日々の覚書

MFCオーナーのブログ

AOR

2016年09月22日 22時13分03秒 | 音楽ネタ


さっきテレビでBリーグなる、バスゲットボールリーグの開幕戦を放送していた。おそらくJリーグと同じで、プロリーグ化なのだと思うが、全く知らなかった。Bリーグというのが発足する事も、今日が開幕という歴史的な日である事も。普通にメディアでキャンペーンしていたのなら、いくら世俗に疎い僕でも気づくだろう、と思うのだが、これ、前から宣伝とかしてた? 普段からバスケットボールには興味なかったので、やってたけど見逃してたとか? う~む、よく分からん。

とはいえ、個人的にはプロスポーツリーグが誕生するのは悪い事ではないと思ってるので、Bリーグには頑張って貰いたい。という訳で、先程まで缶ビール飲みながら試合を眺めつつ、スマホでBリーグについて検索してみた。どんなチームがあるのか知りたかったのだ。そしたら、B1・B2(JリーグのJ1・J2みたいなもんね)合わせて、北海道から沖縄まで、全部で36チームある(B1・B2それぞれ18チーム)。なかなか地域色豊かでよろしい。我が神奈川県には、川崎と横浜の2チーム(どっちもB1)。滋賀レイクスターズとか京都ハンナリーズとか大阪エヴェッサとかバンピシャス奈良とか、笑えるチーム名もある(全部関西だ。笑)。広島ドラコンフライズってのもあるが、広島ってトンボ多いんだっけ? 島根スサノオマジックというのも笑える。スサノオはいいけど、マジックはいかんでしょ、実力で勝たにゃ(笑) 香川ファイブアロウズというのは、やはり毛利元就にちなんでのことかな、ってそれは3本の矢でしょ!(爆)それに毛利元就は中国地方だし(爆爆)

てな訳で、なかなかに今後が楽しみだ(なんのこっちゃ) 

さて、話は変わるが、レコードコレクターズ先月号の特集はAORだった。このAORというのは、昔から洋楽ファンの間では謎が多く、要するに、どういう要件を満たせばAORなのか、非常に曖昧なのである。ま、産業ロックみたいなもんかな(なんのこっちゃ)。考えてみれば、ロック自体、定義が曖昧な音楽ではあるんだけどね。

AORとは、アダルト・オリエンテッド・ロック(Adult Oriented Rock)の頭文字をとったものであり、大人向けの洗練されたロックを指す言葉である、というのは皆さんご存知と思う。このアダルト・オリエンテッド・ロックというのは日本のみで使われている言葉で、アメリカではAORと言ったら、Album Oriented Rockの事であり、これはシングルヒットを出す事より、トータル性の高いアルバムを作る事を重要視するアーティストのスタイルを指す言葉である、というのも洋楽好きなら聞いた事はあるだろう。僕にもこの程度の知識はあったが、最近になって、ネットで新たな解釈(別に新しくはないんだろうけど^^;)を見つけてしまった。AORとは、Audio Oriented Rockの事であり、これはラウドなロックとは異なり、音を志向するアーティストたちの音楽を指すのだそうな。音を志向するってのが、今ひとつ意味不明だが(笑)、代表的なアーティストとして名前が挙がっていたのは、Adult Oriented Rockの代表的な顔ぶれと、ほとんど変わりはなかった(笑) AORとは元々Audio Oriented Rockの事なのだが、日本では解釈を誤って紹介された為、Adult Oriented Rockというのが浸透してしまったのだそうな。全然知らなかった。ま、どうでもいい事だが(爆)

で、レココレのAOR特集なのだが、とにかく紹介されているアーティストやアルバムが多岐に渡っている。一般的にミスターAOR的に認識されているアーティスト、例えばボズ・スキャッグスとかボビー・コールドウェルあたりはもちろんのこと、カントリー系、サザンロック系、産業ロック系あたりはいいとして、フュージョン系、ブラコン系までと幅広い。まぁ、分からなくはないのだが、ジョージ・ベンソンの『ブリージン』までもがAORとしてリストアップされてたりすると、ちょっと違うのではないか、なんて思ったりして(笑)

個人的には、AORの定義というと、ロックだけにとどまらず、ジャズやブラック系からも影響を受けた洗練された音楽ではあるが、ブラック系からの影響をあからさまにせず、またジャズっぽくもなく、あくまでもロック(ポップス)のスタイルを逸脱していない音楽の事である。なので、前述のジョージ・ベンソンはAORではないと思うし、どんなに洗練された音楽を作っていても、マイケル・ジャクソンもAORではないのである。ブルー・アイド・ソウルやブラコンとも似て非なる音楽であるので、ホール&オーツとかもAORとは違うのだ。

