生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

自分は何処へ旅しているのだろう?:感受性訓練:疑念:その1:幸福な日々の為の自問自答集

2014年10月17日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
自分に自信がなくなり自分を疑う場合、その原因は色々ありますが、民族独特の精神文化への無理解が背景にある場合があります。どういう事かと申しますと、遺伝的というか、生活慣習的といいますか、子供の頃から隣近所の伝統的な影響もあり、無意識のうちに存在している日本人の感受性があるのです。特に郷里を持ちお盆休みに帰郷する人々も沢山います。奈良京都へ帰る人、越後、東北、はたまた鹿児島、大分などの故郷に帰り、お盆のお祭りを楽しむ場合でも、故郷の香りの中に「もののあわれ」を感じたり、甘えられる幼友達と再会したりします。こうしてまた東京に戻ると,ぎすぎすした人間関係に寂しさを感じたりもします。もののあわれを日本文化の精神原型だと意識化し、かつ、和歌の一つを詠む事が出来れば、日本人らしい自分を意識化出来、かつ逞しい青年になれるのですが、寂しがり屋の自分が東京で生きていくには、少々、弱すぎると自信を喪失すれば、神経症的に落ち込む場合もあるのです。民族独自の美意識と病理の違いを認識していない場合、とかく色々の問題が起きてきます。感受性訓練の中で、日本人独特の6つの精神文化(穢れと禊、侘び寂、幽玄美、もののあわれ、恥、甘えの構造)を勉強するのは、その識別の為の勉強です。もののあわれ、という日本人独特の美意識を楽しむようになると、寂しさからくる神経症は治っていきます。
<自分は何処へ旅しているのだろうか?:431>


自分の「生き甲斐」等の探究の方法について:どんな厳しい現実でも、そこには深い意味があり、その意味を探索しつつ明るく元気に爽やかに生き抜く知恵をここで学友とともに探り合います。:

(1)テキスト購入先:「生き甲斐の心理学:ISBN 978-4-9903527-2-1」はアマゾン,サンパウロ書店経由で全国書店で販売されています。テキストと併読されると「生き甲斐の心理学」がより楽しくなります。

(2)お詫び:テレビ(インターネットによるテレビ部門)、発売中のDVDの読者からの個別質問は多すぎて答えられません。お許し下さい。

(3)学友同志がこのブログを話題に明るく爽やかな友情で繋がりますように:
このブログの対象者:テレビ及びDVDの愛読者、ユースフルライフ研究所の講座生徒、NPO法人CULLカリタス カウンセリング学会の会員、ミッションスクール(大学、高校等)での私の勉強会への参加者、全国各地でテキストを愛読して下さっている方、FB, MIXI, TWITTERで友達関係の方々。

(4)「自分の生き甲斐」を意識化する、または、見つける方法:
「自分の生き甲斐」は「自分で楽しく創造」していく必要があります。自分の個性や生育史を否定していたら、多分、永久に自分らしい生き甲斐は見つからないでしょう。何よりも自分の過去の人生を尊重し、良い思い出も、悪い思い出も、大事にする哲学を確立する必要があります。自分の人生の流れ、独特の方向性を模索し、思索しようとしているのが私のブログです。皆さまの生き甲斐発見と悔いの無い人生確立に役立ちますように真剣に祈りつつ書いています。

(5)自分を信じる為には人間とは何者か?と言う思索をしておく必要があります。「人の身体は神の神殿」(ISBN978-4-9903527-0-7:植村高雄著):アマゾン、サンパウロ経由全国書店扱い:を読むと何故、自分を信じられるかが明確になってきます。

(6)既に書かれたこのブログの重要な基本的諸理論について:
テキストの第1章から11章までを楽しく考えていただく為のコーナで、ブログの左側の「カテゴリー」を見て下さい。2005年12月10日から2012年4月6日まで2275回にわけて書かれています。これを読むと日常生活の、どのような生活場面で、これらの諸理論が役立つか理解出来ます。

(7)応用編:第12章から第14章まで:
2012年4月7日から2013年8月8日まで:488回。

(8)第15章「自分は何処へ旅しているのだろう?幸福な日々の為の自問自答集」:
2013年8月8日にスタートしました。毎日が旅です。この旅を皆様と共に明るく元気に爽やかに旅をしていきましょう!

(以上)



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 自分は何処へ旅しているのだ... | トップ | 自分は何処へ旅しているのだ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

第15章自分は何処へ旅してるのか?」カテゴリの最新記事