まほろば日記

fujioの日常の出来事、記録等を思いつくままに書いた日記です

総会と椿

2023-04-25 18:33:07 | 日常

(小さな椿の苗木です。あとは成長を待つばかりですが花が咲くまで何年かかるのでしょうか。)

令和4年4月23日
今日、福山山岳会の総会が福山ローズアリーナで久しぶりに開催されました。
会員数233名のうち87名と多くの会員が参加し広い多目的ホールもほぼ満員の盛況でした。
広島県山岳連盟の加盟団体も高齢化のため解散する会が続出する中、我が会のような活発な山岳会は全国的にもまれなことです。
昨日比婆山スカイランの登山道整備が開催されましたが我が会から参加者17名余りのうち11名も参加し大いに貢献しました。
アルパイン、フリークライミング、縦走、里山等8部に別れ細分化し活躍の場が設けられ多くの会員が直接参加している為でしょう。
この会場に常設された壁面を使用したクライミング大会にも多くの会員が運営に協力、選手としても参加し大会を盛り上げています。
今回は規約の改正、例会山行5000回記念行事等が主な議題でした。
私は規約改正で除名の場合には本人に弁明の機会を与えるべしとの意見を言いました。また各人が自分の部活動を活発なことは大歓迎であるが福山山岳会の伝統である「福山市民のための山岳会」として、体育向上のため市民が参加できる行事も行うべしとの意見を出しました。
意見発表だけに終わりそうです。
久しぶりに多くの仲間に会え、有意義な会合でした。
最後に恒例のじゃんけん大会を行い、お土産をいただいて帰りました。


(黄色のコンテナの中の枝葉は挿し木用の枝葉。発根を促す活性剤をまぶして差し込みます。
(今朝取ってきたばかりの枝に発根を促す活力剤をまぶして挿し木しました。)
帰路 熊ヶ峰に椿を植えました。
私が良く行く岩谷の観音さんは椿が「町花」でもありたくさん植えられ冬の花のない時期目を楽しませてくれています。
あちこちに椿の名所がありますが、それらは自生したものは少なく、みんな人々が一生懸命に植えたものが今に至って咲き誇ったものです。
「蒔かぬ種は生えぬ」何もしなければ椿は咲きません。
昨年は20本余り苗木を植えました。
今回は8本植えました。
苗床に挿し木をして根づいたものを移植していたのですが、この度は早朝に岩谷観音から枝ごと持帰り、熊ヶ峰の登山道わきに直接じかに挿し木しました。
苗床では7割くらい成功していました。
直接山土に挿し木したのでは成功率はさがるかもしれませんが多くの椿を植えるにはこのほうが手早いのではと50本余り挿し木しました。
花が咲くまでには数年を要します。
私がその風景を見ることはないかもしれませんがいつの日か多くの椿が登山道を華やかに照らし多くの人が笑顔する風景が目に浮かびます。
これからも行くたびごとに椿を植え続けたいと思います。
椿は日本が原産地で学名も『カメリア・ジャポニカ」です。花言葉は「控えめな美しさ」、日本では1000種くらい、全世界では6000種くらいあります。各地のいろいろな美しい椿を持ち込んで挿し木していただければバライティーに富んだものとなるのでは・・・あなたの好きな椿を植えてにぎやかな森林にしていただけませんか。
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比婆山スカイライン・毛無山登山道整備す。

2023-04-10 23:04:19 | 日常

(木漏れ日のブナ林。大会当日には新緑の若々しい森に変わります。)

令和5年4月9日
比婆山スカイランのための整備作業は4月22日に予定されていましたが当日娘一家が引越することになりました。
岳連内においてBコースを担当しているものとして欠席は申し訳ないので時間が取れた今日、確認に行ってきました。

(菜の花畑、心が癒されます。ありがとう。)

(西城町には道端に多くのお花が植えられ通行する人々を楽しませてくれました。もちろん桜もきれいでしたよ。)
広島市内はもう桜は終わりましたが西城では今が盛り、桜だけでなく菜の花、芝桜、ツツジと色鮮やかに咲き誇り目を楽しませてくれました。チラホラと藤の花も見えました。
ただ県民の森のあたりはまだまだ色ずく物はなく静かです。釣りする人も2人ほどおられるました。
9時過ぎに到着。15台ばかり駐車。
公園センターも売店とトイレは使用できます。
10時、毛無山山の直登ルートを行く。今日の荷物は短い段木3本、鉄筋12本作業道具等で20キロくらいでしょうがやっとこさ背負えばあとは歩くのみ。年齢を感じます。
この頃はブナ林もまだ枯れ木の箒状態、大会の時には新緑の気持ちよいころとなるですがその移り変わりを楽しみましょう。

(やっと到着。おもわずバンザイ。後方の看板に注目、これは無地、どこかわからないので誰も写真を撮りませんでした。)

(「毛無山」の看板に白ペンキで書き入れました。それなら記念写真を撮られました。ここが山頂。ハイポーズ)
11時30分頂上着。遥か彼方に大山も見える。麓は寒かったが昼近くになると20度余りと心地よい。次々と登山者が登ってこられますが頂上の標識の文字が薄れて何も見えないので記念写真の取りようがない。「毛無山」の文字に白ペンキで書き入れました。それならと記念写真を撮られました。

(段木を設置、土砂の流失を土留めします。石を集め歩き易くしました。)
登山道に持参した段木を3か所設置しました。ここ5年間は多くの段木を設置しているので道が守られ歩き易くなった。かっては元気でしたので1mあまりの大きな段木です。
あと10年は大丈夫です。
私の仕事の痕跡が残り、山を守り、登山者を助けてくれることに感慨深いものを感ずる。
やってよかった。
倒木を整理しているとランニングする若者に会いました。今度のスカイランにも参加するとのこと。若者の名前は笠原現さん、地元庄原のお方。応援ボードを書くことを約して別れました。

倒木6本余りを切り取り除去。通行に支障のあるものはない。
出雲峠まではいつ開催いてもOKです。
毎年整備しているので快適な登山道が守られているのでしょう。
この出雲峠にあるトイレは使用禁止となっています。
汲み取りの汚いトイレでしたからとても使う気にはなりませんでした。
新しく立て替えてくれるのなら良いのですがどのようになるのでしょうか。
蛇口から水は出ていますが川の水を引き込んでいるだけですから飲めません。
ここから公園センターまでは下りの快適に走れるところですが先日までの雨のためかぬかるんでいます。
迂回するかどうかは当日の状況を見て判断しましょう。排水路が壊れ川の水が道路を流れたりして歩きにくい箇所もありました。
キャンプ場手前の7,5キロ付近では直径が50から60㎝はあろうかという大木が倒れていました。
これくらいの大きさでは私の手鋸では時間がかかります。
公園センターに依頼するしかないようです。
16時30分駐車場に帰る。私が最後のようです。
充実した調査山行となりました。一応の目安がたちました。
我会からは22日の整備には10名あまり参加者があるようです。烏帽子や御陵のあたりは倒木も多いようですから大きな戦力になることでしょう。
皆さんよろしくお願いいたします。

(桜の根元に小さな可愛らしいお花が植えられていました。あたかも花びらの様でした。
心温まる風景でした。美しい花をありがとう。)
追記
今年は暖かいのか出雲峠あたりで作業中、小さな虫に群がられ顔や腕、顔、耳も刺されかゆいことこの上ない。
防虫ネットや薬を持参すべきでした。
油断禁物
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