窪田恭史のリサイクルライフ

古着を扱う横浜の襤褸(ぼろ)屋さんのブログ。日記、繊維リサイクルの歴史、ウエスものがたり、リサイクル軍手、趣味の話など。

徳山 手打うどんくうかい?食うよ!/夜はラーメン

2016年07月28日 | 食べ歩きデータベース


  初めて山口県徳山を訪れました。徳山と言えば、かつて「回天」の基地や児玉源太郎の故郷であるといった位の知識しかありません。徳山駅を降りると、すぐ目の前にプラント群と港が広がっています。



  ちょうどお昼時だったこともあり、まずは評判の讃岐うどん屋さん「くうかい」へ行ってみました。静かな町の中、行列のできる名店と聞いていたのですが、行ってみると行列はなし。「おお、これは幸運!」と思って中に入ろうとすると、店内が既に大行列でした。そして12時を回ると忽ちのうちに店の外も行列に。



  限定200食という手打ちうどん。うどんを伸ばしている作業を見ていると、限定200食もむべなるかな。その大変さが伝わってきます。

  冒頭の写真は「肉ぶっかけ大盛り」。コシの強いうどんに粗めにおろした大根おろし、無料で加えられる天かす、そしてレモンの相性が良く、なるほど評判だけのことはある美味しいうどんでした。



  こちらは、今回同行した社員が注文した、「バター釜玉」。一言でいえば、スパゲティのカルボナーラですね。



  夜は町をぶらつきながら、たまたま通りかかった「凛」というラーメン屋さんに入りました。写真は「高菜ラーメン」。臭みのないあっさりとした豚骨スープ、麺は博多と同じ細麺で安心できる味。美味しかったです。



手打うどんくうかい

山口県周南市栄町2丁目26 アサヒビル 1F



らぁめん 凛

山口県周南市昭和通2丁目19



繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
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交渉でパイは増やせるのか?-キックオフミーティング2016

2016年07月18日 | リサイクル(しごと)の話


  ナカノ株式会社にとって、7月は大事な節目の月です。つまり7月は創業月であり、会計年度は4月からでありながら、当社では辞令交付など様々なイベントがこの7月に合わせて行われます。2010年に始まった「キックオフミーティング」もその一つです。



  キックオフミーティングは、社員のみが一同に会することのできる貴重な機会です。そのため、社員同士の親睦を深められるような様々なイベントを毎年企画しています。最近は僕もこの7月を越えなければ何となく落ち着かない気がしてくるようになりました。



  さて、2016年度は『ボーナンザ』というドイツ生まれのカードゲームを行いました。ボーナンザについては、当ブログでも「ボーナンザ(BOHNANZA)-遊びながら交渉を体感する」でご紹介していますが、一言でいえば手持ちの札と山から引いた札をうまく使いながら、畑で豆を育て収穫し、コインに換金することで獲得コイン数を競うゲームです。

  シンプルに見えますが、独特の制約があるため理解するまでに結構苦労します。練習ラウンドを設け、やりながら理解するというのが良いと思います。とりわけこのゲームの特徴は、豆を育てるにあたって他のプレイヤーとの交渉が避けられないという点にあります。したがって、プレイヤーには必然的にコミュニケーションが求められます。



   練習ラウンドの後、今回は2回の本番ラウンドを行いました。第1ラウンドは、元のルール通り、チーム内で個々のコイン獲得数を争いました。



  続いて第二ラウンド。基本的なルールは同じですが、今度は一つだけ条件を付けました。個々でコインの獲得数を競いつつも、チームとしての総獲得数も評価に加えるというものです。

   交渉と言うと、一般にはできる限り情報を秘匿し、自分の利益を最大化するように相手を説得すること、というイメージを持たれることが多いかと思います。これは「分配型交渉」と呼ばれる交渉の一形態です。しかし、それとは別に交渉には「統合型交渉」と呼ばれる形態もあります。

  分配型交渉が基本的にパイの奪い合いであるのに対し、統合型交渉は交渉を通じてお互いの利益を増やす道はないか、つまりパイそのものを大きくすることはできないのかということを模索します。

  そのために、交渉当事者は自分が何を求めているのかを開示しながら互いに協力行動をとる必要があります。しかし、たとえ統合型交渉とは言っても、個人成績も評価対象となっているため、お互いに魅力ある提案を出せなければ交渉は容易には成立しません。



  問題は、果たしてこの「統合型交渉」によって、本当にパイは増えるのか?ということです。1チーム4名または5名構成の11チーム、合計52名でプレイしたその結果は、11チーム中10チームで第2ラウンドの方がコインの獲得数が増えました。全体では、第1ラウンドのコイン獲得総数429枚に対し、第2ラウンドでは514枚と約20%の増加でした。中には、第1ラウンドと第2ラウンドでコインを倍に増やしたチームもありました。

  もちろん、この結果にはゲームに対する慣れということも影響していると思います。しかし、第1ラウンドと第2ラウンドのコイン配分の不平等を計測したジニ係数は、0.193から0.182へと改善しており、個々の獲得コイン数の格差もわずかですが縮小していたのです。もし、コインの増加が習熟による影響であり、協力とは言っても本音では各々が自己の利益を追求していたのだとすれば、ジニ係数が拡大していてもよさそうなものです。



  当社の行動指針に「他利自得」という言葉があります。読んで字の如くですが、後で感想文を読むと、多くの社員が第2ラウンドの条件を提示された時点で統合型交渉とは「他利自得」のことであると理解していたようでした。

  「個人も大事だが、チームとして協力して成果を出すと達成感があって楽しい」という声も多くありました。実際、社会的関係における感情の働きについて調べたRillingらによる2002年の実験によれば、自分と相手が相互に協力し、どちらも得点を獲得できた場合に、快感情と関係が深い腹側線条体に強い活動が測定されたのだそうです。



