窪田恭史のリサイクルライフ

古着を扱う横浜の襤褸(ぼろ)屋さんのブログ。日記、繊維リサイクルの歴史、ウエスものがたり、リサイクル軍手、趣味の話など。

あらためて「交渉とは何か」を考える-第29回(やわらぎ)燮会

2016年08月16日 | 交渉アナリスト関係


  8月13日、第29回燮会に参加してきました。お盆休みの真っただ中ということもあり、通常より少人数での会となりましたが、今回は改めて「交渉とは何か」を考えるということで日本交渉協会会長、藤田忠先生監修による交渉ビデオ鑑賞と同副会長、土居弘元先生による交渉学講義が行われました。

  初めのビデオ鑑賞は、今や入手困難な1990年頃と思われる日本経済新聞社から発売されていたVHS、『勝つための交渉術』。細かくは述べられませんが、以下にそのあらましを挙げたいと思います(自分のメモを元にしているため、ビデオの構成そのものではありません)。

Ⅰ.対内交渉の重要性
 ・対外交渉の成否は、対内交渉に依存する(対外交渉30%、対内交渉70%)
 ・「夫れ、将は、国の輔なり。輔、周なれば、則ち国必ず強く、輔、隙あれば、則ち国必ず弱し。」-『孫子』(謀攻篇)-

Ⅱ.バランス理論と信頼関係
 ・ゼロサム交渉→交渉条件の追加→ノンゼロサム交渉へ
 ・AとBの信頼関係を変える、C(ヒト・モノ・コト)の存在が重要
 ・交渉のライフサイクル理論(信頼関係の高低における論理力と心理力)

Ⅲ.交渉の準備(重要)
 ・相手側情報の収集と分析
 ・「先知は…敵の情を知る者なり。」-『孫子』(用間篇)-
 ・交渉項目の決定と優先順位の決定(チャーチマン・エーコフの方法)
 ・要求の正当化(価値観+論理体系+大義名分)

Ⅳ.戦略の立て方と選び方
 ・初期陣形を高く
 ・交渉最下点を決める
 ・最悪事態に備える(ミニマックス決定基準)
 ・戦略決定のプロセス(ディシジョン・ツリー)

Ⅴ.交渉の実践テクニック
 ・平常心を失うな
 ・ポーカーフェイスを守れ
 ・相手の本音を見抜け
 ・相手の面子を立てる(承認欲求を満たす)
 ・こちらの本音を隠せ(ショッピングリスト方式)
 ・脅しに負けるな
 ・交渉はNoから始まる
 ・行き詰まりを恐れるな(90-10の法則)
 ・押さば廻れ(攻:一点集中主義、守:パッケージ作戦)
 ・「我は槫まりて一と為り、敵は分れて十と為らば、是れ十を以て其の一を撃つなり」-『孫子』(虚実篇)-
 ・譲歩の幅は徐々に小さく(ナッシュ点)



  さて、後半は土居弘元先生による交渉学講義。先のビデオは25年以上も前のものですので、特別目新しい内容ではありません。しかし、ロジャー・フィッシャーとウィリアム・ユーリーが”Getting to Yes”(邦題『ハーバード流交渉術』)で「原則立脚型交渉」を世に問うたのは1981年。それから約10年後が先ほどのビデオです。そして現在もなお様々な交渉理論や交渉術が巷間に溢れ、まさに百家争鳴の様相を呈しています。にもかかわらず、人々が一般に「交渉」というものに対して抱くイメージは、昔も今も余り変わっていないのではないかという印象があります。

  それだけに、改めて「交渉とは何か」について考え、自分の価値観を反映させた定義をしっかりと持っておくことには意義があるのではないかと思いました。出席者から「交渉は未だに戦争のメタファーから抜け出せていないのではないか?」というご意見がありましたが、上記にも『孫子』をいくつか引用している通り、まさにその通りだと思います。

 交渉とは何か?今回は非常に限られた時間の中で、「複数人が目的を達成するために協働する行為」としてまとまりましたが、土居先生も今回だけにとどまらず「自分の交渉術を確立してほしい」とおっしゃっていました。

 さて、次回は9月6日(火)に「交渉学特別セミナー」が開催されます。

交渉のメソッド: リーダーのコア・スキル
クリエーター情報なし
白桃書房


燮会は、日本交渉協会が主催する交渉アナリスト1級会員のための勉強会です。

繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
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この暑さ、すっきりワインが飲みごろ-第74回YMS

2016年08月11日 | YMS情報


  いよいよ夏本番!うだるような暑さ、寝苦しい夜、夏バテ気味の身体をいっきに吹き飛ばす、大好評企画「馬車道十番館ワイン会」(第74回YMS)が今年もやって参りました。



  2013年から今年で4回目。毎年、馬車道十番館さんのご厚意により、素敵なお部屋で夏によく合うワインを圧巻のコストパフォーマンスで楽しむことができます。



  今年のテーマは、「世界が認める勝沼甲州ワインを軸にした日本ワインとフレンチのマリアージュ」。年々高まる各地のジャパニーズワインの実力を味わいつつ、フレンチとのマリアージュを楽しみます。今回のワインリストは以下の通り。

・グランポレール・エスプリ・ド・ヴァン・ジャポネ 絢-AYA-(岡山)
・グランポレール・エスプリ・ド・ヴァン・ジャポネ 泉-SEN-(岡山)
・ジャパンプレミアム・マスカットベリーA2013 (山梨)
・ジャパンプレミアム・甲州2014 (山梨)
・エクセラント・かみのやま・カベルネソーヴィニョン (山形)
・エクセラント・かみのやま・シャルドネ (山形)
・日本のあわ・勝沼甲州 (山梨)
・シャトーメルシャン・アンサンブル・ももいろ2014
・リザーブ・クナワラ・カベルネソーヴィニョン2013 (オーストラリア)



