生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

自分が怖い人

2008年03月31日 | 第3章:心を健全にする目のつけどころ
考えてもみない行動に出てしまう自分が怖い、さてどう対処すべきでしょう?神経症、精神病等ではなく、正常の場合でも、このケースはたくさんあります。恐怖の原型が関係はしていますが治療の目標をどこに置くかで早急に解決してきます。一つしかない貴重な自分の人生での<自己実現への道>を明確にすることです。悔いのない人生のあり方、方向が定まると、生活の時々の選択肢(迷い)は自然にその場で、必要な道が分かります。考えてもみない行動は迷いの多い時に発生するからです。:<恐怖の原型:127-3>:
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それでも愛が欲しい!

2008年03月30日 | 第3章:心を健全にする目のつけどころ
暴力を振るう男女の間柄、相手を軽蔑しあう男女の間柄、それでも愛の孤独感が恐ろしくて別れられない男女。古来から人は愛の孤独感を無意識に恐れて生きています。寂しい感じ、ひとりぼっち、この愛の欠落は人を狂わせます。人は魂と心と身体から構成されていますので、今、感じる孤独感は魂からのものか、心からのものか、身体からのものか、冷静に識別しましょう。臨終とともに身体から離脱していく私たちの持つ魂は愛そのもの、永遠に生きるもの、いつも私たちを温かく見守る知的生命体です。魂は人を孤独にしません。この魂が自分をいつも温かく見守っている事実を信じ、意識することが出来る人は愛の孤独を感じません。:<恐怖の原型:127-2>:
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食べるものがない恐怖!

2008年03月29日 | 第3章:心を健全にする目のつけどころ
親のお金で食べている30代の人々が増えていますが、何故でしょう?心の病を治療するのは難しいのですが、或事例では<一人で食べていける生活設計>を治療目標にしたおかげで、どんどん良くなつていったケースがあります。このように現代の日本社会では<食べていけるか、いけないか>と言う問いかけを笑う人々が増えています。これを笑う思想が30代になっても親に食べさせてもらいながら平然として反省しない人間が増えている原因の一つです。<食べて生き抜く努力>は人類発生以来の大問題なのでこの基本を人生の一番大きな問題として意識する必要があります。:<恐怖の原型:127-1>:
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問題を恐れずに意識化する!

2008年03月28日 | 第3章:心を健全にする目のつけどころ
心理療法のコツの一つに<問題を徹底して意識化>してもらいます。避けて通れない事が歴然とした場合にこの手法を使います。この時点で、問題点の解釈において、健康な人と少々神経症的になっている人の解釈が違ってきます。心を病んでいると自殺の危険、症状の悪化がありますが、健康な人の場合は最悪の覚悟を決め堂々と避けずに問題にあたらせます。意思あるところに道あり、人は考えた通りの人間になる、求めよ、さらば与えられん、という人類の先輩が考え出した格言がぴたりとあたり、道が開けてきます。:<以和為貴:126-5>:
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何を捨てると幸せを掴めるか?

2008年03月27日 | 第3章:心を健全にする目のつけどころ
理想、夢を追求する人生は楽しみとスリルに満ちています。そんな途上、いつのまにか色々の枝葉が無意識の内に団子のようについているのに気付きます。理想と夢を本気で実現化するにはその枝葉を捨てそぎ落とす勇気に最近気づきだしました。何を捨てればその夢が実現しやすいかは人により違います。私の場合は自分の年齢を配慮する意識がその枝葉でした。生涯現役で頑張ろう!<以和為貴:126-4>:
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永遠の愛

2008年03月26日 | 第3章:心を健全にする目のつけどころ
あっちにふらふら、こっちにふらふら、色々の男女を愛し離婚を繰り返す、このような現象を見ると何となく寂しくなります。人それぞれの人生と事情と背景を考えさせられます。さて、ひたすらに淡々と、明るく爽やかに一人の人を愛し続ける、神仏を愛し続ける、ひとつの職業を、学問を愛して、生涯を貫き通す、この極端な二つの事例のどちらを人は本当は好きなんだろう?徹底してひとつのことを愛し続けると、そこに大きな知恵と深い喜びと感動と勇気が湧いてきます。心から生涯愛せるものを持てた人は最高の幸せ。:<以和為貴:126-3>:
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<ああ、めんどくさい!>と言う意識が人生の別れ道

2008年03月25日 | 第3章:心を健全にする目のつけどころ
理想、夢がないと人生はつまらないし、夢があると現実とのギャップからストレスが生まれ、めんどくさくなります。めんどうくさい、と思えば、もう人生は活気もなくなり、だらだらした感じになります。他者との関係では<イエス、ノー>を柔らかく明確に表現しつつ生き抜く必要がありますが、和を大切にする日本社会では、このイエス、ノーの表現いかんで、冷たい人、と診断され、生きにくくなります。ああ、めどうくさい、と言う問題こそ、私たちの宝物で、この宝物を捨てるか、拾って誠実に処理するかで運命が激変していくようです。:<以和為貴:126-2>:
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逃げるべきか、戦うべきか?

2008年03月24日 | 第3章:心を健全にする目のつけどころ
自分の人生に起きてくる問題を逃避した方が良い場合と悪い場合があります。人はそれぞれ、その判断をしながら生き抜いているのですが、悔いのない幸せな日々を送る為に、逃避と戦いについて、少々考えてみましょう。自己分析上、注目すべき点は、平素感じている<不安感>の取り扱い方法です。日々明るく元気に希望に満ちていれば、考える必要はありませんが、日々、楽しくない場合は、何故生き抜く事が楽しくないのか、を考えねばなりません。人生が楽しく無い人は、戦う喜びを知らない人々です。何を逃げているのか、を数回に分けて思索していきます。:<以和為貴:126-1>:
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毎日が復活祭!

