生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

自分は何処へ旅しているのだろう?:幸福な日々の為の自問自

2019年06月30日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
五感療法の一つに味覚療法と嗅覚療法があります。患者さんの中には、生まれてこのかた幸せだった感覚がありません、と嘆く人がいます。その話を否定するとすぐ怒り出し悲しそうな顔をします。さて私はチョコレートを口にすると、だんだんとトロリとした幸せな味が舌の世界に広がります、美しい薔薇の香りを静かに楽しむと、何とも言えない幸せな感覚になります。この話を機会をとらえて話し、五感療法の原理を素直に患者さんに語ります。味覚と嗅覚での<幸せ感>が人生を変えていきます。
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2019年06月29日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
夢なかばで死んでしまうのは残念です。病気がその一つですが、色々の不安感を解決せず放置しておくと、いらいらと怒りっぽくなる身体症状がでる段階は相当免疫力が低下しホルモンなどの内分泌もスムーズに出てきません。ですから不安感の原因を重要な問題点として意識化する必要があります。悔いのない人生とは何かという哲学をひとつだけは確実に方向性を持っておきましょう。その方向性がないと余計な不安感ばかりを整合性なく増長させ、免疫力を低下させていき、無駄なエネルギーを燃やす一日となります。

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2019年06月28日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
自分にとって、これは問題だなあ、と思いながら放置して生きていると他者から見て、責任感の無い人、だらしがない人と見られていくのをご存じでしょうか?本人は自分の問題だから、よけいな干渉だ、と思うでしょうが、人生で問題を回避していく傾向の人は信用されません。人はしっかり見抜いているものです。問題点は何かを意識化するには生き甲斐の心理学を勉強する必要があります。問題点のとり違い、下手な解釈をしていくと、人生を無駄にします。何が問題点かを意識する方法について5回に分けて解説していきます。

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2019年06月27日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
昔モスクワで胴体着陸の恐怖を味わいました。上空で30分ほど旋回しつつ燃料を捨てる飛行を続けたあと滑走路に突入しました。その間、機長が経過を説明したのですが死に際の悪い老人を沢山見ました。往生際の悪い人々を見るのは嫌なものでした。私の座席の右側の人は即死しましたが、そのとき、自分の死を哲学してきた自分を褒めながら突入していきました。私は混乱はしていましたが、静かに座席に座り神様にわが魂をゆだねロザリオを片手に突入した記憶があります。自分の魂が死後どうなるか、安心して死ねる考え方を確立しておけば怖いものはありません。

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2019年06月26日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
良心の呵責で神経症になり入院してくる人が沢山いました。原因を分析していくと、その九割以上は理想と現実のギャップが原因です。病的な理想と病的な解釈が病的なギャップであるストレスを生んでいるのです!例えば傍から見ると良い教師なのに本人は駄目な教師だと悩んでいます。この教師がどんな理想像を持っているか、どんな解釈をしているかを分析すると対応策が見えてきます。本人は自分が病的な良心の呵責をしている、とは気づいていません。自分のギャップをあぶり出してみましよう。自分の思い込みが見えてきます。
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2019年06月25日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
考えてもみない行動に出てしまう自分が怖い、さてどう対処すべきでしょう?神経症、精神病等ではなく、正常の場合でも、このケースはたくさんあります。恐怖の原型が関係はしていますが治療の目標をどこに置くかで早急に解決してきます。一つしかない貴重な自分の人生での<自己実現への道>を明確にすることです。悔いのない人生のあり方、方向が定まると、生活の時々の選択肢(迷い)は自然にその場で、必要な道が分かります。考えてもみない行動は迷いの多い時に発生するからです。
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2019年06月24日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
暴力を振るう男女の間柄、相手を軽蔑しあう男女の間柄、それでも愛の孤独感が恐ろしくて別れられない男女。古来から人は愛の孤独感を無意識に恐れて生きています。寂しい感じ、ひとりぼっち、この愛の欠落は人を狂わせます。人は魂と心と身体から構成されていますので、今、感じる孤独感は魂からのものか、心からのものか、身体からのものか、冷静に識別しましょう。臨終とともに身体から離脱していく私たちの持つ魂は愛そのもの、永遠に生きるもの、いつも私たちを温かく見守る知的生命体です。魂は人を孤独にしません。この魂が自分をいつも温かく見守っている事実を信じ、意識することが出来る人は愛の孤独を感じません。
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2019年06月23日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
親のお金で食べている30~50代の人々が増えていますが、何故でしょう?心の病を治療するのは難しいのですが、或事例では<一人で食べていける生活設計>を治療目標にしたおかげで、どんどん良くなつていったケースがあります。このように現代の日本社会では<食べていけるか、いけないか>と言う問いかけを笑う人々が増えています。これを笑う思想が30代になっても親に食べさせてもらいながら平然として反省しない人間が増えている原因の一つです。<食べて生き抜く努力>は人類発生以来の大問題なのでこの基本を人生の一番大きな問題として意識する必要があります。親に世話になるのは、大学まで。子供のころから、そのうち、放り出されても生きていける教育を受けている子供達は幸せ。

