シーズンなのか「ドリアン」が売られていた。昔を懐かしく思い出した。

東南アジアで果物の王様と言われているドリアンがイオンのスーパーで売られていた。


今がシーズンなのだろうか？　懐かしく匂いを嗅いでみた。

ドリアンは、強烈な匂いを発するので、初めは匂いで敬遠してしまいそうであるが、

食べるとその美味しさに魅了される人が多い。


なにせその強力な匂いにより、東南アジアでは、ホテルや飛行機への持ち込みが禁止されている代物である。


私は、好きであったので、よく産地に行って外の店で食べたものであった。


妻は、その匂いが、まるで生ゴミのようであると、全く手をつけようともしなかった。


そんな強力な匂いを発するドリアンが、イオンの果物売り場で売っていた。

昨年までは、店頭に並べてあれば、その匂いで、遠くからでもわかったものであったが、

今回は、近くで見るまでドリアンが並べられていることを知らなかった。


顔を近ずけて匂いを嗅いでみたが、あの匂いは、しなかった！

匂いのないドリアンである。


改良して匂いのないドリアンを作り出したのであろうか。

味はどうなのだろうか、興味はあったが東南アジアでは考えられないほどの高価なものになっていた点もあるが、

もし購入したら、妻がどんな顔をするか想像しただけでも恐ろしかったので、諦めた。


それにしても、あの強力な匂いが、ドリアンそのものであるのに、

匂いのしないドリアンなんて、ちょっとイメージが違ってしまった。