  また、このゲームを通じて当社の役職名となっている変革、同人、大観、琢磨、和声につながる気付きを得た社員も大勢いたようでした。その一部をご紹介したいと思います。

「このゲームは、独自にルールを設定することで別の楽しみ方も可能なのではないか?」、この視点は「変革」と言えます。

「チームのまとまりが良くても、良い成果を出すためには方向性や方針を示すリーダーが必要」、この視点は「同人」と言えます。

「目先の利益ばかりを追うのではなく、チームとして成果があげられるよう長い視点で考える」、この視点は「大観」と言えます。

「自分を知り、相手を知る。魅力を感じてもらえるような提案を工夫し、相手に自分にない良い視点があれば取り入れる」、この視点は「琢磨」と言えます。

「個人の利益を追求しつつ、チームとしての成果を上げるため、メンバーと協力しなければならない」、この視点は「和声」と言えます。



  半日研修の後は、場所を移しての懇親会。新入社員の紹介や辞令交付なども行われました。

繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
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あらゆるビジネスに通じる「デザイン思考」とは?-第73回YMS

2016年07月14日 | YMS情報


  こんな経験ありませんか?公衆トイレに入ったら、水洗ボタンが見つからない。散々探し回ったところ、トイレットペーパーの陰に小さなボタンが…。自動水栓の洗面所で、石鹸の泡を落とそうと何度手を差し出しても、センサーの感度が悪く、水がすぐに切れてしまって手が洗えない…。

  7月13日、mass×mass 関内フューチャーセンターで行われた第73回YMS(ヨコハマ・マネージャーズ・セミナー)は、こんな身近にあるストレスからデザインとは何かを考える、有限会社ディーエムシーの河野史明さんのお話でした。題して、「『ダメマシンクリニック』でダメ出しされてしまったマシンから、作り手として抑えておきたいデザイン思考を学ぶ」。

  ダメマシンクリニックというのは、デザイナーである河野さんが巷にある様々なマシンを専門家の視点から診断し、その処方を提示するブログのことです。数多くの事例が紹介されていますので、ご興味がおありの方はぜひご覧ください。



  さて、今回のYMSでは、「ダメ出しされたマシン」について、2つの事例が取り上げられました。最初は、一時インターネット上でも話題になった、コンビニのコーヒーメーカのお話。慣れればどうということはないのですが、最初はどうやって買うのか迷われた方もいらっしゃるのではないでしょうか?

  その迷いを、不便を感じさせた要因はいったい何だったのでしょうか?それについて、まずマシンデザインそのものの要因についてまとめてみます。

<マシンのデザインの要因>
・マシンを操作する時、人の視野は驚くほど狭いということ。
・表示の聞きなれない言葉づかいは、人の認知的負担を増すこと。
・(ボタンと表示パネルのように)関連性するものが分断されていると認知されないこと。

<注意すべき点>
・一連の操作の時系列を考えたボタン等の配置。
・アイキャッチ(操作する人の注意を引き、適切な操作へと誘導する画像)による認知的負担の軽減。
・視線の推移に沿って文字位置を揃える。

  さらに、マシン以外にも不便を感じさせる(認知的負担が増す)要因があります。

<マシン以外の要因>
・ポップの位置が不適切なために起こる誤解。
・購買フローの問題(金銭の支払いは、人にとって大きな意思決定の区切りとなる。その後にさらに購買プロセスを重ねることは、認知的負担を増大させる)。

  デザインにあっては、この「認知的負担」というのが非常に重要なキーワードで、これを軽減するようデザインを工夫しただけで、製品に対するクレームが激減したという事例があるそうです。



  2番目の事例は、公衆トイレのベビーチェア。この事例での問題点は、ベビーチェアという製品そのものより、その設置場所、つまりトイレのレイアウトに配慮が行き届かなかったために起こった悲劇でした。例えば、ベビーチェアに座っている赤ちゃんの手が届くところにドアの取っ手や、センサーがあるというようなことです。

  ギブソンという知覚心理学者によるAffordanceという造語があります。モノに備わったヒトが知覚できる行為の可能性、簡単に言うと、レバーがあれば教えられなくても下げると分かる、ボタンがあれば押す、というようなことを意味するそうです。それは赤ん坊にも備わっているそうなのです。

  人には元々affordanceがあるということを踏まえると、デザインは必然的にモノの操作や表示以外の行為も考慮して設計されなければならないということが分かります。つまり、そのモノの使用全体に関わる行為全体を見回したサービス設計が大切だということです。最初のコーヒーメーカーの例も同じですね。

  そう考えると、良く耳にする「デザインはいいのだけど、使いにくい」といった不満には矛盾があることになります。「使いにくいものは、デザインも悪い」のです。

  このような「行為全体を見渡して包括的に課題を設定し、解決策までを探ろうとする思考」のことを「デザイン思考」と言います。このデザイン思考こそ今回のテーマなのですが、それは単にプロダクト・デザインに留まらず、およそ人に関わるあらゆるビジネスに通じる思考と言えます。



  最後に、河野さんはデザインを「価値ある意味を求め、それを具体化する、創意工夫そのもの」と定義しておられました。価値ある意味の「意味」とは、そのモノが持つコンテクストとコンセプトを言います。これまでの事例から分かるように、デザインとは人間の認知直接関わる問題であり、その認知がモノやサービスの消費動向を左右します。長く認知されたモノのデザインをドラスティックに変えることに大きなリスクが伴うのは、それが理由です。意味の価値を変えてしまうからです。見方を変えれば、意味の継承されたデザインであれば、仮に物理的に大きく変化したモノでも人の認知は継続されうるということでもあります。例えば、旧ローバー(現BMW)の名車MINI、今のMINIは最早ミニとは言い難い大きさですが、その「価値ある意味」が継承されているために、MINIとしてのブランド・イメージが損なわれずにいるのですね。



