東京では木枯らし1号の発表があったとか。例年より早いようだ。九州では木枯らし云々という発表はないそうだが、こちらで暮らしてみて思ったよりは寒い。もっとも厚手のコートなどはいらないけれど。
これから、熱燗が恋しくなる。
日本酒の飲用温度というものがある。それによると、「冷や」20℃から30℃、「日向かん」30℃、「人肌かん」35℃、「ぬるかん」40℃、「上かん」45℃、「熱かん」50℃、「飛び切りかん」55℃とある。では、42℃は「情熱(上熱)カン」かな。
思いのほか細分化しているものだ。
酒の続きで述べれば、昔、銀座松坂屋デパートで利き酒のデモがあった。一方に銘柄のレッテルの貼った五つの酒の一升ビンが並んでおり、他方に銘柄のレッテルのない酒ビンが並んでいる。
レッテルのないビンの酒をひとつひとつ舌で転がして味わい、レッテルのあるビンも同様に味わって、両者をどんぴしゃりと当てるのだ。
これがズバリ的中した。酒の味に鋭敏とはいえないが、幸運にもずば抜けて味に特徴のあるものが二つあった。それが的中すると、残り三つはまぐれで当たった。
正解でもらったのは一合升だけ。努力したわりにはちんけな賞品だった。
これから、熱燗が恋しくなる。
日本酒の飲用温度というものがある。それによると、「冷や」20℃から30℃、「日向かん」30℃、「人肌かん」35℃、「ぬるかん」40℃、「上かん」45℃、「熱かん」50℃、「飛び切りかん」55℃とある。では、42℃は「情熱(上熱)カン」かな。
思いのほか細分化しているものだ。
酒の続きで述べれば、昔、銀座松坂屋デパートで利き酒のデモがあった。一方に銘柄のレッテルの貼った五つの酒の一升ビンが並んでおり、他方に銘柄のレッテルのない酒ビンが並んでいる。
レッテルのないビンの酒をひとつひとつ舌で転がして味わい、レッテルのあるビンも同様に味わって、両者をどんぴしゃりと当てるのだ。
これがズバリ的中した。酒の味に鋭敏とはいえないが、幸運にもずば抜けて味に特徴のあるものが二つあった。それが的中すると、残り三つはまぐれで当たった。
正解でもらったのは一合升だけ。努力したわりにはちんけな賞品だった。