生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

人情と愛につつまれて生きたい!

2010年02月28日 | 第8章:心をのびやかにする方法
人生は日々厳しいなあ、と想うことがあります。そんな時、自分を愛してくれている人が一人でもいると人は安心するものです。日々の会話すべてに知性の香りばかりが先行すると何となく心許した人が生まれてこないようです。別に気取っているわけでなないのですが、好奇心の対象があまりにも違う集団に入ってしまうと居心地が悪くなります。同志の集まり、太極拳の好きな仲間の集まり、同じ学問に関心のある人々、どうせ生きていくならば、出来るだけ自然にふるまっても批判されない集団を創造していく力がないと幸福な日々は送れないようです。結婚はやはり気の合う男女、何の為に生きるか、生き甲斐は何か、自分を正しく愛せる人々と共に生きられたら本当に幸せです。:<知性化の必要性:302-2>:

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知性化の必要性

2010年02月27日 | 第8章:心をのびやかにする方法
湧いてくる感情をまともに直視出来な場合があります。例えば親友の死を突然知らされ駆けつけてそのなきがらを見たとき、湧いてくる耐えがたい感情に耐えられずに、あえて別の事を意識的に考えようとします。更に親友の死の意味をあえて無理に考えようと努力しました。あまりの哀しさに頭が変になりそうでした。変にならないように必死で<親友の死から何を学ぼうか>と自分に言い聞かせながら哀しい感情を知性化していました。知性化という精神作用がなければ私は錯乱したでしょう。この知性化という作用が人間にあることを改めて感謝しました。:<知性化の必要性:302-1>:

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不安神経症と知性化の相関図

2010年02月26日 | 第8章:心をのびやかにする方法
<知性化>をすると心の病の根の部分が見えなくなる傾向があります。例えば会社が倒産して給料が入らなくなり将来の入金が不安な場合、とりあえずの入金の手をうつことなく<今のこの不安は人間の器を大きくしてくれる試練だ>とのんきに数か月も放置しておくと既に神経症症状を呈していても分からない場合があります。知性化は現実吟味力を麻痺させ、現実からの逃避をさせ、生きる意味の真実を見せなくなる場合もあります。自然に湧いてくる感情にはそれぞれ深い意味がありますので、どんな感情が湧き出しても平然と受け止める訓練をしていくと知性化をするより遥かに効果的なセルフコントロールが出来ます。魂からくる不安、成育史からくる不安、身体から来る不安をきちんと識別する訓練も必要です。魂からくる不安とは<宗教的な愛と永遠の生命の領域>のこと、成育史からくる不安とは身辺の森羅万象を解釈するその解釈の在り方の領域、身体からくる不安とは年齢別の免疫、分泌、自律神経の不安のことです。湧いてくるナマの感情は宝物ですので恐れずにあるがままを受理出来る修行をする以外解決方法はありません。:<利口な人なのに:301-5>:

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アフリカで活躍する大和撫子

2010年02月25日 | 第8章:心をのびやかにする方法
それぞれの専門分野での血と汗の努力は人類のたからですが、昔、恐ろしい殺戮兵器の開発をしている人物に会ったことがあります。その際、遂に我慢出来なくなり失礼な質問をしてしまいました。その答えは<食べる為のツールだ>と平然といいきりました。ぎょっとしました。世界の庶民はこのような人が居ても手の出しようもなく、ひたすら哀しい気持ちになります。この恐ろしい人物を消滅させる仕事が政治家の仕事です。今の日本の政治家にこのような人が居るか調べてみたくなりました。私が監事をしている<日本紛争予防センター>の理事長さんはこの道ひとすじで生き抜いた素晴らし人物ですが、その事務局長の瀬谷るみ子さんもアフリカで平和構築の仕事に生命をかけている日本女性です。このような愛の世界を具体的に活躍する人が利口な人の一人ですが愛し愛される仕事をしたいものです。詐欺、人命無視のような仕事は永遠になくなりませんが(古代のギルガメッシュ叙事詩にも詐欺師がでてくる)利口な人の定義は沢山ありますが、自分と人を大事にする知恵を提供して下さる人を私は<利口な人>と定義しています。<利口な人なのに:301-4>:

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利口でも愛が不足すると、どうなるか?

2010年02月24日 | 第8章:心をのびやかにする方法
<愛>についてはキザと言われようが生涯、研究したり努力する必要がありますが、何といっても暖かい人情の世界は人生のオアシスです。どんなに有名な人でも、そばで語り合うとその人の<愛力?>を直に感じるのが人間のすごさです。利口でも愛のない人は嫌われ者です。愛は訓練だそうで本能的な領域もありますが<愛する力><愛される力>はまさに訓練次第です。愛は訓練だというと変な顔をする人が居ますが何故でしょう?愛し愛される体験が人生の宝です。精神病棟での患者さんは愛してくれる医師しか相手にしません。相手が医者なので表面的な儀礼はしていますがお腹の中ではべろを出しています。愛とは何か、難しい思想史や哲学は勉強する必要はありますが或人にとって<愛を感じないものは愛ではない>のです。ここが愛の難しいところです。<あなたは愛がわかっていない>と叫ぶ人がいますが、その人は愛し方を知らないだけの話です。どんな人でも愛を感じるように出来ています。生きている人間であるかぎり<愛し愛される研究>を生涯思索するのを生き甲斐にすると必ず幸福になります。:<利口な人なのに:301-3>:

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自分らしさが何故、わからないの?