  我々の身近にあるモノに目を向けることで、あらゆるビジネスや生活に通じる「デザイン思考」を意識してみる。それがきっかけとなり、懇親会では河野さんを囲み、さらに深い話が弾みました。

繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
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手軽なワインと旬の料理-Le Bar a Vin 52 AZABU TOKYO 関内店

2016年07月07日 | 食べ歩きデータベース


  リーズナブルで美味しいワインと旬の食材を使った料理が楽しめる、成城石井がプロデュースするLe Bar a Vin 52。麻布十番から横浜はベイクォーターと関内にやってきました。



  梅雨の合間の蒸し暑い夕暮れ、早速始めましょう。まずは食前のスパークリングから。僕の好みでもありますが、蒸し暑い日にちょうどいいスッキリ爽やかなジャクリーヌ・ブリュット。柑橘系の香りと滑らかな口当たりで食欲を刺激。



  数種類のパンは、そのままと胡椒を加えた2種類のオリーブオイルで。



  食事もやはりさっぱりとしたものから。国産スモークチキンと岐阜産麗夏トマト、パクチーのエスニックサラダ。山盛りのパクチーとスモークチキンの薫りが良く合います。パクチーのお好きな方にはお勧めのサラダ。



  食事に合わせるワインは、レ・フォリ・シフェ ミュスカデ・コトー・ド・ラ・ロワール シュール・リー 2013(Les Folies Siffait Muscadet Coteaux de la Loire Sur Lie)。青りんごを思わせる香りにしっかりとしたミネラル感。すっきりとした辛口で、やはり蒸し暑い夜にはピッタリの白ワインです。



  フランス産カマンベールの丸ごと焼きチーズフォンデュ、彩り野菜添え。家でもお酒のお供にはカマンベールチーズが欠かせない僕としては、一発で惹かれたメニュー。



  7種類の彩り野菜のオーブン焼き、クリーミーバーニャカウダソースと。目の前でご一緒していたのが八百屋さんだからという訳ではありませんが、旬の野菜はシンプルにグリルすると本当に美味しいです。残念ながら今はもう無くなってしまいましたが、以前よく行った宮元町のVerdura trattria Marcでも野菜のグリルは定番でした。



  Le Bar a Vin 52特製お肉料理3種類グリル盛り合わせ。色々なお肉を一度に楽しめるお得なメニュー。塩、西洋わさび、粒マスタードで。



   ワインの切り替え。カミリアーノ ロッソ・ディ・モンタルチーノ2013 (Camigliano Rosso di Montalcino)。ミディアムボディで飲みやすいワインですが、樽由来のコーヒーのようなニュアンスが感じられ、肉料理に合わせやすいワインでした。



  九州産黒毛和牛サーロインのグリル。写真の通り、納得の食べごたえ。



  オーストラリア産骨付き仔羊グリル。迫力ある、大ぶりの骨付き仔羊。仔羊ということで独特の臭み(本当はこれが好きなのですが)はあまり感じられず、少々脂身が多い気がしました。



  しかし、これに合わせたワインが当たり。シャトー・ラトゥール・カルネ 2009 グラン・クリュ クラッセ メドック公式格付第4級 AOCオー・メドック(Chateau La Tour Carnet 2009 Grand Cru Classe du Medoc en 1855 AOC Haut Medoc)。2009年はボルドーの「世紀のヴィンテージ」と言われるほど当たり年だったそうですが、しっかりとしたタンニンが仔羊の脂身をしっかりと押さえ、かつ肉のうまみを引き立ててくれました。お肉とワインのおしどり夫婦です。

  ワインにせよ、料理にせよリーズナブルな価格。加えて気軽に立ち寄れそうな雰囲気の良いお店でした。

Le Bar a Vin 52 AZABU TOKYO 関内店

神奈川県横浜市 中区南仲通1丁目13



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広島の勢い止められず-日本プロ野球2016 横浜vs広島14回戦

2016年07月05日 | スポーツ観戦記


  2位横浜とのゲーム差、実に9.5。破竹の連勝は11で止まったとはいえ、その後も1勝1敗で、25年ぶりのリーグ優勝に向け完全に独走態勢に入った広島。この日の最高気温は35度。強風吹き荒れるも快晴の横浜スタジアム。焼けるような暑さの中、横浜vs広島の観戦に行ってきました。



  横浜の先発は交流戦から調子を崩し、目下三連敗中のモスコーソ投手。前回も巨人相手に序盤から打ち込まれ、5回8失点で敗戦投手となっています。



  間違いなくそうした影響があったと思うのですが、立ち上がりは先頭の田中選手こそ早々に討ち取ったものの、昨日の試合で負傷交代した菊池投手に代わって先発出場した二番の安部選手に四球。するとピッチングが途端に不安定に。続く丸選手にも連続四球。あっと言う間に一死二塁・一塁のピンチを背負ってしまいます。

  制球が定まらず、ストライク欲しさに球を置きに行っているのが遠目からも明らかでした。そこを狙われたか、四番ルナ選手には平行カウントからの5球目、外角の甘く入ったチェンジアップをレフト前に弾き返されます。しかし、レフト筒香選手の好返球で走者安部選手は本塁タッチアウト。ここは辛うじて難を逃れました。

 しかし、続く松山選手をカウント1-2と追い込みながら、レフトにタイムリーヒットを許し、広島が先制。さらに一塁走者のルナ選手は一気に三塁を陥れ、二死三塁・一塁とします。



