窪田恭史のリサイクルライフ

古着を扱う横浜の襤褸(ぼろ)屋さんのブログ。日記、繊維リサイクルの歴史、ウエスものがたり、リサイクル軍手、趣味の話など。

天満ビニシー通りを食べ歩く

2016年05月23日 | 食べ歩きデータベース


  大阪はJR天満駅を降り、目の前に広がる飲み屋街「ビニシー通り」へ行ってきました。「ビニシー」というのは、そのまま「ビニールシート」のことだと思うのですが、韓国や台湾などでよく見かける、屋台や軒先にビニールシートを張った小さな店舗が所狭しと立ち並んでいます。



  聞くところによると、廃れた商店街の活性化のためこのような形になったということですが、日本、韓国、中国、イタリア、スペイン、ブラジル等々、世界各国の料理を提供する居酒屋やバルが、大阪にいながらにして異国を思わせる情緒を醸し出しています。



  店の種類の豊富さばかりでなく、各店が工夫を凝らし独自性を打ち出しており、通りを歩いているだけでも楽しめます。しかし、この日は夏日を記録した、暑い週末の夕暮れ。乾いた喉を潤しに、どこか狙いを定めた店でゆっくりするもよし、気になったいくつかの店を次々と梯子するもよし。



  僕は最初にイタリアンで軽くおなかを満たした後、魚のお店へ。気取らずに新鮮なネタを楽しめるところが下町飲み屋街の良いところ。横浜でいえば、野毛界隈でしょうか?



  その後、かき小屋へ移動。ここもまるまるとしたプリップッリの牡蠣を豪快に蒸し焼き。いやあ、楽しい...。

  ビニシー通り。初めて来ましたが、味わい尽くすには相当時間がかかりそうです。

天満ビニシー通り

大阪市北区錦町1-20




繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
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新聞記事掲載のお知らせ

2016年05月20日 | リサイクル(しごと)の話


 本日、日本経済新聞神奈川版「神奈川のエンジン」に弊社が取り上げられております。

 どうぞご覧ください。

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ボクシング DANGAN160 ライト級8R

2016年05月14日 | スポーツ観戦記


  5月12日、後楽園ホールにボクシング・ライト級8回戦、内藤律樹選手vsチャイヨン・シットサイトーン選手の試合を観戦してきました。内藤選手は昨年12月のスーパーフェザー級タイトルマッチ以来の復帰戦となります。現在、日本スーパーフェザー級3位ですが、今回ライト級に階級を上げています。

  一方、対戦相手のシットサイトーン選手はOPBF東洋太平洋ライト級3位。35歳というベテランですが、ここまで59戦40勝(29KO)15敗4分という戦績の持ち主。11僂凌板杭垢ありますが、決して楽な相手とは言えないようです。



  しかし、試合は序盤から終始内藤選手のペース。前の試合に比べ軽快なフットワーク、上半身の力みもなく、体調の良さが窺われました。今回のテーマだったのか分かりませんが、無理に倒しに行くことなく、終始距離を取り、素早く動き続ける試合運びでした。



  相手の動きも良く見えており、有効打はほとんど貰わなかったのではないでしょうか?逆に内藤選手は相手のフックをダッキングでかわしながらのボディフックなどが何度も決まり、全く危なげない展開でした。



  KOこそなりませんでしたが、終盤にまともに入った右ストレートでシットサイトーン選手の瞼も大きく腫れ上がっていました。判定は3人のジャッジいずれも80-72で内藤律樹選手、これで内藤選手の戦績は15戦14勝(5KO)1敗となりました。

  因みに、いつも観戦が内藤選手であるのは、内藤選手の後援会発足にわずかながら関わらせていただいている関係があります。

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第71回YMSを開催しました

2016年05月12日 | YMS情報


  5月11日、mass×mass関内フューチャーセンターにおいて、第71回YMS(ヨコハマ・マネージャーズ・セミナー)を開催しました。



  今回の講師は、株式会社ブルー・代表取締役、小林創様。「自分の思考特性を知る」と題し、「エマジェネティクス」と呼ばれる、脳科学に基づいた自己理解および他者理解のためのツールの入門についてお話しいただきました。

  エマジェネティックスとは、「エマジェネティックス・プロファイル」と呼ばれるテストを通じ、その結果を4つの思考特性と3つの行動特性に分類することで、その人の特性を理解し、コミュニケーション能力向上や自己理解・他者理解へと繋げていこうというものです。「ハーマン・モデル」とよく似ていますが、元々のベースは同じもののようです。また、第64回YMSで行った内容も基本的にはこのエマジェネティックスと同じです。



  さて、前半はエマジェネティクスの概要について、特に今回は思考特性の部分についてお話がありました。非常に単純化したものになりますが、上の図(クリックすると拡大します)は、エマジェネティックス・プロファイルの結果分類される、人間の思考特性をまとめたものです。思考特性は、コンセプト型(黄)、社交型(赤)、分析型(青)、構造型(緑)に分類されます。今回は、参加者全員が自分の思考特性について知るために、簡略型のプロファイリングを行いました。



  そして後半は、プロファイリングの結果得られた思考特性ごとのグループに分かれ、「もし時間と予算の制約なく休暇が得られるとしたら、何をするか?」というテーマについてディスカッションを行いました。これは、思考特性の違いにより、同じテーマでもその捉え方にどのような違いが表れるかを見るワークです。

  今回の第71回YMSでの結果は、次の通りとなりました。先のエマジェネティクス・思考特性チャートと比較してみて下さい。いかがでしょうか?

<コンセプト型>
・冒険する。知らない所に出かける。見たこともないような魚を釣る。但し一人で。個々バラバラに模造紙に書き込む。表現に絵を多用。

<社交型>
・発表の際、皆一緒に登場。ずっとボーっとしていたい。お金は考えない。皆が行きたいところがある時には、それに従う。

<構造型>
・極現実的な温泉旅行プラン。日数も設定。

<分析型>
・そもそも「休暇とは何か」から議論が始まる。無意味に過ごしたくない。一人でいたい。休暇を過ごすにも意味と目的がある。

  同じことでも驚くほど捉え方が違うこと、また上の図の分類通りの結果が出たのには、率直に呆れてしまいました。また、特に対角線にある象限同士の人は特性が真逆のようで、お互いにそれぞれの考えを「あり得ない」と感じるようです。

  人はとかく自分を基準にし、それを正しいものとして相手も判断する傾向があります。しかし、本当は「相手が間違っている」のではなく、「相手は自分と違う思考特性を持っている」というだけなのです。さらには、相手の思考特性を知ることで、相手の発言を誤解したりすることが少なくなるため、人間関係をより円滑なものにできることが期待できるでしょう。



