平成29年4月23日
万葉集4500首の冒頭には、この歌集を寿ぎ、祝福するかのような雄略天皇の求婚の歌があります。
籠(こ)もよ、み籠(こ)持ち
掘串(ふくし)もよ、み掘串(ふくし)持ち
この岡に,菜摘(なつ)ます児(こ)
家聞かな、名告(なの)らさね
そらみつ 大和の国はおしなべて、われこそ居(を)れ
しきなべて われこそ居(を)れ
われこそ告(の)らめ、家をも 名をも
古代には相手の名前を尋ね、聞くことは求婚することを意味していたようです。
今は名前を呼ぶことは多少関心がある程度としか思いませんがですが、昔は深い意味があったのですね。
このたびの5月21日の比婆山スカイラン大会の準備で現地に赴きました。
おりおりに野山に広がる美しい花々を見るにつけ、冒頭の万葉集の歌ではありませんが美しいお花たちに「あなたはなんという名前のお花ですか」と尋ねたくなりました。
広島市内では桜の季節は過ぎましたが県北では桜もまだよく咲いています
三次では果樹園には白い花の房が鈴なりに咲き誇り、道端には赤いボケの花や、土手には一面にシバサクラのピンク、菜の花の黄色と正に百花繚乱です。命の輝きを感じます。
庭先の黄色の一群はヤマブキでしょうか、馬酔木も淡いピンクの花房がすすなりです。
県民の森はまだ枯木立のままですがその中にはタムシバの白い花が目につきます。
カラマツの芽吹きはもうしばらく先のようで大会の始まるころを楽しみにしましょう。
名も知らぬ花もたくさんあり名前が知りたくなりました。
写真に撮り、帰って植物図鑑で調べましょう
名前を知れば親近感を覚えます。
相手を意識し、愛情を感じるようになるのは人間と同じですね。
またその名前の由来を知れば,その背景の物語を知り心が豊かになることでしょう。
花の興味がわいてきたのも年のせいですかね。
花を尋ねる山旅を知り新しい魅力を発見をしたように思います。
(写真は小奴可の要害桜のそばに咲くヤマブキの花)、
万葉集4500首の冒頭には、この歌集を寿ぎ、祝福するかのような雄略天皇の求婚の歌があります。
籠(こ)もよ、み籠(こ)持ち
掘串(ふくし)もよ、み掘串(ふくし)持ち
この岡に,菜摘(なつ)ます児(こ)
家聞かな、名告(なの)らさね
そらみつ 大和の国はおしなべて、われこそ居(を)れ
しきなべて われこそ居(を)れ
われこそ告(の)らめ、家をも 名をも
古代には相手の名前を尋ね、聞くことは求婚することを意味していたようです。
今は名前を呼ぶことは多少関心がある程度としか思いませんがですが、昔は深い意味があったのですね。
このたびの5月21日の比婆山スカイラン大会の準備で現地に赴きました。
おりおりに野山に広がる美しい花々を見るにつけ、冒頭の万葉集の歌ではありませんが美しいお花たちに「あなたはなんという名前のお花ですか」と尋ねたくなりました。
広島市内では桜の季節は過ぎましたが県北では桜もまだよく咲いています
三次では果樹園には白い花の房が鈴なりに咲き誇り、道端には赤いボケの花や、土手には一面にシバサクラのピンク、菜の花の黄色と正に百花繚乱です。命の輝きを感じます。
庭先の黄色の一群はヤマブキでしょうか、馬酔木も淡いピンクの花房がすすなりです。
県民の森はまだ枯木立のままですがその中にはタムシバの白い花が目につきます。
カラマツの芽吹きはもうしばらく先のようで大会の始まるころを楽しみにしましょう。
名も知らぬ花もたくさんあり名前が知りたくなりました。
写真に撮り、帰って植物図鑑で調べましょう
名前を知れば親近感を覚えます。
相手を意識し、愛情を感じるようになるのは人間と同じですね。
またその名前の由来を知れば,その背景の物語を知り心が豊かになることでしょう。
花の興味がわいてきたのも年のせいですかね。
花を尋ねる山旅を知り新しい魅力を発見をしたように思います。
(写真は小奴可の要害桜のそばに咲くヤマブキの花)、