まほろば日記

fujioの日常の出来事、記録等を思いつくままに書いた日記です

日本沈没の始まり

2019-03-28 23:41:44 | 日常

平成31年3月27日

今日 「パイオニア」の東証1部上場が廃止されました。ステレオ、レーザーカラオケ、世界初のカーナビ開発等で高い技術力を持つ会社ですがわずか1020億円で香港の投資ファンドに買収されていましたが今日上場廃止となりました。ヒット商品がなく2期連続の赤字で資金繰りに窮しており倒産の危機でした。18年3月期には売上3654億円、71億円の赤字ですが1020億円の価値しかないとは残念です。16000人余りの従業員の待遇はどのようになるのでしょうか。利益を出す体制のためリストラ、賃金の引き下げも行われることでしょう。国や経済団体はなぜ援助しなかったのでしょうか。あと4日で平成という元号が変わりますが日本の国力低下を象徴する出来事ではないでしょうか。先般仕事をした東広島市の吉川工業団地にある半導体メモリー製造業者はかってはエルピーダメモリーという日本企業の合弁会社でしたが今はマイクロンメモリージャパンという外資の会社となり現在設備の改装増築中で世界3位の実力の企業に成長していました。かっての役員の方は「日本銀行により潰された」と言われたそうです。日本の有力企業が外資の買収される危機感を日本政府はお持ちではないのでしょうか。事実ここ20年間で世界に対するGDPのシェアは18%から6パーセントに低下したとの数字もあります。平成は日本の転落の始まりと記憶されるでしょう。昭和の昔の時代は雇用調整金等の補助金を出して働く者の雇用を守った。今は円滑な労働力の移動を図るとして転職を奨励、派遣制度が急速に広がり低賃金労働者が増加し格差が広がり、社会環境が激変した。年収200万円以下で生活出来ますか。結婚できますか。子育てできますか。日本には良き伝統がありました。「衣食足って礼節を知る」安定した生活があって初めて余裕のある文化的な生活ができる。人手不足と言われますが賃金が安いから働く人がいないのです。低賃金で生活が苦しいからストレスがたまり心が病んでいるのでいじめや虐待の一因となっているのでは。先進国で最低レベルの日本の賃金水準で外国人労働者が充足できるとは思えません。報道される労働者の賃金は一流企業や公務員の賃金であり大多数の中小企業労働者の賃金水準ではありません。それらの中小企業はボーナスも支給されないのも多いのが現実です。大企業や経営者は内部留保と称して金をとりこんで裕福になっています。日本の労働分配率も最低レベルです。経営者は儲けすぎです。経営者は自己の金もうけに専念するのではなく国民全体の利益を考え慈善的なことを考慮する時代が来ているように思います。みんなが豊かになる時代でなければ平和な社会は来ない。

 

 

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姫路城 初見参。

2019-03-21 22:41:11 | 日常

平成31年3月20日

、今日初めて姫路城を見物しました。この付近は何度も来ているのに初めてとは不思議な気もします。法隆寺とともに日本最初の世界遺産として知られています。最初に見た感想は「わー高いー」というものでした。目の前に真っ白なお城の天守閣がそびえています。見上げるという感じでした。それもそのはず天守閣の高さは92mもあります。お城は標高45mの小山の上に建設され、石積の高さ14m、建物が31mありますか・・・壁は白漆喰のため羽を広げた姿のようで白鷺城と呼ばれています。スラとした美人の趣がありました。綺麗なものを見ると心の栄養にもなり元気をもらいました。なんといってもすごいのは築城400年以上その姿を維持していること。戦争中には空襲にも遭遇しましたが幸運にもその災難を免れてきたことすごいですね。