2010年02月23日 | 第8章:心をのびやかにする方法
自然にしていれば何とも魅力的な人が公式の席にすわると何とも嫌な人に変身する場合があります。政治、教育、宗教、趣味の会、スポーツの世界、どの場合でもそうですが、それぞれの専門の世界に移っても、いつもの自然な姿で生きている人も沢山います。多分、何かの理由で<知性化>現象がおきているのでしょう。知人のブログでも、その人らしいと感動がありますが、何故か知性化すると面白くありません。自分らしさとは、多分、自分の好きなことをしているか、いつもの思想、言葉、態度で表出しているか、不自然な、または無理な事をしていると周囲から、あーあ、と思われてしまうのでしょう。自分らしさとは何か、一度、じっくりと味わいたいものです。:<利口な人なのに:301-2>:

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お利口さんがお馬鹿ちゃんになる日

2010年02月22日 | 第8章:心をのびやかにする方法
あーあ、あれだけの人がなんでこんな馬鹿なことを、と衝撃を受ける事があります。多分、私も時々、そうなるので、あまり人のことは言えません。14の防衛機制の中の<知性化>について勉強していきます。<知性化>とはナマの感情をもろに出さずに抽象化して表出する心の営みをいいます。恋人、親友が出来ないのもこの範囲に入る事例も多々あります。また神仏の愛や人々の愛を感じられないという悩みもこの範疇にあるかもしれません。本音で交際する為にはある程度の好き嫌い、怖い怖くないという感情を正直に表出していかないと本物に出合えません。あのお利口ちゃんが突然馬鹿になるのも、この知性化がからんでいる場合もあります。知性化とは何でしょう?:<利口な人なのに:301-1>:

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天国でのつぶやき!

2010年02月21日 | 第8章:心をのびやかにする方法
最近、ご縁があり<ツイッター>に入り政治家のつぶやきを楽しんでいます。しかし政治家のつぶやきは価値観が違うのでピンとこないことが多いようです。ところが親しい人々との会話で、意識してつぶやいてみたら、なんと私のつぶやきに軽やかに愛情をこめたつぶやきがかえってくるのを感じ驚いています。そのつぶやきのお陰で、ものすごく楽しい時間を過ごす事ができました。難しい会話も楽しいが、このさりげないつぶやきの軽快な会話の中に感じた友情というか、愛情というか、その感触から天国を感じたのです。素敵なつぶやきは人を元気にし、かつ生命を輝かせるツールかもしれないとも思いました。ツイッターというシステムを開発した人々に感謝。つぶやいて不幸になる人もいれば、つぶやいて幸福になる人もいる。森羅万象は全て解釈だなあ、とも思った。天国は案外身近なところにあるものだ。:<天国:300-5>:

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恩返し

2010年02月20日 | 第8章:心をのびやかにする方法
今から想うと若い頃は信じられないような苦労と努力をしていたなあ、と驚きますが、当時は苦労とは思っていない自分に、またまた驚きます。年金をいただく環境になりますと、何とも幸せを感じます。家もある、友達もいる、好きな仕事しかしない、太極拳も楽しい、趣味の本、好きな友人との談笑、生き甲斐支援のNPOの仕事、本当に私は幸せです。時々、政治や政府関係の仕事もしますが、若い時のような危険な仕事はもうしません。ある意味では日々天国なような気がします。テロリストも居ない日本(陰で活躍するその人々は沢山います)に感謝しています。こんなに幸せでいいのでしょうか?食べていけるお金で十分なので金銭の慾もありません。周囲には私を愛してくれる人々が沢山いますし、私もその人々を心から愛しています。私は何と幸せな時間を過ごしているのでしょう。私を大切にしてくださる人々に御恩返しをしよう。:<天国:300-4>:

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暖かい雰囲気から天国を推察する

2010年02月19日 | 第8章:心をのびやかにする方法
家族、職場、友人、恋人などとの暖かい雰囲気は人生で最高のオアシスでしょう。生きている喜びの一つがこの暖かい雰囲気ですが、この雰囲気のある場所に人々は集まります。確かに<あの世>の研究や思索は必要ですがこの世の<愛>が最高です。天国は愛そのものといわれていますから、生きている間に<愛とは何?>を楽しみながら考えていくと、まさにこの世で天国に遭遇します。愛する人との世界が天国だと言われても不満はありませんし、それで十分なような気がします。しかも永遠だそうです。:<天国:300-3>:

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お釈迦様が死んで天国にいったらキリストに会った!

