まほろば日記

fujioの日常の出来事、記録等を思いつくままに書いた日記です

明神岳(2931m)縦走計画 台風襲来で中止す。

2018-08-21 20:49:45 | 日常

平成30年8月21日(火)

明神岳縦走は私の今年最大のイベント。仲間4人と8月22日から25日の予定で計画していましたが前半は台風19号、山行当日に台風20号とダブル襲来し、此の時期猛烈な雨と風が予想されるので登山できなくなり中止することにしました。まことに残念至極。とりわけ今回の計画では明神5峰から1峰への縦走だけでなく、核心部はA沢を下り奥又白池に下降する計画でした。今回が3回目の挑戦です。奥又白を起点として5・6のコルに行き北尾根に登るルートもあり、東壁の調査、観察、A沢を登り奥穂高岳に行くルートもあります。この重要なルートを若い後継者に伝授することも目的にしていました。前回の鋸岳の反省からトレーニングに励み、装備も無駄なものはなくし10g単位で精査して持参装備を絞りました。準備万端、いざ出発というときにこの台風が襲来で中止。残念ですがこのようなこともありますね。山のご機嫌のよい時に登らせていただくということでしょう。ここ数日は真夏のようで台風の影は全くありません本当に来るのか天気図を見ればわかりますが、雲からはわかりません、情報が大切ですね。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お盆休み

2018-08-20 22:54:38 | 日常

平成30年8月19日(日)

東京から次女家族4人がお盆で帰ってきました。長女家族と一緒にこのお盆休みを過ごしました。お墓参りやバーベキューやお好み焼きを食べに行ったり、黒瀬の祖母のところに行き久しぶりの再会を喜び合いました。主役は今年99歳の祖母、孫たちに囲まれ、ゲームをしたりしてすっかり元気をもらったようです。孫4人とも大学生、クラブ活動やアルバイトに精を出し青春を謳歌している様子でした。女の子たちは見違えるほどきれいになりこれではお父さんが手元に置いておきたくなるのも無理はないように思いました。来年はどのように成長しているのか会うのが楽しみです。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

水分峡砂防ダム、早い復活を喜ぶ。

2018-08-16 23:02:41 | 日常

平成30年8月15日(水)

昨日、訓練と登山道の整備のため岩谷観音さんに登ってきました。その登山口にある砂防ダム 今まで土砂に埋もれてすっかり平らになり砂防機能を失い、再度豪雨の時には土石流被害が起きるのではと心配な状況でしたがすっかり以前の状況になりました。復元のため土砂を取り除くため、川の水は堰き止められパイプで迂回して下流に流され、土石流の土砂は取り除かれて大きな穴が開き、深い窪地のようになっていました。砂防ダムの幅約50m、掘り下げられた深さは3から4m、奥行きは50から60mで今までの規模と同様です。10000㎥余りの土石流の残土が短期間のうちに取り除かれました。10トンダンプ車で運べる土石量は1台,6㎥と言われますから1600回、運んだことになります。これらのことは一切報道されませんが町民の方に安心していただくために報道されてしかるべきと思います。国土交通省の素早い対応に感謝しなければなりません。水量等を監視するための監視カメラや照明設備、通信機器が設置してありました。万一砂防ダムが決壊していれば今回の数倍の土砂が流れ坂町のような壊滅的な被害が発生していたことでしょう。砂防ダムの有効性を証明した事案ではないでしょうか。

なぜ早急に復旧で来たのか。砂防ダムが機能し公園や河川の堤防等周辺施設に被害がなかったからです。人力でなく油圧ショベル等の重機で作業できた。土砂も域外に搬出しなくても公園の広い駐車場に山済みとなっています。公園内の道路も被害がなくスムーズに運搬できた。しかしながら下流部では河川改修工事が途上にあるためオーバーフローして被害が出ました。公園も河原も工事のため当分は使用できません。早い復旧を待ち望んでおります。水分峡は立ち入りできませんが岩谷観音さん、高尾山には登山できます。登山道には大きな被害はありません。

(写真は浚渫されて元に戻った水分峡砂防ダム、7月11日のブログの写真と見比べてみていただければどれだけ大量の土砂かわかります。)

 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ボランティア・カープ戦・盆ダンス

2018-08-12 22:42:14 | 日常

平成30年8月11日(土)