で、上記を踏まえた上で、下記に当てはまるのが、僕の考えるAORである(えらそーに)。

・AORとは、白人が演る音楽である
・AORとは、男が演る音楽である

どうでしょ? 決して、間違ってはいないと思うのだが(笑) AORに分類される女性アーティストも多いというのは分かってますよ。昔から、ブレンダ・ラッセルとかキャロル・ベイガー・セイヤーとかいるからね。けど、女性の作る音楽というのは、男と違って自然と洗練されているもの、というのが僕の持論であって、決して狙ってる訳ではないのだ。じゃ、AORの男は狙ってるのか、と言われそうだが、そうなんです(爆) 洗練を志向するのが男、自然と洗練されてるのが女、という解釈はやや乱暴かな。

という訳で、AOR特集読んでるうちに、またしても手持ちの音源からセレクトして、AORのCDを作ってみてしまったのである(笑) 題して「懲りないコンピ26」、曲目はこんな感じ。

1. You're The Only Woman/Ambrosia
2. What You Won't Do For Love/Bobby Caldwell
3. Just When I Needed You Most/Randy Vanwarmer
4. Danger Zone/Larsen-Feiten Band
5. I.G.Y./Donald Fagen
6. Cool Cat/Queen
7. On And On/Stephen Bishop
8. If Looks Could Kill/Player
9. Georgy Porgy/TOTO
10. Heart To Heart/Kenny Loggins
11. Appaloosa/Gino Vannelli
12. Magic/Dick St.Nicklaus
13. Minute By Minute/The Doobie Brothers
14. All For A Reason/Alessi Brothers
15. Peg/Steely Dan
16. Faithfull/Go West
17. Whatcha Gonna Tell Your Man/Boz Scaggs

あくまでも手持ちの音源からなので、AORと言ったら定番の、マイケル・フランクスとかネッド・ドヒニーとかラリー・リーとかビル・ラバウンティとかがないけど、そこいらはご勘弁頂くとして、でも、まぁ、それっぽい顔ぶれではないかと(笑) いわゆるAORに分類されるアーティストではないけど、AORっぽい曲をやってるので入れてみた、というのもある。どれとは言いませんが(爆)

こうして眺めていて、ふと気づいたのだが、ここにセレクトした曲の大半は、1980年前後の曲である。そういや、冒頭のレココレにも「特集:黄金時代のAOR」とあり、セレクトされたアルバムは、やっぱり70年代から80年代にかけての時期の物ばかりだった。80年代後半以降の物は皆無と言っていい。AORとは、“時代の音楽”だったのかもしれない。

 

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コンビニ人間

2016年09月18日 11時59分13秒 | 本と雑誌


読書の秋である。

近年、読書量が減ったなぁ、と痛感しているが、それでも定期購読してる雑誌とかはあるので、なんだかんだ言っても、月に2~3回は本屋に行くのである(それでも少ないけどね)。

どうでもいい話だが、我が茅ヶ崎市では、昔からK書店とH書店の2社がしのぎを削っており、駅ビル、駅前その他の主要商店街、団地の近所、といった需要が見込める場所の大半は、この2社のうち、どちらかが出店している、という状況で、全国展開してる大手書店チェーン(F書店とかJ堂とかB書店とか)とかもなかなか出店出来ない、或いは出店出来ても郊外へ追いやられ、今は撤退してしまった、という状態であり、茅ヶ崎市内でK書店とH書店以外の本屋と言ったら、TSUTAYAとヤマダ電機とB書店が一軒あったかな、という程度だ。ま、ここ数年、書籍等の紙媒体が売れない、ということもあり、大手チェーンはかなり店舗を縮小せざるを得ない状況で、茅ヶ崎市から撤退したのは、そういう理由もあるのだろうけど、しかし、前述したK書店とH書店の2社は、多少店舗を減らしたりはしてるだろうけど、駅周辺の店は相変わらず盛況だったりする。茅ヶ崎市という狭いエリアとはいえ、何故この2社は、何十年にも渡って、しのぎを削りながら、しかも大手資本の参入を許さずに続けてくる事が出来たのか、非常に謎である。この2社が市政牛耳っているとか、聞いたことないし。ま、どうでもいい話だが(爆)

