(小さな椿の苗木です。あとは成長を待つばかりですが花が咲くまで何年かかるのでしょうか。)
令和4年4月23日
今日、福山山岳会の総会が福山ローズアリーナで久しぶりに開催されました。
会員数233名のうち87名と多くの会員が参加し広い多目的ホールもほぼ満員の盛況でした。
広島県山岳連盟の加盟団体も高齢化のため解散する会が続出する中、我が会のような活発な山岳会は全国的にもまれなことです。
昨日比婆山スカイランの登山道整備が開催されましたが我が会から参加者17名余りのうち11名も参加し大いに貢献しました。
アルパイン、フリークライミング、縦走、里山等8部に別れ細分化し活躍の場が設けられ多くの会員が直接参加している為でしょう。
この会場に常設された壁面を使用したクライミング大会にも多くの会員が運営に協力、選手としても参加し大会を盛り上げています。
今回は規約の改正、例会山行5000回記念行事等が主な議題でした。
私は規約改正で除名の場合には本人に弁明の機会を与えるべしとの意見を言いました。また各人が自分の部活動を活発なことは大歓迎であるが福山山岳会の伝統である「福山市民のための山岳会」として、体育向上のため市民が参加できる行事も行うべしとの意見を出しました。
意見発表だけに終わりそうです。
久しぶりに多くの仲間に会え、有意義な会合でした。
最後に恒例のじゃんけん大会を行い、お土産をいただいて帰りました。
(黄色のコンテナの中の枝葉は挿し木用の枝葉。発根を促す活性剤をまぶして差し込みます。
(今朝取ってきたばかりの枝に発根を促す活力剤をまぶして挿し木しました。)
帰路 熊ヶ峰に椿を植えました。
私が良く行く岩谷の観音さんは椿が「町花」でもありたくさん植えられ冬の花のない時期目を楽しませてくれています。
あちこちに椿の名所がありますが、それらは自生したものは少なく、みんな人々が一生懸命に植えたものが今に至って咲き誇ったものです。
「蒔かぬ種は生えぬ」何もしなければ椿は咲きません。
昨年は20本余り苗木を植えました。
今回は8本植えました。
苗床に挿し木をして根づいたものを移植していたのですが、この度は早朝に岩谷観音から枝ごと持帰り、熊ヶ峰の登山道わきに直接じかに挿し木しました。
苗床では7割くらい成功していました。
直接山土に挿し木したのでは成功率はさがるかもしれませんが多くの椿を植えるにはこのほうが手早いのではと50本余り挿し木しました。
花が咲くまでには数年を要します。
私がその風景を見ることはないかもしれませんがいつの日か多くの椿が登山道を華やかに照らし多くの人が笑顔する風景が目に浮かびます。
これからも行くたびごとに椿を植え続けたいと思います。
椿は日本が原産地で学名も『カメリア・ジャポニカ」です。花言葉は「控えめな美しさ」、日本では1000種くらい、全世界では6000種くらいあります。各地のいろいろな美しい椿を持ち込んで挿し木していただければバライティーに富んだものとなるのでは・・・あなたの好きな椿を植えてにぎやかな森林にしていただけませんか。