栄枯盛衰・盛者必衰

７０年代に活躍したフォークシンガー遠藤賢司が他界した。
ご冥福をお祈りしたい。

彼の音楽には安井小竹馬の友の伊藤君のおかげで接することができた。当時高校生。
伊藤君には大きいお兄さんがいたので遠藤賢治とともに岡林信康も聴き込むことができた。
伊藤君には感謝したい。

栄枯盛衰。

盛者必衰。

四文字熟語には深い深い意味がある。

かつて「ガハハ！」とふんぞり返っていた人が、今では・・・
こういう事例を身近なところでたくさん見聞きする。。
ようになってしまった。

全然えばってなくて、地味にコツコツやっていた人にも、衰えはやってくる。

必然だ。避けようがない。

人は歳を取ると、それだけ経験値を積んで、同時に徳を積み、人格者になる
・・かというとそうでもない。

意固地になり、頑固になり、協調性がなくなり、以前に増して上から目線になり、
といった具体的事例も目の当たりにしたりする。

さらに、病気・認知症など身体的な衰えが加わると、ますます気の毒になってくる。

その人の家庭環境の昔と今を知っていると、さらにさらに、お気の毒感が増してくる。

しかし残念ながら「お気の毒に」と思う以外にこちらとしてはなすすべがない。

「実るほど　こうべを垂れる　稲穂かな」　は好きな言葉だ。

かくありたいが、なにがなにが。

己のレベルの低さをじかじかと感じる昨今だ。身体が健康であることはありがたいが。

「前向きなブログ」なので極力「後ろ向き」なことは記述を避けているが、まあたまにはあるさ。


天気予報では明日は久しぶりの秋晴れ。

気分を一新して、また前に向かって行こう。