  極めつけは、六番新井選手にフルカウントからど真ん中に投げ、レフトスタンドに運ばれてしまいます。詰まった当たりではあったのですが、折からの強風にも乗ってのホームラン。初回で4vs0。またしても序盤で試合を壊してしまいました。1回表だけで20分、実に32球を投じるという大乱調。元々良い時と悪い時が非常にはっきりしているモスコーソ投手ですが、負けが込んでいるせいもあって、完全にナーバスになっていました。



  さて、長い1回表が終わり、1回裏、横浜の攻撃。広島の先発は5年目、23歳の若い戸田投手。しかし、こちらも先頭の桑原選手にいきなり死球を与えてしまいます。



  それでも二番、三番を討ち取り二死二塁。ここで横浜ファンの期待を一身に集める主砲筒香選手。その初球でした。内角真ん中のストレートをレフトスタンドへ。風に流され切れるかと思われたのですが、ポール際ぎりぎりに飛び込みました。昨日に続く18号ホームラン。これで兎にも角にも2点を返し、横浜は反撃への扉を開きました。



  続くは、この試合から戦列復帰のロペス選手。この試合は4打席凡退に終わりましたが、いずれも当たりは悪いものではなく、コンディションは良さそうに思われました。



  ところが、追撃ムードに早くも水を差す出来事が。2回表、先頭の8番會澤選手がカウント1-2からライトスタンドにホームラン。ライト梶谷選手の打球の追い方から見て、誰もが右に切れるファウルだと思っていたと思います。しかし、打球は切れることなくスタンドへ。恐らく大半のお客さんは何が起きたのか分からなかったのでしょう。球場が静まり返り、會澤選手は何ともいえない雰囲気の中でダイヤモンドを一周しました。



  それでも横浜は3回裏。先頭の桑原選手がレフトへのヒットで出塁します。



  続くエリアン選手もレフトに大飛球上げますが、あと一歩及ばず。しかし、三番宮崎選手がカウント2-1から内角低めのボール球を完璧に捉えました。今度は打った瞬間にそれと分かる、レフトスタンンド中段に突き刺さるホームラン。これで4vs5。再び追撃への機運が一気に高まります。



  しかし、いくら打線が援護しても一向に復調の兆しを見せないモスコーソ投手。4回表、先頭の新井選手にヒットを許すと、続く鈴木選手には四球で無死二塁・一塁。それでも會澤選手を併殺打に討ち取り、二死三塁としたのですが、あろうことか投手の戸田選手にセンター前に抜かれ、4vs6。点を失うにしてもその取られ方があまりにも悪すぎました。



  横浜は4回でモスコーソ投手を諦め、広島から移籍してきたザガースキー投手に交代。ところが、そのザガースキー投手も大乱調。一死から丸選手に二塁打、ルナ選手に四球、松山選手にはセンター前にヒットを打たれ、一死満塁。その後二死とするも鈴木選手にタイムリーヒットを浴び、4vs7。気が付けばじりじりと点差を離されていました。こうなってしまうと、流れは完全に広島に。ただでさえ好調のチームに自ら試合の流れを明け渡しているようでは、とても勝負になりません。



  気の毒ですが、後を引き継いだ中継ぎ投手も連鎖反応で総崩れ。



  三番手の大原投手は、代打下水流選手に2ランホームラン、丸選手にもタイムリーヒットを浴びて3失点。試合の大勢は決しました。4vs10。



  横浜は6回裏に筒香選手がこの試合二本目の第19号ホームラン、7回裏にはエリアン選手のタイムリーで2点を返しますが、もはや焼け石に水。



  広島は8回表に下水流選手が二打席連続のホームラン、9回も攻撃の手を緩めず2点を追加します。現状の勢いの差を見せつけ、完膚なきまでに横浜を圧倒しました。



  終わってみれば、17安打13得点。一方の横浜も11安打を放ち6点を挙げましたが、試合の流れは終始広島。得点差もさることながら、試合内容はそれを上回る惨敗でした。

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ラジオ放送予定のお知らせ

2016年07月04日 | リサイクル(しごと)の話


 来る7月6日(水)、FM YOKOHAMA「E-ne! ~good for you~」の「エシコン」というコーナーにおいて、弊社が取り上げられる予定です。

放送時間:7月6日(水)14時00分~14時15分頃

 ぜひお聴き下さい。

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2016年6月アクセスランキング

2016年07月01日 | 人気記事ランキング


  2016年も折り返しました。2016年6月にアクセスの多かった記事、トップ10です。

  まず6月の際立った特徴は、更新回数が少なく、またメンテナンスのため1日集計が取れなかったにもかかわらず、それぞれの記事へのアクセス数がこのブログとしては非常に多かったという点です。

  とりわけ1位の「その他」カテゴリには2,285pvものアクセスがあり、2位の「【WBN】エグゼクティブコーチングを体感しよう!」に1,897pvの大差をつけました。理由は不明です。

  しかし、その「【WBN】エグゼクティブコーチングを体感しよう!」も388pvというのは、このブログとしては例月の1位よりもずっと多くのアクセスだったのです。以下、4位までが300pv超え、7位までが200pvを超えました。

  もう一つの注目は、6位「【WBN】偉大な教師というのは、生徒の心に火をつける」。最後の1週間にアクセスが集中しました。日頃お世話になっている小野有理さんがどこかでご講演されたのかもしれません。

1 その他
2 【WBN】エグゼクティブコーチングを体感しよう!
3 トップページ
4 只今、事業再生中!-第72回YMS
5 筒香初サヨナラ弾!-日本プロ野球2016 横浜vsロッテ2回戦
6 【WBN】偉大な教師というのは、生徒の心に火をつける
7 組織での人の評価は難しい?!-第28回燮(やわらぎ)会
8 「上田和男さんバーテンダー歴50年を祝う会」に参加してきました
9 エコノミーとエコロジーの語源
10 2016年5月アクセスランキング

