令和6年1月21日
昨日は雨のためいけなかったので、今日に延期して岩谷観音様の登山道の整備を行いました。
今日の目標は登山口から950m地点、前回の工事場所より少し下がった個所、同様に木の根が露出した滑りやすい坂道です。
段木の材木2本と鉄筋等道具類約20キロくらい。初めは楽でもだんだんと腰にこたえてきます。ただひたすら一歩一歩確実に歩を進めるのみ。
無心に歩けばいつかは頂上に至ります。
傷んだところがあればそれを修復しながら登ります。
途中で若い方が私の登る姿を写真を撮らせてくださいと言われました。
何かブログのようなものを発信されているようで、私が亀の如くのノロノロと確実な歩く姿に興味を持たれたようでした。
私も通常は一人のため、自分の歩く姿を写真に撮ることが出来ないので、この機会に歩く姿を撮っていただきました。
初めて見る私の姿・・・歩く姿を見て「年齢を取ったなぁ」、これが私かと感無量。
「よくこの年齢で重い荷物を背負って上るなぁ」、何の得があって苦労をするのか、
理由などなどありません。
初めは登山道が雨水などで土砂が流され掘り削られ傷んでゆく様子を見て「ふくちゃん助けてと」山が訴えるのに心が動かされ始めました。
土留めに材木の段木を設置し崩壊が止まり、歩き易い登山道になりました。
それが皆さんに感謝され、喜んでいただけることが継続する力となっています。
それが観音様のみ心にかない多くの恵を頂いております。
山頂に岩小屋という自然の休憩所がある山なんて稀です。
いや知りません。皆無でしょう。
立山や富士山等は社殿棟の建物があります。
自然の岩小屋があるというのは観音様の思召し以外に考えられません。
この山頂は将に思いのこもった文字通りの観音様に守られたパワースポットなのです。
10時過ぎ、登り初めの登山口で毎朝散歩がてらにの登っているご老婦人に「登山道よくなりましたね。ありがとう」と言われました。
岩小屋を岳連報に紹介してくれた仲間にも偶然、久しぶりにお会いしました。
若い女性の登山グループの方にも「岩小屋素敵ですね」と言われました。
子供ずれの若いご家族の方に何組も出会いました。
ランニングの方もおられました。
この岩谷観音を訪れる皆様に観音様のご慈悲がいきわたり幸せが訪れますように祈念して午後4時過ぎ、予定した工事を終え、山をおりました。