じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

映画「サラエボ」

2018-12-31 21:09:01 | Weblog
☆ 映画「サラエボ」(2014年)を観た。

☆ 第一次世界大戦の原因とされるサラエボ事件。中学歴史の教科書には「オーストラリアの皇太子夫妻が、サラエボでスラブ系のセルビア人に暗殺されました」(東京書籍「新しい社会 歴史」)と書かれている。

☆ セルビア人がオーストラリアの皇太子夫妻を暗殺したの事実だが、その背後には大きな陰謀があった。映画では一人の検事の目を通してサラエボ事件の真相が明らかになっていく。

☆ ドイツ、オーストリア、トルコを結ぶライン。そのラインを遮断するセルビア。そしてそのセルビアの背後にはロシアが。帝国の利害がぶつかり合ってバルカン半島はまさに「ヨーロッパの火薬庫」になっていた。

☆ 戦争はつくられるもの、大義名分はつくられるものだということがよく分かった。
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代議士の口利き

2018-12-31 11:01:37 | Weblog
☆ 医科大の不正入試、代議士の口利きがあったのではと報道されている。代議士の口利き、数千万円の寄付金。医の世界はスケールが大きいなぁ。

☆ それとはずいぶんスケールの違う話だが、私が学生の頃、教員採用試験の1次試験にさえ合格すれば、あとは市会議員(あるいは県会議員)に頼んで何とかしてもらう、なんて話を何度か聞いた。金品が絡めば贈収賄だから、その辺はどううまくやったのやら。(代議士が本当に口利きをしたのかは不明)

☆ 昨今、お中元やお歳暮の贈答は激減したが、コネ社会は今も健在のようだ。
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介護は年中無休

2018-12-31 08:58:06 | Weblog
☆ 身の回りの整理が何もできなまま、大晦日を迎えてしまいました。

☆ 本日の予定。8時~12時 冬期講座授業 12時~13時 買い物 14時~15時 そうじ 16時~18時 冬期講座の丸つけ
18時~19時 食事 19時以降は未定。

☆ 父親の介護。朝起きるといつも通りティッシュの山。痰を吸引。9時半、ヘルパーさんがおむつ交換。10時~胃ろうで栄養注入。13時半、今年最後の訪問看護。17時、ヘルパーさんが今年最後のおむつ交換。17時半~胃ろうで栄養注入、23時半~胃ろうで栄養注入。その間、適宜痰の吸引。

☆ 年末年始もヘルパーさんが来て下さるので助かります。看護師さんは24時間対応、急変したときは連絡すればよいので心強いです。

☆ 父親の介護を始めて18年、寝たきりになって8年。仕事と介護の両立は想像以上に大変ですが(昼間はもちろん、夜中であろうと朝方であろうと起こされます)、今年も何とか無事に終わりそうです。

☆ 介護に年末も年始もありません。365日、年中無休。援助していただく皆さんに心から感謝です。
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ドラマ「ケイゾク」

2018-12-30 20:38:29 | Weblog
☆ ドラマ「ケイゾク」第1話、第2話を観た。1999年の作品だというから今から20年前だ。今見ても古くない。

☆ さすがに中谷美紀さんや渡部篤郎さんなど役者さんが若いから、それで時代を感じるだけだ。

☆ この作品が、「SPEC」に続いていくんですね。
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「未解決の女」最終回

2018-12-29 22:25:04 | Weblog
☆ huluで「未解決の女」最終回を観た。面白かった。

☆ 最初何かぎこちなかった演技も最終回では気にならなくなった。とにかく波瑠さん演じる熱血刑事に魅了された。これは第6課の面々と同じ。若い子のバイタリティには勝てません。

☆ こりゃ次のシリーズも楽しみだ。
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「先達はあらまほしきことなり」

2018-12-29 11:27:01 | Weblog
☆ 小学生の頃、家族で石清水八幡宮を参詣した。初詣だった。京阪八幡駅を降りるとすぐにケーブルカーの駅があったが、ケーブルカーには乗らず、石段を登ったような記憶がある。 

☆ さて、高校入試問題対策の国語の教材に徒然草の「仁和寺にある法師」が出てきた。中学校の国語の教科書にも採用されている有名な話だ。

☆ 仁和寺のある法師が一人で石清水八幡宮を参拝した。彼はそのことを仲間に話す。「長年思っていたことを成し遂げた。噂以上に尊いお姿だった。人々は山に登っていくので何かあるのかなと思ったが、今日は神を参詣するのが目的だったので行かなかった」と。

☆ 石清水八幡宮は男山の山上にあり、この法師はふもとの末寺をそれと思い込んで参詣したのだった。「少しのことにも、先達はあらまほしきことなり(ちょっとしたことでも先導者があってほしいものだ)」というのが兼好法師の箴言だ。

