まほろば日記

fujioの日常の出来事、記録等を思いつくままに書いた日記です

最後の打上会。

2023-07-21 11:45:31 | 日常

令和5年7月19日
今日、第30回比婆山国際スカイラン大会の打上会が広島駅前の福屋エリエール屋上のビアガーデンで18時から開催されました。
30回も続いた大会でしたが、役員の高齢化、健康状態からして継続が困難として今年で一応の区切りをつけることになりました。
新緑のブナ林を走る素晴らしいロケーションの大会でしたが高齢化の波に勝てません。後継者不在、加盟団体も同様で、存続の危機にあります。
この打上会、大会直後の梅雨の時期に開催されいつも雨でしたから、今回が最後であり晴天を期待して時期をずらして開催したのですがやはり雨でした。
我会の参加者は13名。いつもより少ないです。
会場は平日の雨天にもかかわらず大盛況、
テントの張られた席はほぼ満員。800名くらいはおられました。
会社単位で来られたような団体客が多く広島駅前という場所柄、福山とか山口等、各地から来たような会話も聞かれました。
今回、打上会参加者の皆さんからは良く続いたことへの感慨と肩の荷が下りたとの安堵感が感じられました。
しかしながら、新しい人材が育たず同じメンバーのままでは継続は困難でした。
「さびしいけれども今までよくやった。」と自らを納得させる。

「参加ありがとうございます。」「運営お疲れ様でした。」「また来年も会いましょう。」とお互いの労をねぎらった参加者の願いに来年からは添えないことは誠に残念です。
大会はなくとも素晴らしいブナ林,ヨメナの花のロード等自然は変わらない。多くの人たちは来年もまた来てくださることでしょう。

県岳連も新しい企画を募集中です。
荒れた地にやがて新しい芽が出ることを期待しましょう。
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はじめて岩谷観音岩小屋に泊まる。

2023-07-18 23:43:51 | 日常

令和5年7月16日から17日
昨日は梅雨の天気が一段落し久しぶりの快晴の天気。これで梅雨明けとなるのかと思いきや週明けから再び前線が南下し雨となる予報で梅雨明けはもう一週間先となりそうです。
束の間の梅雨の晴れ間、初めて岩谷観音岩小屋に泊まりました。
昼間は34度と熱中症になりそうな暑さなので夕方から出かけました。
通常の整備道具に宿泊用具を加え、特に暑いので水は4リットル持参。
先週、自宅のアジサイを登山者に喜んでいただくため登山道わきに移植したのですが残念なことにすぐに抜き取られていました。
がっくりです。
登山道を直しながら登りました。
悪いところはすぐに修復するので大丈夫です。

18時過ぎ,重い荷物にあえぎながら汗びっしょりになりながらやっと頂上に到着、登山者はだれもいないが観音様に鮮やかな造花を4本差し上げ、お挨拶をする。
岩小屋に入る。
タオルに水を含ませ体をふいて汗をとり、Tシャツを長袖に着替える。
断熱材のシートを敷き、荷物を出す。蚊取り線香、ローソク立てを準備、ガスコンロをセットし夕食の準備をする。

今夜の夕食はいたって簡単、手づくりのおむすびとインスタントラーメン、クジラの缶詰、それにお漬物。
日暮れとともに街の明かりが輝きを増す。
両手を大きく広げて135度くらいに、その前面に光が鮮やかに輝く、広島の夜景も大したものだ。
今日は昼間は34度と熱く、夜も熱帯夜でクーラーをかけなければとても寝られないがこの山の上は別天地、自然な風も爽やかで心地よい。

ローソクの明かりが少し赤みを帯び、その明かりを見つめていると何故かロマンチックで心を和やかにしてくれる。
岩山で一夜を過ごすといえば「禿山の一夜」という激しい音楽を思い出させるが今夜は観音様の足元で過ごすので穏やかな一夜となりそうです。
絨毯に断熱シートで下からの冷えはない。
夏なので寝袋ではなくシェラフカバーで十分だ。
頭を奥にして縦形で寝るがちょうど一杯。雨等があれば断熱シートを巻けば防げる。試めしてみると暑いくらいなので今夜は必要ないようです。
半身をシェラフカバーに入れ横になっていると心地よい眠気に襲われてくる。
麓からは時折列車の音が聞こえてくる。静かだ朝までぐっすり眠れそうである。
明るくなると自然に目覚める。5時9分が広島市の日の出だ。
空は雲が低く立ち込めている。日の出は望めないようだ。
観音様の前でカセットテープの観音教を流しながら読経する。
チラホラと登山者が登ってくる。
頂上岩場周辺の草やかやを刈り取る。

