まほろば日記

fujioの日常の出来事、記録等を思いつくままに書いた日記です

地震・復興税・あかぼう新聞

2014-03-16 21:38:17 | 日常
平成26年3月14日
今朝未明、午前2時6分、伊予灘を震源とするマグニチュウド6,2の激しい地震に見舞われました。家もガタガタめりめりとこわれるのではと心配するほど大揺れでした。ご当地では震度4で阪神大震災と同じ規模でした。地震予知情報も7分に流れたようですが寝ていては聞こえません。余りの激しさにすぐに目覚めました。我家は築60年余り、一部が盛り土の高台にあり擁壁が崩壊すれば建物はすぐに倒壊する危険があります。一度耐震診断を受けた方がよいと痛感しました。
 その朝一番に地元の税務署に確定申告を提出に行きました。
「記入漏れがありますので、訂正してください」と言われました。何が漏れているのかな、昨年と同じなのにと思っていると今年から「復興特別所得税」が2,1%加算されるとのこと。それも平成49年まで24年間ずーと支払わねばならないとのこと。復興に24年も長期間かかるのか、所得だから給料にも利息にも全ての所得に課税されるとのこと。こんな大事なことがいつ決まったの・・・世間では3%アップの消費税のことばかりで復興特別税のことは全く話題にも上りませんでした。静かに、こっそりと税金をかけるなんて卑劣ですね。4月から高速道路のETCも割引がなくなります。多くの車両にETCをつけらして普及してから割引をなくすなんて本当に腹立たしい限りです。このまま泣き寝入りをしなければならないのでしょうか。我々庶民の生活は苦しくなるばかりです。
今日 私が加盟する赤帽機関誌の「あかぼう新聞3月号」に私の記事が掲載されました。
その内容は軽運送業者が組織する国民年金基金に加入していてよかった。この制度は加盟者の利益になる制度であり加盟しましょう」と呼びかけた内容です。死亡した私の妻は国民年金を30年以上かけているのに死亡した時に支払われる一時金は最高で35万円、それに対し赤帽の年金基金からは掛け金の大部分の210万円が支給されました。国民年金は不公正です。死人に口なし、年金は死に損」ということがよくわかりました。仲間の組合員も広島県のことが本当に久し振りに全国紙の記事になり喜んでくれました。
いろいろな激震が走った1日でした。
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有馬温泉 「金の湯」

2014-03-07 21:21:30 | 日常
平成26年3月6日
取引先の息子さんが転勤で兵庫県の西宮に行かれるので引越の荷物を運搬してきました。訪れてその土地にどのような温泉があるのか尋ね歩くのが楽しみで一生懸命、頑張って走っております。神戸、六甲山とくれば天下の名湯「有馬温泉」です。西宮から15キロ余り、中国自動車道西宮北インターから4キロと意外と便利な位置にありますが訪れるのは今回が2回目ですが久しくいったことがありませんでした。この温泉は道後、白浜とともに日本三古泉の一つです。白浜は古くは牟婁の湯と呼ばれ万葉集にもよく登場し天皇が行幸されていました。道後にも斉明天皇の朝鮮出兵のときの歌が残っています。ここ有馬にも舒明、孝徳の両天皇が数か月も滞在され一躍有名になりました。名湯の名にふさわしいのは天皇様や皇族、有名人も多く入湯されより有名になるからでしょう。ここは特に大阪に近いため秀吉もよく来ていたようです。神戸市営の日帰り温泉施設である「金の湯」が有名です。この温泉の泉質は含鉄ナトリウム塩化物強塩泉で空気に触れるや否や酸化し濃い赤褐色に濁るのが特徴です。金氣臭が強くかなりの塩味や苦みもありました。白いタオルをお湯につけると茶色に色づくくらいです。その色からはパワフルな地球のエネルギ―を感じさせいかにも効果がありそうな気がします。「あついお湯」の風呂の温度は44度ということでしたが実際はそれより温めでしたがしっかりとした湯触りで名湯の感じは十分に堪能できました。建物も築12年ですがまだ新しくしっかりとした感じがします。2階に浴槽があります。外国人にも人気のようでガイドが大勢の団体客を連れて来ていました。文字どうり「裸の付き合いで」友好親善にも一役貢献することでしょう。
三古泉の名にふさわしい歴史と伝統を感じる温泉でした。
しかし、有名な割にはこじんまりとした狭い地域です。立派なホテル、旅館が林立していますが一歩裏町に入ると昔ながらの狭い路地、急坂で時代から取り残されてようで風情というべきものでしょうか。今度来た時には周辺を歩いてどんな魅力があるのか探検してみたいものです
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河津桜

