(すきりとした頂上からの展望)
令和3年5月29日
暇を見つけては少しずつでも伐採作業を継続し頂上の観音様がおられる岩場も麓から大分見えるようになりました。
(切断したが隣の木によりかかり倒れない広場の松の木)
頂上から見ると展望がよいが下の広場に生えている直径30センチ余り、幹回り1m余りの松を切り倒し、完了かと思いきや切断した松の木が隣の木によりかかり倒れない。
まっすぐに立っていれば倒れる方向が決められるが木が斜めに傾いて生えているので倒す方向も自由にならない。
後日、人力ではどうにもならないので荷締め機を持参して牽引し、ようやく地上に倒しました。
これで完了かと思いましたが、広場に立って眺めれば下の斜面に生えて樹が邪魔になり景観を妨げているのがわかりました。せっかくここまでやったのだからあと2から3本切断すれば完璧になるので次の機会まで完了は延期となりました。
そして今日、仕上げのつもりでいつもの水分峡の登山口に行くと立ち入る禁止となってカラーコーンが通行止め。監視員がおり車を道路に留めることもできない。無視して留めれば警察に通報されそうです。
平日なら道路に駐車していたのに・・・
ここから登るのは無理だ。温品側の温品中学校からは登山口があると聞いたことがありました。あちこちと上部まで行ける道を探していると幸運にも安芸高校がありました。ここなら道路も広く駐車するスペースもあります。
本当にラッキーでした.これも観音様のご配慮でしょうか。
帰路に温品側の登山道を確認しました。上温品4丁目の団地が登山口でしたが道路幅が狭く駐車できるスペースはありませんでした。
登山道はわかりませんがとにかく高いところを目指して登ればよいのだから藪こぎ覚悟で切断する道具だけに絞り軽量にして20分余り尾根を登っていくと上温品からの登山道に出会い一安心。こちら側からは森が深い感じで水が豊かです。
木々が生い茂り、谷間には水が流れ、森の保水力があるから土砂の流失が少なく登山道も傷んでいないのでしょう。
稜線まで5分余りのところに井戸がありました。こちら側は山火事の時延焼を免れたために森林が保たれているのです。木陰で快適な登山道でした。
広場に到着後 景観の妨げとなる樹木5から6本伐採、広場の倒れた樹木も整理し一段落しました。
(登山道の上に倒れた松が覆いかぶさっています。いずれ切断します。しばらくは「頭上、注意」でお願いします。
しかし,お金をかけて立派な木道を設置してもあとのホローがなければすぐに壊れてしまいます。
次は漢音様の拝観する場所に足場を設置し広げます。段木の設置もまだ半ばです。
段木の補修や腐食を防ぐ塗装も必要です。
この仕事に終わりということはなく一生涯の仕事となりそうです。
この標語を記した段木は次の機会に設置します。