窪田恭史のリサイクルライフ

古着を扱う横浜の襤褸(ぼろ)屋さんのブログ。日記、繊維リサイクルの歴史、ウエスものがたり、リサイクル軍手、趣味の話など。

体験!ビブリオバトル-第79回YMS

2017年01月12日 | YMS情報


  1月11日、mass×mass関内フューチャーセンターにて、2017年初となる第79回YMS(ヨコハマ・マネージャーズ・セミナー)を開催しました。

  今回の講師は株式会社有隣堂の市川紀子様。「初笑い!ビブリオバトル講習会~ビジネス交流編~」と題し、ビブリオバトルの体験講座を行いました。



  ビブリオバトルとは、立命館大学準教授の谷口忠大氏が考案した、「好きな本の紹介を通して、コミュニケーションを楽しむゲーム」の事で、「ビブリオバトル普及委員会」というものがあり、日本のみならず海外にも広がりを見せつつあるそうです。

  ルールはシンプルで、参加者が読んで面白かった本を持ち寄り、それぞれを5分間で発表。2~3分のディスカッションを経て、一番読みたいと思う本(プレゼンの巧拙ではなく)を投票で「チャンプ本」として選出するというゲームです。今回はYMS理事の中から代表として5名の皆さんに発表していただきました。

  発表のテーマは、お正月に因み「初」です。



  トップバッターは、山口さん。

推薦図書:『もっとも美しい数学-ゲーム理論』

  ノーベル経済学賞受賞の数学者で映画『ビューティフル・マインド』の主人公でもあるジョン・ナッシュの物語。ゲーム理論を発展させたナッシュですが、理論の創始者であるフォン・ノイマンとの天才同士の裏表が上手く描かれている作品だそうです。タイトルだけ見ると数学の本かと思ってしまうのですが、本文中に数式は一切出てこないとのこと。

  著者であるトム・ジークフリートは「サイエンス・ライター」と呼ばれる、科学を素人にも分かるように書き下す作家だそうです。日本でもこういう作家がもっと増えてほしいと山口さんはおっしゃっていました。テーマの「初」ということについて言えば、山口さんは今年新しい仕事に挑戦する予定とのことで、それもあってこの本を手に取ったとのことです。

もっとも美しい数学 ゲーム理論 (文春文庫)
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文藝春秋


ビューティフル・マインド [DVD]
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パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン




  二番目は茂野さん。

推薦図書:『エクサスケールの衝撃』

  まずテーマの「初」ということについて言えば、茂野さんにとってこの本は初めて読んだ「未来本」とのこと。即ち、同書はスーパーコンピュータの発達によって我々の未来がどう変わるかを描いた、未来予測本だということです。非常に分厚い一冊。

  その未来ですが、一言でいえば極めて楽観的な予測を立てているとのことです。例えば、コンピュータの発達により、エネルギーコストが下がる。エネルギーコストが下がることにより植物プラントのコストが下がり、食糧問題が解決、さらには藻の石油化により様々な製品コストが下がる。最終的には大半の労働が不要になるほか、「死」さえも乗り越えることができるのではないか、等々。

  茂野さん曰く、全面的に賛成はできないものの、テクノロジーが我々の生活を一変させる時代は、想像より近い未来なのではないかと感じたということです。

エクサスケールの衝撃
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PHP研究所




  三番手は竹田さん。

推薦図書:『大人の時間はなぜ短いのか』

  感覚的に我々の世代であれば恐らく誰もが感じているであろうテーマを実験心理学に基づく様々な検証を通じ、素人にも分かりやすく説明した本だそうです。新書なので読みやすそうです。「新年にはあれもやろう、これもやろうと思いを巡らすのに、つい目の前のことに忙殺されているうちに1年があっという間に過ぎてしまう。何故なんだろう?」という毎年訪れる年初の疑問が、竹田さんにとっての「初」ということです。

  さて、本当に大人の時間はなぜ短いのでしょう?同書によれば、人の時間感覚というのは、心理的な時計と物理的な時計の進み方のギャップ、つまりその人の感情状態や知覚に影響されているとのことです。例えば、ポジティブ感情の時、人は時間を早く感じ、ネガティブ感情の時、時間をゆっくりと感じるというように。これを実験的に説明しているところが興味深いですね。

  では、何故子供より大人がより時間を短く感じるのかということですが、これは加齢による代謝の低下が関係しているそうです。代謝が落ちると人は時間をゆっくりと知覚する、しかし実際の時間はそれよりも速く過ぎているので、結果として感覚としては「時間が早く過ぎた」ということになるようです。

  実は今回のビブリオバトルで「チャンプ本」に選ばれたのが、この本でした。それだけ皆さん共感するテーマだったのではないでしょうか?