2014-03-05 21:51:42 | 日常
引越も無事に終わりはるばるここまで来たのだからどこかによって帰ろうか。柿田川の清流見物か、忍野に行くか、白糸の滝か。
今日のラジオ放送では河津桜の話題が出ていた。そうだ桜だ。この前の例会山行で天城越えでこの地を訪れたことはあるがその時桜は咲いていなかった。行くにはこの時しかない。ここから距離は60キロ、往復5から6時間要する。今日しかない行くべし。天城峠越えは難路である。深山幽谷、高い山深い谷が行く手を阻む。峠にはまだ雪が残っている。峠では桜はまだ蕾。峠を下るにつれピンクの色も目立ち始める。気が付けば庭先、道のそば、公園、あちこちに桜が満開に咲きほこっている。畑の傍らでは菜の花の黄色と桜の桃色が鮮やかなコントラストを見せ、目を奪われる。桜というより桃の花に似ています。この早咲きの桜はカンヒザクラとオオシマザクラが自然交配されたもので花が大きいのが特徴です。ここ河津町では町の木として認定され毎年2月上旬から咲初め3月上旬まで約1か月「河津桜まつり」が開催され多くの花見客で賑うそうです。メイン会場は河津川の両岸の桜並木の赤い帯何キロもがつらなり壮観です。
今年で24回となります。桜の季節到来の一番手としてマスコミにもよく取り上げられています。
全国的な人気スポットです。
今日は平日の夕方でしたが祭日なら道路も狭く峠越えの道も狭いので大渋滞になるでしょう。
良い時に来たものです。
踊り子温泉会館の露天風呂から桜を眺め命の洗濯をしました。極楽。極楽。
 追記
帰りましたヒロシマのニュースで県民の浜にも河津桜が10本余り植えられており満開になっているとの報道がありました。
関心があればいろいろな所からニュースが入ってくるものですね。
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三保の松原と富士山

2014-03-05 20:18:27 | 日常
平成26年3月4日
この3月はいつになく人の移動が多いように思います。
これまで景気も芳しくなく経費削減で人事異動は差し控えていたのでしょうか。
ともかく忙しいのは良いことです。
広島から静岡県の沼津市に転勤する方の荷物を運んできました。
午後3時に引き渡し予定であり時間も十分ありましたので世界遺産に登録された三保の松原に立ち寄りました。
富士山はどこからでもその美しい姿が望めます。東名高速道路を走っていますとまず最初に「日本平」あたりから茶畑越しにその頭が見えてきます。今度は麓近くの由比ヶ浜から大きな姿が見えます。次はすぐ近くの富士川パーキングから大きなな姿が眼前に大迫力で迫ってきます。「富岳36景」いろいろな富士の姿が描かれていますが一番人気はここ三保の松原から見た富士の姿ではないでしょうか。富士山の世界遺産登録にはその山だけでなく周辺の神社、富士5湖、忍野八海、白糸の滝など25か所の周辺の資産・要素で構成されております。三保の松原は富士山から40キロ余りも離れていますが富士山とは切っても切れない重要な価値があるとして認定されたようです。ここから見る富士山は大変素晴らしい景色です。天を指す白い頂、大きくすそ野を広げた雄大なその姿。その前に青く広がる大海原。その間にアクセントを付ける緑の松林。雄大な宇宙を感じさせる風景。その神秘な姿を心に焼き付けたいというのは人間の本能ではないでしょうか。
この感激をいかに表わすべきか言葉がありません。
万葉集にある山部赤人の「富士の山を望むる歌」以上にその感動を伝える言葉はありません。

 天地の 分かれし時ゆ 神さびて 高く貴き 駿河なる 富士の高嶺を 天の原 振りさけ見れば 渡る日の 影も隠らひ 照る月の 光も見えず 白雲も い行きはばかり 時じくそ 雪は降りける 語り継ぎ 言ひ継 ぎ行かむ 富士の高嶺は (万葉集巻3-320)

田子の浦ゆ うちい出て見れば ま白にぞ 富士の高嶺に 雪は降りける (万葉集巻3-321)

雄大な富士の姿に感激した山部赤人の感動は今の私も同様です 
日本一の富士山を直ぐまじかに見れる美しい土地に住めるのは幸せな気持ちになりますね。
ここで一句 「富士山とかけて恋女房と解く」その心は「いつまで見ても見飽きない。」
お客様に「いいところに転勤されましたね」というと「地元の人には全く富士山は話題にならない」とのことでした。
赤人の時代と同様 感動するのは旅人やよその人で地元民にとっては当たり前のことで珍しくもなんともないということのようです。
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