2008年03月23日 | 第3章:心を健全にする目のつけどころ
今日はキリストの復活を記念し世界中でミサが行われます。クリスマス以上に重要な祭典です。考えてみると私はいつの間にかこう思いながら生活していたようです。洗礼を受けた後でしたが、その内に死んでしまう人の命が切なくて、欧米の大学研究室で色々の宗教の魂論を研究し、最後に<りキリストの復活>を信じて安心した経験があります。私は今でも寝るときが自分の死、目が覚める時が自分の復活と思い込ませて生きているようです。本当の自分の死と復活がどうなるか楽しみです。:<地獄と天国:125-5>:
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不安感から平安感へ!

2008年03月22日 | 第3章:心を健全にする目のつけどころ
体験の解釈を変える事で、日常生活での感情を相当変化させることが出来ます。重要なことですが、何となく人々を不安にする新聞、テレビ情報を日々、どう解釈するか、その解釈の視点が自分はどうなっているかを再確認してみましょう。意識していませんが、ほとんどの人が新聞、テレビの情報で不安感を支配されています。暗い気分にさせられ大切な自分の人生の平安感をマスコミに支配されています。この人間心理を巧みに応用したのがナチスですが、現代でも冷静に分析すると大きな国が世論を支配しているにが分ります。世論操作をするその政権のスタッフには優秀な深層心理学者が居ることを知っておきましょう。ダライラマ14世、中国のオリンピックの動向を見ていて下さい。誰が一番世論支配しているかが、手にとるように分かります。:<天国と地獄:125-4>:
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愛の地獄と愛の天国の違いは?

2008年03月21日 | 第3章:心を健全にする目のつけどころ
古代からの大問題を4-5行で表現するのをお許し下さい。心理療法で<愛の孤独感>で自殺しようとする患者さんへの治療はプラトンや哲学者の愛の理論ではなく、その患者さんが愛と感じる領域での愛をあぶり出して対応します。私がこの考え方が愛です、と断言しても患者さんがそう思わなければ治療になりません。愛を感じる世界は3つあります。魂から感じる愛、心(生育史の価値観)から感じる愛、身体から感じる愛の3つです。この3つの愛は全て関連していますが、その時々の愛の孤独感の直接の原因は必ずそのうちの一つが突出していますので、この場合はどれかなあ、と識別すると、対策に気付きます。:<天国と地獄:125-3>:

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この世は天国か地獄か?

2008年03月20日 | 第3章:心を健全にする目のつけどころ
身体は健康で働いている人々の中にも、この世は地獄だ、と断言する人にたまにお会いします。辛いこと、哀しい事、色々あるけれども、この世は何と楽しいことか、と生きる喜びに輝いている人もいます。この違いは森羅万象をどう解釈するかで地獄ともなり天国ともなっています。解釈の方法の問題です。特に身近に心の友、互いに大切にしあう人が居ない場合は、生き甲斐を感じません。私は愛の無い世界を地獄と定義しています。生き甲斐の心理学の楽しいところは、森羅万象の解釈から人々を天国(愛の世界、友情の世界)に導くところでしょう。:<天国と地獄:125-2>:

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人嫌いと人間大好きな人

2008年03月19日 | 第3章:心を健全にする目のつけどころ
サービス業と言われている職業、ホテルマンとか、旅行業、銀行の窓口で接する人々を見ていると、ああ、不幸な人だなあ、と心を痛めることがあります。人嫌いか、人間大好きか、すぐわかるからです。彼らにとって嫌なお客が来たとしても、人間嫌いな思想の持主と人間大好きな思想の持主とでは、その対応が違っています。さて人間嫌いか人間大好きかの思想がその人の日々を天国か、地獄か、そのどちらかに追い込んでいきます。5回にわたり日々の生活が天国か、地獄か、その意識の根源を探ります。:<天国と地獄:125ー1>:
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どの愛が信じられるか?

2008年03月18日 | 第3章:心を健全にする目のつけどころ
誠実で素晴らしい人々が皆様を愛してくれています。就職、結婚、重要な選択肢、そのような場面で、どの助言、愛を信じるべきか、迷うのが人生です。善意の先輩、友人なだけに助言受容に際して迷います。最後は自分の自由意思で一つを選択するのが悔いのない人生です。さて、その前に、自分の心の中にある数個の選択肢を具体的に意識化し言語化しておく必要があります。選択の基準は<べき>でなく<したい>を重視する事が重要で、そうしないと後で悔いを残します。自己実現、悔いのない道とは<べき>でなく<したい>道。好きこそ物の上手なり。:<善悪の基準:124-5>:

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願望が真実を曇らせる!

2008年03月17日 | 第3章:心を健全にする目のつけどころ
気持ちはわかりますが、こうあって欲しいという願望が、真実を曇らせ、現実吟味力をマヒさせられ、ひたすら悲劇への道を歩んでいく人を見ると、哀しくなります。知人友人の中にも、自分の願望と違うことを誰かが言うと、ひたすら否定しようとする現象がそれです。真実とは何か、難しい領域でもありますが、現実の解釈を捻じ曲げると益々悲劇的な現象が起きてきます。ひとりよがり、思い込みは誰もがおちいる現象ですが、何が真実なのかを識別する作業は難しい。それだけに愛と許しの雰囲気の中で、何が真実かを相手に言いきる重要性をますます感じます。:<善悪の基準:124-4>:

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