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欧風料理店みーしゃ-幼稚園よりも近いところに

2016年06月30日 | 食べ歩きデータベース


  フレンチをベースにした多国籍なメニュー、欧風料理のお店「みーしゃ」。

  お店の名前は、1980年モスクワ・オリンピックのマスコット「ミーシャ」に由来するという、旧ソ連・レニングラード(現サンクト・ペテルブルグ)やトルコ・イスタンブールの総領事館で腕を振るわれた加藤住男さんのお店です。



  当社から距離にしてわずか200m、通っていた幼稚園よりも近いところにあったにもかかわらず、初めてお邪魔することができました。開店して18年になるとのこと。欧風料理でありながら、店内の設えは純和風の落ち着いた雰囲気です。カウンター8名、小さなお座敷6名で最大14名といったところでしょうか。



  コースメニューもありますが、今回はこの日のおすすめに任せて。オードブルは、キュウリとアンティチョークのピクルスの生ハム巻き、牛ひき肉チリソース炒めのレタス巻き、コクのあるニンジンのムース、カリカリのバケットにゴルゴンゾーラとルバーブのジャムをのせたもの。

  この日は蒸し暑かったので生ビールから始めましたが、ゆっくりオードブルだけでもかなり楽しめます。



  続いて白ワインに切り替え、アサリのエスカルゴ風。こちらもカリカリのバケットにのせて。

  スズキとキハダマグロのカルパッチョは、何と写真を撮り忘れてしまいました。マスタードとオリーブオイルのソースがさわやかで薫り高く、とても美味しかっただけに残念…



  トマトのドルマ。ドルマとは、くりぬいた野菜に炒めたひき肉などを詰めたもの。トルコの料理です。



  赤ワインに替えて、和牛のステーキ。霜降り牛とズッキーニ、マッシュルームの相性が良く、食べごたえもあります。



  最後は、赤ワインに合わせてキャラメルのアイスクリーム。キャラメルは赤ワインのもつ樽由来のビター感を引き立てるので、好きな組み合わせです。

  ゆっくりくつろげるお店。会社のみんなにも教えてあげよう…


欧風料理店みーしゃ

横浜市南区南吉田町4-40-23
ポートハイム第五吉野町



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組織での人の評価は難しい?!-第28回燮(やわらぎ)会

2016年06月19日 | 交渉アナリスト関係


  人事評価制度。会社組織の中で評価する側にとってもされる側にとっても高い関心事でありながら、実際の運用となると上手くなされていると言い切れる組織は意外と少ないのではないかと思われる制度。豊富な教育ブログラムの開発、トレーニングの経験をお持ちでいらっしゃる、今回の講師、交渉アナリスト1級会員の尾塚秀夫さんと事前にお打合せさせていただいた際、なかでも皆さんの興味を惹くのではないかと思われたのが、今回のテーマ「組織での人の評価は難しい?!―コンピテンシーを用いた評価と実践―」でした。

  尾塚さんは長い営業経験の他、コンピテンシー評価制度の開発と導入にも携わってこられ、今回は理論というより実体験に基づいたより具体的なお話を伺うことができました。

  「コンピテンシー評価制度」というのは、1990年代に流行した人事評価システムで、簡単に言えば、それまでの結果の査定を重視した目標管理制度に対して、組織構成員の「成長」を重視したシステムです。業績は大事ですが、あくまで過去の結果。過去に視点を置くのではなく、「技能・能力が高まれば、業績・成果も高めることができる」という将来に視点を置いた制度であるとも言えます。



  コンピテンシーを日本語化することはなかなか難しいですが、ここでは「成果を生む望ましい行動特性」と定義します。このコンピテンシーを低次のものから高次のものへと細分化し、各個人がどのステージ(段階)にいるかによって、次のステージに進むために必要なことを各人の課題とします。コンピテンシーには全社共通のリーダーシップ・コンピテンシーと部門特性を反映したファンクショナル・コンピテンシーの二種類があり、それぞれにステージが設定されます。設定したステージは評価のみならず、採用にも適用することができます。

  一見シンプルで納得のいくシステムのようですが、現実には様々な問題点や限界も表れています。例えば、制度のフレームワークが見えるようにするため膨大なガイドブックが必要になる、頻繁なアップデートが必要、評価者と被評価者との間で合意を形成するのに負荷がかかるなどです。逆にその欠点を克服しようとしてコンピテンシーが単なる資格取得になってしまっている所もあるようです。

  いかなるシステムにも必ず短所や限界はあるものですが、尾塚さんの経験では組織特性によるところはあるにせよ、総じて従来の目標管理制度よりは望ましいものであったということでした。

  燮会は、日本交渉協会が主催する交渉アナリスト1級会員のための勉強会です。

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只今、事業再生中!-第72回YMS

2016年06月09日 | YMS情報


  誰しも辛いこと嫌なことはなるべくなら避けて通りたい気持ちがあると思いますが、ビジネスの世界、危機や試練に否応なく直面せざるを得ないこともまた現実です。比較的ポジティブな内容の多いYMS(ヨコハマ・マネージャーズ・セミナー)ですが、ネガティブな話題もまたビジネスマンには深く心に刺さるものがあります。

  ネガティブ系のテーマとしては、これまで「10年後になくなってしまう70%の会社にならないために」(第23回)、「登山に学ぶ意思決定論 -何故、遭難事項は起きたのか-」(第27回)、「意外と知らない…借入金の真実(ホント)のこと」(第39回)、などがあり、いずれもポジティブ系のテーマの時とはまた違った感応の仕方があったという声が多く聞かれました。今回の株式会社Shade3D代表取締役、笹渕正直さんの体験談もそんな私たちの心の中にある氷の壁の底にあるものを揺さぶるようなお話でした。