  最後に。上の写真は僕のエマジェネティックス・プロファイルです。実はこの日のワークで、僕は分析型(青)のグループにいました。したがって、このプロファイルを見た時は正直驚いてしまいました。しかし、1日経ってみると社会的な部分での自分と内面の自分は違うような気もしますし、たまたま自分の中のマイナーな特性を強く使う環境にいたのかもしれません。いずれにせよ、思いがけない自分の一面を知る良い機会になりました。



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  次回、第72回YMSは6月8日(水)開催の予定です。

繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
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スーパーラグビー2016 サンウルブズvsジャガーズ

2016年04月25日 | スポーツ観戦記


  4月23日、秩父宮ラグビー場にてスーパーラグビー2016、サンウルブズ(日本)vsジャガーズ(アルゼンチン)の試合を観戦してきました。

  共にスーパーラグビー初参戦のチーム。サンウルブズは未だ勝ち星が遠く、ここまで全敗。一方、全員がアルゼンチン人で構成されているジャガーズも1勝6敗という成績です。



  さて試合開始早々、ハイパントをキャッチしたジャガーズのトゥクレット選手に、ややアーリーチャージ気味に入ったサンウルブズ、ロロヘア選手が激突。両者負傷退場という波乱の幕開けとなりました。

  注目のファーストスクラムは、全くの互角。それ以降、スクラムはサンウルブズがやや優位に立ちました。この試合、スクラムの優勢とラックからの球出しが比較的早かったのは非常に良かったと思います。一方、課題とされるラインアウトはこの試合もまだ不安定でした。

  先制はサンウルブズ。前半5分、ピシ選手がPGを決め3点を先取します。この試合、安定したピシ選手のキックが非常に大きな力となりました。



  しかし7分、ジャガーズ、クレビ選手がゴール右にトライ。TMO(テレビマッチオフィシャル)判定となりましたが、認められ3vs5と早くも逆転。



  ところが、さほど難しくないGKをエンルナンデス選手が外してしまいます。その後エルナンデス選手は立て続けに2本のGKに失敗。点数としても9点の損失ですが、これがなければ試合の流れも全く違ったものになっていたかもしれないだけに、サンウルブズとしては幸運だったと言えるでしょう。



  それでもバックス陣に非常に俊足の選手を揃えるジャガーズ。サンウルブズ・ディフェンスの裏に蹴りだせば、快足を飛ばし、あっという間にゴール前に迫ります。他の試合でも同じですが、ルーズボールを逃さない、攻守の切り替えの早さなどはやはりスーパーラグビー、学ぶところが多いと思います。

  10分、アモロシーノ選手のトライ(GK失敗)で3vs10。



  一方、サンウルブズも20分、笹倉選手が左隅にトライ。やや難しい角度でしたが、ピシ選手のGKも決まり同点に追いつきます。10vs10。



  なおもサンウルブズはジャガーズ陣深く攻め入り、ゴール前に迫りますが、トライは成らず。



  しかし32分、ゴール正面、ハーフウェイライン付近でサンウルブズはPGを獲得。50m弱のロングキックでしたが、これを見事にピシ選手が決め、13vs10。



  ところが34分、ジャガーズがボフェッリ選手のトライで13vs15と逆転。



  さらに終了間際の40分、ゴールほぼ正面、22mラインの若干外側でジャガーズがPGを獲得。エルナンデス選手もさすがにこれは決め、13vs18。目まぐるしい攻防の続いた前半はジャガーズが5点をリードして折り返します。



  5点を追うサンウルブズは後半6分、フィルヨーン選手がPGを決め、2点差に迫ります。16vs18。



  ところが直後の7分、ハーフウェイライン付近でのパスをジャガーズ・イサ選手がインターセプト。そのまま50mを走り切って、ゴール裏にトライ。GKも決まり、この試合最大の9点差となります。16vs25。



  サンウルブズは16分、カーペンター選手がゴール中央にトライ(GK成功)、23vs25。



  そして26分、ピシ選手がPGを決め、ついにサンウルブズが逆転に成功します。26vs25。



  ところがわずか2分後、今度はジャガーズがゴール目の前でPGを獲得。エルナンデス選手がこれを決め、またも逆転。26vs28。



  サンウルブズは再三ドロップゴールを試みるなど、逆転への執念を見せます。そして31分、左端からの非常に難しい角度でしたが、ピシ選手がPGを決め、29vs28。悲願の初勝利まであと9分。



  前半も後半も相手陣でプレーすることの多かったサンウルブズ。その後はじっくりと近場を攻めながら時間を使いつつ、それでも勝利を確実なものにするためジャガーズ陣に攻め込みます。終了間際、サンウルブズのトライかと思われましたが、これは成らず。



  しかし39分、ゴール前5mラインのスクラムから立川選手がゴール中央に飛び込み、ついに勝利を決定づけるトライ!



  ラストプレイの40分、ピシ選手のGKも決まり、36vs28。スーパーラグビー初参戦のサンウルブズは、日本ラグビー史に新たな1ページを加える歴史的初勝利を挙げました。



  最後の最後まで息を呑む、壮絶な死闘でした。

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第10回ネゴシエーション研究フォーラムに参加しました

2016年04月24日 | 交渉アナリスト関係


  4月22日、日本交渉協会主催の第10回ネゴシエーション研究フォーラムに参加してきました。



  今回の講師は、ワールドクラスパートナーズ株式会社・代表取締役であり、日本交渉協会の特別顧問でもある大森健巳先生。「ジョイント・ベンチャーと交渉〜交渉を通じ、いかにパイを広げていくか〜」と題してお話いただきました。

  1994年にノーベル経済学賞を受賞したジョン・ナッシュによれば、「二つの集団が協力すると、しなかった場合に比べほぼ必ずパイが大きくなる。双方の利益は、単独で得られる利益を上回る」のだそうで、彼はこれを数学的に証明しました。

  余談ですが、2001年のアメリカ映画「ビューティフル・マインド」はナッシュ教授の半生を描いた作品です。

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  とはいうものの、協力した方が良いと分かっていても協力できない、あるいは対立してしまうことが現実に数多く存在します。非協力的あるいは対立する関係交渉によって解決することは可能なのでしょうか?今回のテーマである「ジョイント・ベンチャー交渉」とは、まさに協力関係を築くために必要な交渉の要点と言えます。