今日は豪雨災害の復旧作業を行うボランティアのためのカキ氷のサービス活動をするという高校生たちのため無料で運搬作業のお手伝いをしてきました。母校の舟入高校生達ですからお断りできません。駅前のスーパーで発泡スチロール容器を10個積み込み、西区の商工センターの製氷会社で氷のブロックや手動のカキ氷の機械を積み込み、ボランティアの取りまとめをしている坂町の社会福祉センターまで運びました。被害の大きい小屋浦地区で奉仕作業をされるようですがあまり人数は見受けられませんでした。老若男女いろいろおられましたが中には小学生お含め一家4人のグループを見受けられました。暑い中本当にご苦労様です。私は以後は引越し作業のため呉市内に行きました。道中の被災地を見るにつけ多くの人数を必要としています。今朝、マツダスタジアムの周りには早くも行列ができていました。3万人以上の人が来場されることでしょう。カープのユニホームを着て復旧作業をすれば絶対絵になりますよね・・被災地に元気を与えること間違いありません・・。今日はまた旧市民球場後で72年ぶりに「盆ダンス」と銘打って盆踊り大会が開催され、1万5千人が参加したとのこと。災害で困った人がいるのに少しは参加したらと言いたいところですが・・・今回は言いません。このような困った人がいる一方、それとは関係なしに楽しむ、いろいろな有り様、これが自由で自然な人間社会のありようなのでしょう。最近読んだ「奇跡のリンゴ」の著者が「人間は害虫と益虫と分けるけれども自然界ではそれらすべてが存在し互いにつながっているから成り立っている。果物を食べる害虫は草食動物でやさしい顔をしているが、害虫を食べる益虫は肉食動物で怪獣のような怖い顔をしている。餌である害虫がいなくなれば益虫も生きてゆけず死滅する。すべてが存在し生態系が維持されているのです。無農薬、自然栽培で作られた「奇跡のリンゴ」どのようなものか一度食べてみたくて調べてみるとこれが高いのです。普通のリンゴの10倍とはいきませんがそれに近い数字です。高価でも一度は食べてみたい。このブランド力、大したものですね。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日は立秋

2018-08-07 21:27:11 | 日常

平成30年8月7日(火)

秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる  藤原敏行(古今集)

今日は立秋、暦の上では今日から秋です。けれども広島市の今日の最高気温は37,2度、最低気温は27,8度の熱帯夜で日中は灼熱の太陽に照り干しで秋の気配などどこにもありません。しかし、探してみれば秋の気配はありました。あなたも。感じたのではありませんか。帰宅した部屋は熱気がこもっていましたが窓を開け放てばさわやかな風の気配、明らかに昨夜とは違います。秋の風です。ひょっとしてこれなら今夜はクーラーのお世話にならず過ごせるかも。。もう一つ草叢からは「チリチリ」と虫の声が聞こえてきます。秋の音です。少しずつ季節は秋に変わっていきます。もう少しの辛抱ですね。昔の人は実に感性豊かですね。驚かされます。

もう一つ嬉しいニューㇲがありました。孫からメールがあり、修道高校が滋賀県で開催された第59回インターハイで9年ぶり5度目の優勝したとのこと。信じられないことですが満点優勝とのこと。満点なんて聞いたことがありません。私の孫は今は3年生、後輩たちの活躍をわがことのように喜んでおりました。目出度し目出度し。おめでとう。

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

広島原爆の日のこと

2018-08-06 23:20:24 | 日常

平成30年8月6日(月)

広島郵便局慰霊式のこと。

いつものとうり比治山の多聞院で73回目の慰霊式が行われました。今回は私と長女の二人のみの出席、いつも参加してくれる孫たちは豪雨災害の振り替え授業のため欠席。遺族も高齢化されているのか80席用意されたテント席も半分くらいの人数。郵政関係の職員さんと変わらない人数です。蝉時雨の中、定刻どうり午前8時15分、梵鐘の鐘の音と共に開始、いつもと変わら式次第で終了。「昔は大勢の参拝者があり式の後の祭壇に飾られたお花の争奪戦が大変で、おばあちゃんもよく頑張っていたね」と母の懐かしい姿が目に浮かびました。記念碑に刻まれた犠牲者数267名の中から「福原時次郎」の名前を見つけ、なぞり寺院を後にした。

広島市女原爆死没者慰霊式

「市女」は「私が卒業した広島市立舟入高等学校の前身である「広島市立第一高等女学校」の略号です。昭和23年の学校改革によりなくなり舟入高等学校となったが同窓会組織は継続しその歴史を引き継いでおります。今回の慰霊式も午後10時から平和公園の向かいにある慰霊碑の前で両校の関係者300名あまりが参加、開催されました。建物疎開作業中に被爆され生徒・職員合わせて676名という市内の学校では最も多くの犠牲者を出しています。今では市女の最後の卒業生も85歳と高齢とのことすが若い舟入高校の生徒会、吹奏楽部、放送部、音楽部等の生徒が立派に運営してくれていました。久しぶりに高らかに校歌を斉唱しました。元気をもらいました。

