太陽光発電シニア

太陽光発電一筋、40年をはるかに過ぎたが何時までも興味のつきない厄介なものに関わってしまった。

消滅可能性自治体

2024-04-25 07:31:00 | 日記

 今朝の1面トップは「消滅可能性自治体」である。全国1729ある自治体の約4割が消滅可能性自治体とのこと。3年ほど前人口減少、少子化対策、移民問題などを市民講座で学んだとき関連したブログを何回か書いた。限界集落ならぬ限界街である。主旨は人口減少のマイナス面ばかり煽って不安を増大すべきでない。ドイツの人口は約8350万人、イギリスは6750万、フランスは6520万人である。日本の1億二千万人の5~7割である。彼らは貧しくて汲々しているか、否である。日本に欠けているのは人口動態というかなり精確な推計がありながら、しかも何十年か先を見越しながら目指すべき社会の絵を描かないことである。マイナス面ばかりではないだろう。人口減少社会のメリットも公平に伝えるべきではないだろうか。

昨日は大谷選手がHR第6号、飛距離137mの特大弾をライナーで放った。もしこれがジャイアンツの選手だったら一面トップを飾っただろう。底知れぬパワーである。HRでは観客席に着弾するのにどうやって飛距離が測定できるのかと思われるかも知れない。様々な推定方法があるがレーダーで弾道を測定し地上の着弾点を計算で出す方法が主流のようだ。レーダーでなくとも理屈では初速度と角度を測定すれば空気抵抗(温湿度で変わる)と重力、風向風速が分れば放物線は推定できる。戦場のスナイパーがやっていることだ。中学1年のときの担任は数学の先生だった。随分可愛がって貰ったような気がするが珍しく海軍兵学校の出であった。兵学校では何をしていたのですかと聞いたら大砲の弾道計算をしていたとのこと。特に海上での艦砲射撃では互いの船が波で上下し見えなくなる間がある。そこで弾道計算をして着弾点を計るとのこと。今のように素早く計算ができるコンピュータなど無かった時代だ。その先生は教育委員会に移って何処かの学校の校長先生になったとのこと。お世話になりました。お蔭で大して数学嫌いにもならずに済みました。経験上どんな先生に習ったかで学科の好き嫌いは決まってしまう。

一ドルが155円となった。日本にとっては円安(アメリカにとってはドル高)となり輸出産業はウハウハだろうが対日貿易ではトランプ前大統領は「米国にとって全くの大惨事だ」との見解を明し、ドル高は米国の製造業への打撃になるとも指摘した。日本相手に大惨事なのだろうか。アメリカドルは基軸通貨であり外国との貿易や資本取引などの経済取引において決裁手段として用いられる通貨である。ドル決済なら痛くも痒くもないだろうと思ってしまう。自動車の輸入価格が割安となって国産車が売れなくなる?武器が輸出し難くなる?勤めていた頃海外出張の精算はドルベースで行われた。最後に為替レートを掛けて円換算して支払いが行われる。一ドル80円の時代に出張した時は日当もドル計算だったから悲惨だった。今でも同じ方法なら155円が掛けられるからウハウハだろう。もしかして為替調整が導入されているかも知れないが。インバウンドの観光客、ドル→円の両替ではウハウハだろう。人気観光地では物の値段が上がっていると聞く。日本人観光客にとっては大惨事だ。



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