太陽光発電シニア

太陽光発電一筋、40年をはるかに過ぎたが何時までも興味のつきない厄介なものに関わってしまった。

巨大なブーメラン

2020-10-03 08:20:06 | 社会観察
 他人の不幸に付け込み皮肉を言うべきではないがトランプ大統領夫妻がコロナに感染したとのニュースがあった。大統領選を目前に控えて深刻な事態である。大統領はこれまでコロナを軽く見る発言を繰り替えしてきたが、日本の政治でもよくあるブーメランと言う奴だ。ウィルスは身分とか貧富の判断ができない。イギリスのジョンション首相やブラジルの大統領も同じような目にあっている。似た者同士なのだからトランプさんに復活のためのアドバイスを送ったらどうだろう。金が無くなったWHOも耐えてエールを送るべきである。世界最高峰の医療スタッフが就くだろうから回復はするだろうがどういう戦略を取るか見ものである。見ろ、こんなに元気になったではないか、コロナ怖るるに足らずと強気で行くか、自分のコロナ対応は間違っていたと反省の弁で同情票を集めるか。日本なら後者の戦略だろうがこればかりは分からない。
 大統領に全ての話題を搔っ攫われたが日本でもちょっと気になるニュースがあった。日本学術会議の会員推薦105人のうち6人を首相が任命しなかったことである。SNS上では20万人を超える人が異論の声を挙げているとのこと。ネットを見ていると拒否された6人に共通したものが見えてくるが余りに見え見えの拒否は首相にブーメランが返ってきそうな気がしてならない。「首相が拒否した」との印象だけが残るのは如何なものか。桜を見る会の参加者を決めた時と同じように、何段階もの審査を経て私が最終決断をしたと言えば良いのにと思う。直接的な非難は和らぐと思うが。ニュースにはならない巧妙なやり方はあった筈だが。
 これほど全国区では無いが似たようなことがあった。太陽電池関連の国(省)が主催する委員会でのことである。委員会の委員は省が委嘱する形で選ばれるがある有名な大学教授が選ばれていた。太陽電池関連では誰もが認める第一人者の一人である。委員会は公開で開催されたが、その先生は正論ではあるがしばしば委員会を紛糾させた。委員会には電力会社の重役とか某有名大学の電気工学の先生、あるいはNGO代表とか様々な分野から委員が出ていた。その委員会が一旦終了し、衣替えで新たな似たような委員会が立ち上げられた時、第一人者の先生は委員に選ばれなかった。風見鶏のように国の言う事を素直に聞く別の大学教授が座長になり、その他の教授も所謂御用学者ばかりになった。勿論過激なNGOも外れた。外れた先生から何故自分が選ばれなかったのかとしつこく電話されて困っている、私が選んだのではないのにと本省の担当課長から愚痴を聞かされたことがある。想像だが当時は電力会社が物凄く強く、電力関連委員から事務局にクレームが入り外されたのではないかと思う。再エネ関連の委員会でありながら電力と事務局は一身同体で事務局の進行シナリオに異論を挟む委員は印象は悪いではないだろうか。簡単に言うと正論ばかりでは社会に通用しないのである。これ以降多くの関連する委員会が発足したがその先生が委員に選ばれることは無かった。委嘱という一方的に国が選ぶ委員だから文句のつけようもないのは分かっていた筈である。若い頃から良く知っている有能な先生である。自他ともに認める第一人者というプライドが外れることなど予想していなかったのだろう。もう少し器用に振舞って続く委員会でも活躍していたら様々な制度ももう少し変わっていたどろうと思う。それから再エネに吹く風はアゲンストばかりになった。この場合は一人の先生をどうにかするだけだったが日本学術会議は会員も多く、背景には数多の学者が居る。学者馬鹿の大集団を凹ますのは大変だ。彼らはプライドを持っているから余計に厄介だ。今すぐ推薦人の任命拒否に至る記録はシュレッダーにかけた方が良い。桜を見る会の学習があるとしたら今生かすべきだ。