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窪田恭史のリサイクルライフ

古着を扱う横浜の襤褸(ぼろ)屋さんのブログ。日記、繊維リサイクルの歴史、ウエスものがたり、リサイクル軍手、趣味の話など。

Face Reality

2007年11月05日 | リサイクル(しごと)の話
 千里金蘭大学教授の吉村哲彦先生。僕は先生のご講演が好きで何度も拝聴、寄稿文も拝読しているのですが、この日もユーモアを交えながら我々再生資源業界に"Face Reality"の厳しいお言葉。講演を頼まれているからといってお世辞を言わないのがこの先生のいいところです。

 近年、猫も杓子もエコだリサイクルだと喧しい中、一部では「嘘がまかり通るリサイクル」などという声も聞かれます。しかし、我々再生資源業界は企業の90%が10年以内に消えてなくなると言われる中で、何と100年以上の歴史を持つ会社がざらにあります。昨今のブームとは関係なく、ずっと昔から地道にやってきたのです。やってきたのではあるのですが、これだけ環境問題が騒がれる中、再生資源業界はリサイクルという文脈の中で今一度自らの位置づけを見詰め直し再生資源の意義をブレることなく世間の皆さんに分かりやすくお伝えする理念や哲学が必要なのだと言うことです。ご講演の主旨は先生の著書に詳しく述べられています。

岐路に立つ静脈ビジネス
吉村 哲彦
中央法規出版

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  繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした

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