  ワイン会といっても、あくまでYMS(ヨコハマ・マネージャーズ・セミナー)の一講座なので、ソムリエの片桐様より一つ一つのワインの解説をしていただきました。



  料理長より合わせる料理の解説。



  8月10日の蒸し暑い夜に、個人的にはスッキリとした辛口が好み。

  日本酒を感じさせる不思議な「日本のあわ・勝沼甲州」、鮮やかなピンク色にイメージ通りのベリー系の薫りと甘みが感じられた「シャトーメルシャン・アンサンブル・ももいろ2014」、山奥の湧水のようなスッキリとした飲み口に、爽やかな青草の薫りがかすかに感じられた「ジャパンプレミアム・甲州2014」。すいすいと、つい飲みすぎてしまいます。

  初めてYMSに参加された方も多く、楽しい会話が弾むうちにあっという間の時間が過ぎていきました。今年の夏も元気に乗り切っていきたいと思います。

過去のセミナーレポートはこちら。

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両軍拙攻17四球、23残塁!-日本プロ野球2016 ヤクルトvs広島17回戦

2016年08月06日 | スポーツ観戦記


  21時38分、ゲームセット。両軍合わせて17四球、23残塁。蒸し暑い中の何とも間延びした試合が終わりました。駆け付けた観衆は公式発表で30,733人。ビールの売り子さんだけは実に忙しい夜となったのではないでしょうか?



  8月4日、首位広島を迎えた神宮球場での試合。ヤクルトの先発は、先日7月24日の中日戦で実に1,786日ぶりの勝利を挙げた由規投手。立ち上がりは三番丸選手に四球を与えたものの、まず順調でした。



  一方、広島の先発は福井投手。こちらは一番大引選手、二番坂口選手に連続四球を与え、いきなり無死二塁・一塁のピンチを迎えてしまいます。幸い、後続を討ち取り無失点で切り抜けたものの、思えばこれが両投手大乱調の引き金だったように思います。

  二回表になると、由規投手も二死から連続四球を与え、自らピンチを招きます。下位打線だったのが幸いし無失点で抑えたものの、二回にして早くも両軍5四球。



  試合が動いたのは二回裏。センターに上がった先頭打者西田選手の打球は、思いのほか伸びてバックスクリーン左フェンスぎりぎりに。エラーこそつかなかったものの、これをセンター丸選手が捕球できず。さらに打球処理をもたつく間、西田選手は三塁に到達します。

  そして続く西浦選手がきっちりとライトへ犠牲フライ。ヤクルトが先制します。



  この試合、三者凡退で終わったのは三回表広島の攻撃のわずか1回のみ。四回表、広島ルナ選手の二塁打の後、二死から鈴木選手、松山選手の連続四球で満塁のチャンスを作ります。しかし2回表に続き、ここも會澤選手が倒れ得点ならず。



  四回裏。今度はヤクルトが二死から西浦選手が四球、山崎選手は敬遠気味の四球で二塁・一塁のチャンス。さらに由規投手までがピッチャー強襲の内野安打で出塁。絶好のチャンスでしたが、大引選手がキャッチャーフライに倒れ、ヤクルトも追加点ならず。



  五回。広島先発福井投手の投球数が早くも100球に達します。一方、ヤクルト先発由規投手も5イニングを投げた時点で98球という球数の多さ。試合も5回裏で早くも2時間を超えました。



  五回裏。ヤクルトは今浪選手の二塁打、そしてまたしても山田選手、西田選手が四球で出塁し二死満塁とします。そして西浦選手がライト前へヒットを放ち、ヤクルトもようやく追加点。0vs2。



  広島も六回表、四球と暴投などで二死三塁・一塁のチャンスを作りましたが、得点できず。



  六回裏。広島は福井投手に代わり、二番手薮田投手が登板。



  しかし投手のリズムというものは伝染するものなのでしょうか。ここまで打率二位、本塁打数二位、打点一位の四番山田選手を前にし、最も走者をためてはいけない場面で薮田投手も四球を連発。無死二塁・一塁で迎えた山田選手の打球は、センターフライかと思われましたが、狭い神宮球場の右中間フェンスを越える第32号の3ランホームラン。

  たまたま両軍の拙攻に助けられていただけで、無駄な四球が得点に結びつくという典型的なパターン。この日の広島打線の調子から考えると致命的な追加点でした。これで0vs5。



  広島ようやくの反撃は七回表。打線の関係があったとはいえ、病み上がりの由規投手になぜ120球も投げさせたのかという疑問は残るのですが、この回から登板した二番手成瀬投手から、菊池選手が内野安打、そしてルナ選手がタイムリーヒットを放ち、ようやく1点を返します。



  そして九回表。先頭の菊池選手がヤクルトの五番手秋吉投手からレフトへのホームランを放ちますが、反撃もここまで。

  由規投手は6回で120球、7四球とお世辞にも良いとは言い難い内容でしたが、結果的には被安打3、無失点。前回に続く2勝目で、神宮球場では実に1,797日ぶりに勝ち星を挙げました。

  裏を返せば、敗れた首位広島は乱調のヤクルト投手陣を捉えられず、また敵失で得た再三の好機も活かせず。単純に先発投手の不調というだけでは片づけられない内容でした。最大11あった2位とのゲーム差はこれで6.5。2位巨人は目下五連勝中と調子を上げているだけに、5日からの直接対決が今後を占う大きな山場となりそうです。