  詳しくお話しすることはできませんが、数年前に世間を騒がせた重大事件の余波を受ける形で経営危機に陥った会社の社長に就任された笹渕さん。客観的に見れば火中の栗を拾ったとしか見えない事象。通常の倒産でも十分話に足るだけの苦労があるというのに、世間的に注目された事件とも関連があっただけに二重三重の危機が次々と発生します。後の懇親会で「今までのキャリアの集大成だった」とおっしゃっていましたが、言い換えれば全知全能、それまで培ってきた知識・経験を総動員しなければならないほど多くのことが起きたということではないでしょうか。

  倒産の危機から資金調達、そして再建スタートまで約2年。人の一生でわずか2年の間にこれほど多くの危機に見舞われるものだろうかと思う程の激動の果てに、ようやくこぎつけた再建の道筋も、変化の激しい業界の中にいる手負いの企業にとっては茨の道です。しかしながら、最後にこれからの夢のある戦略をお聞かせいただいた時、参加者の皆さんの間に何となく安堵と喜びの雰囲気が漂ったのは、多かれ少なかれお話に投影させる何かが皆さんの中にあったからではないかと思います。



  結びに。お話の中にあった、企業経営に限らず人生の金言としても通じるような一言をご紹介したいと思います。

「資金調達と経費削除はセット、資金調達できても売上は伸ばせない、赤字は解消できない」

繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
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【WBN】エグゼクティブコーチングを体感しよう!

2016年06月07日 | WBN情報


  私たちビジネスマンが日常感じている悩みには、さまざまなものがあると思います。「自分の進むべき方向がわからない」、「目標を与えられていることは分かるが、そこまで到達するのにどうすればいいのかが分からない」、「相手の本当の考えがもっと分かればいいのに」等々…。

  6月6日に行われたWBN(早稲田ビジネスネット横浜稲門会)の分科会では、二十年以上にわたり、そうした経営者をはじめとするビジネスマンのコーチングに携わってこられた、メタノイアの田村洋一さんから、エグゼクティブコーチングの考え方についてご講演いただきました。

  はじめに、コーチングとコンサルティングとの違いについてですが、課題に対する解決策を提示するのではなく、解決策が当事者から内発的に生まれるようサポートするのがコーチングなのだそうです。サポートとは、簡単に言えばひたすら聴くことですが、そういう意味では、カウンセリングとも少し似ているのかもしれません。

  しかし、現実には誰もが必ずしも明確な課題を持っているとは限りません。課題は達成したいヴィジョン(ゴール)と現状を認識するところから生じますが、そもそもそうした認識自体が不明確であるという場合が多々あります。こうした認識のサポートをすることもコーチングに含まれています。



  さて、コーチングは「どうしたらいいですか?」という”How”に対して、「どうしてそうしたいのですか?そうするとどうなるのですか?」という”Why”で応えるというのが基本姿勢だそうです。その理由は、当事者が達成したいというヴィジョンが、本当に心から達成したいと思っていることなのか曖昧な場合があるからです。ヴィジョンが曖昧あるいは当事者にとって真のヴィジョンでない場合、当然ヴィジョンから見た現状認識も不適切なものになりますし、そのギャップである課題も不適切になります。意識の上でヴィジョンを描く前に、ヴィジョンの拠り所である価値(金銭では測定できない当事者の内面にある価値)まで掘り下げられるよう、サポートする必要があるということです。

  次にヴィジョンから見た現状認識ですが、これは現状の問題点ばかりでなく良い点をも含めた認識であるということがポイントです。そのことをリアリティと呼んでおられましたが、「リアリティとは変えるべき敵ではなく、友」だということです。何故なら、「変わらなければならないと感じていてはいても、目指すべき方向が分からない」という場合もあり、そうしたことがなぜ起こるかといえば、そこにはそうできない何か、つまり現状に居心地の良い何かがあるからだそうです。この状態を「トランジション」と呼んでおられましたが、そうした理由で、現状については問題点ばかりでなく良い面についても紐解いていく必要があるのです。



  お話の合間に、今回の「体感しよう!」というテーマに則って、いわゆる傾聴のワークを行いました。一人4分間、ひたすら相手の話すことを聴くだけです。しかし、話し手の方からは「自分のことを理解してもらえた気がした」、「自分の課題について整理することができた」といった感想が聞かれました。一方、聞き手の方からも「人の話を聞くことによって、自分の課題についてより良く理解することができた」という感想がありました。すなわち、傾聴には話し手、聞き手双方の変容を促す効果があるということが分かりました。日頃「傾聴が大事」といわれる所以がここにあるのかもしれません。



  続いて、コーチングの現場のデモンストレーションが行われました。今回のケースは上司と部下数名に対するインタビューというものだったのですが、インタビューを受けた方からは「自分で話しているうちに、色々なものがこみあげてきて泣きそうになった」という感想がありました。ビジネスの世界では、たとえ心を開いて傾聴する意思と姿勢を持っていたとしても、職位や年齢といった目に見えない壁(これをランクと呼んでおられました)となり、下のランクにある側に遠慮が働いてしまうということが生じ得ます。ランクは前提としてあるもので、これを排除することは難しいということでしたが、それでも適切な質問を投げかけることによって、話し手がより開示しやすい環境を整えることはできるのかもしれないと感じました。インタビューも広義の傾聴に含まれるのかもしれません。質問している時、聴いている時の田村先生の姿勢、仕草、表情なども勉強になりました。



  最後に。上の写真は、今回の内容をビジュアル化したものです。グラフィック・レコーディングと呼ばれる手法で、リアルタイムで視覚化することにより参加者の創造性を喚起したり、合意形成を促したりする効果が期待できるそうです。

