JA7NI - AKITA GRABBER

2200m band Grabber for DX

リンクコイル1回と8回の違い アンテナアナライザー R の山

2012-08-23 12:39:23 | インポート

画像は自作160mラドで黒いのがリンクコイル8回捲きである。
①この時X=0の時の アンテナアナライザーAA-30のX,Rの画像は下のようになった。

ちなみにラドから購入した160mラドも全く同じグラフになっていましたが、PGUは「このアナライザーは絶対使うな!」
と言っていたので発表を控えておりました。デリカのアナライザーは同調点外のこの山は見えないのです。
Rの山は周波数の下にあり、300Ωか?同調点は50ΩでSWR1.1以内。

②次にリンクコイルを1回にしてR山とX=ゼロを一致するように調整したのが次の画像です。
この時の電界強度が気になりますね。

①と②の電界強度を20m地点で測定した。



結果は:同じ電界強度でした。

*実験設備
送信機 :FT1000-MP 1820KHz 出力1w 同軸8D2W 地べた置き、53mCMC無し
試験送信アンテナ;写真のように地上2mに取り付け、直下にSWRメーター
送信アンテナのアース:アンテナ直下に 単管杭50Cm打ち込み
電界強度の測定器:写真のループアンテナと電界強度計
自宅の160m用デルタループアンテナは影響ないように降ろしました。





試験アンテナの区別 コイル捲き回数  同調C   20mでの電界強度  コモンモード電流又はアース電流
①リンク8回          29回  19pf     71dBμ          アース:19mA 同軸:0mA
②リンク1回          27回  15pf     71dBμ          アース:12mA 同軸:0mA