大人の時間はなぜ短いのか (集英社新書)
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集英社




  四番手は渡邉さん。

推薦図書:『初秋』

  ロバート・パーカーによる小説。渡邉さんにとって、中学の時に読んだ初めての翻訳本だそうです(他にもいろいろな「初」がありました)。

  新しい価値観に揺れる1970年代に生きる昔気質の不器用な探偵が、ひょんなことから自閉症の子供を預かることになる。その子供と過ごす中で様々な葛藤に悩みながら、自身も成長し、時代を受け入れていく。そんなお話だそうです。

  渡邉さんはこの本を何度も読み、ご家族も読まれているそうです。渡邉家にとって大切な一冊なのかもしれません。変化しつつも「ありたい自分」も忘れずに生きること、そこに渡邉さんが大切にする価値観があるように感じました。

初秋 (ハヤカワ・ミステリ文庫―スペンサー・シリーズ)
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早川書房




  最後は、僕からの発表です。

推薦図書:『プロ野球の男たち-野村克也の目』

  選んだのは子供でも読める野球本(事実、僕の友人はこれを小学校二年生の時に読んだと言っていました)。36年も前の本なので既に絶版ですが、テーマの「初」は、1983年にプロ野球中継「初」の試みとして導入され、後に「野村スコープ」として有名になった、ストライクゾーンを9分割した配球解説。その原型が同書に掲載されています。

  内容については、以前このブログでご紹介していますので、そちらをご覧ください。

プロ野球の男たち―野村克也の目 (1982年)
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朝日新聞社




  やってみて感じたのは、5分という短い時間の中で本を読んだことのない人たちにも分かるように伝えることの難しさです。小学生の頃苦労した読書感想文を思い出しました。また、人それぞれ異なる興味・関心がある中で、新たな本との出会いばかりでなく、発表者の人柄や価値観が短時間で共有できる、優れたコミュニケーションツールだと感じました。



  節目となる第80回YMSは、2月8日(水)開催予定です。

過去のセミナーレポートはこちら。

繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
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300万双ありがとうございます!-特殊紡績手袋「よみがえり」

2017年01月10日 | リサイクル軍手の世界

【左から、よみがえり・よみがぁ~る、レガロ】

  2009年6月に発売を開始し、以来ご好評いただいております「特殊紡績手袋 よみがえり」シリーズの累計販売数が、おかげさまで2016年12月時点で300万双を突破いたしました。


【300万双までの推移(クリックすると拡大します)】


【さまざまな「よみがえり」活動で活躍する「よみがえり」】

  「特殊紡績手袋 よみがえり」は古着を原料とし、特殊紡績によって製品化した手袋ですが、これまでに使用した古着は約143.5トン、Yシャツに換算すると約71万7千枚になります。再生糸の総延長は約156万9千㎞、これは地球39周分、地球から月までを2往復した距離に匹敵します。

  古着を原料とすることで新たな原料の投入を極力抑えた「よみがえり」は、ライフサイクルにおける環境負荷も低く、同数の純綿軍手を使用した場合と比べてのCO2発生抑制効果は約113トンと試算されます。

  環境に優しく、丈夫で洗って使える「よみがえり」は、発展途上国の貧困層支援や植林活動など文字通り、さまざまな「よみがえり」の場面において活躍しています。また、その売上の一部は、2012年よりフィリピンにおける貧困層女性の出産や児童教育の支援に充てられております。


【2010年:第1回「かながわリサイクル認定製品」認定】


【2010年:第14期「ヨコハマグッズ001」審査員特別賞受賞】


【2015年:「かながわ産業Navi大賞」エコ部門大賞受賞】


【2016年:「資源循環技術・システム表彰」産業環境管理協会会長賞受賞】

  これも偏に皆様の日頃のご愛顧の賜物と、社員一同深く感謝申し上げます。

  これからも「特殊紡績手袋 よみがえり」シリーズをどうぞよろしくお願い申し上げます。

繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
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2016年12月アクセスランキング