組織の「当たり前」を変える
クリエーター情報なし
ファーストプレス


繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
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筒香初サヨナラ弾!-日本プロ野球2016 横浜vsロッテ2回戦

2016年06月05日 | スポーツ観戦記


  延長10回裏、二死走者なし。一塁側ベンチ前では三上投手が2イニング目に備えての肩慣らしを終え、ベンチに下がっていました。既に田中、須田、山崎、三上と勝ちパターンでの投手を使い切り、持久戦には持ち込みたくない横浜。恐らく最後の打席となるであろう主砲筒香選手の打棒に横浜ファン全ての期待が集まっていました。

  ロッテの投手は昨季まで二年連続で30S以上を挙げ、抜群の安定感を誇った守護神西野投手。カウント2-1からの4球目、その時は来ました。真ん中に甘く入ったカーブを一閃。打った瞬間にそれと分かる高々と放物線を描いた打球は、一杯に詰め掛けた横浜ファンの夢を乗せ、ライトスタンド上段に飛び込んでいきました。5vs6、投手戦だった前日の試合とは対照的に点の取り合いとなったこの試合は、横浜の連勝で幕を閉じました。



  薄曇でやや冷たい強風の舞う、6月4日の横浜スタジアム。昨年貯金11の首位で交流戦に突入しながら、3勝14敗と大失速した横浜。今年は逆に5月2日まで借金11。しかし、5月は全カード勝ち越しという驚異の快進撃を見せ、一時は5割に復帰、借金1で交流戦に突入しました。ここまでの成績は、埼玉西武に1勝2敗で負け越し。前日ロッテに1vs2で辛勝し、通算2勝2敗です。



  横浜の先発は新人ながら5月に入り4戦4勝、快進撃の立役者となった今永投手。一方、ロッテの先発はかつて横浜に在籍していた台湾出身のチェン投手。チェン投手は怪我の高野投手に替わってこの日一軍登録され、今季2度目の登板です。現時点での実績と勢いから考えれば、今永投手優位の展開になるかと思われました。



  しかし、この日の今永投手は立ち上がりからピンチを迎えます。まず先頭の加藤選手にセンター前ヒットを許すと、続く三木選手の犠打で一死二塁。



  ここで今季好調の三番角中選手に、二球目をいとも簡単にレフト前に運ばれてしまいます。あっという間にロッテが先制。



  一方のロッテ先発チェン投手ですが、こちらも制球が定まりません。先頭の梶谷選手にフルカウントから四球を与えます。しかし、二番桑原選手は併殺打に討ち取り、二死走者なし。横浜にとっては嫌なムードでしたが、続く宮崎選手がカウント2-0からライトへホームランを放ちます。ややこすった当たりではありましたが、センター方向への強い風にも助けられ、ギリギリでスタンドに飛び込みました。横浜がすかさず同点、この先の荒れる試合展開を予感させました。



  2回は田村選手にヒットを許しながらも無失点で切り抜けた今永投手。しかし、3回に捕まります。先頭の加藤選手、二番の三木選手を討ち取り二死としたのですが、初回にタイムリーを打たれた角中選手、続くナバーロ選手に連続四球を与え、二死二塁・一塁。相手を警戒しすぎたのかもしれませんが、全く無駄な四球でした。

  そしてここからロッテ打線が怒涛の四連打。まず、清田選手がレフトへのタイムリーヒット。



  鈴木選手、ライトに抜けるタイムリーヒット。



  細谷選手、センター前に落ちるタイムリーヒット。



 田村選手も、センター前に落ちるタイムリーヒット。あっという間に5vs1、二死からの、余りに勿体ない失点でした。



  わずか3イニングで70球、被安打7、5失点。今永投手は3回裏に代打を送られ降板。今季、横浜の先発投手が5回持たずに降板するのは、57試合目にして初めてのことです。



  横浜の二番手は、こちらも新人の熊原投手。ヒット二本を許し、一死三塁・二塁のピンチを迎えますが、何とか無失点で切り抜け、味方の反撃を待ちます。



  癖のあるリリースに横浜打線が戸惑ったのか、荒れた投球ながらも3回まで1安打1四球に抑えてきたチェン投手。しかし4回裏、先頭の桑原選手がフルカウントから四球で出塁します。



  すると、初回に本塁打を放った宮崎選手がレフト方向へ今度は二塁打。無死三塁・二塁として、四番の筒香選手を迎えます。この回で少しでも点を返しておかないと、今季安定しているロッテの中継ぎ陣に継投で逃げられる可能性が高くなる、横浜にとっては非常に重要な場面でした。



  こういうところで期待に応えてくれるのが千両役者というものでしょうか。カウント1-2から内角高めのボール球だったかと思います。思い切り振りぬいた打球は、打った瞬間にそれと分かる、ライトスタンド上段へと飛び込む豪快な3ランホームラン。これで瞬く間に1点差となります。



  ロッテはチェン投手を諦め、南投手に交代。



  しかし、その南投手が続くロペス選手にカウント1-1からレフトスタンドに弾丸ライナーで飛び込む痛烈な連続ホームランを浴びてしまいます。何と序盤にして4点あった点差はあっという間に5vs5の同点。さらに横浜は、倉本選手のヒット、エリアン選手の四球で攻め立てますが、後続が倒れ勝ち越しには至らず。



  5回裏。ロッテは三番手として、早稲田大学時代エースとして活躍した大谷投手が登板。横浜は内野安打と死球で無死二塁・一塁のチャンスを作りますが、得点ならず。



  6回表、横浜も勝ちパターンでの継投に入ります。まず三番手は田中投手が登板。



  強気のピッチングが持ち味の田中投手ですが、三木選手にセンター前にポトリと落ちるアンラッキーなヒットを許すと、二死から連続四球を与え満塁のピンチを招きます。しかし、鈴木選手をファーストゴロに討ち取り、無失点。



