崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

私は政治評論家?

2006年11月30日 05時34分09秒 | エッセイ
 下関に来てから法務関係に関わる仕事をしている人と付き合っている。彼が毎水曜日午後私の研究室にきて時事に関するさまざまな問題を持って自由に談話をする。私は心から水曜勉強会と位置づけている。彼は私の日本の政治家に関する論評をよく聞いてくれる。私が最近教育改正法案に関する国会中継や党首討論会を視聴するために早く帰宅したり一日終始テレビをみたりすることを知って私の感想を求めることが多い。昨日は私は日本の文部科学省伊吹大臣の深みある発言をほめたが、夕張や福島の市長が28年、18年間市長を務め、最終的には市の経営が破産し、逮捕されたりしたことには日本の民主主義の恥だと激しく批判した。そんな私に、彼はしばらく黙ってきいて「政治評論家」のようであるといった。
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ミミちゃんに弔問

2006年11月29日 06時12分50秒 | エッセイ
 昨日本欄に下関韓国教育院長の李永松先生のハングルメールが送られてきた。ハングルなので文字化けて読めなかったが徳島大学の上田氏が読みかたを教えてくれたので読むことが出来た。ありがたいことである。このブログに韓国語でもかけるということをはじめて知った。他にも東亞大学礒永先生、広島の友人桑原氏などネット上の弔問を受けた。ここで李先生のメールを貼り付けて見ます。
한국과 일본을 오가며 함께 한 나날이 길고 정이 든 미미가 두 분 곁을 떠나 느끼실 슬픔과 허전하심을 헤아리기 어렵습니다. 그러나 고통 없이 천수를 다하고 떠남이 한편으론 위안도 되셨으리라 생각합니다. 가까운 곳에서 두 분의 사랑에 고마운 마음을 지니고 새롭게 살아갈 미미 짱에 지지 않게 두 분께서 더욱 힘찬 나날을 지내시길 빕니다.
その場所にカーソルを置いて、「右クリック」→「エンコード」→「韓国語」にすれば読めます。念のため、お知らせします。
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動物霊園に

2006年11月28日 06時05分18秒 | エッセイ
 我が家から見える山にある動物霊園に我が家の愛犬ミミちゃんをあずけてきた。家内は病院から欠勤が許された。霊園は仏教的になっており、坊さんのお経を唱えながら供養する。墓にはアーメンと書かれているものもある。ミミが好きだった私のひざ掛けをかけて上げた。霊園にあずけてからは心が安らぐことが出来た。隣人や教会から3人の教友が花を持って弔問にきてくれた。ミミに関わった人達に連絡した。広島で犬のために留守をしてくれた元大学院生からHPをみたと弔問の電話も受けた。また犬を通して付き合った人々にも連絡した。悲しさと大往生という気持ちが往来した。私たちはは買い物に出ても、よく覗いた愛犬センターには視線を当てず帰ってきた。家が静粛に感ずる。寂しい。
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痛哭、愛犬ミミが20歳と5ヶ月を生きて死んだ

2006年11月27日 05時53分46秒 | エッセイ
 生後3ヶ月のミミが1986年韓国大邱の我が家に来て以来私たちが愛し、また愛された関係で家族丸20歳と5ヶ月を生きて昨日2006年11月26日午後5時半に永眠した。私が東京朝日ホールで講演のために家内と一緒に一晩介護を頼んで空けた時から酷くなって昏睡状況が続いたが砂糖水と蜂水で延命したが苦痛な表情を見せることなく、安らかに眠るように、命の限り生きて召天した。私たちは愛犬ミミに一緒に暮らした楽しかった日々を感謝し、痛哭した。
 人間にしてみれば100才は確かに超えたといえるほど長生きをした。それより幸せな一生を暮らしたと思う。私たちは首輪をつけたこともなく、食べ物を豊かにあげて、我が家では一番贅沢な生活をさせた。雌犬でありながら出産は出来なかった。わが夫婦は一所懸命に愛した愛犬であったのは間違いない。しかし一方的に愛したわけではない。むしろミミからいただいたものはより価値あるものである。ミミから愛されたことは今の悲しさで実感する。ミミを愛することで命の大切さ、動物だけではなく、大げさにいうと人類にもこのように幸せにしてあげることは出来ないかと考えるようになった。自己中心主義から普遍的愛を芽生えさせててくれたのである。ミミに感謝し、冥福を祈る。
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池上良正著『近代日本の民衆キリスト教』

