まほろば日記

fujioの日常の出来事、記録等を思いつくままに書いた日記です

華麗なる椿、「広島椿」

2024-02-09 23:29:53 | 日常
(幸運にも一輪咲いていました。)
令和6年2月9日
昨年G7サミットが開催された宇品島、いまは陸続きなのですが風光明媚な港を望む小高い丘の上に臨済宗の禅寺、観音寺があります。
場所は元宇品小学校の前になります。
(補陀落山観音寺のお札)
(広島椿と観音寺)
その庭先には樹齢400年といわれる立派な椿があります。
江戸時代初期,浅野長晟公が紀州和歌山藩から移封されたとき妻の振姫(徳川家康の三女)が丹精込めて育てた椿をもってきてこの地に植えたものといわれています。
一本の木から数種類の花を咲かせます。
お彼岸の頃が最盛期なのですが12月ころからぼつぼつと咲き始めます。
今のこの時期は大きな蕾をたくさんつけて時の到来を待ち構えています。
椿は品種改良により多くの花が作られています。その作り手のこころにこたえるがごとくいろいろな花が咲きます。
広島に根付いたこの椿は広島椿と名付けらた特別な椿なのです。その花の美しいこと。気品があり、華麗の一言につきます。
身近に咲く藪椿を庶民の花とすれば広島椿は雅な貴族の雰囲気があります。


先日NHKの大河ドラマ『光る君へ」の中で紫式部が「五節の舞」を舞う場面がありましたがその美しさにも感動しました。十二単、宮廷衣装の美しさ、宮廷場面の美しさにも感動しました。
美しさの感動は人類共通のものではないでしょうか。
古来より日本人の美意識は世界に誇るものですね。
目の保養になりました。

因みに今回の「光る君へ」の撮影場所となったのは京都ではなく岩手県奥州市にある「歴史公園えさし藤原の郷」とのこと。
この施設は1993年、奥州藤原氏の興亡を描いた「炎立つ」のロケに建てられた建物を恒久的施設として整備されたのです。
寝殿造り様式で再現された日本唯一建物「伽羅御所」や武家の館や政庁などの昔の建物、大小120の建物や当時の街並みが再現されています。今や歴史ドラマ270作品に登場、なくてはならない施設となっています。
時には十二単の着付けなども無料で行う企画もありました。
十二単の美女になれるなんてすごい企画ですね。
近くには世界遺産の平泉などもあり、関連して脚光を浴びる観光地となっています。
折あらば行ってみたいですね。
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