  人は何故協力するのでしょうか?人はそれぞれ何らかのニーズを持っており、またそれぞれ有形無形の資産を持っています。自分にとって大事なものと相手にとって大事なものとの間には必ず差があります。そこで互いの持っている資産を交換することで互いのニーズを満たすことができれば良いのですが、必ずしも自分が常に相手のニーズを満たす資産を持っているとは限りません。故に、その資産を持っている誰かと協力する必要が出てきます。それが、本講でいう「ジョイント・ベンチャー」ということです。

1.ジョイント・ベンチャー交渉3つのステップ

.法璽困鯔たす資産を持っている者は誰か?
△修凌佑離法璽困浪燭?
8澆い離法璽困隼饂困慮魎

  ピーター・ドラッガーは、「組織は本業に焦点を合わせ成果を上げて収入を得る。他の仕事はアウトソーシングする」と述べていますが、まさにそれが本講でいうジョイント・ベンチャーを言い表しているかもしれません。

  また、ジョイント・ベンチャーとは、言い換えれば戦略的提携のことでもあります。提携することで、パイを奪い合うのではなく、分け合うパイそのものを大きくすることができます(統合型交渉)。パイが大きくなり、得られた取り分が元の取り分より大きければ、たとえ大きくなったパイの取り分が少なかったとしても、その交渉は成功なのだと考えます。

2.ジョイント・ベンチャーの鉄則

ヾ愀犬領呂鮹里
強い相手と組む

3.ジョイント・ベンチャー交渉の三大原則

〔榲・目標を明確にする
▲献腑ぅ鵐箸垢訌蠎蠅里海箸鮹里襦淵法璽此∋饂此
ジョイントする相手が行動する理由を知る(行動しない理由をなくす)

  自分が感じる価値やルールと相手が感じる価値とルールは異なります。自分の解釈は事実ではなく、意見に過ぎません。大切なのは、自分ではなく「相手の認識」であり、相手の価値とルールを使うことだそうです。この原則の大切さの事例として、第9回ネゴシエーション研究フォーラムでも登場した、ペンシルバニア大学ウォートン校のスチュアート・ダイアモンド教授の南米コカイン栽培業者をバナナ農家に変えた事例が紹介されました。

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4.関係の線

  1対1で話をしていた時にはまとまりかけていた交渉が、相手に影響を及ぼす人物が加わっただけで破談になるというようなことは、現実によく起こることかと思います。交渉を上手く進めるためには、交渉当事者とそこに影響力を及ぼす相手を含めた「関係の線」を理解することが大切になります。1対1の交渉の場合、関係の線は1本です。しかし、関係者が一人増え、3人になると関係の線は3本に、4人になると関係の線は6本に増えます。人数が増えるほど関係と交渉は複雑になります。

5.「私」ではなく「我々」



  上記の表は、スキルの高い交渉人と平均的な交渉人の交渉態度の違いを表したものです。スキルの高い交渉人は相手との共通の土台を作ることに圧倒的な時間をかけ、長期的視野に立ち、共に問題を解決していこうとする姿勢であることが分かります。スキルの高い交渉人は、主語も「私」ではなく「我々」を使うとのことです。相手に「我々の共通の問題は何でしょうか?」と聞くことは全く問題なく、むしろ極めて重要なことだそうです。

6.「感情」→「理性」→「価値創造」

  あらゆる交渉は感情的なものとして始まります。最も避けなければならないのは相手に脅威を与える言葉、つまり「脅し」だそうです。脅威は相手の感情を刺激し、必ず報復を招きます。また、人は感情的になると判断力が低下すため価値創造の妨げになります。したがって、交渉ではまず、相手の感情面に対する努力(これをスチュアート・ダイアモンド教授は「感情のお見舞い」と呼んでいます)が必要になります。この段階で正しいか否かの議論は意味を成しません

7.交渉段階:提案の5つのステップ

,覆爾海猟鶲討「自分たち」に収益をもたらすのか?
△海猟鶲討鮗孫圓垢襪砲△燭蝓◆崋分たち」に何かリスクはないか?
「自分たち」が多くの収入を得られると証明できるのか(ブランドがあればなお良い)?
い修猟鶲討鬚垢襪海箸如既存の収益源と競合する可能性はあるか?
イ修猟鶲討成功するという保証はあるか?ない場合は、成功しなかった場合の対策も用意する



  最後に、本講義のまとめとして、参加者の具体的事例を用いた即興の交渉過程が示されました。しかし、それ以上に、先生の話し方自体が、「ジョイント・ベンチャー交渉」そのものの体現であると感じました。

繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
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日本プロ野球2016 横浜vs広島4回戦

2016年04月20日 | スポーツ観戦記


  4月19日、横浜スタジアムへ横浜vs広島の観戦に行ってきました。横浜は早くも最下位に沈み、現在4連敗中です。ここまで勝てる試合で勝ち切れていないという印象です。



  この試合の先発投手は共に広島出身の選手。横浜は4月6日に観戦した時と同じ石田投手。ここまで好投しながらも1勝止まりという成績。先頭の田中選手にヒットを許すも後続を断ち、まずは上々の立ち上がり。



  一方、広島の先発は5年目の野村投手。ここまで4試合に先発し、2勝1敗の成績。こちらも3番の荒波選手に内野安打を許したのみ。球数も少なく、石田投手を上回る滑り出しを見せました。



  しかし、試合は予想外に早く動きます。2回表、広島の堂林選手がフルカウントから真ん中低めに入ったボールを左中間に叩き込み、まず広島が先制。



  横浜の反撃は3回裏。二死から打順1番に返り、桑原選手が左中間フェンス直撃の二塁打を放ちます。



  するとすかさず石川選手がライトへのタイムリーヒットを放ちます。これで同点。



  しかし、広島は直後の4回表。まず先頭の新井選手が四球で出塁。その後二死となりますが、再び堂林選手がヒットを放ち、三塁一塁のチャンスを作ります。



  すると続く8番の會澤選手が三遊間を抜くヒットで、新井選手が生還。広島が横浜を突き放します。



  試合は取られたら取り返す、シーソーゲームの様相をにわかに帯びてきました。直後の4回裏、横浜は一死からロペス選手がレフトへのヒットで出塁。



  山下選手もセンターへ抜けるヒットで続きます。



  さらには、倉本選手がタイムリーヒット。鮮やかな三連打で再び同点とします。



  5回表。先頭の田中選手のセンター前に落ちるかと思われた打球を、桑原選手が飛び込んでの好捕。チームを鼓舞するプレーを見せます。さらに、俊足の菊池選手を塁に出しますが、これを牽制で刺します。横浜にとっては、ゲームの流れを引き寄せる5回表でした。



