日付を入れて発信する文書類など作ることがないから、日付の年号に和暦(令和)を使うか、西暦を使うか気にしたことがない。
病院で、ある施術を行うに際し「患者意思表明書」にその施術の同意が必要とされた。つまり、サインとその日の年月日を記入するわけだ。
この年月日の年号は「令和」にしてほしいそうだ。なんでもそういう通達がきているとか。
そこで「令和4年10月某日」と記入し、サインをした。ところがこの文書の発信年月日には西暦の「2022年10月某日」とある。「面従腹背」の感じだ。
もっとも通達を守らなくても罰則があるでもない。むしろ、都道府県や市町村の文書はガチガチの和暦はどうかと思うくらいだ。地方自治体の場合、管轄の総務省からの通達だろうから遵守せざるを得ないか。
グローバル化からずいぶん離れた通達だ。