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暑い甲府の夜は冷たいビールで!-甲府地ビールフェスト2016

2016年08月03日 | ワイン・日本酒・ビール


  7月29日、昨年に続いて今年も甲府駅北口よっちゃばれ広場で行われた「甲府地ビールフェスト」に行ってきました。

  山梨といえばワインですが、実はビール醸造の歴史も古く、同イベントHPによると横浜で日本初のビール醸造が開始されてからわずか4年後に日本人の手による地ビールが作られたのだそうです。



  会場には山梨だけでなく所沢や箕面など各地の地ビールがブースを出店。合わせて40種類もの地ビールが楽しめます。また気に入ったグラスやジョッキは記念に持ち帰ることもできます(ブースに返却した場合は、その分の返金あり)。

  上の写真は最初の一杯、「マレッツ・ブロンド」。ベルギーのマレッツ修道院に由来するビールだそうです。



  フードワゴンもピザやB級グルメで有名になった鶏もつ煮など、たくさん出ていました。



  変わり種としては「リーフマンズ オンザロック」。チェリーを18か月漬け込み熟成させたというフルーツ・ビール。もはやビールとは言い難いですが、爽やかな飲み口でチェリーコークやドクターペッパーがお好きな人には特におすすめ。背の高い細身のサワーグラスに鮮やかなワインレッドが映え、見た目も楽しめます。



  「ヴァルシュタイナー プレミアムドゥンケル」。独特の苦み、後に残る雨上りの野原を思わせる香りがユニーク。



  「ケーニッヒ・ルードヴィッヒ ヴァイスビア・ヘル」。重いビールの後は、爽やかなビールを。



  「ヴェデット エクストラホワイト」。乳酸飲料のようなニュアンスの、爽やかなベルギー・ホワイトビール。



  甲斐ドラフトビールのピルスナー。横浜でもよく飲まれているすっきりとしたチェコのビール。



  箕面ビールの「おさるIPA(インディア・ペール・エール)」。しっかりとした苦みとキレは蒸し暑い夏の夜によく合います。



  飲み疲れたら最後は富士桜高原麦酒の「ピーチヴァイツェン」。ヴァイツェンとピーチのビアカクテルで、フレーバーだけでなくしっかりとした桃の味を感じることができます。ビールが苦手という方でも楽しめる人気の一杯です。

  やっぱり夏はビール!

甲府駅北口よっちゃばれ広場



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2016年7月アクセスランキング

2016年08月02日 | 人気記事ランキング


  今年の夏は例年よりかなり遅い梅雨明けとなりましたが、明けてもここ横浜は不安定な天気が続いています。いよいよ、リオ・オリンピックも開幕。みなさま、寝不足など体調管理には気をつけて楽しい夏をお過ごしください。

  さて、2016年7月にアクセスの多かった記事トップ10です。

  終始1位の座を譲らなかったのは、河野史明さんを講師にお迎えした第73回YMS。デザインやアートというのはそれ自体メタファーとしての働きをして人の心に響くからなのでしょうか、こういうテーマの時は特に参加者の反応が良いようにいつも感じます。

  第3位は弊社の社内イベントでしたが、「ボーナンザ」とてもお勧めです。5位、弊社社員がFM YOKOHAMAでお話させていただきましたが、各方面より「放送を聴いた」とのご連絡をいただきました。ありがとうございました。

  4位「Le Bar a Vin 52 AZABU TOKYO」、やはり人気のお店なのか、たくさんのアクセスがありました。10位「手打うどんくうかい」も山口県徳山市の行列店です。

  ランクインの常連ですが夏になると特にアクセスが増える傾向にあるのが6位の「エコノミーとエコロジーの語源」。7位「「上田和男さんバーテンダー歴50年を祝う会」に参加してきました」も常に安定したアクセスがあります。

1 あらゆるビジネスに通じる「デザイン思考」とは?-第73回YMS
2 トップページ
3 交渉でパイは増やせるのか?-キックオフミーティング2016
4 手軽なワインと旬の料理-Le Bar a Vin 52 AZABU TOKYO 関内店
5 ラジオ放送予定のお知らせ
6 エコノミーとエコロジーの語源
7 「上田和男さんバーテンダー歴50年を祝う会」に参加してきました
8 広島の勢い止められず-日本プロ野球2016 横浜vs広島14回戦
9 ch344730 食事制限なしでダイエット2015 (一枚ずつ)
10 徳山 手打うどんくうかい?食うよ!/夜はラーメン

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周南の地魚と地酒-鮮味食彩 宇佐川水産

2016年07月29日 | 食べ歩きデータベース


  徳山は新幹線の駅からその地形を見ると、天然の良港であることがすぐに分かります。入り江の向こう側は国東半島や四国を望む豊後水道、魚の宝庫ですからここはやはり魚を食べませんと、ということで宿泊したホテル近くにあった居酒屋「宇佐川水産」へ行ってきました。



  冒頭の写真は、お店の人気メニュー「水産盛り」。この日は、大きなカワハギを筆頭に、アジ、マグロ、サーモン、かんぱち、タコ、イカ、サザエなどなど。新鮮かつ豪快、まるで竜宮城。これは人気なわけです。



  そして今が旬の鱧(はも)の湯引き。これを梅肉、辛子味噌二種類のたれで頂きます。



  こうなると欲しくなってくるのが日本酒。既に梅雨明けした西日本は非常に蒸し暑く、こんな日はキレのいい辛口が飲みたいところです。意外にも地酒のラインナップはそれほど多くありませんでしたが、選んだのは「吟醸かほり辛口」。すっきりとしながらも、香り後味共に意外としっかりしており、飲みやすいお酒でした。