☆ したり顔でわかったようなことを言いながら、実は人に笑われている。そんなことがないように心がけたいものだ。
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冬期講座6日目

2018-12-29 10:57:44 | Weblog
☆ 冬期講座は6日目になりました。今日で日程の半分を終了。中学3年生を中心によく頑張っています。

☆ 30日、31日、あと2日頑張れば、2日間の正月休みです。でもこの2日間もプリント類の丸つけで終わりそう。

☆ 学生時代に塾を始めて40年。途中、院生時代(3年間)とサラリーマン時代(平社員として3年間、仲間と起業し役員として3年間)の9年間を除いて、およそ30年はこの生活。

☆ 塾のスケジュールは年度単位で動くので、3月上旬の公立高校の入試が終わってやっと一息。中旬の合格発表で生徒と共に喜びを味わいながら、すぐさま新学年の準備。募集と春期講座が始まります。

☆ あと15年。若い人の助けを借りながら現役を続けられれば本望です。
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渡辺淳一「花埋み」

2018-12-27 20:32:57 | Weblog
☆ 近代日本最初の女性医師が誕生して130年あまり。医大の不正入試に見れれるように、女性に対する偏見、不公正は今でも根強く残っているようだ。

☆ 渡辺淳一さんの「花埋み」(新潮文庫)を読んだ。近代日本で最初の女性医師となった荻野吟子の生涯を描いた大河小説だ。

☆ 富農の娘として育った「ぎん」は同じく富農の家に嫁いだものの家に馴染めず、おまけに夫から性病をうつされ実家に帰る。その治療で感じた恥ずかしさ。まだ開業医が男の独占的職業であった時代、「ぎん」は自ら吟子と名を改め、医師の道を目指す。

☆ 新しい分野の開拓者の常だが、女性医師への道は困難を極めた。明治となり文明開化とは言われながら、女子差別は歴然と残っていた。そもそも女性を受け入れる養成機関がなかったし、開業医のための試験を女性が受験することさえできなかった。

☆ 作品の前半は、吟子が医師になるまでの苦労を描く。後半は、開業医として成功をおさめる吟子が、医術だけでは救えない女性の現実に直面し、キリスト教に傾倒するとともに、社会活動に参加していく。そして志方という14歳も年下の男性との結婚。舞台は未開の酷寒の地、北海道へと移る。

☆ 当時の吟子の周りの人々が一斉に反対したように、志方との結婚が吟子の人生を大きく変えたともいえる。歴史に「もし」は禁物だが、もし吟子が志方の求婚を受け入れず、開業医としてまた社会活動家としてその生涯を全うしたならば、その評価は大きく変わっていたであろう。ただ、人生の意味は本人しかわからないし、他人がとやかく言うのは野次馬の遠吠えでしかない。

☆ 晩年は不遇のようにも思えるのだが、それも人生。

☆ 渡辺淳一さんの医師ならではの視点、簡潔な文章が物語の世界に引き入れてくれる。
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株価暴騰

2018-12-27 07:56:53 | Weblog
☆ 休み明けのニューヨークの株式が暴騰している。先日は大暴落だったが、それを超える暴騰だ。

☆ ニューヨーク株式の高騰や円売りに連動して、東京市場も上がるのだろう。

☆ 最近、株価の乱高下が激しい。コントロールを失いつつあるように思える。ダブついた資金が行き先を求めてのた打ち回っているようにも思える。

☆ ドーンと何かが起こるような、ぼんやりとした不安に襲われる。
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「鯨」に思う

2018-12-26 21:22:26 | Weblog
☆ 私の小学生時代、給食で出る肉と言えば鯨だった。唐揚げや竜田揚げ。鯨の肉は脂身が少なくスジが多かった。噛んでも噛んでもなくならず、最後は思い切って呑みこんだことも。

☆ 家の食卓にも鯨カツがよく上がった。1枚100円程度だったと思う。脂身(?)を薄く切ってさらした「おばけ」。酢味噌で食べるとなかなかの美味。乾燥した脂身を水で戻し水菜と煮た「はりはり鍋」(当時はそんな名前は知らなかったが)も懐かしい。子どもにとってはあまりおいしいものではなかったけれど。おでんにも入れたかな。それから鯨のベーコン。独特のクセがあるが、私の母親が好きだった。

☆ かつては庶民的な食べ物だった鯨も商業捕鯨が禁止されて高級食材になった。しばらく食べなかったせいか、それとも味覚が変わったのか、しばらく前におでんに入った鯨を食べたけれど、クセが強すぎて(臭いもきつくて)、あまり食べられなかった。

☆ 日本は国際捕鯨委員会から脱退し、商業捕鯨を再開するという。

☆ 懐かしい味が安価で手に入ることへの期待の反面、国際世論の受け止め方や過激な反捕鯨団体のテロ活動が心配なところだ。日本製品の不買運動など起こらねば良いが。
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