  すると5回裏。先ほど好守備を見せた先頭の桑原選手がライトへのヒットで出塁します。



  続く石川選手は、二塁手の菊池選手による一塁への悪送球で出塁。記録は内野安打でした。



  さらに荒波選手は四球で、何と無死満塁で筒香選手を迎えるという、これ以上ない機会を作ります。しかし、筒香選手は二塁ゴロ(その間に三塁走者生還)、続くロペス選手の犠牲フライでさらに1点を追加しましたが、チャンスの大きさを考えれば野村投手を攻略しきれませんでした。結果論になってしまいますが、せっかく来た流れをモノにし切れなかったことが大きく響いたと思います。

  とはいうものの、これで2vs4。



  6回表。石田投手は先頭の新井選手を三振に切って取りますが、続くエルドレッド選手に打った瞬間それと分かる豪快な一発を浴びてしまいます。外角低めのスライダーが甘く入ってしまいました。これであっという間に1点差。



  さらに続く鈴木選手は左中間フェンスを直撃するヒット。このヒットで鈴木選手は一気に三塁を陥れます。一死、三塁。今シーズン採用されたコリジョン・ルールにより、三塁に走者を置いた場合の得点可能性は格段に高まります。

  続く堂林選手の打席で、何と石田投手は100球目の投球を何と暴投。あっという間に同点に追いつかれてしまいます。それ以上に、横浜に傾きかけていた試合の流れをフイにしてしまいました。


 
  横浜は7回表から田中投手に交替。その後、三上投手、山崎投手と繋ぎ味方の反撃を待ちます。一方の広島もオスカル投手、永川投手、ジョンソン投手、今村投手と小刻みに継投し、試合は7回以降膠着状態に。


  急速に下がった気温と強い風による寒さのため、9回終了時点で観戦を終了しましたが、試合はその後延長戦へと突入。

  結果は延長12回表、広島が一死からの四連打で2点を勝ち越し。そのまま逃げ切って6vs4と広島の勝利に終わりました。横浜はまたも取れる試合を落とし、五連敗となりました。

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第27回燮会(やわらぎ会)に参加しました

2016年04月18日 | 交渉アナリスト関係


  4月16日、NPO法人日本交渉協会の第27回燮会に参加してきました。燮会は、交渉アナリスト1級会員による勉強会です。

  今回のテーマは、新作交渉ロールプレイの試行および検討会でした。使用されたシナリオは、交渉アナリスト補の資格を取得するための実技研修で使用されるものをより発展させたものです。交渉アナリスト補実技研修に於いては、いかに既存のフレームから脱却し、顧客とwin-winの関係を築けるような提案を行うことができるかに主眼が置かれていましたが、今回のシナリオは顧客もプレイヤーの一人となり、最終的には獲得ポイントによる順位づけも行われました。



  顧客役のチームと顧客のテナントに入店を希望する企業役の3チームに分かれ、前半はコンペに勝ち残るため、顧客とのヒアリングも重ねながら企業側が魅力ある提案を作成し、プレゼンテーションします。

  ところが後半に入ると事態が急変。現実にも起こりうる不測事象の発生も要素として盛り込まれている所が、プレイヤーの緊張感を高めました。後半では、企業側同士も満足のいく成果を得るために、交渉しなければならなくなりました。



  最終的には顧客チームと企業チームを交えた全員での交渉で妥結を図るのですが、個々のチームにはそれぞれ特有の制約条件が課されているため、いかに価値交換を行いかがより良い結果を生むために鍵となります。後でわかったことですが、それぞれのチームの交渉スタイルの違いが際立つよう、意図的にメンバー構成されていたというのには脱帽しました。まんまと意図通りの交渉をしていたと思います。

  休憩を除いて6時間に及ぶ長い研修でしたが、やるべきこと、考えるべきことが沢山あり、むしろ時間との競争でした。集中力が高まっていたのか、あっという間に終わってしまったというのが率直な感想です。最後に、今回のシナリオやプレイの進め方について意見交換がなされ、終了となりました。

  来週4月23日(土)は、第10回ネゴシエーション研究フォーラムが開催されます。

繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
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第70回YMSを開催しました

2016年04月14日 | YMS情報


  4月13日、mass×mass関内フューチャーセンターにおいて、第68回YMS(ヨコハマ・マネージャーズ・セミナー)を開催しました。

  今回の講師は、過去に「第22回千葉起業家交流会に参加しました」でご紹介しました、株式会社空気を読むを科学する研究所、代表取締役の清水健二様。日本で数少ない、認定FACS(Facial Action Cording System:顔面動作符号化システム)コーダーの一人で、微表情から心理を見抜く専門家です。

  テーマは、「ビジネスのための「空気を読む」を見える化する技術−微表情から察する相手の本音」、微表情を読み取り、それをどうビジネスの現場で活かすかについてお話しいただきました。

  表情研究の歴史は古く、「種の起源」を著したチャールズ・ダーウィンの1872年の研究に遡ると言われています。日本ではまだなじみの薄い分野ですが、2009年のアメリカのTVドラマ『ライ・トゥ・ミー 嘘は真実を語る』の主人公、ライトマン博士のモデルとなったポール・エクマン博士らの研究により、人間には人種、性別、文化、年齢を超えた7つの普遍的感情が表情に表れることが分かっています。

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  中でも微表情とは、人間の顔に0.2秒以下でしか表れない瞬間的な表情のことで、それはその人の抑圧感情が表れたものだと言われています。0.2秒以下ですから、多くの場合見落とされているこの微表情を読むことができれば、その人の表面的に表れている表情や言葉の裏にある本当の感情について察し、より適切な対応をすることができるという訳です。つまり、タイトルにもある通り「『空気を読む』を見える化する」技術です。

  今回はまず、7つの基本感情がどのように顔に表れるか、その特徴について学び、その後「顧客満足向上」、「クレーム対応」、「交渉」、「採用」などの場面で読み取った微表情をどのように活用するかについて学びました。

 動画が多用され、現実の場面で表れている微表情の観察は驚きの連続。また、講義前と後に行われた微表情を読み取るテストも行われ、初めて表情分析に接した皆さんも事後テストでは学んだ成果を実感しておられたようでした。