  生うに。小ぶりに見えますが、余計な水分が少なくその分甘みが凝縮していました。これもおすすめ。



  ふぐの唐揚げ。種類は分かりませんが、小ぶりなふぐフグでした。



  馬刺。冷凍でしたが、2011年に起きた生レバーの食中毒事件以降、生食に対する規制が厳しくなったのでしょうか?久しぶりだったので良く知りません。

  この他にも5人で食べて飲んで一人4,000円程度。安さにも驚きました。

鮮味食彩 宇佐川水産

山口県周南市若宮町2丁目28



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徳山 手打うどんくうかい?食うよ!/夜はラーメン

2016年07月28日 | 食べ歩きデータベース


  初めて山口県徳山を訪れました。徳山と言えば、かつて「回天」の基地や児玉源太郎の故郷であるといった位の知識しかありません。徳山駅を降りると、すぐ目の前にプラント群と港が広がっています。



  ちょうどお昼時だったこともあり、まずは評判の讃岐うどん屋さん「くうかい」へ行ってみました。静かな町の中、行列のできる名店と聞いていたのですが、行ってみると行列はなし。「おお、これは幸運!」と思って中に入ろうとすると、店内が既に大行列でした。そして12時を回ると忽ちのうちに店の外も行列に。



  限定200食という手打ちうどん。うどんを伸ばしている作業を見ていると、限定200食もむべなるかな。その大変さが伝わってきます。

  冒頭の写真は「肉ぶっかけ大盛り」。コシの強いうどんに粗めにおろした大根おろし、無料で加えられる天かす、そしてレモンの相性が良く、なるほど評判だけのことはある美味しいうどんでした。



  こちらは、今回同行した社員が注文した、「バター釜玉」。一言でいえば、スパゲティのカルボナーラですね。



  夜は町をぶらつきながら、たまたま通りかかった「凛」というラーメン屋さんに入りました。写真は「高菜ラーメン」。臭みのないあっさりとした豚骨スープ、麺は博多と同じ細麺で安心できる味。美味しかったです。



手打うどんくうかい

山口県周南市栄町2丁目26 アサヒビル 1F



らぁめん 凛

山口県周南市昭和通2丁目19



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交渉でパイは増やせるのか?-キックオフミーティング2016

2016年07月18日 | リサイクル(しごと)の話


  ナカノ株式会社にとって、7月は大事な節目の月です。つまり7月は創業月であり、会計年度は4月からでありながら、当社では辞令交付など様々なイベントがこの7月に合わせて行われます。2010年に始まった「キックオフミーティング」もその一つです。



  キックオフミーティングは、社員のみが一同に会することのできる貴重な機会です。そのため、社員同士の親睦を深められるような様々なイベントを毎年企画しています。最近は僕もこの7月を越えなければ何となく落ち着かない気がしてくるようになりました。



  さて、2016年度は『ボーナンザ』というドイツ生まれのカードゲームを行いました。ボーナンザについては、当ブログでも「ボーナンザ(BOHNANZA)-遊びながら交渉を体感する」でご紹介していますが、一言でいえば手持ちの札と山から引いた札をうまく使いながら、畑で豆を育て収穫し、コインに換金することで獲得コイン数を競うゲームです。

  シンプルに見えますが、独特の制約があるため理解するまでに結構苦労します。練習ラウンドを設け、やりながら理解するというのが良いと思います。とりわけこのゲームの特徴は、豆を育てるにあたって他のプレイヤーとの交渉が避けられないという点にあります。したがって、プレイヤーには必然的にコミュニケーションが求められます。



   練習ラウンドの後、今回は2回の本番ラウンドを行いました。第1ラウンドは、元のルール通り、チーム内で個々のコイン獲得数を争いました。



  続いて第二ラウンド。基本的なルールは同じですが、今度は一つだけ条件を付けました。個々でコインの獲得数を競いつつも、チームとしての総獲得数も評価に加えるというものです。

   交渉と言うと、一般にはできる限り情報を秘匿し、自分の利益を最大化するように相手を説得すること、というイメージを持たれることが多いかと思います。これは「分配型交渉」と呼ばれる交渉の一形態です。しかし、それとは別に交渉には「統合型交渉」と呼ばれる形態もあります。

  分配型交渉が基本的にパイの奪い合いであるのに対し、統合型交渉は交渉を通じてお互いの利益を増やす道はないか、つまりパイそのものを大きくすることはできないのかということを模索します。

  そのために、交渉当事者は自分が何を求めているのかを開示しながら互いに協力行動をとる必要があります。しかし、たとえ統合型交渉とは言っても、個人成績も評価対象となっているため、お互いに魅力ある提案を出せなければ交渉は容易には成立しません。



  問題は、果たしてこの「統合型交渉」によって、本当にパイは増えるのか?ということです。1チーム4名または5名構成の11チーム、合計52名でプレイしたその結果は、11チーム中10チームで第2ラウンドの方がコインの獲得数が増えました。全体では、第1ラウンドのコイン獲得総数429枚に対し、第2ラウンドでは514枚と約20%の増加でした。中には、第1ラウンドと第2ラウンドでコインを倍に増やしたチームもありました。

  もちろん、この結果にはゲームに対する慣れということも影響していると思います。しかし、第1ラウンドと第2ラウンドのコイン配分の不平等を計測したジニ係数は、0.193から0.182へと改善しており、個々の獲得コイン数の格差もわずかですが縮小していたのです。もし、コインの増加が習熟による影響であり、協力とは言っても本音では各々が自己の利益を追求していたのだとすれば、ジニ係数が拡大していてもよさそうなものです。



