太陽光発電シニア

太陽光発電一筋、40年をはるかに過ぎたが何時までも興味のつきない厄介なものに関わってしまった。

仕切り屋

2024-05-10 06:43:04 | 日記

 雨が降ったり風が強かったり寒かったりで天候が不順である。今朝は晴れて比較的暖かいので海まで行って見よう。クロダイにはまだ少し早いだろうが釣り人が出ていたらやってみようかと思う。遊びか趣味と思われるが純粋おかず目当ての漁業である。現役の頃は仕事仲間とハマグリ獲りに出掛け昼には持ち込んだ食材と一緒にBBQを楽しんだ海岸である。膝下まで水に入りグリグリとツイストを踊るように砂の中を探す。足の裏にゴリっと手(足)応えがあると4~5㎝の立派なハマグリが幾らも獲れた。今は漁業権が厳しくハマグリ獲りは禁止されており人は出ていない。沖に向かう堤防に釣り人がチラホラ寂しい海岸になっている。違うのは年中中年を含めた多くのサーファーで賑わうことである。それ程大きな波は来ないのだが人気スポットのようで他府県ナンバーが多い。投げ釣りで釣れない時はサーファーでも釣ろうかと誘惑されてしまう。冗談だが。珍しいところではウミガメやスナメリが時々岸近くに泳いで来る。

何とも難しい問題である。水俣病被害者団体との懇談の席で、環境省の職員がマイクの音を切って団体の発言を制止したとして問題になっている。環境省側は「1団体3分」で終えることを何度も促し開催要領にも書いていたようだが。後日環境相が水俣市を訪れて当事者らと面会し、「心からおわびする。深く反省し、しっかり環境行政を進めていく」と謝罪した。記事だけ読むと冷酷でしたたかな官僚の姿が目に浮かぶようだが似たような経験がある。

業界団体主催のシンポジウムで会場からの質疑を受けるときマイクを握ったら自らの考えを長々と披瀝し次の質問者に移れない人がいる。市民講座でも最後に講師と聴講生の間でQ&Aの時間があるがやはり自説のワンマンショーのように一向に肝心の質問に入らない人がいる。どちらも司会進行の人がいるのだが遠慮して簡潔に述べて下さいとかの注意をしないからイラッとする。水俣病被害者団体のように人生をかけた深刻な場面ではないが最低限発言者は予め頭の中で発言内容をリハーサルしておくべきである。特に市民講座では年配で時間の余裕がある人が多く場が読めない場面がしばしばあり反省を促したい。また司会進行役は仕切り屋である必要がある。どちらにもあまり遺恨が残らないような仕切りである。何を隠そう私はその仕切りが得意だった。何時もなら官僚を非難するが疑似体験から必ずしも一方に与する事ができない。Q&Aと懇談会の深刻さは違うが敢えて言わせて貰った。

 



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