話がややそれたが(笑)、先日定期購読している雑誌を買いに行った。よくある、月2回、何日と何日に発売ですよ、というアレだ(笑) で、発売日の夜、書店に行って、何気にその雑誌を買ってきたのだが、帰ってきてよくよく見たら、前号を間違えて買ってしまった事に気づいた。表紙が毎号似てるので、区別がつかなかったのだ。普段だと、表紙に書いてある発行日を確認してから買うのだが、この時に限って確認してなかった。だから、一方的に僕の落ち度なのだが、それにしても、一応発売日だよ。発売日前日ならともかく、新しい号が出る日なのに、半月前に発売された前号を並べておくだろうか。しかも、夜である。新号は前日か遅くとも昼間のうちに入荷されてるはずだ。前号と新号の入れ替えがされて然るべきだろう。確認しなかった僕が一番悪いのだが、これは店側の怠慢ではなかろうか。ちなみに、この本屋は前述のK書店でもH書店でもありません(笑)

話がさらにそれたが(笑)、近年読書量が減った、と書いたが、これは環境の変化もあるが、一番の要因は老眼である。普通、老眼というと、近くのものが見づらくなって、目を離さないと見えない、という症状の人が多いと思うが、僕の場合近眼なので、眼鏡をかけた状態だと、近くのものが見づらい。が、目を遠ざけても効果がなく、結局眼鏡をはずして目を近づけないと見えないのだ。同感して頂ける方もいると思うが、これ、結構鬱陶しい。いちいち眼鏡をはずさないといげないのだが、外にいる場合は、はずした眼鏡を片手に持ったままで、本なりスマホなりを、目を近づけて見る事になる。両手がふさがってしまうので、手に持っていた荷物は下に降ろすなりしないといけない。当然、歩きながらは読めない。電車の中だと多少はマシだが、それでも吊り輪につかまりながら、眼鏡をはずして本なりスマホなり見るのは、やはり面倒。しかも、外に出てると、眼鏡をはずしたりかけたりの繰り返しになる。これまた面倒。つーか、何度も繰り返してると視界がおかしくなる(笑) そういう面倒があったりして、昔のように、通勤電車の中とかで読書する、という習慣が消えていったのである。まったく、年はとりたくないもんだ(爆)

という訳で、ようやく本題(本のネタだけに本題、なんちて。爆)。

読書量が減ったとはいえ、外ではなく、家でゆっくりと読書をする事は、もちろんある。読む本の量は間違いなく減ってるけどね。そんな中、最近、実に面白いと思った一冊がこれ。

コンビニ人間/村田沙耶香

ご存知、第155回芥川賞受賞作である。タイトル通り、コンビニが舞台となっていて、著者もずっとコンビニでアルバイトしてるそうな。

芥川賞だし、著者もコンビニで働いている、というのもあって、読む前は、コンビニ店員が店に来る客を観察する、或いはコンビニに集まる者たちの人間模様を鋭い感性で描く、みたいな内容と思っていたが、実際には違った。ネタバレになると申し訳ないのだが、主人公の女性は、言葉は悪いが社会不適合者として描かれている。本人も、周りからそう思われているのは承知してるが、自分のどこが普通でないのか、よく分かっていない。そういう女性が、ふとしたきっかけでコンビニ店員となり、そこに自分の居場所を見つける。ま、陳腐な言い方で情けないが(笑)、コンビニで働いていれば、自分は輝く事が出来る、と気づくのだ。そして、彼女は他の仕事はせず、ひたすらコンビニで働き続けて18年、周囲は相変わらず、彼女を変人扱いするが、本人は気にする様子はない。そんな中、彼女の働くコンビニに、彼女と同様社会不適合の男が面接を受けにやってくる...