  当社の行動指針に「他利自得」という言葉があります。読んで字の如くですが、後で感想文を読むと、多くの社員が第2ラウンドの条件を提示された時点で統合型交渉とは「他利自得」のことであると理解していたようでした。

  「個人も大事だが、チームとして協力して成果を出すと達成感があって楽しい」という声も多くありました。実際、社会的関係における感情の働きについて調べたRillingらによる2002年の実験によれば、自分と相手が相互に協力し、どちらも得点を獲得できた場合に、快感情と関係が深い腹側線条体に強い活動が測定されたのだそうです。



  また、このゲームを通じて当社の役職名となっている変革、同人、大観、琢磨、和声につながる気付きを得た社員も大勢いたようでした。その一部をご紹介したいと思います。

「このゲームは、独自にルールを設定することで別の楽しみ方も可能なのではないか?」、この視点は「変革」と言えます。

「チームのまとまりが良くても、良い成果を出すためには方向性や方針を示すリーダーが必要」、この視点は「同人」と言えます。

「目先の利益ばかりを追うのではなく、チームとして成果があげられるよう長い視点で考える」、この視点は「大観」と言えます。

「自分を知り、相手を知る。魅力を感じてもらえるような提案を工夫し、相手に自分にない良い視点があれば取り入れる」、この視点は「琢磨」と言えます。

「個人の利益を追求しつつ、チームとしての成果を上げるため、メンバーと協力しなければならない」、この視点は「和声」と言えます。



  半日研修の後は、場所を移しての懇親会。新入社員の紹介や辞令交付なども行われました。

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あらゆるビジネスに通じる「デザイン思考」とは?-第73回YMS

2016年07月14日 | YMS情報


  こんな経験ありませんか?公衆トイレに入ったら、水洗ボタンが見つからない。散々探し回ったところ、トイレットペーパーの陰に小さなボタンが…。自動水栓の洗面所で、石鹸の泡を落とそうと何度手を差し出しても、センサーの感度が悪く、水がすぐに切れてしまって手が洗えない…。

  7月13日、mass×mass 関内フューチャーセンターで行われた第73回YMS(ヨコハマ・マネージャーズ・セミナー)は、こんな身近にあるストレスからデザインとは何かを考える、有限会社ディーエムシーの河野史明さんのお話でした。題して、「『ダメマシンクリニック』でダメ出しされてしまったマシンから、作り手として抑えておきたいデザイン思考を学ぶ」。

  ダメマシンクリニックというのは、デザイナーである河野さんが巷にある様々なマシンを専門家の視点から診断し、その処方を提示するブログのことです。数多くの事例が紹介されていますので、ご興味がおありの方はぜひご覧ください。



  さて、今回のYMSでは、「ダメ出しされたマシン」について、2つの事例が取り上げられました。最初は、一時インターネット上でも話題になった、コンビニのコーヒーメーカのお話。慣れればどうということはないのですが、最初はどうやって買うのか迷われた方もいらっしゃるのではないでしょうか?

  その迷いを、不便を感じさせた要因はいったい何だったのでしょうか?それについて、まずマシンデザインそのものの要因についてまとめてみます。

<マシンのデザインの要因>
・マシンを操作する時、人の視野は驚くほど狭いということ。
・表示の聞きなれない言葉づかいは、人の認知的負担を増すこと。
・(ボタンと表示パネルのように)関連性するものが分断されていると認知されないこと。

<注意すべき点>
・一連の操作の時系列を考えたボタン等の配置。
・アイキャッチ(操作する人の注意を引き、適切な操作へと誘導する画像)による認知的負担の軽減。
・視線の推移に沿って文字位置を揃える。

  さらに、マシン以外にも不便を感じさせる(認知的負担が増す)要因があります。

<マシン以外の要因>
・ポップの位置が不適切なために起こる誤解。
・購買フローの問題(金銭の支払いは、人にとって大きな意思決定の区切りとなる。その後にさらに購買プロセスを重ねることは、認知的負担を増大させる)。

  デザインにあっては、この「認知的負担」というのが非常に重要なキーワードで、これを軽減するようデザインを工夫しただけで、製品に対するクレームが激減したという事例があるそうです。



  2番目の事例は、公衆トイレのベビーチェア。この事例での問題点は、ベビーチェアという製品そのものより、その設置場所、つまりトイレのレイアウトに配慮が行き届かなかったために起こった悲劇でした。例えば、ベビーチェアに座っている赤ちゃんの手が届くところにドアの取っ手や、センサーがあるというようなことです。

  ギブソンという知覚心理学者によるAffordanceという造語があります。モノに備わったヒトが知覚できる行為の可能性、簡単に言うと、レバーがあれば教えられなくても下げると分かる、ボタンがあれば押す、というようなことを意味するそうです。それは赤ん坊にも備わっているそうなのです。

  人には元々affordanceがあるということを踏まえると、デザインは必然的にモノの操作や表示以外の行為も考慮して設計されなければならないということが分かります。つまり、そのモノの使用全体に関わる行為全体を見回したサービス設計が大切だということです。最初のコーヒーメーカーの例も同じですね。

  そう考えると、良く耳にする「デザインはいいのだけど、使いにくい」といった不満には矛盾があることになります。「使いにくいものは、デザインも悪い」のです。

  このような「行為全体を見渡して包括的に課題を設定し、解決策までを探ろうとする思考」のことを「デザイン思考」と言います。このデザイン思考こそ今回のテーマなのですが、それは単にプロダクト・デザインに留まらず、およそ人に関わるあらゆるビジネスに通じる思考と言えます。



