日々の覚書

MFCオーナーのブログ

21世紀のベテラン

2021年01月23日 22時47分46秒 | 音楽ネタ

よくよく考えてみると、21世紀になってから、早くも20年が経過している。ミレニアム・ベビーたちも成人式だ。ロックだって、1955年をロックンロールが誕生した年とするなら、もう65年過ぎている。20世紀的感覚だと、65歳なんて立派な爺さんだ。でも、65年も生きてれば、ほんと色々な事があっただろうね。人生の節目も何度も経験してるに違いない。

ま、その65年間、ロックは進化を続けてきた。もちろん、21世紀になった20年間も同様。進化とか変革とか言うと、つい新しい物とか若い人とかを連想するが、ロックの場合、古い物または年取った人も、それなりに変革を続けているのがまた面白いとこだと思う。さすが、歴史が長いだけの事はある(意味不明)。

で、2017年の事なので、もう4年前になるが、毎度お馴染みレコード・コレクターズが、“21世紀の名盤”的な特集を組んだのには驚いた。確かに、この雑誌の創刊以来のコンセプト(古い音源を掘り下げて検証する)からすると驚きだが、逆に、そのコンセプトに照らしてみれば、いくら21世紀と言っても、最近型のロックや最先端のアーティストを紹介するのは考えにくい。実際、90年代に於いても、、レココレはグランジ、オルタナ、ヒップホップといった旬のムーブメントにほとんど触れる事はなかった。で、実際、見てみると、ここで紹介されていたアルバムは、確かに21世紀になってから世に出た物ではあるが、最新型というには疑問、というのが大半だった。まぁ予想通りというか何というか(笑) 

良い悪いはともかく、ここに紹介されていたアルバム(アーティスト)は、20世紀の頃から活動し続けているベテランの新作、または、20世紀の古いロックに影響されていたり古いロックを現代で再現しようとしたりしてる若い人、の作品がほとんどである。売れたもの、話題になったもの、高い評価を受けたものもあるが、そうでないものも多数ある(笑) ここ数年のレココレは、さすがに古いネタばかりではヤバい、と思ったのかどうか知らんが、日本の若いミュージシャンのインタビューを掲載したりするうになってて、またその登場するミュージシャンたちが、若いくせに古い音楽ばかり聴いてる人たちで、情報が豊富な現代では、こういう人たちの事をマニアとかおたくとかは呼ばないのだろうが、でもなんか違和感ある。ロックなんてものは、最新の物を聴いてナンボ、ではないのか。特に若い人は。新しいのは聴かない、ついて行けない、というのはオジサンの特性だ。しかし、近頃はそうでもないらしい。また、そのやたら古い音楽に詳しい(当然後追いなので雑誌、ネット等による知識であろう)若い人の大半が、なんかこう、古いのを知ってる自分は凄い、みたいな感じで優越感持っててて上から目線のような気がして、どうも好きになれない(笑) やたらとスカしたというか、イキった言葉を使いたがるのもイヤだな(笑)

話がややそれたが(爆)、そんな訳で“21世紀の名盤”である。昔のロックにこだわる割にはオルタナ系とかを無視してきたレココレらしく、その手のアーティストは選んでいないが(パール・ジャムくらい)、読んでると、それなりに楽しい。興味がわいたのもあったし。なんだかんだ言っても、僕もオジサンなので、古い人というかベテランが頑張ってるのを見ると、嬉しいのだ。自分でも、世間が何と言おうと聴き続けているアーティストも多いし。という訳で、またしても(笑)、自分の手持ちの音源からセレクトしてコンピを作ってみた。題して「懲りないコンピ46 21世紀のベテラン」

 1. Voodoo/Queen + Paul Rodgers
 2. I Knew You When/Bob Seger
 3. Hot Rod Honeymoon/Jeff Beck
 4. The Very First Time/ABC
 5. High Cost Of Low Living/The Allman Brothers Band
 6. (Reach Up For The) Sunrise/Duran Duran
 7. Someday We'll Know/Daryl Hall & John Oates
 8. Stranger In A Strange Land/Barbra Streisand
 9. Hope For The Future/Paul McCartney
10. Miranda/Fleetwood Mac
11. Can't Slow Down/Foreigner
12. Off Of Wonderland/Jackson Browne
13. Anywhere You Want To Go/Santana
14. Moonlight (A Vampire's Dream)/Stevie Nicks
15. Oscar Wilde Gets Out/Elton John
16. Man In The Middle/Bee Gees
17. Nothin'/Robert Plant & Alison Krauss

ストーンズやスティーリー・ダンが漏れてしまった。一応、21世紀に入ってから録音・発表された作品で、20世紀以前の未発表・発掘音源はNGにした。ま、新作ならカバーはOKにはしている(笑)

ベテランも様々。70年代、80年代の頃から休みなく活動を続けてヒットを出し続けている人、90年代あたりから失速してすっかり地味になってしまった人、長らく活動停止状態だったけど21世紀に入って復活した人、レコード出さずライブ活動だけしている人、等々、色々な人がいる。ま、でも、かつて素晴らしい作品を発表して一世を風靡した人なら、21世紀の今でも素晴らしい作品を作る事が出来る底力がある。と僕は思う。そんなベテランの底力に、これからも僕は期待したい。

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謹賀新年2021

2021年01月03日 21時43分42秒 | 与太話

やや遅くなりましたが、皆さま、明けましておめでとうございます。
本年も、当ブログをよろしくお願い致します^^

何度も書いてるけど、昨年はコロナ一色の一年だった。多少状況は違うにせよ、今年も同じような一年になるだろう。あれこれと大変だけど、パンデミックに負けずに頑張りましょう。

という訳で、僕の年末年始はこんな感じだった。

 

 

 

 

 

 

要するに、食ってばっかだった、という事か(爆)

明日から仕事始めです^^; とにかく頑張りましょう。よく分からんけど(笑)

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