2017年01月10日 | 人気記事ランキング


  新年会も終わり、いよいよ本格的に2017年が始動した気分です。近所の小学校では、冬休みを終えた児童たちが次々と登校していました。

  さて、2016年12月にアクセスの多かった記事、トップ10です。

  個別記事のトップは、2位に入ったYMS関連の記事。明日は新年最初の第79回YMSが行われます。

 12月はお世話になっている日本交渉協会関係の記事が多くランクインしたのが特徴でした。3位「あらためて「交渉とは何か」を考える-第29回(やわらぎ)燮会」、7位「第6回ネゴシエーション研究フォーラムに参加しました」、10位「交渉アナリスト2級通学ゼミ(第3回)」です。

 6位「南区環境事業推進委員研修会でお話させていただきました」は、リサイクルについて講演させていただいた記事。来月は中区でもお話させていただく予定です。

1 トップページ
2 横浜牛たんの名店、たん右衛門-第78回YMS
3 あらためて「交渉とは何か」を考える-第29回(やわらぎ)燮会
4 「上田和男さんバーテンダー歴50年を祝う会」に参加してきました
5 新年もよろしくお願いいたします!-丁酉はどんな年?
6 南区環境事業推進委員研修会でお話させていただきました
7 エコノミーとエコロジーの語源
7 第6回ネゴシエーション研究フォーラムに参加しました
9 大阪でかきづくし-池田・かき峰
10 交渉アナリスト2級通学ゼミ(第3回)

 このブログも10年目、本年もよろしくお願い申し上げます!

繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
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2017年新年会を開催しました

2017年01月08日 | リサイクル(しごと)の話


  1月7日、ホテル・キャメロットジャパンにて弊社新年会を開催いたしました。



  毎年、各営業所、工場持ち回りで開催される新年会。今年の担当幹事は九州営業所の仲間たちです。企画は担当幹事の裁量に委ねられており、実は僕も毎年どのような企画が上がってくるのか分かりません。



  毎年、最初にオープニングPVを流すのですが、今年は趣向を変え、昨年「平成28年度資源循環技術・システム表彰」で「産業環境管理協会会長賞」を受賞した「特殊紡績手袋 よみがえり」をご紹介する映像を上映しました。  

  続いて弊社代表取締役・社長の中野博恭より年頭のご挨拶。めまぐるしく変貌する世界情勢、誰もが先の見えない漠然とした不安感を感じている中、変化をチャンスと捉えていく弊社の決意を申し上げました。



  弊社代表取締役・会長の中野聰恭による乾杯で、2017年新年会が本格的に始まりました。



  2016年に入社した社員による、皆様へのご挨拶。



  最早弊社の新年会を代表する名物、2011年国際バーテンダー協会主催カクテル世界大会総合優勝、「Bar Noble」の山田高史さんによるカクテル・ブースも今年で7年目になります。昨年に続き、オリジナルカクテル「エコソフィー」(写真奥)と「With You」(写真手前)を作っていただきました。

  昨年はお弟子さんの清水さんが、フランス・パリで行われたモナンカップ世界大会で見事優勝されました。



  今年の余興は「大喜利」。簡単そうで結構難しいと思うのですが、各部門から選ばれた代表者たちが年末の忙しい中を縫って、色々と考えてきてくれました。



  さらには恒例のビンゴゲーム。個人的な話で恐縮ですが、毎年ビンゴは5個ぐらいリーチの山を築きます。ところが、今年はリーチ2つで上がることができました。こんなところも何か変化の予感がします。



  最後に窪田より締めのご挨拶。今年のネタ元は既に前回のブログに掲載した通りです。



  締めの音頭はもはや御馴染み、弊社独自の「ヨイヨイヨイショ!」です。改めてご説明しますと、これは弊社の創業事業である故繊維業において、数百キロにもなろうかという重い荷物を、人手による協働作業で担ぎ上げていた時代の掛け声が元となっております。

  そこには、先人の足跡に思いを致すと共に、困難をものともせず、共に力を合わせることで、家族、仲間、お取引先、そして地域社会に奉仕するという決意を込めております。



  今年も年初から大勢の皆様にお越しいただきました。お陰さまでナカノ株式会社、2017年も良いスタートを切ることができました。

  本年もどうぞよろしくお願い申し上げます!

繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
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新年もよろしくお願いいたします!-丁酉はどんな年?