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桜を待つ・・・菜の花

2019-03-19 22:05:32 | 日常

平成31年3月18日

松山・石手川の河原は鮮やかな黄色の菜の花が咲き乱れていました。川の両側の緑地公園にはブランコ、滑り台、鉄棒等の遊具が設置され駐車場もありました。子供たちの歓声が響き赤くなり始めた桜の下ではお花見客の宴会の準備をされていました。本当にジョギング等体を動かしたくなる環境の様です。松山は温泉もあり自然豊かな町で住んでみたくなります。数日前に松山を題材とした山本周五郎の本を読んだばかりでしたからちょっと印象がよくなり贔屓になりました。数年前の2月、河津桜を見に行った折、満開の桜の下には黄色の菜の花が咲き誇っていてその対比の鮮やかさに驚かされました。ここももう数日したらそのような季節が到来することでしょうね。松山となれば道後温泉、本館は現在改装工事中ですが一部は営業中。長蛇の列ができるほどの賑わいでしたのでおちおち入れないと思い別館の「椿の湯】に入浴しました。こちらは地元の人向きであまり混んではいませんのでゆっくりと入浴出来ました。(料金は400円)道後温泉の泉質はアルカリ性単純泉ということですが特有のつるつる感がなくさらっとしていました。源泉掛け流しのはずが水を混ぜているのではないでしょうね。ちょっとがっかりです。はじめは今治への近道である国道317号線の山越えの道に近い「かんぽの宿」に立ち寄り入浴するつもりでしたが看板もなくわかりませんでした。経営主体が変更になったとの噂は聞いていましたがいい温泉でしたので残念です。この椿の湯の建物の向かいに同じく別館で「飛鳥乃温泉」があります。こちらはちょっと豪華な施設です。個室や特別浴室もあります。今度来た時の楽しみに入りましょうか。

すぐそばの丘の上にある温泉駐車場公営の本館、別館を利用すると1時間分サービスとのことです。温泉の歴史によりますと地震のため何回もお湯が出なくなったことが書いてありました。戦後の南海地震の時も1年間お湯が出なかったことがありました。お湯が出ないとは死活問題ですね。いつまでもお湯が出ることを願わずにはおれません。

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卒園式

2019-03-15 21:42:58 | 日常

平成31年3月15日

春の訪れは光から感じられる。梅が終わり赤いボケの花の蕾の色を大きくしている。しかし、一昨日の中国山地越えの時は思わぬ吹雪となり行きつ戻りつ春は近づく。今日郊外を走行しているとにぎやかな歓声に出くわした。大勢の父兄たちと手をつないだり花束を持った園児たちが記念写真を撮ったり駆け回っています。純真で無邪気な様子の思わず心はうれしくなり思わず笑顔となりました。このところ児童虐待、あおり運転、アポ電強盗事件等、本当に嫌な暗い事件が続いていましたから一服の清涼剤となりました。・・・・・春は卒業、入学、就職の季節、私の周囲でも大きくなると嬉しいことばかりでなく成績不振で留年ということもあり、がっくりすることもありますが長い人生の一コマ、これも試練と思い、頑張ってほしいものです。これから引越シーズン後半戦、関東、近畿、四国、九州と駆け回りますが行く先々でまた楽しみを見つけて心の足しにして、激務を乗り越えたいですね。ガンバ。

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蔵王山遊歩道整備する。

2019-03-10 23:10:04 | 日常

平成31年3月10日

蔵王山は福山市街地の北にそびえる標高225mの山です。毎朝多くの市民の散歩コースとして、また我会員の皆様も訓練に登ったり、麓には岩登りのゲレンデを有する愛すべき山です。

今日3回目の蔵王山遊歩道整備を山岳会員21名が参加して実施しました。昨日の晴天が今日は明け方から雨となり明日まで降り続く模様です。延期しても日程が詰まっており確保できないため準備万端でありいつものとうり雨天決行。冬の雨のため何人来てくれるか不安でしたが21名(うち女性会員は6名)参加してくれました。今回のコースが核心部です。山頂直下100mの急坂に階段の段木を設置し、登山道の土砂流失と登山者の足場の安全確保を目的としています。9時ごろから始めました。多数の階段の段木・鉄筋や道具を現場まで運ぶのが最初の仕事、段木の水平を確認して長さ40センチの異形鉄筋を両端に打ち込み固定する。裏側に石を詰込み完成です。追加分を含め52か所設置しましたが完成度を高めるにはあと10か所程度は段木を設置する必要があります。雨天の中泥だらけになりながら一生懸命に作業してくれました。女性陣も材料を運搬したり裏込めの石を集め運んでくれました。「仕事は大人数」と言いますが大人数であれば仕事が早いですね。2時間30分余りで無事に完了しました。最後の一本の鉄筋は女性陣が順番に打ち込んで完了の締めとしました。皆さん雨の中本当にご苦労様でした。蔵王山を訪れる市民の皆様には感謝されることでしょう。ありがとうございました。