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2019年06月22日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
心理療法のコツの一つに<問題を徹底して意識化>してもらいます。避けて通れない事が歴然とした場合にこの手法を使います。この時点で、問題点の解釈において、健康な人と少々神経症的になっている人の解釈が違ってきます。心を病んでいると自殺の危険、症状の悪化がありますが、健康な人の場合は最悪の覚悟を決め堂々と避けずに問題にあたらせます。意思あるところに道あり、人は考えた通りの人間になる、求めよ、さらば与えられん、という人類の先輩が考え出した格言がぴたりとあたり、道が開けてきます。
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2019年06月21日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
理想、夢を追求する人生は楽しみとスリルに満ちています。そんな途上、いつのまにか色々の枝葉が無意識の内に団子のようについているのに気付きます。理想と夢を本気で実現化するにはその枝葉を捨てそぎ落とす勇気に最近気づきだしました。何を捨てればその夢が実現しやすいかは人により違います。私の場合は、ここ数年、自分の学友が、どんどん死んでいく現象に過剰反応をしていた自分が原因でした。学友の死を嘆き悲しむのは当然ですが、自分は元気なのですから、あえて自分を追い込む必要はないわけで、考えすぎの自分を反省している内に、自分は自分と割り切り、もとのように元気が出てきました。考えすぎの自分に気づかせてくれた人に感謝です。明るく元気に爽やかに生きようとする私を邪魔したもの、恐ろしい敵は自分の心の中にありました。今日の命に感謝です。
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2019年06月20日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
あっちにふらふら、こっちにふらふら、色々の男女を愛し離婚を繰り返す、このような現象を見ると何となく寂しくなります。人それぞれの人生と事情と背景を考えさせられます。さて、ひたすらに淡々と、明るく爽やかに一人の人を愛し続ける、神仏を愛し続ける、ひとつの職業を、学問を愛して、生涯を貫き通す、この極端な二つの事例のどちらを人は本当は好きなんだろう?徹底してひとつのことを愛し続けると、そこに大きな知恵と深い喜びと感動と勇気が湧いてきます。心から生涯愛せるものを持てた人は最高の幸せ。

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2019年06月19日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
理想、夢がないと人生はつまらないし、夢があると現実とのギャップからストレスが生まれ、めんどくさくなります。めんどうくさい、と思えば、もう人生は活気もなくなり、だらだらした感じになります。他者との関係では<イエス、ノー>を柔らかく明確に表現しつつ生き抜く必要がありますが、和を大切にする日本社会では、このイエス、ノーの表現いかんで、冷たい人、と診断され、生きにくくなります。ああ、めどうくさい、と言う問題こそ、私たちの宝物で、この宝物を捨てるか、拾って誠実に処理するかで運命が激変していくようです。
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2019年06月18日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
自分の人生に起きてくる問題を逃避した方が良い場合と悪い場合があります。人はそれぞれ、その判断をしながら生き抜いているのですが、悔いのない幸せな日々を送る為に、逃避と戦いについて、少々考えてみましょう。自己分析上、注目すべき点は、平素感じている<不安感>の取り扱い方法です。日々明るく元気に希望に満ちていれば、考える必要はありませんが、日々、楽しくない場合は、何故生きる事が楽しくないのか、を考えねばなりません。人生が楽しくない人は、戦う喜びを知らない人々です。何を逃げているのか、を数回に分けて思索していきます。

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2019年06月17日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
自分が死んだらどうなるのか?魂はあるのか、ないのか、天国や地獄って、本当にあるのか、難しい哲学書はあるのですが、本当のところ、死んでみないとわかりません。死んでみないと分からない、と勉強会でいいますと、講師の信用はなくなりそうですが、世界にある名作は、色々のことを書いていますが、本人が天国からもどってきた人間ではありませんから、心の中では、ふん、とおもっているのもまた真実です。こんな疑問を人類は誕生以来、思索している証拠にギリシャ神話や聖書等、数千年、愛読され続けています。現代人も、必死で思索し、この自問自答に納得しようと努力しているわけです。面白いことに、比較文化論と比較宗教学に基づいた心理療法という学問分野もあるのですが、そこでは「信じて見えてくるもの、信じてみえなくなるもの」という研究があります。神の存在、魂の存在は科学者にお任せしてはいますが、人間は何故か、信じると見えてくるものも、確かにあります。見えてきて納得しますと、もう、いちいち人には言いません。安心して息を引き取る人も沢山います。あの世があるかどうかは、信じる道以外、ないようです。ここに人生の難しさ、面白さ、単純さがあるようです。信じる者は救われれるようです。
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自分は何処へ旅しているのだろう?:幸福な日々の為の自問自

2019年06月16日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
体験の解釈を変える事で、日常生活での感情を相当変化させることが出来ます。重要なことですが、何となく人々を不安にする新聞、テレビ情報を日々、どう解釈するか、その解釈の視点が自分はどうなっているかを再確認してみましょう。意識していませんが、ほとんどの人が新聞、テレビの情報で不安感を支配されています。暗い気分にさせられ大切な自分の人生の平安感をマスコミに支配されています。この人間心理を巧みに応用したのがナチスですが、現代でも冷静に分析すると大きな国が世論を支配しているにが分ります。世論操作をするその政権のスタッフには優秀な深層心理学者が居ることを知っておきましょう。ダライラマ14世、中国の香港での動向を見ていて下さい。誰が一番世論支配しているかが、手にとるように分かります。
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