岩小屋に流れ込んだ雨水を防ぐため土嚢で覆い対策をとる。
これで大丈夫だ。一件落着。
次回泊まる時には奥側に板を敷いて横になれば雨の振り込みを心配することもないでしょう。
そうすれば上と下との交差した形の2段ベットになり2名宿泊可能となります。
良い考えだ。160㎝の座板を2枚準備しましょう。
記念すべきお泊りでした。
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岩谷観音登山道新時代に入る

2023-07-04 10:43:33 | 日常
(登山口のセメントを打った登山道、8段あります。これで快適に歩けます。)
令和5年6月30日
2009年4月に登山道整備を初めて今年で14年余り、振り返り見れば角材の段木が409本、丸太が77本、土嚢袋が255か所、とてつもない数字によく続けられたものだと感ずる。
段木1本といっても廃材から製作には、くぎ抜き、汚れの水洗い掃除、切断、防腐剤塗り,塗料2回塗り、穴明け作業と手間がかかります。
設置作業には鋸、ハンマー、スコップ、水準器,鉄ノミ等の道具が必要ですから段木3本でも30キロ余りになります。
年々体力は低下しますから運ぶのが大変です。
それでも続けられるのは、これもひとえに観音様の励まし、登山者の皆様のお礼の言葉に後押しされてのお陰です。
最近登ってみても特に悪いところはありません。
問題なく歩けます。
[だんだん良くなる法華の太鼓」の言葉通り、さらに手を加えるので、歩きやすくなり、見た目にも登山道がきれいになりました。
1,水分峡からの登山口の登山道、セメントで8段、舗装しました。
登山道を雨水が流れ、路面が泥でぬかるみになり歩きにくいので、雨水は側溝に誘導し、路面はセメントを打ちました。綺麗になりました。
この作業の為10回あまり通いました。
2,土嚢袋を交換しました。
土嚢袋の耐用年数は1年から5年、破れたものから順次交換して行きました。
(工事後、「南無観世音菩薩」と記した段木を加え高くなりました。】

(工事前 段木1本分低いです。この差が大きい。土嚢袋も交換しました。
3、山頂付近の乗り越し岩の踏み台、『南無観世音菩薩」と記した段木を設置、土嚢を載せて段差をなくし、乗り越え易くしました。

4,頂上の階段、横木の補強しました。

多くの人が乗るので材木が摩耗してきて痛んでいた、板を打ち付け補強しました。

5,「岩小屋」の標識を描く。
有効な岩小屋の存在を知ってもらうため、近くの岩に記しました。案内看板になればよいのですが・・

6,岩小屋に「岩小屋日記」を置く。
登山者の感想。要望などを書いていただきたく「ノート」を置きました。

外国人の方のコメントもありました。
残念ながら何と書いてあるのかわかりませんが「すばらしい」とのコメントのようです。
スペルが日本語の古文のような感じの文字であり、判読できません。
どなたか翻訳してくれませんか。
(夜間ヘッドランプの光に反射して光ります。行方を示してくれます。心強く安心できます。)
7、夜間反射テープを設置。
ナイトハイキングの目印とするため50mごとに設置しました。
道標となり心強いです。

今後の方針
登山道の傷んだ個所の補修。
岩小屋の充実、ここに存在するのも貴重なものであり、持ちこめば荷物になるコーヒーのドリップ器具をおいて楽しんでいただきたい。
白ペンキが余っているので天井や壁を塗装するかな。
雨の降りこみ防止のためシートを設置する。
周囲にツツジを植える。
近くに階段を設置する。
皆様のご要望に沿ったものをやってゆきたいと思います。
ご意見をお待ちしています。



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