  最後に、河野さんはデザインを「価値ある意味を求め、それを具体化する、創意工夫そのもの」と定義しておられました。価値ある意味の「意味」とは、そのモノが持つコンテクストとコンセプトを言います。これまでの事例から分かるように、デザインとは人間の認知直接関わる問題であり、その認知がモノやサービスの消費動向を左右します。長く認知されたモノのデザインをドラスティックに変えることに大きなリスクが伴うのは、それが理由です。意味の価値を変えてしまうからです。見方を変えれば、意味の継承されたデザインであれば、仮に物理的に大きく変化したモノでも人の認知は継続されうるということでもあります。例えば、旧ローバー(現BMW)の名車MINI、今のMINIは最早ミニとは言い難い大きさですが、その「価値ある意味」が継承されているために、MINIとしてのブランド・イメージが損なわれずにいるのですね。



  我々の身近にあるモノに目を向けることで、あらゆるビジネスや生活に通じる「デザイン思考」を意識してみる。それがきっかけとなり、懇親会では河野さんを囲み、さらに深い話が弾みました。

過去のセミナーレポートはこちら。

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手軽なワインと旬の料理-Le Bar a Vin 52 AZABU TOKYO 関内店

2016年07月07日 | 食べ歩きデータベース


  リーズナブルで美味しいワインと旬の食材を使った料理が楽しめる、成城石井がプロデュースするLe Bar a Vin 52。麻布十番から横浜はベイクォーターと関内にやってきました。



  梅雨の合間の蒸し暑い夕暮れ、早速始めましょう。まずは食前のスパークリングから。僕の好みでもありますが、蒸し暑い日にちょうどいいスッキリ爽やかなジャクリーヌ・ブリュット。柑橘系の香りと滑らかな口当たりで食欲を刺激。



  数種類のパンは、そのままと胡椒を加えた2種類のオリーブオイルで。



  食事もやはりさっぱりとしたものから。国産スモークチキンと岐阜産麗夏トマト、パクチーのエスニックサラダ。山盛りのパクチーとスモークチキンの薫りが良く合います。パクチーのお好きな方にはお勧めのサラダ。



  食事に合わせるワインは、レ・フォリ・シフェ ミュスカデ・コトー・ド・ラ・ロワール シュール・リー 2013(Les Folies Siffait Muscadet Coteaux de la Loire Sur Lie)。青りんごを思わせる香りにしっかりとしたミネラル感。すっきりとした辛口で、やはり蒸し暑い夜にはピッタリの白ワインです。



  フランス産カマンベールの丸ごと焼きチーズフォンデュ、彩り野菜添え。家でもお酒のお供にはカマンベールチーズが欠かせない僕としては、一発で惹かれたメニュー。



  7種類の彩り野菜のオーブン焼き、クリーミーバーニャカウダソースと。目の前でご一緒していたのが八百屋さんだからという訳ではありませんが、旬の野菜はシンプルにグリルすると本当に美味しいです。残念ながら今はもう無くなってしまいましたが、以前よく行った宮元町のVerdura trattria Marcでも野菜のグリルは定番でした。



  Le Bar a Vin 52特製お肉料理3種類グリル盛り合わせ。色々なお肉を一度に楽しめるお得なメニュー。塩、西洋わさび、粒マスタードで。



   ワインの切り替え。カミリアーノ ロッソ・ディ・モンタルチーノ2013 (Camigliano Rosso di Montalcino)。ミディアムボディで飲みやすいワインですが、樽由来のコーヒーのようなニュアンスが感じられ、肉料理に合わせやすいワインでした。



  九州産黒毛和牛サーロインのグリル。写真の通り、納得の食べごたえ。



  オーストラリア産骨付き仔羊グリル。迫力ある、大ぶりの骨付き仔羊。仔羊ということで独特の臭み(本当はこれが好きなのですが)はあまり感じられず、少々脂身が多い気がしました。



  しかし、これに合わせたワインが当たり。シャトー・ラトゥール・カルネ 2009 グラン・クリュ クラッセ メドック公式格付第4級 AOCオー・メドック(Chateau La Tour Carnet 2009 Grand Cru Classe du Medoc en 1855 AOC Haut Medoc)。2009年はボルドーの「世紀のヴィンテージ」と言われるほど当たり年だったそうですが、しっかりとしたタンニンが仔羊の脂身をしっかりと押さえ、かつ肉のうまみを引き立ててくれました。お肉とワインのおしどり夫婦です。

  ワインにせよ、料理にせよリーズナブルな価格。加えて気軽に立ち寄れそうな雰囲気の良いお店でした。

Le Bar a Vin 52 AZABU TOKYO 関内店

神奈川県横浜市 中区南仲通1丁目13



繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
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広島の勢い止められず-日本プロ野球2016 横浜vs広島14回戦

2016年07月05日 | スポーツ観戦記


  2位横浜とのゲーム差、実に9.5。破竹の連勝は11で止まったとはいえ、その後も1勝1敗で、25年ぶりのリーグ優勝に向け完全に独走態勢に入った広島。この日の最高気温は35度。強風吹き荒れるも快晴の横浜スタジアム。焼けるような暑さの中、横浜vs広島の観戦に行ってきました。



  横浜の先発は交流戦から調子を崩し、目下三連敗中のモスコーソ投手。前回も巨人相手に序盤から打ち込まれ、5回8失点で敗戦投手となっています。



  間違いなくそうした影響があったと思うのですが、立ち上がりは先頭の田中選手こそ早々に討ち取ったものの、昨日の試合で負傷交代した菊池投手に代わって先発出場した二番の安部選手に四球。するとピッチングが途端に不安定に。続く丸選手にも連続四球。あっと言う間に一死二塁・一塁のピンチを背負ってしまいます。

