Ralph Towner, Gary Peacock "A Closer View" ECM, 1998.
ジャズ。"Oracle"(参考)の続編。アコギとベースのデュオという前作とまったく同じコンセプトなのに、タウナーとピーコックの表記順序を入れ替えるという微妙な変更がある。おそらくタウナー作の曲の比率が増えたからだろう。全12曲中、タウナー作7曲、ピーコック作1曲、共作4曲の全12曲という構成となっている。共作である一曲目は温かみがあってかなり良い。その後は冷ややかな表情になるけれども。全体として、タウナーは活き活きとしているが、一方でピーコックがサポートに回ることやや多くなり、前作と比べればベースはがわずかながら控え目な印象である。しかしながら、前作よりこの作品のバランスの方が軽快で重みが少なく、聴きやすい気がする。まあ、大した違いはないと言えばそうなのだが。
ジャズ。"Oracle"(参考)の続編。アコギとベースのデュオという前作とまったく同じコンセプトなのに、タウナーとピーコックの表記順序を入れ替えるという微妙な変更がある。おそらくタウナー作の曲の比率が増えたからだろう。全12曲中、タウナー作7曲、ピーコック作1曲、共作4曲の全12曲という構成となっている。共作である一曲目は温かみがあってかなり良い。その後は冷ややかな表情になるけれども。全体として、タウナーは活き活きとしているが、一方でピーコックがサポートに回ることやや多くなり、前作と比べればベースはがわずかながら控え目な印象である。しかしながら、前作よりこの作品のバランスの方が軽快で重みが少なく、聴きやすい気がする。まあ、大した違いはないと言えばそうなのだが。