祖母のことが中国新聞に掲載される。

今朝の中国新聞朝刊、18版「自分らしく老いる」の記事中で被爆の時、爆心地近くにあった父の勤務先である郵便局付近を探し回った体験談を投稿していたのが記事になりました。今年99歳になります。人生の終末を迎え心に残ったことを吐き出したかったのでしょう。この年齢になってもまだ文章を書く力があるというのは本当に驚きです。すばらしい母ですね。心から尊敬します。これからもズーと長生きしてください。

コメント (1)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鋸岳(2685m)日本200名山

2018-08-05 23:04:40 | 日常

平成30年8月2日(木)から5日(日)

南アルプスの北に位置する鋸岳に行ってきました。甲斐駒ヶ岳、仙丈岳等有名な山が近くにあり、訪れる登山者の少ない山ですがのぼってみるといまで経験したことがないような厳しい山でした。後輩たちから誘いがあり当初は歩行時間17時間余りの日帰り計画でしたが高齢の私には厳しすぎるので2日に分けてもらいました。2日午後6時福山発、途中駒ケ根SAで仮眠、戸台川駐車場を午前6時過ぎ出発広い河原や林間の道を歩き熊の穴沢出会いに。ここは標高1360m、今日テント泊する中ノ川乗越までは標高差1000m 、はじめは樹林帯の登山でしたが後半は浮石だらけのガラバ、重い荷物に後悔しました。途中で訓練不足のためか痙攣が来て後輩たちに荷物を持ってもらいました。本当に経験したことがないようなガラバでした。皆大なり小なり落石に傷つきました。15時過ぎ中ノ川乗越(2485m)の到着。4人用テント設営、場所柄できたら2人用のほうがテントを張る場所が選べそうです。食事をとり5時前には就寝。

5日、4時起床、第2高点まで 標高差200mの急登。、稜線上に到達すれば第一高点までの稜線が見えるがこれが簡単ではない。直接行けない。大ギャップの大下りがあり尾根を回り込んで鹿窓のコルに達し また小ギャップを下り第一高点、鋸岳の山頂に達するルートである。途中で下りすぎて上り返し、また昇りすぎて稜線に上る羽目になったが結構変化のあるルートどりになり、地形がよく理解できました。下山路は角兵衛沢のコル(2560m)を下るがこれがまた浮石だらけのガラバの連続、岩小屋(1980m)があるはずだがよく確認できなかった。標高1800mを過ぎたあたりでようやく岩場がなくなり歩きやすくなった。1500m付近で水場の渓流が現れた、これが冷たくておいしかった。戸台川を渡り川原を歩きようやく17時駐車場に到着しました。仙流荘で汗を流し福山に帰りました。

登山は体力が第一、訓練をすることの大切さを実感しました。このコースには山小屋がりません。通常は日帰り登山され方が多いのも理解できました。道が悪いのでテント等の装備が多くなるのも時間がかかり問題です。今回はテント泊のため水が5から6リットル必要なのも問題です。日帰りなら少しは少なくて済みそうですから。日帰り、軽装の速攻にすべきでよい勉強になました。

(写真はえんえんとつづくガラ場、3歩前進、2歩後退、足の置き場もなく落ちてきた石で傷だらけになりました。こんなに厳しいところはありません。)

                                                                                                                       

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夾竹桃と原爆

2018-08-01 21:42:41 | 日常

平成30年8月1日

安芸郡海田町、河口近くの土手にも夾竹桃のピンクの花が咲いていた。カンカン照りの中鮮やかに咲く花を見ると「あぁ今年も原爆に日が来た」と感じさせます。原爆投下により焦土となり数十年は草木も生えないといわれた広島で最初にの咲いたのが夾竹桃、市民に勇気と希望を与えた。今では広島市の花となっています。生命力旺盛な花ですが。毒性があり死亡事故も起こすほど・・花は桃に、葉は竹に似ていることからこの名前が付いたとのこと。明日の夕方から5日まで、仲間4人で南アルプス、甲斐駒ヶ岳の近くにある鋸岳【2685m)に行きます。文字どうり鋸のようにギザギザとした山です。かなりハードな山行となりそうです。帰った翌日が原爆慰霊祭に日です。

コメント (1)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする