーフ陣が打ちこまれて負けた試合を何回見たことか。負けの方程式は確立されている。草野球を見ているようだ。勝たなくても良い。チームの方針を変えるべきだ。我がチームは大谷が三冠王を取るためにあらゆる手段を講じるとしたらどうだ。デッドボールでも良いから大谷の前にランナーを出す。ヒットでなくてもファールで粘って相手投手を疲れさせる。大谷の前で二塁打、三塁打を打って一塁を空けては駄目、単打にして大谷が敬遠されないようにする。大谷がFA権を行使し出て行ったらエンジェルスの人気はガタ落ちし球団経営が成り立たずチームとしての価値は暴落、二束三文で売り飛ばさる。
ただ難しいところもある。勤めていた会社は現預金をしこたま抱えていた。例え仕事が無くなっても全従業員の給料を何年も払える額だ。世間では優良企業と言われていた。その分社員の給料に回せといった意見もあったが。確かに給料は並の下くらいだったが。経理の者に安泰ではないですかと言ったら逆に買収される危機だという。もし買収すればその金も付いて来るから買収する者にとっては魅力的な会社になってしまう。大谷選手を抱えていればチームを売り飛ばす時に高値になる。何としてでも大谷を残留させる手立てを講じるべきである。三冠でなくともHRと打点の2冠でも良いが(打率はちょっと難しいと思う)。大谷選手は金で動くとは思えない。弱小チームを何とか自分の手で強くしたいと思っているだろう。ちばあきお作の野球漫画「キャプテン」のようなチーム作りをしたいのではないだろうか。我が家は安心である。闇バイトに金庫を狙われることはない。金庫そのものが無いのだ。箪笥はあるが預金はない。何もない事が安全を担保するのも情けない話だが。広い国土も天然資源もない日本は侵略する魅力がない、これが安全保障に大いに貢献しているとブログに書いたことがあるが何も持たない生き方も見直されるかも知れない。大谷を放出するなと言っているのか出せと言っているのか。最終的には個人の生き方に委ねられる問題である。