  さて、今回は第70回という節目ですので、これまで開催してきたYMSのメニューをご紹介したいと思います。

第1回 就業規則を経営に活かす!(あなたの会社を守る就業規則!)
第2回 良い人材を採用するポイントとは?
第3回 忘年会
第4回 ハイパフォーマンスな組織・チームに変革するリーダーシップ〜自身のバリューを明らかにする
第5回 銀行業界の現状と融資や決算書に関するお話
第6回 横浜みなとみらい経営者スクールとの交流会
第7回 地域企業・店舗のソーシャルメディア活用セミナー
第8回 政府の緊急中小企業対策(人・カネ)のアウトラインを学ぼう
第9回 facebook活用法
第10回 町興しとビジネスについてのフリートーク
第11回 納涼会
第12回 現状のブライダル産業におけるBtoCアプローチの変遷と今後
第13回 労務リスクと次代の企業成長を担うワーク・ライフバランス
第14回 成果創出のための仮説検証型マネジメント〜ものごとをいかに推進・管理していくか〜
第15回 忘年会
第16回 多摩・幕張・横浜コミュニティ・ビジネス情報交換会  
第17回 ベトナムの現状と今後  
第18回 女性の起業の理想と現実−人生を無駄にしない起業のはなし  
第19回 広がる公共サービス市場ー『民活』から公民連携へ 
第20回 ビジネス・パーソンのための「姿勢塾」 
第21回 横浜の農業事情と食  
第22回 ようこそ!コミュニケーションセミナー〜明日から使える気付きを〜  
第23回 10年後になくなってしまう70%の会社にならないために  
第24回 納涼会  
第25回 銀行対応の実務〜経営者として最低限必要な銀行対応の実務〜  
第26回 東京スカイツリーエレベーターデザイン−地域の歴史を未来へ繋ぐデザイン−ものづくりを創造する 
第27回 登山に学ぶ意思決定論 −何故、遭難事項は起きたのか−  
第28回 忘年会
第29回 事業機会発見ワークショップ
第30回 パーソナルブランディングと人前力
第31回 富裕層マーケティング発想法
第32回 mass×mass関内フューチャーセンターとの交流会
第33回 ドラマチックコミュニケーション〜今、求められるコミュニケーションスキルとは?〜
第34回 手ごろなワインと料理のマリアージュを楽しむ
第35回 CSM 社会的意味の創造
第36回 旅にでたい!〜観光地の選好と記憶の心理学〜
第37回 納涼会
第38回 〜理想の食事〜その理由と実践
第39回 意外と知らない…借入金の真実(ホント)のこと
第40回 教えないのに育つチームのつくり方
第41回 忘年会
第42回 父親育児×ビジネス〜イクメンは少子化ニッポンを救うヒーロー
第43回 ビッグデータブームの本質と動向〜ビッグデータで世の中が変わるか?
第44回 「ドラマチックコミュニケーション」で非言語スキルアップ!!
第45回 これからの10年企業が勝ち残る条件
第46回 「中小企業のウェブサイトの見直し方・作り方」〜ウェブサイトで顧客との関係性を高めるためには〜
第47回 注目のジャパニーズ・ワインを楽しむ
第48回 一緒に考えてみませんか、日本の食と未来について
第49回 たった1枚で信頼を上げるキメ☆フォト
第50回 筆跡で分かるあなたの心理〜筆跡心理学のアウトライン〜
第51回 夢を叶える文章スクール〜願望達成マシンのスイッチを押す方法
第52回 横濱の歴史を知ろう!
第53回 忘年会(勝烈庵)
第54回 変えられる明日に賭ける
第55回 コミュニケーションを楽しもう!!エンジョイカード「ワイワイ」で話し上手・聞き上手
第56回 経営者のための社会保険料適正化セミナー
第57回 筆跡でわかるあなたの心理〜採用にも使える筆跡心理学入門
第58回 刑事塾:ビジネスで役立つウソや人間心理の見抜き方
第59回 一生使える!ビジネスファッションのコツ
第60回 営業のタイムマネジメント、目的と目標、カウンセリング・スキルについて
第61回 夏に合うワインと料理のマリアージュを楽しむ
第62回 これからの教育のゆくえ〜2020年大学入試改革後の<学び>とは〜
第63回 激増する弁護士 弁護士の探し方・選び方のコツ
第64回 コミュニケーションギャップを解決しよう!
第65回 忘年会(菜香新館)
第66回 インプロ(即興)で会話力を磨け!! 体感「ドラマチック・コミュニケーション
第67回 沖縄和僑会との交流会
第68回 人材育成の現状とあるべき姿
第69回 東大卒マジシャンに学ぶ、あなたの魅力を引き出すタネ−欧州チャンピオンが語る、マジシャンの本当の秘密
第70回 ビジネスのための「空気を読む」を見え化する技術−微表情から察する相手の本音

  以上のように、毎回多彩なテーマで原則毎月第2水曜日にお送りしております。

繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
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福岡県人会勉強会でお話させていただきました

2016年04月08日 | 筆跡心理関係


  4月7日、半蔵門で開催されました在京福岡県人会青年部の一木勉強会にて、「筆跡で分かるあなたの心理〜採用にも使える筆跡心理学入門」と題して、お話させていただきました。

  過去にも何回か同じテーマでお話させていただいているのですが、時間の経過とともに新たな事例が加わり、少しずつ内容が変わったものになっています。しかしながら、大まかな内容については、1年前に行った「第57回YMS」を参考にしていただければと思います。



  今回は、以下にご参加いただいた皆様の感想をご紹介させていただきます。

  「最後までとても楽しい講義で、良い時間が過ごせました。職業柄、筆跡鑑定には縁があるものの、「診断」については、今まで全く意識したことはなかった為、違った角度から筆跡に触れることができました。ありがとうございました。」

  「こういった講義は初めてで、とても興味深く楽しく拝聴いたしました。筆圧との関係性について伺いたいと講義終了後に思いました。機会ありましたら教えてください。」

  「以前、窪田さんに診断していただき、あまりにも当たりすぎていてびっくりしました。占いとは違い、自分の字で総合的に判断していただけるので、信頼性がありました。7つのポイントを教えていただいたので、自分でもみてみたいと思います。」

  「筆跡に性格が分かるという事が驚きです。(ご主人のお名前)の性格はピッタリ当たってました。今度ぜひ、お願いしたいです。ありがとうございました。」

  「筆跡に細かい性格が表れるとは思っていなかったので驚きでした。私はあまり特徴のない字なので…と思っていますが、きちんと診断していただくと、いろいろ出るんだろうなと思いました。」

  「筆跡だけで性格がわかる、など色々と参考になった点が多かったです。筆跡診断は認知されていない中、7つのポイント(ナルシスト、まじめ、など)があることに気づきました。今後、インターネット等で確認しながら少しずつ学習してみます。本日は、多忙の中、有難うございました。」




  こちらこそ、お話の機会をいただきありがとうございました。

繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
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日本プロ野球2016 横浜vs阪神3回戦

2016年04月06日 | スポーツ観戦記


  中一日置いて、横浜vs阪神の3回戦を観戦してきました。この日は曇天ながら気温が上がり、風の少ない穏やかな観戦日和。チームの低迷をよそに、日曜日ということもあって入場者数は28,412人と満員御礼の賑わいでした。