  制球が定まらず、ストライク欲しさに球を置きに行っているのが遠目からも明らかでした。そこを狙われたか、四番ルナ選手には平行カウントからの5球目、外角の甘く入ったチェンジアップをレフト前に弾き返されます。しかし、レフト筒香選手の好返球で走者安部選手は本塁タッチアウト。ここは辛うじて難を逃れました。

 しかし、続く松山選手をカウント1-2と追い込みながら、レフトにタイムリーヒットを許し、広島が先制。さらに一塁走者のルナ選手は一気に三塁を陥れ、二死三塁・一塁とします。



  極めつけは、六番新井選手にフルカウントからど真ん中に投げ、レフトスタンドに運ばれてしまいます。詰まった当たりではあったのですが、折からの強風にも乗ってのホームラン。初回で4vs0。またしても序盤で試合を壊してしまいました。1回表だけで20分、実に32球を投じるという大乱調。元々良い時と悪い時が非常にはっきりしているモスコーソ投手ですが、負けが込んでいるせいもあって、完全にナーバスになっていました。



  さて、長い1回表が終わり、1回裏、横浜の攻撃。広島の先発は5年目、23歳の若い戸田投手。しかし、こちらも先頭の桑原選手にいきなり死球を与えてしまいます。



  それでも二番、三番を討ち取り二死二塁。ここで横浜ファンの期待を一身に集める主砲筒香選手。その初球でした。内角真ん中のストレートをレフトスタンドへ。風に流され切れるかと思われたのですが、ポール際ぎりぎりに飛び込みました。昨日に続く18号ホームラン。これで兎にも角にも2点を返し、横浜は反撃への扉を開きました。



  続くは、この試合から戦列復帰のロペス選手。この試合は4打席凡退に終わりましたが、いずれも当たりは悪いものではなく、コンディションは良さそうに思われました。



  ところが、追撃ムードに早くも水を差す出来事が。2回表、先頭の8番會澤選手がカウント1-2からライトスタンドにホームラン。ライト梶谷選手の打球の追い方から見て、誰もが右に切れるファウルだと思っていたと思います。しかし、打球は切れることなくスタンドへ。恐らく大半のお客さんは何が起きたのか分からなかったのでしょう。球場が静まり返り、會澤選手は何ともいえない雰囲気の中でダイヤモンドを一周しました。



  それでも横浜は3回裏。先頭の桑原選手がレフトへのヒットで出塁します。



  続くエリアン選手もレフトに大飛球上げますが、あと一歩及ばず。しかし、三番宮崎選手がカウント2-1から内角低めのボール球を完璧に捉えました。今度は打った瞬間にそれと分かる、レフトスタンンド中段に突き刺さるホームラン。これで4vs5。再び追撃への機運が一気に高まります。



  しかし、いくら打線が援護しても一向に復調の兆しを見せないモスコーソ投手。4回表、先頭の新井選手にヒットを許すと、続く鈴木選手には四球で無死二塁・一塁。それでも會澤選手を併殺打に討ち取り、二死三塁としたのですが、あろうことか投手の戸田選手にセンター前に抜かれ、4vs6。点を失うにしてもその取られ方があまりにも悪すぎました。



  横浜は4回でモスコーソ投手を諦め、広島から移籍してきたザガースキー投手に交代。ところが、そのザガースキー投手も大乱調。一死から丸選手に二塁打、ルナ選手に四球、松山選手にはセンター前にヒットを打たれ、一死満塁。その後二死とするも鈴木選手にタイムリーヒットを浴び、4vs7。気が付けばじりじりと点差を離されていました。こうなってしまうと、流れは完全に広島に。ただでさえ好調のチームに自ら試合の流れを明け渡しているようでは、とても勝負になりません。



  気の毒ですが、後を引き継いだ中継ぎ投手も連鎖反応で総崩れ。



  三番手の大原投手は、代打下水流選手に2ランホームラン、丸選手にもタイムリーヒットを浴びて3失点。試合の大勢は決しました。4vs10。



  横浜は6回裏に筒香選手がこの試合二本目の第19号ホームラン、7回裏にはエリアン選手のタイムリーで2点を返しますが、もはや焼け石に水。



  広島は8回表に下水流選手が二打席連続のホームラン、9回も攻撃の手を緩めず2点を追加します。現状の勢いの差を見せつけ、完膚なきまでに横浜を圧倒しました。



  終わってみれば、17安打13得点。一方の横浜も11安打を放ち6点を挙げましたが、試合の流れは終始広島。得点差もさることながら、試合内容はそれを上回る惨敗でした。

繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
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ラジオ放送予定のお知らせ

2016年07月04日 | リサイクル(しごと)の話


 来る7月6日(水)、FM YOKOHAMA「E-ne! ~good for you~」の「エシコン」というコーナーにおいて、弊社が取り上げられる予定です。

放送時間:7月6日(水)14時00分~14時15分頃

 ぜひお聴き下さい。

繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
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2016年6月アクセスランキング

2016年07月01日 | 人気記事ランキング


  2016年も折り返しました。2016年6月にアクセスの多かった記事、トップ10です。

  まず6月の際立った特徴は、更新回数が少なく、またメンテナンスのため1日集計が取れなかったにもかかわらず、それぞれの記事へのアクセス数がこのブログとしては非常に多かったという点です。

  とりわけ1位の「その他」カテゴリには2,285pvものアクセスがあり、2位の「【WBN】エグゼクティブコーチングを体感しよう!」に1,897pvの大差をつけました。理由は不明です。