2016年12月29日 | ひろがるエコソフィー(古布作品集)


  本日12月29日を以て、ナカノ株式会社は2016年の営業を終了いたします。この1年も大変お世話になりました。新年は1月6日(金)より営業を開始いたします(一部工場を除く)。

  さて、今年25周年を迎えられたFRN(ファイバー・リサイクル・ネットワーク)様より、恒例となっている古布で作った来年の干支をいただきました。来年はもちろん、酉です。

  十干十二支でいうと、2017年は丁酉(ひのととり)になります。古代中国の五行思想では、「丁」は火、「酉」は金を意味します。これは上の火が下の金を剋する(溶かす)ということを表しています。また、「丁」は停止の「停」や壮丁(成年に達した男)の丁に繋がり、成長が止まり一人前になるという意味です。一方、「酉」は醸成の「醸」、発酵の「酵」に見られるように、熟するという意味。つまり、成長が止まり一人前になったものがさらに成熟し衰退に向かうということを表しています。

  それは既存の秩序やあり方が衰退し、新しいものが生まれる予兆でもあります。その「新しいもの」が良いものであるようにしていきたいものです。

  60年に1回訪れる丁酉。こじつけに過ぎませんが、過去の丁酉に起こった「火が金を剋する」出来事と「新しいものが生まれる予兆」となった出来事を調べてみました。


1957年(60年前)


・火が金を剋する出来事:ソ連ウラル地方で原子力事故発生、英国史上最悪の原子力事故「ウィンズケール原子炉火災事故」発生。
・新しいものが生まれる予兆:マレーシアがイギリスから独立(マレーシアがイギリスを剋したと見ることもできます)。


1897年(120年前)


・火が金を剋する出来事:八王子大火。
・新しいものが生まれる予兆:トーマス・エジソンがキネトスコープの特許を取得。

1837年(180年前)

・火が金を剋する出来事:大塩平八郎の乱、生田万の乱、モリソン号事件。
・新しいものが生まれる予兆:モールスが有線電信機を発明。

1777年(240年前)

・火が金を剋する出来事:アメリカ独立戦争(前年に独立宣言が出されていますが、新しいものが生まれる予兆でもあります)。
・新しいものが生まれる予兆:ジェームズ・クックがクリスマス島に到達。

  2017年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした


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13年ぶりのオーガスタ-大阪・Bar Augusta

2016年12月23日 | BAR&WHISKY etc.


  今回はたまたま梅田に宿泊したので、久し振りに近くのオーガスタにお邪魔しました。以前お邪魔したのは、まだウィスキーを飲み始めたばかりの頃ですから、恐らく13年ぶり位になるのではないかと思います。当時は、以前このブログでご紹介した「バー海堀」の海堀さんもオーガスタにいらっしゃいました。

  オーセンティック・バーというと、東京や横浜では静かな雰囲気が定番。しかし、初めてオーガスタを訪れた時、お店の中がワイワイガヤガヤ、非常に盛り上がっていてショックを受けた記憶があります。その上、全く知らない女性のお客さんが帰り際に僕の肩を叩き、「この兄ちゃんにつけといて~♪」と言って出て行こうとしたのにはビックリしました。その頃に比べると少し大阪のノリに慣れたかもしれません。

  久しぶりにお会いしたオーナー・バーテンダーの品野さんもお元気でした。品野さんと言えば漫画「BARレモン・ハート」にも登場したオリジナルカクテル「オーガスタ・セブン」で有名ですが、この日は既に少し酔っていたのか、何かベタな気がして遠慮してしまいました。

BARレモン・ハート : 15 (アクションコミックス)
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双葉社


  ということで、最初の一杯は冒頭の写真、ホワイト・レディ(ジン、ホワイトキュラソー、レモンジュース)。



  若い頃は全く飲めなかったのに、最近になって美味しいと思うようになったカクテルが、ドライ・マティーニ(ドライジン、ドライベルモット)。



  隣の方のですが、モスコミュール。棚に大きな青い陶器の甕があり、そこに生姜をウォッカに付け込んであるそうです。本物の、モスコミュール。



  この日唯一のウィスキーは、アードベッグ・スーパーノヴァ。アルコール度数58.9度。スーパーノヴァとは「超新星」という意味ですが、限定3,000本にも拘らず、2時間弱で売り切れとなったそうです。ピート香の強いアードベッグの中でも最もピート香が強いということですが、空気を含ませると全体的に落ち着きが出てきて、むしろ麦芽由来の深い甘味とピート香が絶妙なバランスを保ち立体的な味わいを演出します。