  さて、横浜の先発は2年目の石田投手。横浜のチーム防御率は4.11とリーグ5位(この試合の終了時点)ですが、これは救援防御率が7.59と高いためで、先発投手はむしろ試合を作ってきているということが言えます。



  しかし、1回の表。いきなり先頭打者、注目の新人、高山選手にレフト前へ運ばれてしまいます。さらに、高山選手への牽制球。アウトのタイミングでしたが、これがボークと判定され、高山選手は易々と二塁へ進塁。



  これまた好調の若手、横山選手は三振に切って取りますが、続く新外国人ヘイグ選手にレフトへ運ばれ、一死二塁・一塁。


 
  するとベテラン福留選手はきっちりと犠牲フライを上げ、あっという間に阪神が先制します。



  さらに5番ゴメス選手には、フルカウントから真ん中低めに甘く入った球をレフトスタンドに運ばれてしまいます。この一発は全く余計でした。これで早くも3vs0。



  さて、阪神の先発は、今年から阪神に復帰したベテランの藤川投手。しかし、立ち上がりから制球に苦しみます。全体的に球が高めに浮き、ボールが先行。ストレートも最速で140劼箸いξち上がりでした。横浜の2番荒波選手に四球、4番筒香選手に死球を与えるなどしてピンチを迎えますが、そのアップアップの藤川投手を貧打の横浜打線は捕まえることができません。初回は無失点に終わります。

  石田投手は2回以降立ち直りを見せ、5回まで阪神打線を1安打に抑え、見方の反撃を待ちます。

  しかし、チーム打率.228とリーグ最下位の横浜。この日は特に調子の上がらない白崎選手、ロマック選手をスタメンから外し、さらに捕手を高城選手に替えるなどテコ入れして臨みましたが、変わった山下選手、もはや中堅どころの松本選手も全く打てず。藤川投手が4回まで4四死球と苦しんでいるにもかかわらず、カットで甘い球を待つなどの工夫も見られず。凡打の山を築いてはみすみす藤川投手を助けてしまいました。



  唯一好調と言ってよい、頼みの筒香選手も、その前に走者がいないでは宝の持ち腐れ。あたかも戦艦大和の46センチ主砲のようでした。

  このような有様ですから、ベテランの藤川投手は徐々に調子を取り戻し、5回以降は変化球を主体に制球が安定し、球速も上がってきました。



  6回表。好投を続けてきた石田投手がついに捕まります。まず先頭の横田選手が左中間を破る二塁打。



  一死後、福留選手がレフト線沿い、フェンスに達する二塁打を放ち、横田選手が生還。これで4vs0。現在の横浜打線にとって、ダメ押しといってよい1点でした。



  さらに7回表。二死無塁から藤川投手に替わる代打北條選手が何とカウント2-1からレフトスタンドへのホームラン。今シーズンの初安打が本塁打となりました。石田投手は2球、3球とボールが大きく外れ、明らかにカウントを取りに行った甘い球でした。5vs0。



  8回表。横浜は石田投手から二番手長田投手に交替します。



  しかし阪神は、横田選手がヒットで出塁すると、すかさず盗塁。そして一死二塁から福留選手が再びタイムリーヒットを放ち、最早やりたい放題。



  9回表には三番手の福地投手が登板します。しかし、敗色濃厚とはいえ、一体何のために出てきたのか…。



  大和選手に二塁打を許すと、今季初打席の江越選手にカウント0-1から、ど真ん中の2球目をレフトスタンドに叩き込まれ、8vs0。



  9回裏、阪神は三番手の金田投手が登板します。



  最後になって遅きに失した反撃を見せるのは、横浜の伝統と言っても良いかもしれません。とはいえ、高い代打成功率を誇り、一昨日も積極的なバッティングが光った桑原選手がまずレフトへの二塁打で出塁します。さらに金田投手のワイルドピッチで無死三塁。



  これを横浜打線の中では比較的好調な倉本選手がすかさずタイムリーヒットで返します。



  つづく新人の柴田選手は7球粘った末に死球で出塁。こういう粘りを序盤の藤川投手の時にやってくれれば良かったのですが…。



  すると、一昨日殊勲打を放った代打下園がライトへのタイムリーヒット。



  さらに代打宮崎選手のセカンドゴロの間に柴田選手が生還。これで8vs3。なおも一死二塁のチャンスが続きます。

  あと2点入り、8vs5まで追い詰めることができていれば、たとえこの試合を落としたとしても、あるいは次につながる切っ掛けを残すことができたかもしれません。しかし、反撃もここまででした。この日は代打で登場した白崎選手があっさりとキャッチャーフライに倒れると、荒波選手はセカンドゴロで万事休す。

  深刻な貧打がしばらく続きそうだという予感だけが残りました。

繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
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日本プロ野球2016 横浜vs阪神1回戦

2016年04月05日 | スポーツ観戦記


  4月1日、横浜スタジアムへ今シーズンのプロ野球初観戦に行ってきました。桜は開花したものの、この日は気温がぐんぐん下がり、その上横浜特有の浜風に激しい雨も手伝って、凍えるような寒さの中での観戦でした。それでも週末の横浜スタジアムは、公式発表で25,939人と多くのお客さんが詰めかけました。

  開幕から1週間が経過し、両チームとも開幕投手の先発。横浜は井納投手。序盤3回まではヒット2本を許したものの、無失点で切り抜けます。



  一方の阪神は能見投手。こちらの立ち上がりはさらに素晴らしく、4回まで無四球、無安打とパーフェクトに抑えます。



  横浜は3回裏、ルーキーの戸柱選手がセカンド西岡選手のファンブルで出塁。送りバントと内野ゴロで二死三塁としますが、得点ならず。



  試合が動いたのは4回表。一死から福留選手が井納投手のグラブを弾く、二塁への内野安打で出塁。



  さらに二死から鳥谷選手が四球を選び、二塁・一塁となります。



  すると西岡選手がカウント3-1から、先ほどのエラーの汚名返上となるライト前タイムリーヒット。阪神が先制します。
 
  その後、横浜は7回まで能見投手にわずか1安打に抑えられ、手も足も出ません。一方、井納投手も5回以降は8回まで阪神打線を1安打、1四球と粘り強い投球を見せました。



  能見投手はここまで投球数が100球に満たない完璧な投球でしたが、8回裏、先頭の代打桑原選手にセンター前へ弾き返され、出塁を許します。ちぐはぐな横浜打線の中にあって、桑原選手の積極的なバッティングは、何かそれまでの雰囲気を変える切っ掛けになるようにも思えました。



