太陽光発電シニア

太陽光発電一筋、40年をはるかに過ぎたが何時までも興味のつきない厄介なものに関わってしまった。

祝甲子園

2018-07-26 08:04:23 | 日記

予想通りと言えば我が母校、珍しくBEST8まで進んだが敗れてしまった。これまで4回も勝ってきたのだから上出来と言える。もう1校、家内の甥が主将を務める野球の名門校、見事決勝戦に勝ち甲子園出場が決まった。例年以上に興味を持って甲子園大会を観る事になるだろう。小学生の時、リトルリーグで活躍し、神宮球場へ全国大会の決勝戦を応援に行ったのはつい先日のように思われる。体格も良く、長打を連発しスウィングスピードの速さは修学性と思えなかった。優勝後は日本選抜にも選ばれアメリカまで招待試合で行ったがそれ以降は野球の話はあまり聞かなかった。中学は地元だったが野球は続けていたようで高校は推薦で今の学校に行き、1年生からレギュラーだったが甲子園には縁が無かった。小学生の時がピークだったのかと思っていたが地道に猛練習に励んでいたのだろう、最後の夏に念願が叶った。勿論本人も嬉しいだろうが、ずっと末っ子である子供の野球を応援してきた両親への最高のプレゼントになっただろう。

甲子園は全国の強豪が集まるから1勝するのも大変だろうが、出られる事だけで一つの目標は達したと言える。勉強のできる兄貴達と全く違う道を選んだようだが、たとえプロ野球選手に成れなくても甲子園に行ったことだけでも一生の宝物である。あの時あれだけできたのだから野球とは違うが今回これが出来ない筈がないという自信は持って良い。高校球児の多くはリトルリーグで活躍し、そのまま順調に能力を伸ばしてきた連中である。しかし甲子園で傑出した能力を発揮した者でもプロ野球に進むと壁にぶち当たることはよくある。去年の夏の甲子園の活躍から鳴りもの入りでプロになった者で即戦力になっているものは殆ど居ない。それくらい厳しい世界であるがここまで来たらケガに気を付けてさらに上を目指して欲しいものである。

アマチュア野球で活躍した人達が良くゲスト解説などに出て来るが皆さん別の職業に就いていても驚くほど立派な社会人になっている。言葉使いで分かる。常識人である。近所の子供野球の監督している人の家に「野球は子供を大人にする」という標語が懸っていた。チームプレーや先輩後輩のあり方が徹底的に教え込まれるのだろう。他のスポーツではあまり見られない、やはり歴史あるスポーツである所以だろう。残念なことはプロに行った後つい現役時分の自分と比較して偉そうに喋る人は多いが、大変な人格者になったとかあまり聞かない。そう言う意味ではプロに喝!もし、甥っ児にアドバイスするとしたら描いている野球人生を全う出来てもやっと人生の半分である。残り半分は社会人としてどのように過ごすかである。今はまだ折り返し点に向かって全力で走れば良い。人生の失敗も成功もまだ何も決まってはいない。これから流すであろう悔し涙もきっと折り返し点以降に役に立つはず。