  マンハッタン(カナディアン・ウィスキー、スイート・ベルモット、アンゴスチュラ・ビターズ)。甘みが強めの飲みやすいマンハッタン。



  最後はギムレット(ドライジン・ライムジュース)で。

バー・オーガスタ



大阪府大阪市北区鶴野町2-3 アラカワビル 1F



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大阪でかきづくし-池田・かき峰

2016年12月22日 | 食べ歩きデータベース


  翌日はかきづくし。梅田駅から阪急宝塚線に乗り、池田駅で降りてすぐのところにある牡蠣専門店、かき峰に行ってきました。牡蠣は定期的に当たってひどい目にあっているにもかかわらず、それでもやめられない好物の一つ(もう一つは鯖です)。



  前日から大阪は冷たい北風が吹き、横浜よりも寒いくらいでした。古風なデザインの三階建て鉄筋コンクリート「かき峰」さんは、早い時間から既にたくさんのお客さんで賑わっていました。店に入ったのは、まだ大阪は薄らと明るい17:30です。



  昆布入りの牡蠣の酢の物から始まり、続いてネギたっぷり、白味噌仕立ての牡蠣鍋。寒い日にはこれがたまらない…。



  牡蠣フライは温かいうちに、ソースで。



  釜で炊いてこげのしっかりついた牡蠣めし。



  これを好みでだし汁をかけていただきます。意外と西洋わさびのアクセントが良かったです。二杯目ははじめだし汁なしで食べ始めましたが、やはりだし汁ありの方が良かったですね。結局二杯ともお茶漬けになりました。

かき峰



大阪府池田市呉服町2-10



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初めてクエをくった-大阪・九絵家

2016年12月21日 | 食べ歩きデータベース


  忘年会の話題が続きます。

  冬の風物詩でありながら、一度も食べたことのないクエ(福岡ではアラと呼んでいました)。この度、大阪で初めてクエ料理の九絵家に行く機会に恵まれました(大阪のみなさん、ありがとうございます!)。因みに、クエは漢字で書くと本当に九絵、または垢穢なんですね。

  クエというと長崎が有名ですが、和歌山沖でもクエが獲れるのだそうです。尤も現在は養殖が主流だそうですが、こちらのクエは天然もの。福岡にいた頃、「九州場所が始まるとフグとアラがなくなる」と聞いていたので、クエというと11月以降のイメージがあったのですが、実は産卵前に栄養を蓄える夏の時期もクエの旬なのだそうです。話術の巧みな、非常に面白い大将から色々とお話を聞かせていただきました。



  これはハマチの刺身ですが、あとはクエづくし。



  越乃寒梅の酒粕を使った、クエの酒粕炊き。



  お酒も越乃寒梅・純米吟醸・無垢でした。精米歩合48%の山田錦を使用、とろりとして厚みがあり米のうまみが凝縮したお酒でした。



  クエの薄造り。フグのようですが、味わいはクエの方があり、フグよりも美味しいのではないかと思いました。なるほど、場所が始まると町からアラが消えるわけです。



  クエ鍋。鍋にしても、クエは味が濃く、タラのように身が固くなってしまうこともありません。



  しっかりとクエと野菜のうまみが出たところで、締めの雑炊。

九絵家



大阪府大阪市西区江戸堀1-27-8 昭和江戸堀ビル1F



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2016 JAPAN X BOWL オービックvs富士通

2016年12月16日 | スポーツ観戦記


  更新が遅くなりましたが、12月12日、アメフト社会人リーグの決勝戦JAPAN X BOWLを3年振りに観戦してきました。2013年はオービックが四連覇を成し遂げた年。それ以来優勝から遠ざかっています。一方の富士通は2014年にJAPAN X BOWL初制覇、二年振りの優勝を狙います。日本を代表する強豪チーム同士の対決、会場となった東京ドームは実に25,455人もの観客で埋まりました。これは3年前の22,488人を大きく上回る数字、実感としてもその多さが分かりました。



  1Q、立ち上がりから富士通が猛攻を仕掛けます。2度のファーストダウンでオービック人深く攻め入り、エンドゾーン残り10ヤードからWR中村選手へパスが通ります。タッチダウンかと思われましたが、富士通側に反則。15ヤードの罰退となります。再度攻め込みますが、タッチダウンパスは不成功。



  しかし、西村選手がFGを決め、0vs3と富士通が先制します。一方のオービックはQBニューハイゼル選手の判断に時間がかかり、度々サックされるなどなかなか攻撃のリズムを掴めません。



  2Qとなっても試合は富士通のペース。特にQBキャメロン選手からパスを受けたRBゴードン選手が華麗なステップで突破する場面がしばしば見られ、オービック陣深く攻め込みます。



