崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

地縁、血縁、学縁

2015年07月04日 05時57分33秒 | 旅行
中国からの女子学生3人が訪ねてきた。日本語が上手い。日本の初印象を聞くのは私の口癖のようなもの、揃って「キレイ」という。韓国の学生も大体そのように感じるようであり、日本はキレイな国、衛生的な意味か、整理整頓が良いということか、詳しく聞く前にお客山さんが来られた。下関の方でフェイスブック友が直接訪ねてこられたのである。突然書き込みで会うことにした、長身のハンサムな40代の美男子、俳優かも知れないと感じた。河原敏男氏、日本バレーボール協会上級コーチ、長府高等学校の教師である。地元の方であり、二人の間につながっているネット探しが始まった。私の友人の朴氏と映画監督のクースヨン氏など、共通の「在日」の知人、櫛田学長との豊浦高校の学縁、佐古監督とのスポーツなどの繋がり、延々とネットが繋がりネット上の結び目のようなキーパーソンがいた。そのネットを固め強めるために高校生と留学生の交流会を近いうちに行うことにした。
 昔韓国で初めてあった人とはまず姓を以てネットを探したのはごく一般的なことであった。インドではカーストから始まるなど社会によってネット探しの方法や様式がある。ネット社会では直接関係がなくても無限につながることもある。私の友人の息子の嫁の友人の親の先輩の先生の同郷人の…のようにして総理や大統領までつなげることができる。日本では直接知り合いのネットに留まる。地縁、血縁、学縁などに留まり、それも面識のある範囲に限る。日本のネットの延長は韓国、中国、インドより短い。面識が重要である。会うことの意味は大きい。
 

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