追記

3月16日  福山に行く機会があり「あと10歩で完了ですね」の言葉が気になり、早朝8時30分に現地に到着、十ヶ所の追加工事を完了した。早朝登山中の山岳会の仲間5人と出会い工事を手伝っていただきました。この工事中に100人くらいの登山者と出会いました。一体一日なら何人の方が登られるのでしょうか。本当に市民に愛されている山だと実感しました。皆さん「道がよくなった。安心して降りられる」と喜んでおられました。この種の工事、手お加えれば加えるほどよくなるとは・・・やりがいがあります。また手入れしましょうか。

3月24日  最後の仕上げに今日6本の段木を持参し工事しました。「だんだん良くなる法華の太鼓」 手を入れれば入れるほどよくなりました。これで完了しました。

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三月の上高地風景

2019-03-08 23:50:51 | 日常

平成31年3月6日

今朝、長野県松本市に荷物を届けた後、上高地に立ち寄りました。すぐに帰らねばならないので大正池まで行き穂高連峰を見て帰りました。昨年、一昨年と上高地に来る計画が中止となり本当に久しぶりであり神様の粋な計らいに感謝しました。初めて冬の上高地キャンプを実施したのは15から16年前の古いむかしの釜トンネルの時代でした。掘りぬいたまま岩肌のトンネルで道も凸凹の上に急坂で氷結していたのでアイゼンを着用、天井からは大きなつららが下がっていました。ヘッドランプが必携でした。その後3回冬期のキャンプを行い、スノーシュー使用して雪景色の上高地を堪能し仲間と感激を共にしました。、2005年(平成17年)6月、現在の「釜トンネル」、全長1310mが開通しバスが離合できるようになりました。、今回来てみるとその続きに工事中のトンネル「上高地トンネル」全長588mが、2016年(平成28年」7月に完成、開通していました。「冬期入山マップ」によれば釜トンネルゲートから大正池冬期トイレまでは距離3,1キロ、所要時間90分と記してありました。今回私はその間を50分で歩きました。軽装備であり、雪がすくなく除雪してありましたから楽に歩けました。それと両方のトンネル区間の距離が約2キロ、それも直線ですから数百メートルは短縮されたのでしょう。工事用道路との分岐点となる「からまつ橋」からはスノーシューを着用したり、ラッセルしていましたが今日は除雪されており大正池ホテルも改装工事中でした。それだけ暖かく雪のの降らない日が続いたということでしょう。湖畔の冬期用トイレも以前は雪に埋もれて入口を掘り出していましたが今日は露出し雪はありませんでした。いつもの季節の3月でしたら一面の白銀の世界ですが今年は明神岳の下部は黒い岩壁が露出し、大正池も凍っていません。川筋の化粧柳も白い雪の樹林帯ではなく赤みを帯びて見えます。4月中旬か下旬のような風景です。今日、この雄大で神秘的な光景を見るのは私一人だけ、静寂な世界に佇む感動がジワリと湧き上がつてきます。最初に来た時、碧空をバックに白銀に輝く穂高の峰々を見た時の感動は「神様は何という美しい世界を創造されたのかという神様への賛美、「アメイジンググレース」の世界そのものであり、涙とともに心の中で歌った。今日はまさに静寂の世界に身を置く心地よさを感じた。無だけど無ではない。座禅で悟りを得たような穏やかな境地である。私はいま自然と一体である。道の隈ごとに穂高を振り返り別れを惜しんだ。明日からもまた頑張ろう。

(写真は大正池から見た穂高連峰、雪が少ないですね、このまま春になるのでしょうか)

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長部田海床路(ながべたかいしょうろ)に行く。

2019-03-02 15:35:07 | 日常

平成31年2月28日

今日は熊本県八代市に引越荷物を運搬した帰路、宇土市住吉町にある念願の「長部田海床路」に立ち寄りました。ここは赤帽仲間からも是非行きなさいとご推薦を受けていたところです。運送業の楽しみは長距離運転で疲れても帰りには付近を観光でき、うまいものを食べ温泉に入浴する楽しみがあります。大分むぎ焼酎二階堂のテレビコマーシャルに登場して一躍有名になった場所です。海岸よりまっすぐな道が海に向かって伸びています。夜になると20数本の電柱に明かりがともります。海上に点々と明かりがともる幻想的な風景を醸し出します。私が到着したときは、日没後の黄昏時。4m幅のコンクリートの道路が1キロあまり沖に伸びていました。満潮前後2時間前後が見どころと言われていましたが、今日の満潮時刻15時14分、干潮時刻は22時33分。ちょうど中潮時ですが明かりがともっているので雰囲気はわかります。半ばまで歩いていくと波が道路を洗いそれより先へはいけませんがその付近には多くの漁船が停泊していました。この道路は干潟の距離が長いので岸に船がつけられないため海苔養殖や採貝などの漁業さんの往来のため沖合まで道路をつけているのです。明かりは道路の位置を明示し満潮時には水没するので漁船の衝突防止のため点灯されているようです。ここには「住吉海岸公園」という広場があり駐車場となっています。今でも5台余りの車が停車し見物されています。

