じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

宇山佳佑「桜のような僕の恋人」

2024-03-23 18:39:11 | Weblog

★ 今日は1日中雨。訪れる人もなく静かな1日だった。新聞折込用のチラシが届く。新学期の新しいテキストも届きだした。

★ NETFLIXで「三体」を観始めた。事の起こりが中国というのが興味深い。まだエピソード1を観終わっただけだが、それにしても「文化大革命」はひどい。共産主義(全体主義)は道を踏み外すと恐ろしい。唯物論を唱えながら、宗教的なドグマと官僚制が幅を利かす体制だ。

★ 宇山佳祐さんの「桜のような僕の恋人」(集英社文庫)を読んだ。この作品は泣ける。

★ 写真家を志すも途中で挫折した青年。そんな彼が美容師の女性に一目惚れする。笑顔の美しい桜のような女性だという。不器用ながらも交際を始める二人。幸せな前途があるかに思えたが、彼女がある病に冒されていることがわかる。

★ 「美丘」や「四月は君の嘘」を思い起こした。最後の手紙は「四月は君の嘘」と同じく泣ける。

★ 老いてすれ違うのは「ベンジャミン・バトン」を思い起こした。出会いがあれば別れがある。仕方のないことだが。

★ 映画「桜のような僕の恋人」では、写真家を目指す青年を中島健人さん、美容師の女性を松本穂香さんが演じていた。映画も泣ける。

★ 桜の季節がもうそこまで来ている。

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