  エンドゾーン20ヤードを切った地点でオービックも必死のディフェンスで耐えますが、フォースダウンのFGを二度決められ、点差を広げられます。前半0vs9。



  ハーフタイムショー。今年のゲストはLittle Glee Monsterのみなさん。



   この試合、オービックの見せ場は3Q序盤。QBを菅原選手に交替するとパスが通るようになり、富士通陣エンドゾーン残り1ヤードまで迫ります。しかし、固い富士通DFになかなか最後の1ヤードが割れません。三度にわたりタッチダウンを阻まれたオービックは結局FGの3点のみ。ここでタッチダウンを取れていれば、あるいは試合の流れが大きく変わったかもしれなかった息詰まる攻防でした。



  残念だったのは度々のスナップミスなどオービックに余計なミスが目立ったことです。パスインターフェアの反則に関しては両チームにとって厳しかった印象があります。

  そしてこの試合最初にして唯一のタッチダウンが生まれたのは3Q11分過ぎ。富士通は自陣29ヤードから三度に渡りファーストダウンを獲得しオービック陣エンドゾーンに迫ると、最後はゴードン選手が4ヤードのランでタッチダウン。ゴールも決まり、3vs16。



  4Q、後がないオービックは時間との戦いの中で果敢に攻め込みます。フォースダウンギャンブルを成功させるなどして、富士通陣エンドゾーン20ヤード付近まで攻め込みましたが、残り1分44秒でのパスがDB善元選手にインターセプトされ万事休す。富士通はじっくりと時計を進め、試合終了。内容としては完勝の富士通フロンティアーズが二年振り二度目の王座に返り咲きました。



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横浜牛たんの名店、たん右衛門-第78回YMS

2016年12月15日 | YMS情報


  今年で7回目を迎える、YMS(ヨコハマ・マネージャーズ・セミナー)の忘年会は12月14日、若葉町の「たん右衛門」さんで行いました。創業37年、俳優の故・勝新太郎さんもここの牛たんのためだけによく訪れたのだそうです。



  牛たん焼き、もつ鍋のお店ですが、重厚感ある古風な店構え。仙人か武道の達人のような井出達の大将も特別な雰囲気を醸し出していました。お通しは山盛りのキャベツ、レタス、きゅうり。それに豚の酢モツ。



  焼き物三種。



  しょうゆベースのもつ鍋は、臭みがなく驚くほどあっさりしていて、箸が進みました。塩分も控え目なので、締めのちゃんぽんまで飽きのこない鍋です。



  そしてこちらが冒頭ご紹介した牛たん焼き。ミディアム・レアで柔らかくジューシー。なるほど、評判なわけです。



  7年目のシーズンに入ったYMS。これまでの参加のべ総数は1,400名を超えました。来年には90回を迎える予定です。来年も幅広い分野から興味深い講師をお招きしての講座を企画しておりますので、どうぞよろしくお願いいたします!

過去のセミナーレポートはこちら。

たん右衛門



神奈川県横浜市中区若葉町1丁目7



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南区環境事業推進委員研修会でお話させていただきました

2016年12月06日 | リサイクル(しごと)の話


  銀杏の黄色いじゅうたんが美しい、快晴の午後です。  

  本日12月6日、地元横浜市南区の南公会堂で行われた、南区環境事業推進委員様の研修会でお話させていただきました。昨年は旭区環境事業推進委員様の研修会でもお話させていただいています。



  今回の演題は「衣類リサイクルの現状と地域づくりへの可能性について」。前半は衣類リサイクルの大まかな流れと、現状についてご説明し、分別回収における3つの重要なポイントについてお話させていただきました。



  後半は、他の資源物と異なる衣類のリサイクルが持つ特殊性、つまり①基本的に一次資源には戻らないという性質と②衣類には「着ていた人の想いがこもる」という具体的事例をご紹介させていただきました。

  「私たち人間にとって何よりも身近な衣類だからこそ、リサイクルがどうなっているのか知りたい」、日頃からそういうお声をたくさんいただくのですが、当ブログでも度々ご紹介している「特殊紡績手袋よみがえり」は、まさにリサイクルの実感をお伝えするために誕生しました。そして、その「よみがえり」から生まれる地域づくりの可能性について。一部で始まっている事例を元にお話させていただきました。

