日々の覚書

MFCオーナーのブログ

A Hard Days Night

2005年12月19日 23時22分01秒 | 与太話
一体、自分は今日何をやっていたのか?と思う(-_-#)

今日は下関へ出張だった。この出張は自分の意志とは関係なく、唐突に2~3日前に決まったもので、別に僕が行く必要はほとんどなかったのだ。しかも、今日は忘年会で、珍しく僕が幹事だったから、遅刻・欠席は許されない。で、出張が決まった時点で、夜までに大阪に戻らないといけないので途中で帰らせて貰う、と申し出たら、それでもいいという事だったので、行く事にしたのだ。思えば、この時既に今日が非常にドタバタした一日になる、というのは決まっていたのだろう。

さて、朝新大阪駅に着いてみると、ダイヤが大幅に乱れている。いや、乱れているなんてものではない。無茶苦茶になっている。なんでも、名古屋付近で大雪の為、豊橋から新大阪まで徐行運転をしているとか。前もって指定を取っていたのだが、当然の事ながら僕の乗る予定の電車はいつ来るか見当もつかない。で、仕方ないので、その時点で最も早く出発する電車に乗ろうと思い(この際だから立ってるのは仕方ない)、構内アナウンスでは22番線から出るレールスターが一番早いみたいだったので、それに乗り込み席を確保してとりあえず一息。と思ったら社内アナウンス「この電車は、遅れておりますのぞみ号の後に出発致します」、話が違うじゃないか、と憤りつつのぞみのホームへ再び走り、丁度滑り込んできたのぞみに無理矢理乗り込む。自由席は当然のことながら満員だったのだ。で、新大阪から先は雪はないので、のぞみは順調に走り、岡山で座る事が出来た。ホッとして、そのままひと眠り。ここまではいい。

目を覚ますと広島を通過したとこだった。僕は小倉で降りて、下関へ向かうつもりでおり、遅れているとはいえ待ち合わせ時間には十分間に合うのがはっきりしたので、余裕こいていた。ただ、どうしても昼前に電話をしたい所がある。小倉に着くと12時を過ぎる。じゃあ手前で降りよう、と何の気なしに新山口で降りてしまった。新山口から下関までは、在来線で10分くらいだったよな、と軽く考えての行動である。

降りてから電話をかけて用を済ませ、下関行きの電車に乗り込み、ホッとしたのも束の間、すぐ僕は重大な過ちに気づいた。新山口から下関までは、在来線で一時間かかるのだ! 10分程度で行けるのは新下関である。なんという勘違い。何故、新山口と新下関を間違えたのか。分からん。普段は小倉以外の駅は利用しないから、全く感覚が分からなかったとしか言いようがないが、なんか知らんけど、自信を持って勘違いする時というのはそういうものだ。慌てて、待ち合わせしてる本社の人及び客先に遅れる旨連絡を入れる。新幹線のダイヤが大幅に乱れてまして、と言い訳をしつつ。単なるバカである。情けない。電話しながら、自分のバカさ加減に涙が出た。

新山口からの在来線は、途中で道草したりせず、結構真面目に走っていたが、それでも一時間かかるのだ。かなりの距離である。やきもきしたり開き直ったりしてるうちにやっと下関到着。本社の人に詫びを言い、客先へ急ぐ。もちろん昼は抜きだ。

遅れて到着した事を平謝りしてから、打ち合わせが始まった。しかし、着いたばかりだが、こっちはもう既に大阪へ戻るタイミングを計っている。何しに来たんだか。帰りの指定も買ってあったので、それに間に合うように中座しなければならない。で、時間ギリギリまで待って「すいません、また移動しなければならないので」と席を立つ。実質滞在時間2時間弱。ここはスムーズだった。そして駅へダッシュしてホームへ駆け上がると...また遅れている。信号故障があったらしく、下関から小倉へ行く在来線が10分ばかり遅れているらしい。またかよ(-_-#) 計算してみると、この分では小倉での乗り換え時間がほとんどない。大丈夫か。

案の定、小倉ではほとんど乗り換え時間はなかった。在来線降りてから猛ダッシュで新幹線ホームへ行くと、正に東京行きのぞみが発車する直前。一瞬諦めかけたけど、ドアを閉めるのを待ってくれたので、その間に適当なドアから中へ飛び込む。その次の瞬間ドアは閉まった。ギリギリセーフ。ふぅ。

飛び乗った車両が5号車で、僕の席は15号車だったので、15号車まで延々と車内を歩きゼェゼェ言いながら席につく。一体何やってんだか。朝から大騒ぎして、結局何もしてない。バカみたい。とりあえず、そのまま寝た。

帰りは時間通りに到着し、忘年会にも遅れる事はなかった。楽しかったのは忘年会だけ。ダイヤの乱れ等々のアクシデントはあったけど、結局自分で全てややこしくしていた一日だった。情けないったらありゃしない。あー、疲れた。

コメント (4)
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