じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

吉本ばなな「体は全部知っている」から

2024-03-21 14:38:52 | Weblog

★ 高校の合格発表が終わった。大学及び専門学校を受験した塾生10名、高校を受験した塾生18名。みんな決まるべきところに決まった。彼らの前途を祈りたい。

★ 中学3年生のほとんどが卒塾したので、今週の授業はゆとりがある。ただ新年度に向けての雑用は後を絶たない。そして来週からは春期講座が始まる。

★ 映画「海と毒薬」を観た。1986年に制作された白黒映画。人体実験、医療者の倫理、倫理観と自らの立場に葛藤する若い医師、能天気な軍人たちが印象的に残った。同じく遠藤周作さんの作品「沈黙」にも通じるテーマを感じた。

★ 吉本ばななさんの「体が全部知っている」(文藝春秋)から「小さな魚」を読んだ。主人公の女性の胸には脂肪腫があり、時々痛んで彼女を悩ませた。思い切って切ることにしたのだが、切ってしまえばそれはそれで喪失感を感じたという。

★ 芥川龍之介の「鼻」を思い起こした。

★ さて、来週は天気が悪そうだ。「なたね梅雨」か。季節が動いていく。

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