  しかし、その「【WBN】エグゼクティブコーチングを体感しよう!」も388pvというのは、このブログとしては例月の1位よりもずっと多くのアクセスだったのです。以下、4位までが300pv超え、7位までが200pvを超えました。

  もう一つの注目は、6位「【WBN】偉大な教師というのは、生徒の心に火をつける」。最後の1週間にアクセスが集中しました。日頃お世話になっている小野有理さんがどこかでご講演されたのかもしれません。

1 その他
2 【WBN】エグゼクティブコーチングを体感しよう!
3 トップページ
4 只今、事業再生中!-第72回YMS
5 筒香初サヨナラ弾!-日本プロ野球2016 横浜vsロッテ2回戦
6 【WBN】偉大な教師というのは、生徒の心に火をつける
7 組織での人の評価は難しい?!-第28回燮(やわらぎ)会
8 「上田和男さんバーテンダー歴50年を祝う会」に参加してきました
9 エコノミーとエコロジーの語源
10 2016年5月アクセスランキング

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欧風料理店みーしゃ-幼稚園よりも近いところに

2016年06月30日 | 食べ歩きデータベース


  フレンチをベースにした多国籍なメニュー、欧風料理のお店「みーしゃ」。

  お店の名前は、1980年モスクワ・オリンピックのマスコット「ミーシャ」に由来するという、旧ソ連・レニングラード(現サンクト・ペテルブルグ)やトルコ・イスタンブールの総領事館で腕を振るわれた加藤住男さんのお店です。



  当社から距離にしてわずか200m、通っていた幼稚園よりも近いところにあったにもかかわらず、初めてお邪魔することができました。開店して18年になるとのこと。欧風料理でありながら、店内の設えは純和風の落ち着いた雰囲気です。カウンター8名、小さなお座敷6名で最大14名といったところでしょうか。



  コースメニューもありますが、今回はこの日のおすすめに任せて。オードブルは、キュウリとアンティチョークのピクルスの生ハム巻き、牛ひき肉チリソース炒めのレタス巻き、コクのあるニンジンのムース、カリカリのバケットにゴルゴンゾーラとルバーブのジャムをのせたもの。

  この日は蒸し暑かったので生ビールから始めましたが、ゆっくりオードブルだけでもかなり楽しめます。



  続いて白ワインに切り替え、アサリのエスカルゴ風。こちらもカリカリのバケットにのせて。

  スズキとキハダマグロのカルパッチョは、何と写真を撮り忘れてしまいました。マスタードとオリーブオイルのソースがさわやかで薫り高く、とても美味しかっただけに残念…



  トマトのドルマ。ドルマとは、くりぬいた野菜に炒めたひき肉などを詰めたもの。トルコの料理です。



  赤ワインに替えて、和牛のステーキ。霜降り牛とズッキーニ、マッシュルームの相性が良く、食べごたえもあります。



  最後は、赤ワインに合わせてキャラメルのアイスクリーム。キャラメルは赤ワインのもつ樽由来のビター感を引き立てるので、好きな組み合わせです。

  ゆっくりくつろげるお店。会社のみんなにも教えてあげよう…


欧風料理店みーしゃ

横浜市南区南吉田町4-40-23
ポートハイム第五吉野町



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組織での人の評価は難しい?!-第28回燮(やわらぎ)会

2016年06月19日 | 交渉アナリスト関係


  人事評価制度。会社組織の中で評価する側にとってもされる側にとっても高い関心事でありながら、実際の運用となると上手くなされていると言い切れる組織は意外と少ないのではないかと思われる制度。豊富な教育ブログラムの開発、トレーニングの経験をお持ちでいらっしゃる、今回の講師、交渉アナリスト1級会員の尾塚秀夫さんと事前にお打合せさせていただいた際、なかでも皆さんの興味を惹くのではないかと思われたのが、今回のテーマ「組織での人の評価は難しい?!―コンピテンシーを用いた評価と実践―」でした。

  尾塚さんは長い営業経験の他、コンピテンシー評価制度の開発と導入にも携わってこられ、今回は理論というより実体験に基づいたより具体的なお話を伺うことができました。

  「コンピテンシー評価制度」というのは、1990年代に流行した人事評価システムで、簡単に言えば、それまでの結果の査定を重視した目標管理制度に対して、組織構成員の「成長」を重視したシステムです。業績は大事ですが、あくまで過去の結果。過去に視点を置くのではなく、「技能・能力が高まれば、業績・成果も高めることができる」という将来に視点を置いた制度であるとも言えます。



  コンピテンシーを日本語化することはなかなか難しいですが、ここでは「成果を生む望ましい行動特性」と定義します。このコンピテンシーを低次のものから高次のものへと細分化し、各個人がどのステージ(段階)にいるかによって、次のステージに進むために必要なことを各人の課題とします。コンピテンシーには全社共通のリーダーシップ・コンピテンシーと部門特性を反映したファンクショナル・コンピテンシーの二種類があり、それぞれにステージが設定されます。設定したステージは評価のみならず、採用にも適用することができます。

  一見シンプルで納得のいくシステムのようですが、現実には様々な問題点や限界も表れています。例えば、制度のフレームワークが見えるようにするため膨大なガイドブックが必要になる、頻繁なアップデートが必要、評価者と被評価者との間で合意を形成するのに負荷がかかるなどです。逆にその欠点を克服しようとしてコンピテンシーが単なる資格取得になってしまっている所もあるようです。

  いかなるシステムにも必ず短所や限界はあるものですが、尾塚さんの経験では組織特性によるところはあるにせよ、総じて従来の目標管理制度よりは望ましいものであったということでした。

  燮会は、日本交渉協会が主催する交渉アナリスト1級会員のための勉強会です。

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