  7回表。横浜の四番手は今季非常に安定している須田投手。7番からの下位打線でしたが、三人できっちりと抑え、反撃へのリズムを作ります。



  一方ロッテも、四番手に内投手が登板。こちらは須田投手をさらに上回る好投。1番からの打順を三人で切って取り、横浜に反撃の流れを作らせません。横浜は7回という終盤での好打順を活かすことができませんでした。



  8回表。ロッテは二塁打と二つの四球で再び一死満塁のチャンスを作ります。しかし、ここも須田投手が踏ん張り無得点。ロッテも5回、6回、8回と、二度の満塁を含め再三得点圏に走者を進めながら、勝ち越すことができませんでした。



  8回裏。ロッテ五番手は益田投手。



  9回表。横浜は昨年新人の最多セーブ記録を塗り替えた、守護神山崎投手が登板。すっかりお馴染みとなった入場のテーマに、この日満員札止めの横浜スタジアムは、まるで優勝を争っているかのような大盛り上がり(この雰囲気を少しでも感じていただきたかったので、下に昨年の最多セーブ記録更新時の動画をリンクしてみました)。



  山崎選手はこの日スタメンを外れていた、代打デスパイネ選手にヒットを許しますが、打者4人を2三振で締めます。



  9回裏、ロッテも守護神西野投手が登板。8番からの下位打線を簡単に三人で抑えます。試合はついに延長戦へ。



  10回表。横浜は六番手三上投手が登板。ロッテは二番からの好打順でしたが、ナバーロ選手の四球による出塁のみ。3日前の広島戦で推定飛距離150mとも160mとも言われる、とてつもなく大きなホームランを放った印象がまだ強烈に残っていたのか、この日の横浜投手陣はナバーロ選手を非常に警戒していたようでした。この日のナバーロ選手は6打席で何と4四球でした。



  そして10回裏。試合の膠着状態を遂に破った筒香選手の一発。僕も実は、この後の都合から10回終了時点で帰る予定でいたのです。既に二死、試合の結末を目撃するためには、筒香選手の一振りに賭けるしかない状況でした。



  結果的に、筒香選手の打棒が、横浜にカード勝ち越しと勝率5割復帰を、そして僕のブログには記事の結びをもたらしてくれました。


繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
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2016年5月アクセスランキング

2016年06月01日 | 人気記事ランキング


  先月はアクセスランキングをお休みさせていただきました。2ヵ月ぶりの更新となります。2016年5月にアクセスの多かった記事、トップ10です。

  5月は更新そのものが少なかったこともありますし、ひょっとするとG.W.があったことも関係しているのかもしれませんが、トップページやカテゴリ単位でのアクセスが多かったことが特徴として挙げられると思います。カテゴリーでは、6位「その他」、9位「史跡めぐり」、10位「食べ歩きデータベース」にそれぞれ100pv強のアクセスがありました。

  個別記事としては、2位の「新聞記事掲載のお知らせ」。やはり日本経済新聞の影響力が大きかったのだと思います。

  3位「第71回YMSを開催しました」、4位「天満ビニシー通りを食べ歩く」、5位「ボクシング DANGAN160 ライト級8R」はいずれも5月更新の記事、7位 「「上田和男さんバーテンダー歴50年を祝う会」に参加してきました」、8位「 エコノミーとエコロジーの語源」、同10位「久村俊英さんの超能力を目撃してきました」は定番の記事です。

1 トップページ
2 新聞記事掲載のお知らせ
3 第71回YMSを開催しました
4 天満ビニシー通りを食べ歩く
5 ボクシング DANGAN160 ライト級8R
6 その他
7 「上田和男さんバーテンダー歴50年を祝う会」に参加してきました
8 エコノミーとエコロジーの語源
9 カテゴリー毎の記事一覧(史跡めぐり)
10 カテゴリー毎の記事一覧(食べ歩きデータベース)
10 久村俊英さんの超能力を目撃してきました

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天満ビニシー通りを食べ歩く

2016年05月23日 | 食べ歩きデータベース


  大阪はJR天満駅を降り、目の前に広がる飲み屋街「ビニシー通り」へ行ってきました。「ビニシー」というのは、そのまま「ビニールシート」のことだと思うのですが、韓国や台湾などでよく見かける、屋台や軒先にビニールシートを張った小さな店舗が所狭しと立ち並んでいます。



  聞くところによると、廃れた商店街の活性化のためこのような形になったということですが、日本、韓国、中国、イタリア、スペイン、ブラジル等々、世界各国の料理を提供する居酒屋やバルが、大阪にいながらにして異国を思わせる情緒を醸し出しています。



  店の種類の豊富さばかりでなく、各店が工夫を凝らし独自性を打ち出しており、通りを歩いているだけでも楽しめます。しかし、この日は夏日を記録した、暑い週末の夕暮れ。乾いた喉を潤しに、どこか狙いを定めた店でゆっくりするもよし、気になったいくつかの店を次々と梯子するもよし。



  僕は最初にイタリアンで軽くおなかを満たした後、魚のお店へ。気取らずに新鮮なネタを楽しめるところが下町飲み屋街の良いところ。横浜でいえば、野毛界隈でしょうか?



  その後、かき小屋へ移動。ここもまるまるとしたプリップッリの牡蠣を豪快に蒸し焼き。いやあ、楽しい...。

  ビニシー通り。初めて来ましたが、味わい尽くすには相当時間がかかりそうです。

天満ビニシー通り

大阪市北区錦町1-20




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新聞記事掲載のお知らせ

2016年05月20日 | リサイクル(しごと)の話


 本日、日本経済新聞神奈川版「神奈川のエンジン」に弊社が取り上げられております。

 どうぞご覧ください。

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