  南公会堂のある南区役所は、今年2月に蒔田から浦舟町に移転したばかりです。その真新しいきれいな公会堂の中、平日にもかかわらずお集まりいただいた皆様が熱心に耳を傾けて下さったので、私も気持ちよくお話しすることができました。

  おかげさまで、こちらの方が仕事への元気をいただいた気がいたします。

  機会をいただいた皆様に心より御礼申し上げます。

繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
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ボクシング 日本スーパーフェザー級タイトルマッチ

2016年12月06日 | スポーツ観戦記


  12月2日、後楽園ホールにボクシング日本スーパーフェザー級タイトルマッチの観戦に行ってきました。ちょうど1年前、12月15日のタイトルマッチで王座を失った挑戦者内藤律樹選手。対する王座を奪った現チャンピオンの尾川堅一選手による再戦とあって、後楽園ホールは超満員。4階級制覇を達成したWBC世界スーパーフライ級王者、ローマン・ゴンサレス選手、プロ8戦目で2階級制覇を達成したWBO世界スーパーフライ級王者、井上尚弥選手、WBC世界バンタム級王者、山中慎介選手など錚々たる顔ぶれも観戦に訪れていました。



  掲載した写真はランダムに撮影したものなので、試合の展開とは一致しません。まず1R。ゴングと同時にチャンピオン尾川選手が飛び出します。1Rは終始尾川選手がプレッシャーをかける展開。内藤選手は回り込みながら様子を伺います。

  2Rも引き続き尾川選手の間合い。上下に尾川選手の強烈なストレートが決まります。強打のチャンピオンだけあり、会場にもパンチの音が響き渡ります。ただ、浅い回で決着をつけようと思っていたのか分かりませんが、やや苛立ちにも似た強引な印象も受けました。とはいうものの、序盤2Rは尾川選手のペース。



  3Rに入ると、内藤選手もリズムをつかみ始めたように見えました。直線的に出てくる尾川選手に対して、ダッキングで掻い潜りワンツーと入れるパターン。しかし、接近すると尾川選手の強打も待っていますので、なかなか攻めにくそうな印象も受けました。

 4R。ゴングと同時に再び尾川選手が飛び出します。序盤少し力みがあったのか、やや疲労の色が見えました。クリンチが目立ち始めます。



  5Rに入ると、内藤選手のカウンターが決まるようになってきました。しかし、中間採点は48vs47でチャンピオンの尾川選手が優勢。

  6Rも間合い、リズムとしては内藤選手のペースだったように思えます。バッティングが増え、両者負傷のアナウンスがありました。去年もバッティングにより試合が終わっているだけに、やや神経質になる展開です。



  7R、明らかに尾川選手の足が止まってきているように見えました。この試合としては初めて内藤選手が尾川選手をコーナーに詰める場面も。尾川選手のスウェーの反応も鈍っているようでした。

  しかし8R。尾川選手が再びエンジンをかけ直し、壮絶な打ち合いとなります。このラウンドが試合の分岐点になった気がしました。尾川選手の強打は印象面でもプラスに影響したと思います。



  9Rも上下にチャンピオンの強打。内藤選手も応戦。

  最終ラウンド。採点が僅差であることは恐らく両陣営とも分かっていたでしょう。最後の打ち合いに会場は大いに湧きましたが、印象の点で僅かにチャンピオンだったか…。



  結局、結果は判定に。96vs94、僅差で尾川選手が3度目の防衛に成功しました。

  生で観戦するとつくづく感じますが、ボクシングとは本当に過酷な世界だと思います。両選手ともお疲れ様でした。

繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
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2016年11月アクセスランキング

2016年12月01日 | 人気記事ランキング



  2016年もとうとう12月に入りました。このブログも11月4日で丸9年、10年目に突入しました。10年も経つとさすがに顔もだいぶ変わっていますので、これを機会にプロフィール写真も更新しました。

  さて、2016年11月にアクセスの多かった記事、トップ10です。

  11月はここ数か月の中では更新の多かった月だと思うのですが、上位4位までが当月更新外の記事という珍しい現象が起きました。2位の「「上田和男さんバーテンダー歴50年を祝う会」に参加してきました」は25カ月連続、3位の「エコノミーとエコロジーの語源」は8カ月連続のトップ10入りです。

  食べ物系の更新が多かった11月。これまでこのブログに掲載したお店は「ぐるめまっぷ」のカテゴリでマッピングしてあります。長年の蓄積の中、既に閉店や移転してしまったお店も含まれていますが、何かのお役にたてれば幸いです。