二階堂のCMは一味違います。情緒があり昔懐かしい気がします。ナレーションが詩的で心に響きます。今日もみな若い人が来ておられますが今の若い人にも受け入れられているのですね。私にとっては「飛鳥の風景」と重なります.飛鳥も初めてきた土地なのに初めて来たような気がしない。日本人の原体験のような気がします。

二階堂のCMは今年で36編目とのこと。36年間も続くとはすごいですね。調べてみると「二階堂CMフアンクラブ」もあるとのこと。私もすっかりフアンとなりました。入会しようかな。この「長部田海床路」の映像が登場したのは2008年版「消えた足跡」です。

 近道は遠回り 急ぐほどに足をとられる。

 始まりと終わりを直線で結べない道がこの世にはあります。

 迷った道が私の道です。 

 大分むぎ焼酎 二階堂。

帰りに菊池温泉に行き入浴しました。かっては鄙びた田舎の温泉との印象が残っていましたが夜間でよくわからないためか大きな旅館ビルや歓楽街が並び立つ、今はすっかり変わりました。熊本市から20キロ余りと近く温泉のお湯が素晴らしいので黒川温泉をしのぐ人気といわれています。かっての日帰り大衆温泉も雰囲気が違っていました。源泉掛け流しではなく循環式とのことですがお湯は第一級品。肌がつるつるになりました。いったい何年前に来たのかな。指折り数えていると明日が結婚記念日だと気が付きました。昭和46年2月29日、結婚記念日が4年に一度と言われていたので記憶にあります。亡くなったのが16年前、生きていれば今年は48回目の結婚記念日なのに・・・光陰矢の如し・・・いつ来たのかいまだに思い出せません。浦島太郎の心境です。

 

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古鷹山(394m)とクマン岳(399m)に登る。

2019-03-01 23:35:33 | 

平成31年2月26日

今日は平日ですがクマン岳と古鷹山に登りました。古鷹山は鷹が羽を広げたような形をした見目麗しく凛々しき山です。かって「あぁ江田島」という映画に描かれたごとく、海軍兵学校の時代から、今も術科学校の若者たちが鍛錬に汗を流した歴史ある山です。私も何回も古鷹山に登りましたがこの山だけでは2から3時間余りしか要しないので、術科学校を見学して旧海軍兵学校時代の資料見物を付け加えていました。隣のクマン岳を加えればちょうどよい1日コースになると思っていましたが1日かけて行くには時間がもったいないと考え、いつかその周辺に行き折があればその時に調査しようとチャンスを心待にしていました。今日11時に海上自衛隊術科学校に納品に行く仕事がありました。9時前に到着したので、学校近くの奥小路登山口から古鷹山に登り、納品を済ませた後、北側の切串港(西沖)に車を駐車して、クマン岳を目指しました。はじめは急坂でしたが約1時間余りで登頂、尾根道は展望もよく快調に歩けます。古鷹山周辺は41年前に山火事により全山まる焼けとなりましたが今は回復し痕跡は見当たりません。その火事対策に古鷹林道が作られ階段等も整備され山頂直下140mくらいの岩場には立派な鎖が設置されています。山頂には東郷元帥の遺訓「五省の書」の碑や方位盤が設置されていました。今回は切串側に下山しましたが林道から下部のあたりは昨年7月の豪雨により河川が氾濫、登山道も崩壊し、一部道のないところがありますからご注意ください。市街地に下りましても災害復旧の護岸工事が盛んにおこなわれていました。来年度、例会山行を計画したいと思います.切串港からクマン岳・古鷹山を経て奥小路登山口に降りるコース、所要時間は4から5時間で行います。私の親戚がこの江田島湾の奥にある飛渡瀬というところにおります。その高台から眺めた古鷹山と桜に埋もれた海軍兵学校の風景は今も目に焼き付いています。やはり春、桜の頃がいいですね。

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