本と旅とやきもの

内外の近代小説、個人海外旅行、陶磁器の鑑賞について触れていき、ブログ・コミュニティを広げたい。

クリスマスカード

2018-12-20 08:58:05 | Weblog
 そろそろ英国ランカスターのジェーンからクリスマスカードが届くころだ。
 去年のカードにはジェーンが息子のファーガスとドミニクの間に立つ写真が入っていた。幸せそうだ。

 東京で知り合ったジョンはイギリスに戻り、91年にロンドンで再会した。その時、紹介された彼女がジェーンである。その後、ジェーンと結婚してランカスターで暮らしている。 
 1999年にジョンの家を訪問して、ジェーンと息子たちに会った。ファーガスは3歳、ドミニクは生後8か月だったと思う。

 ところが、その2年後にジョンは家を出たと、ジェーンからのEメールで知った。ジョンは女性と暮らしているとおろおろした内容だった。慰めようがなかった。

 離婚したジョンとは絶縁になったが、ジェーンとは今なおクリスマスカードを交換している。子育てに苦労しただろうが、毎年のカードに母親思いの息子たちの成長ぶりを書き添えている。 今年のカードを楽しみにしている。

 蛇足だが、ジョンはまた別れて独り暮らしになったとか。でも、復縁はしないとジェーンは書いている。
 今年ジェーンに送ったカードに、ジョンのEメール(当時のアドレス失念した)を教えてほしいと書いた。子どもには会うそうだから音信はあるだろう。さて、どんな返事がくるか。