  さらに二死となってから、荒波選手が内野安打で出塁。三塁・一塁と同点、逆転の走者が出ます。

  しかし、続くロペス選手はあっさりとファウルフライに倒れ、得点ならず。この日の白崎選手、ロペス選手、ロマック選手は全く打てる気配がありませんでした。いよいよ、敗色濃厚の雰囲気が横浜スタジアムの一塁側に漂います。



  9回表。横浜は井納投手に替わり、二番手の須田投手が登板します。須田投手は5番から始まる阪神打線をテンポよく3人で切って取りました。この須田投手の力投によって、8回にあと一歩攻めきれなかった嫌な雰囲気の中にも、最後まで諦めない攻撃のリズムを繋ぐことができたのではないかと感じました。



  そして9回表。先頭は横浜の主砲にして、唯一当たっている打者と言っても良い筒香選手に打席が回ってきます。この試合、筒香選手は第一打席センターフライ、第二打席レフトフライ。アジャストし始めていると思われたのですが、第三打席は三振という結果でした。

  横浜ファン全ての希望がかかる場面。完封を目前にした能見投手の初球を捕えた球は、詰まったかに見えましたが、左中間に飛び込む起死回生の同点本塁打となりました。



  中継ぎ陣の手薄な横浜としては、何としても延長は避けたいところ。筒香選手の後、ロマック選手は倒れますが、二年目の山下選手がセンター前ヒットで出塁。さらに二死となってから桑原選手が四球を選択し、二塁・一塁とします。



  さすがに120球を超えていた能見投手。阪神は二番手の歳内投手に交替します。



  横浜の代打は下園選手。カウント0-1からの2球目でした。外角高めに浮いた球を捕えた下園選手の打球は左中間を深々と破ります。二塁の山下選手が生還し、横浜の劇的なサヨナラ勝ちとなりました。



  能見投手の出来云々以前に、打率1割台がずらりと並ぶ、余りにも打てない打線。先発投手がここまで健闘しているものの、この勝利を以てチームが乗っていけるとはとても思えませんでしたが、寒い中最後まで観戦した甲斐のあった試合ではありました。

繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
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2016年3月アクセスランキング

2016年04月01日 | 人気記事ランキング


  今年は4月の到来を告げるかのように、ここ横浜では桜が満開を迎えそうです。

  さて、2016年3月にアクセスの多かった記事、ベスト10です。

  3月はブログの更新自体が少なかったのですが、1位は「第69回YMSを開催しました」。3月10日の掲載後、終始トップを守りました。

  「『上田和男さんバーテンダー歴50年を祝う会』に参加してきました」が3月も2位にランクイン。これで「久村俊英さんの超能力を目撃してきました」の16か月連続に並びました。4位の「味処なか野 囲炉裏や」も常時安定したアクセスがあります。

  「スーパーラグビー2016 サンウルブズvsレベルズ」が6位。日本がスーパーラグビーに参戦したことにより、途切れることなくラグビー観戦ができるようになりました。それにしても、わずか半年前までラグビー選手がCMに登場するなどほとんど考えられなかったことで、感慨深いものがあります。

  時々10位内に登場し、トータルアクセスでは実はトップ10に入っているのが、7位の「Yema(イェマ)-フィリピンのお菓子」です。

  9位は筆跡診断の事例。今月もこの筆跡診断についてお話させていただく機会があります。

  かつてのランクイン常連、「エコノミーとエコロジーの語源」が3か月ぶり、10位に入りました。

1 第69回YMSを開催しました
2 「上田和男さんバーテンダー歴50年を祝う会」に参加してきました
3 アユタヤ遺跡群
4 味処なか野 囲炉裏や
5 2016年2月アクセスランキング
6 スーパーラグビー2016 サンウルブズvsレベルズ
7 Yema(イェマ)-フィリピンのお菓子
8 カテゴリー毎の記事一覧(食べ歩きデータベース)
9 【診断事例38】他者理解を補完する筆跡診断
10 エコノミーとエコロジーの語源

繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
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スーパーラグビー2016 サンウルブズvsレベルズ

2016年03月20日 | スポーツ観戦記


  3月19日、秩父宮ラグビー場にてスーパーラグビー2016、サンウルブズ(日本)vsレベルズ(豪)の試合を観戦してきました。

  スーパーラグビーはニュージーランド、オーストラリア、南アフリカ、アルゼンチンの南半球4カ国と日本の計5カ国のクラブチーム(全18チーム)で争われる国際リーグ戦です。日本は一昨年スーパーラグビーへの参加が決まり、今年が初参戦となります。

  一方のレベルズも2011年からの加入で、比較的新しいチーム。昨年の順位は15チーム中10位でしたが、オーストラリア代表3名を擁し、年々力をつけてきているチームです。

  この日は朝からやや強い雨が降り続いており、さらには国内のラグビーシーズンを終え、秩父宮の芝が相当傷んでいたことから、グラウンドコンディションが気がかりでした。しかし、幸いにもキックオフ前に雨は上がり、またグランドも全面人工芝が張られていたので安心しました。直前まで大雨だったにもかかわらず、秩父宮には約16,000人の観衆が詰めかけ、ゴール裏の席まで埋まる盛況振りでした。

  サンウルブズはここまで南アフリカの2チームと戦い、二連敗。しかし、先週シンガポールで行われたチーターズ戦は、前半で4トライを挙げ13点差で折り返しながら、後半に逆転を許し1点差で涙を呑むという惜敗でした。



  さて13:15キックオフ。前半2分、サンウルブズは敵陣40mライン付近、ほぼゴール正面でペナルティゴールを獲得。これをピシ選手が確実に決めて先制します。



  注目のスクラム。大柄な選手の多いレベルズでしたが、サンウルブズも低いスクラムが組め、ほぼ互角でした。ただ、アーリーエンゲージやコラプシングなどの反則で流れを悪くしてしまった部分も散見されました。



  レベルズは攻撃に移ってからのスピードが非常に速く、主に縦に突いてくる過去に試合の南アのチームと比べ、横にも大きく展開してくるスタイル。特に大型かつ俊足のバックス陣は強力で、一度抜かれてしまうと、なかなか止めることができませんでした。

  最初のトライは11分、リード選手が右隅にトライ。



  ゴールキックは外れますが、デブレツェニ選手が外したのはこの試合この一本だけでした。3vs5。



  さらに25分、デブレツェニ選手がペナルティゴールを決め3点を追加。3vs8。レベルズはブレイクダウンでの集まりが非常に速く、そのためにサンウルブズの選手がボールを放すことができず、ノットリリースザボールの反則。あるいは、タックルに入った選手が抜けられずにノットロールアウェイの反則。そうして獲得したペナルティゴールを確実に決めて得点を積み重ねるなど、ディテールもしっかりしていました。