2006年11月26日 06時55分00秒 | エッセイ
 池上良正著『近代日本の民衆キリスト教』が著者から送られてきた。それは主にホーリネス教派に関する分析である。私には大変興味のある本である。私は長老派の永楽教会で洗礼を受けて、監理教で勧士になり、広島聖潔教会の勧士を勤めたからである。下関に引越しする前に広島では70年ほどの歴史を持っている広島聖潔教会の勧士として、信仰生活をしていた。その教会は戦前から独自に福音主義を守って「大東亜聖戦」と戦った立派な歴史を持っている。在日大韓キリスト教団にも属さず、直接韓国教団に属していながらも日本ホーリネス教団がこの教会牧師の任命権を持っており、教会の建物は日本のホーリネス教団に所属しており、日韓関係の交流の役割として有利な関係にある教会である。
 牧師などが異言(邦言)をよく語るなど純福音主義が民衆化しており、一時には異端のように問題にされたがその要素は韓国のキリスト教の全般に広がっており、特にホーリネスの特徴としては見えにくくなった。ソウルの純福音教会も異端とされたことがあっても今は78万人の信者を持つ世界一大きい教会である。1月神戸で開かれる西日本キリスト教信徒大会で「日本でなぜキリスト教は根を下ろせないのか」という題で基調講演をする当たってこの本が貴重な参考書になる。
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韓国啓明大学生たちの日本語劇を観て

2006年11月25日 06時24分13秒 | エッセイ
 昨夜下関の梅光大学で啓明大学の学生たちによる日本語劇を観た。2年生以上の学生たちによる日本語劇は日本語のレベルは非常に高く、それ以上表現力を十分満たしたものである。韓国語弁論大会と日本語劇などを交差的に見ながら国際化は実に進んでいるということを直感する。政治的には靖国とか竹島などが妨げになっても民間レベルでの国際化が日韓関係を安定させると期待している。
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韓国語弁論大会で審査

2006年11月24日 06時16分32秒 | エッセイ
 昨日下関で行われた第15回山口県韓国語弁論大会で審査をした。特に印象的なことは三百人以上の聴衆が挨拶だけをして退席した偉い人(?)を除いてほぼ最後まで聞きながら反応をし、出演者とともに楽しく応答したりして皆で進行したようななごやかな大会であった。また韓流ブームがしっかり根を下ろしていること、韓国文化への理解が深まっていくことが著しく表れた。たとえばタレントの名前も多様化している。この会が終って萩の地ビール会社の金優社長の7人家族と韓国の大学からの実習生と留学生たちと夕食を共にした後に我が家で18人が楽しい時間を過ごした。現場写真はHPのphotos galleryを…
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愛国ではなく、人類愛を

2006年11月23日 06時06分16秒 | エッセイ
 教育基本法改正に「愛国心」が議論されている。韓国では聞き厭きるほど聞いた言葉だが日本では余り耳にすることがなかった。しかし、目下日本で頻繁に聞くようになって懐かしくも感ずる。人が家族や故郷を愛し、国を愛することは自然であって教育するには問題はない。しかし「愛」には「毒」が含まれていることに注意しないといけない。つまり愛には憎しみが含まれている。「愛憎」は表裏である。その愛を政治家に任せることは大変危険である。それは純粋に教育者が議論すべきである。愛国よりは多少曖昧なようであっても教育法には愛国心よりは「人類愛」にすべきである。
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盲目について