本の帯にも書いてあるが、人間って何が普通なの? 普通って何? というのが、この『コンビニ人間』の主なテーマと思う。就職もせず(この場合の就職とは、正社員ではない、と言う意味)、恋愛も結婚もせず、ただひたすらコンビニで働く女性は、どうも普通ではないらしい。就職せずにバイト生活してる、という人は大勢いると思うが、バイトがいけないのではなくて、コンビニで働いている、というのが良くないみたいだ。よく分からん。個人的には、コンビニの仕事って、実に大変と思うので、そこで通用するのなら、他の仕事も十分こなせるのでは、と思うけど、とにかくコンビニ人間はダメらしい。ほんと、こうなってくると、普通って何?と読みながら叫びたくなってしまった(笑)

とまぁ、そんな感じで、色々考えさせられつつも、主人公の干物女ぶり(失礼!)が痛快でもあり、登場人物のキャラ設定もいいし、芥川賞=難解というイメージは全くない。とても読みやすく、僕も2時間程で読破してしまった。あれこれ流されそうになった主人公が、結局コンビニに戻っていくラストもよろしい。読後感も良く、ほんと老若男女に広くお薦めしたい。

読書の秋ですね(笑)
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宇宙の子供

2016年09月04日 01時48分52秒 | 音楽ネタ
いきなりで何だが、最近買ったCDについてあれこれ。



Another Ticket/Eric Clapton

このアルバムも、発売されたのが1981年だったはずなので、かなり古い。当時、FMで聴いた時は、もっとメロウな印象があったが、今改めて聴いてみると、意外とシブくてシンプルな、ブルース寄りのロックである。前にも言ったような気がするけど、クラプトンはこの頃が一番いいと思う。確か、当時、このアルバムとほぼ同時期に、スティーブ・ウィンウッドのアルバムも出ていて、どちらもベスト・セラーになっていた記憶がある。クラプトンはともかく、当時の僕の耳には、ウィンウッドはやたらとシブく聴こえた。後の、「ハイヤー・ラブ」や「ロール・ウィズ・イット」みたいなキャッチーな感じの曲もなかったような気がするし、何故売れてるんだろう、なんて当時も思ったけど(良いとは思ってたんだけどね^^;)、今聴くと、どんな感じなのかな? 懐かしさだけでなく、そんな興味から、昔の曲を聴きたい、と思う事が近頃多い。ま、年取ったのだ、という事だとは思うけど(笑)



The Godfather Part Ⅱ(OST)

説明するまでもなく、あの『ゴッドファーザー』の続編である。マーロン・ブランドが演じたヴィトー・コルレオーネの若き日を、ロバート・デ・ニーロが演じてアカデミー助演男優賞を受賞し、一躍有名になった。映画自体も大ヒットした前作に負けず劣らずの出来映えで、前述の助演男優賞を含め、アカデミー賞を6部門で受賞して大ヒット、日本公開は1975年で、当時やたらと話題になっていた記憶がある。ニーノ・ロータによるメイン・テーマも哀愁たっぷりのドラマチックな名曲で、当時、中1だった僕は、買って貰ったばかりのラジカセでこの曲を録音し、毎日のように聴いていた。今回、CDを買って、ほぼ40年ぶりに聴いた訳だけど、今聴いても色褪せない、正に時を超える名曲である。異国情緒溢れるアルバム自体もよろしい。



Everyone Is Everybody Else/Barclay James Harvest

このバンドの事は、昔から名前くらいしか知らない。一応、プログレというジャンルに括られているようだし、先のレコード・コレクターズの叙情派プログレ特集にも登場していたけど、ジャケットだけ見てるかぎりでは、プログレって感じではない(笑) 話によると、最初の頃はオーケストラと共演したりして、シンフォニックなアルバムを作っていたそうだが、このアルバムではオーケストは参加しておらず、いわば過渡期のアルバムだったようだ。実際、聞いてみると、作風がコンパクトでポップで、確かにプログレって感じではない。80年代なら、間違いなく産業ロックの範疇に入れられていたであろう。メランコリックな曲調やなんとなく社会派っぽい歌詞が、全体的に漂うB級感の要因のような感じがするが、曲の出来は良いと思うし、ラスト3曲を組曲のように仕上げている所なんか、なかなかにプログレ出身らしいセンスを感じさせる。いいアルバムだと思うよ。コーラスなんて、CSNみたいだけど(笑)



Ashes Are Burning/Renaissance

プログレ・モードが高じて、ついに手を出してしまった(笑) しかし、これがなかなか良い。僕からすると、こういうのが正に叙情派プログレなんである。ドラマチックな構成といいアコースティックな感触といい歌パートの静謐な雰囲気といい、とにかく思ってた通りの叙情派(笑) ま、アニー・ハスラムの歌は案外フツーだな、という気はしたものの、内容は素晴らしいので文句なし。ただ、それだけに、意外とまともというか、何の変哲もないジャケットが、とても残念だ(笑) 他のアルバムも聴いてみたいな。

という訳で、プログレ・モードはまだしばらく続きそうだ(笑)
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