  一方、サンウルブズも28分にピシ選手がペナルティゴールを決め、6vs8と2点差に詰め寄ります。



  ディフェンスの出足が良く、なかなかゲインできないサンウルブズ。それでも前半は再三に渡ってゴール前まで迫ります。しかし、トライを取り切れず。



  35分、デブレツェニ選手がペナルティゴールを決め3点を追加。前半は6vs11と5点差で終了しました。



  後半最初の得点はサンウルブズ。ピシ選手がペナルティゴールを決めて、9vs11と再び2点差に詰め寄ります。



  しかし、その後はレベルズの一方的な展開に。8分、メーハン選手が独走でゴール裏に回りこみトライ。ゴールも成功し、9vs18。あっという間に9点差。



  13分にペナルティゴールを決め、さらに3点を追加すると、16分にイングリッシィ選手がゴール左にトライ。レベルズはタックルに入った選手が直ちにボールに絡んでいきます。後半は「こんなところでジャッカルするのか」と唖然とした場面も。

  逆にサンウルブズは球出しを遅らされ、テンポを上げられず。過去2戦、山田選手を中心に大活躍したバックス陣もボールが渡るや否や狙い打ちに遭い、アタックをさせてもらえません。



  20分、レベルズのティマニ選手がシンビンで10分間の退出となりますが、勢いは衰えず。29分、密集からこぼれたボールを逃さず繋いで、最後はマクマーン選手がゴール右にダメ押しのトライ。



  結局試合は9vs35と完敗。サンウルブズは初めてのノートライに終わりました。相手のミスを逃さない、二人、三人とサポートが必ず現れるなど、あらゆる点でレベルズが一枚も二枚も上手でした。

  やはり世界最高峰と言われるスーパーラグビー、日本にとって参加した意義は非常に大きいと思います。吸収したことを日本ラグビーのレベルアップにどう繋げていくのか、これからが非常に楽しみです。

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アユタヤ遺跡群

2016年03月12日 | 史跡めぐり


  少し時間が経ってしまいましたが、タイ中部・アユタヤの遺跡群を見物してきました。これらは、この地を中心に栄えたアユタヤ王朝(1351年〜1767年)の遺跡群です。中国、インド、そしてヨーロッパを結ぶ中継貿易で栄えましたが、1569年と1767年の二度にわたり、隣国ビルマの侵攻で陥落。第二次アユタヤ陥落の際、都は徹底的に破壊されたため、現在は無残な廃墟が残るのみです。以下、訪れた遺跡を時代順に沿ってご紹介したいと思います。

【ワット・マハータート】



  ワット・マハータートは、アユタヤ王国を建国したラーマーティボーディー一世(1351年〜1369年)が建立したとも、第3代パグワ王(ボーロマラーチャーティラート一世)が建立したとも言われています。ただ、寺院が完成したのはタイ三大王の一人、国技ムエタイの創始者とも言われ、救国の英雄である第21代ナレースワン大王(1590 年〜1605年)の治世の時です。

  話は逸れますが、ナレースワン大王については以前タイで制作された長編映画を観たことがあります。壮大なスケールで描かれた、アクションあり、娯楽性の高い作品です。

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  遺跡の入口には、最盛期の寺院の模型があります。



  中央の一際高い仏塔は、山田長政を重用したことで知られる第24代ソンタム王(1590年〜1628年)の時代に崩れ、その後再建されますが、チャクリー王朝第5代王ラーマ五世の時代(1868年〜1910年)に再び崩れました。仏塔は西洋建築とタイ建築が折衷したロッブリー様式と呼ばれる建物だったようです。

  1767年の第二次アユタヤ陥落によって、この寺院も破壊されました。とりわけ仏像は中が金であると信じられていたため、徹底的に破壊されました。



  ワット・マハータートのシンボルともなっている、菩提樹の根に覆われた仏頭。破壊され、打ち捨てられた仏頭がやがて木の根に覆われたものです。

【ワット・プラシーサンペット】



  三代に渡る王の遺骨が納められた仏塔で有名な寺院です。第11代ラーマーティボーディー二世(1491〜1529年)が、父である第9代トライローカナート王、兄である第10代ボーロマラーチャーティラート三世のためにまず東側の二つの塔を建立し、最後の三つ目はラーマーティボーディー二世自身の塔になります。写真を見て分かるとおり、他の遺跡と比べると、煉瓦を覆う漆喰の保存状態が良く、アユタヤ時代の建築を知る上での貴重な遺跡となっています。

  ラーマーティボーディー二世の時代、ポルトガルがマラッカを占領。ポルトガル人がタイにやって来るようになりました。

【ワット・ヤイ・チャイ・モンコン】



  寺院そのものは初代のラーマーティボーディー一世が修行僧の瞑想のために建立したものですが、シンボルともいえる高さ72mもの仏塔は前述のナレースワン大王がビルマとの戦いに勝利したことを記念して建立したものです。ビルマが建立したチェディ・プカオ・トンの仏塔(80m)に対抗して建てられましたが、実際にはわずかに高さが及びませんでした。



  仏塔は上ることができ、煉瓦造りの石段は多くの参拝者による訪問のためか凹状に深くすり減っていました。この日はマーカブーチャー(万仏節)と呼ばれるタイの祝日で、頂上の仏像に多くの参拝者が縁起物である金箔を貼りつけていました。




1605年頃、アユタヤ王朝最盛期の世界(地図をクリックすると拡大します:「世界歴史地図」より)。

【ワット・チャイ・ワタナラーム】



  1615年に大坂夏の陣が終結し泰平の世が訪れると、職を失った多くの浪人が海外に活路を求め、ここアユタヤにもやってきました。前述のソンタム王はそれまでのポルトガル傭兵に代わって、長く続いた戦国時代で戦いに慣れている多くの日本人傭兵を雇いました。またアユタヤの日本人町は貿易で栄え、一時は中国を凌ぐほどの勢力を持っていたそうです。

  1629年、王位を簒奪した第27代プラーサートーン王は、日本人勢力の拡大を恐れ、1630年に山田長政を左遷(その後、毒殺されたとの説があります)、日本人町を焼き討ちしました。さらに日本側の海外渡航禁止政策も加わり、アユタヤにおける日本人勢力は衰退していきました。

  ワット・チャイ・ワタナラームはそのプラーサートーン王が母のために建立した寺院です。カンボジアのアンコール・ワットに似ていることから、カンボジアとの戦いに勝利したことを記念し、アンコール・ワットを模して造られたという説もあります。

繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
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