2010年02月18日 | 第8章:心をのびやかにする方法
キリストが死んで天国に行ったらお釈迦様にあった、マホメット、孔子、その他の宗教の元祖がそれぞれあの世に行って、考えもしない神様に会ってしまった、この事を古代の哲学者は真剣に考えます。考えても分からない不可知論の分野ですが、人類は疑問に感じる諸問題をとことん考えるように出来ていますので、色々の本が、哲学が、考え方が生まれてきます。数千年の激論を経た結論めいた考え方は<どの宗教に生き抜いて天国に辿り着いても、その時は、そんな違いはもうどうでもいいように>なっているそうです。キリストがいてもお釈迦様がいても宗派がちがっていても、そんな事はもうどうでもよく、全ての人々が心底幸せな世界に生きている、と言われています。このあたりに関心のある方は是非下記の本をお読みください。世界宗教辞典(村上重良)、宗教学入門(脇本平也)、いづれも講談社学術文庫です。神のめぐみとは(J・ドージャ:ドン・ボスコ):<天国:300-2>:

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天国ってどんなところだろう?

2010年02月17日 | 第8章:心をのびやかにする方法
こればかりは死んでみないと分かりませんが、人類の先輩は最初から想像を逞しく、あれやこれやと思い描いてきました。<世界の地獄と極楽がわかる本:田中治郎著>という面白い本がPHP研究所から出版されていますが、世界的な宗教の描く天国と地獄の話が書いてあります。どれが本当か、それはそれぞれの責任において選ぶ権利があるのですが、死んだ時でなければ真実が分からない、というのも何だか寂しい話です。オックスフォード大学ではこのあたりの研究をしていたわけですが、比較宗教学という分野がその研究をします。あるかないかの真実は科学におまかせします。比較宗教学では<信じて見えてくるもの、見えなくなるもの>という宗教心理学の視点から研究します。しばらく天国について思索してみましょう。皆さまも生きている間に体験的に思索すると何かが見えてきます。
:<天国:300-1>:

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楽しい嘘は人々を幸せにする!

2010年02月16日 | 第8章:心をのびやかにする方法
もしこの世から嘘をつく事がなくなったら、どうなるでしょうか?全てを正直に語る、全て真実を語っていたら、たちまち戦争、暴力、復讐が始まるでしょう。沈黙をして語らず、という手もありますが、沈黙は何かそこにあるんだなあ、という印象を人々に与えます。罪のない嘘を軽やかに愉快に、嘘とわかるような言動が人々の生活に潤いを与えます。嘘について、あまりにも深刻に倫理道徳で裁くと暗い地球になりそうです。:<嘘:299-5>:

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ほら吹き大会

2010年02月15日 | 第8章:心をのびやかにする方法
日本の大学の頃、自分は何故、天下国家を論じるのはいいことだが、こんなにも進軍ラッパを吹く必要はないのではないかと悩みました。理想を語るのは青年らしいのですが、理想と現実の混濁は恥ずかしいことだ、と気付き大いに反省しました。たまたま文化祭で<ほら吹き大会>というのが目につき応募し壇上に上がりましたが、実に下らない小さなほらしか吹けず、ヤジが飛び、すぐニヤッと笑い壇上を降りました。友達が汗を拭いてくれましたが、優勝した学友は静かではありますが語る内容が実に壮大で天をつくような大ぼらでしたので金一封を貰い、その夜5-6人がお茶の水の飲み屋で御馳走になり意気盛んに解散しました。昭和33年頃の話です。楽しい青春の夜でした。:<嘘:299-4>:

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嘘つきをどう扱うか?

2010年02月14日 | 第8章:心をのびやかにする方法
嘘をつく傾向のある人は、心の奥底にとても辛いものがあります。例えば理想が高く、なかなかそこに到達出来ない場合とか恋人が欲しいのに、いなくて寂しい場合に、友達には遠くにいる恋人の話をすることで心を満たします。ですから嘘をつく人を軽蔑するのは哀しいことです。むしろああ、また大ぼらを吹いているなあ、とおもったら、とことんその嘘に乗ってあげて下さい。こちら側の財産、名誉、貞操、あらゆる利害得失に踏み込まれない限り、相手の嘘をとことん傾聴してあげるのです。嘘を言わざるを得ない人間は、相手が誠実に聞いていくと、段々と惨めになりもう嘘はやめよう、と思うようになります。嘘をつき、それが世の中に広く知れてくると人はどんどん没落していきますが、その体験を積まぬ限り、嘘の習慣は治りません。嘘を見抜く修行が一番大事です。うそつきは放置しておくに限ります。嘘をつくのは心の安定を図る為の重要な営みなので軽々しく罰したり攻撃したりすると、益々その人は虚像の中に生きる羽目になります。:<嘘:299-3>:

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