2006年11月22日 04時57分36秒 | エッセイ
 最近教会で盲目の方と親しくしている。彼の横に座って話を始めると真暗い所で互いの顔を見ることもなく、親しい友人とお静かに人生を語った若かった頃に戻ったような新鮮さを感じる。私は彼の点字の聖書に触ってみても何もわからない。逆に私こそ点字の「文盲」である。盲目は先天的であれ、後天的であれ、それは神様の立派な作品であって恨むことでもない。人間にはいろいろな形があって標準や模範がないはずである。したがって標準から劣ったものはではけっしてない。これが基本的な人権思想である。
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『ラジオ深夜便』

2006年11月21日 06時44分40秒 | エッセイ
伝統文化活性化国民協会からのお知らせです。

伝統文化活性化シンポジウムへのご来場ありがとうございました。
11月12日(日)に開催しました、伝統文化活性化シンポジウム「日本人の死生観」の内容が、NHKラジオ第一『ラジオ深夜便』の番組内で放送されることとなりました。
放送予定日:平成18年12月10日(日)
時間:23:10~27:00
(シンポジウムの内容は、番組内の25時台で放送予定)


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100歳の学者佐藤忠先生の記念出版

2006年11月20日 07時30分46秒 | エッセイ
 100歳の学者斉藤忠先生の記念出版『求法僧の仏跡の研究』(第一書房、25000円)が送られてきた。歳をとってからは健康管理や趣味などに時間をかけることが普通であるが、斉藤先生は研究を続けることによって健康の管理が出来る人のように感ずる。長生きの秘訣は意義ある仕事を続けることであると力説する出版である。心からお祝いを申し上げたい。
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対話と圧力

2006年11月19日 07時29分29秒 | エッセイ
 小泉氏が北朝鮮に対しては「対話と圧力」が必要だといっていた。それが外交であろう。しかし対話はほぼ行われず、一方的に圧力だけであった。それは安陪総理によって強まっている。韓国はアメリカとの歩調を合わせながらも同じ民族という特殊な立場を主張している。対話の窓のおきながら責める外交をとる。日本はもっぱら攻めることに専念する。それは戦争を迎えるような危機を感ずる。私は日本人のイジメの心理構造からみている。子供の「イジメ」、大人の「差別」、その延長線での「圧力」ではないのかと心配している。
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下関で金剛山歌劇団公演

2006年11月18日 06時26分15秒 | エッセイ
 拉致や核問題などで北朝鮮との関係が最悪の中、北朝鮮のサッカーの優勝の映像が流れて、その即後、昨夜下関で金剛山歌劇団公演が例年のように行われた。チェヨンドクのチャンセナップの素晴しい演奏は聴くたびに強く感動する。セナップという楽器は日本にはないものであり、中国や韓国・朝鮮には農楽などで演奏される高音楽器として「胡笛」ともいわれる民俗楽器である。私は人間文化財故金石出氏から自作のものを2個貰っている。
 今回広報活動もあまりできず去年より少ないが、5百人は越えたようである。文化活動は政治とは別であるということが先進的な市民意識であると本欄で書いたが日本でも文化活動が政治に影響されていることは確かである。しかし文化が政治を先導することも出来るのでこのような文化活動を市民レベルで積極的に行われるべきである。
 
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弟子の就職の嬉しい電話

2006年11月17日 06時14分06秒 | エッセイ
 昔韓国啓明大学時代に私の助手であった弟子が日本の大学で就職が決まった嬉しい電話を受けた。この知らせは自分のことのように嬉しい。彼女が博士号を取得して、かなり時間がたってもなかなか専職が決まらず苦労したはずであったが、私はこれからは彼女の研究成果と日韓関係などにも大活躍をすることを期待する。
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老犬の昏睡

2006年11月16日 06時48分46秒 | エッセイ
 わが愛犬の老犬ミミの昏睡が続いている。この夏満20才を越えている。息をしていることだけでも感謝してはいるものの、気力のない姿には悲しさがこみ上げてくる。今消えようとしている愛するミミの命を見守りながら、新たに命の大切さを感ずる。人はいう。犬の死ぬ悲しさが嫌で飼えないと。しかしそれはしょうがない。愛する者との別れの悲しさは他人ごとではない。この世は規則や法などによって動いているが、人を愛する心は少ない。お互いに愛する良い環境を作っていくべきである。 
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