熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

茅ヶ崎:氷室椿庭園~華麗な椿の競演

2016年03月08日 | 花鳥風月・日本の文化風物・日本の旅紀行
   先日、えぼしさんにご紹介頂いた茅ヶ崎の氷室椿庭園を、早速、訪れた。
   この椿庭園は、茅ヶ崎市のHPによると、
   ”三井不動産の元副社長である氷室 捷爾さん・花子さんご夫妻の庭園が、茅ヶ崎市へ寄贈され、平成3年10月に開園しました。
 広さ約2,800平方メートルの庭園には、椿や松、バラなど1,300本におよぶ庭木類が植えられています。 椿の種類は200種以上におよび、なかでも「氷室雪月花」は、白や淡桃色の地に紅色の絞りが入った美しい品種です。”

   広大な邸宅の敷地の半分くらいが、専用の椿庭園となっていて、殆ど種類の違った椿が整然と植えられていて、正に、壮観で、素晴らしい椿園である。
   私が、真っ先に、驚嘆したのは、庭園入り口正面脇に、フルグラントピンクのブッシュ状の大木とも言うべき大きく成長して、鮮やかに咲き乱れている素晴らしい姿を見たことである。
   美しいピンクの小輪八重の椿なので、残した千葉の庭にも、今の鎌倉の庭にも植えているのだが、まだ、小さいので、こんなに素晴らしい木に育つのだと思うと、楽しみでもある。
   
   
   
   

   この椿庭園で作出された名物椿が、氷室雪月花。
   清楚な上品な椿で、淡いピンクに、縦筋の斑入りが映えて美しい。
   
   
   

   さて、園内には、一部二階建ての住居が片隅にあって、その前に、広い日本庭園が広がっていて、その外に、花壇や小さな池が設えられていて、その周りを椿園が取り巻いている。
   
   
   
   
   
   

   さて、この椿庭園には、250種の椿が植えられていると言う。
   私自身も、小なりとは言え、千葉の庭では、鉢植えも含めれば、5~60種類の椿を栽培していたのだが、この庭には、私の知らなかった椿が、随分ある一方で、逆に、私の植えていた椿の半分くらいは、この庭にはない。
   それだけ、椿の園芸種は、種類が多くて、千差万別だと言うことであろう。
   黒椿は、何の種類か分からなかったが、まだ、蕾がかたかった。
   気になったのは、崑崙黒に、宝珠咲きの蕾や花弁を見かけなかったことである。

   とにかく、椿の乱舞は壮観で、花弁もそれ程痛まずに、奇麗に咲いていて、椿庭園での午後の散策は、大変な楽しみであった。
   美しい花々の写真を、ご紹介しておくと、次の通り。
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
       
コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« マイケル・ピルズベリー著「... | トップ | 新派公演:「遊女夕霧」「寺... »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
氷室椿園 (えぼし)
2016-03-09 20:31:36
氷室椿園を楽しまれてこられたようで何よりです。
ツバキも派手で艶やかなものから、可憐で清楚なものまで
それぞれに味わいがあり、素晴らしい写真で楽しませていただいてます。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

花鳥風月・日本の文化風物・日本の旅紀行」カテゴリの最新記事