  今年も残すところあとわずか。皆様、良い年の瀬をお迎えください。

1 トップページ
2 「上田和男さんバーテンダー歴50年を祝う会」に参加してきました
3 エコノミーとエコロジーの語源
4 カテゴリー毎の記事一覧(食べ歩きデータベース)
5 自分を脱ぐのも楽じゃない?-第77回YMS
6 旭川ラーメン-一蔵
7 シチリア料理の名店-トラットリア シチリアーナ・ドンチッチョ
8 第11回ネゴシエーション研究フォーラムに参加しました
9 味付け羊肉60年の老舗-松尾ジンギスカン本店
10 忘年会シーズン到来!-魚と酒 はなたれ野毛店
10 中華街の入り口でパクチーざんまい-パクチー ジョーズ

繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
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中華街の入り口でパクチーざんまい-パクチー ジョーズ

2016年11月29日 | 食べ歩きデータベース


  横浜中華街・善隣門側にある、パクチー(香菜)料理の店。店内でパクチーを栽培し、あらゆるメニューにパクチーを使っています。

  上の写真の通り、生ビールもパクチー入り。ヱビスビールにパクチーの葉と塩・胡椒を加えた、ブラッディメアリーのようなビアカクテルになっています。もちろん、普通の生ビールもあります。



  この日のメニューをご紹介。まずはスペイン風タコのカルパッチョ・パクチーソース。パクチーの葉がのっているだけでなく、ソースもパクチー。しかし、ガーリックが強いのでパクチーはあまり感じません。



  パクチーフムス。フムス(ハマス)というのはひよこ豆をペーストにした、元はアラブ料理。パーティーなどで野菜スティックやクラッカーに付けて食べられるのをアメリカのドラマで時々見かけます。



  パクチーの根の天ぷら。タラの芽の天ぷらが好きな方には、こちらもお勧めです。



  あるんじゃないかとは思っていましたが、パクチー・モヒート。もちろん、ペパーミントの代わりにパクチーの葉が入っています。ただ残念だったのは、ガムシロップのバニラ香が強くてパクチーの香りが感じられなかったこと。お店の人に言えば、ガムシロップを抜くこともできるようです。



  見た目も非常にきれいな、パクチー水餃子。揚餃子もあります。



  ガーリックポーク・たっぷりパクチー。まさにパクチーの牧場、ガーリックやや強めです。



  四川風鶏の熱々ピリ辛炒め。名前の通りピリ辛で、辛いという程ではありません。

  水耕栽培だからなのか、わざと抑え気味にしているのか分かりませんが、全体として見た目ほどパクチーの香りが前面に押し出されたメニューは少なかったと思います。パクチー嫌いの方は難しいでしょうが、パクチーが特に好きという訳ではないという方でも美味しくいただけると思います。

  逆にパクチー大好き、中毒という方は物足りないと思いますので、ぜひ大きな声で「パクパクパクチー!」と叫んでください。パクチーを増量してもらえるそうです。

パクチー ジョーズ



神奈川県横浜市中区山下町195



繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
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忘年会シーズン到来!-魚と酒 はなたれ野毛店

2016年11月24日 | 食べ歩きデータベース


  今年も忘年会シーズンがやってきました。幹事の方はお店選びもご苦労されおられるのではないでしょうか?

  そんな中、先日野毛にある「魚と酒 はなたれ」に行ってきました。以前このブログでもご紹介した、大人気店「魚とワイン はなたれ」の姉妹店ですが、こちらは日本酒メインの和風なお店。もちろん、地魚・地野菜・地酒にこだわったコンセプトはそのままです。



  ただ、たまたまこの日はお酒を飲むことができず、大好きな「相模灘」をはじめとする地元神奈川のお酒をご紹介することができません。



  栄螺のなめろう。お酒が飲めないのにどうして…。



  鯛とあさりの酒蒸し。



  みそおでん。写真左の茶色い物体ははんぺんです。



  まるまると太った牡蠣フライ。体調が悪くても生牡蠣を食べてしまう僕を心配して、友人がフライを頼んでくれました。一口ではとても食べきれない大きさです。



  まぐろのカマ。

  こちら「魚と酒 はなたれ」は広々とした店舗で、最大110名まで入れるそうです。宴会にはもってこいのお店ではないでしょうか?

魚と酒はなたれ 野毛店



神奈川県横浜市中区花咲町1丁目4−1 ベルメゾン桜木 1F



繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
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