テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

ファズフェイスは『バイアス調整』出来るんだよ~(^O^)/

2015年05月02日 | 日記
早いもので5月なのだ

読者の皆さんはどんなご予定だろうか?

「俺は一年中パソコンの前だけど・・何か?」

という方も多いと思う


総じて私の読者の多くは『家遊び』が好きな方が多いように感じられる

不思議な事に私のブログは巷の連休にあまり影響を受けないのだ

読者の皆さんと私の時間軸が一致している事が何より良い事だと思う

若い頃は連休にあえて身を投じていたが・・・

そんな記憶も遠い昔なのだ

現在は自宅でゆっくりと時間を過ごすことが最高の幸せになっているのだ

連休に出かけないという選択があっても良いと思う

如何だろうか?


音源などを発信できたら良いなぁ・・と思っているのだ






話は変わるが・・・

愛用のファズフェイスミニを『自分好み』に調整してみたのだ



小型のファズは色々と進化しているのだ


シールドのIN&OUTの方向の見直し、アダプターの使用、LEDランプ、ボディサイズの小型化など・・

エフェクターボードにセットする事を想定した改良なのだ

ファズを敬遠している層の取り込みも考慮しているように感じられる


ファズが扱い難と言われる理由の一つに『音色』が挙げられる

私のような変人?にとってはファズの独特の質感が合うのだ

歪みがキレイなディストーションやオーバードライブでは満足できないのだ


まぁ、音に『正解』というものはない

自分が好きだと思った音が一番なのだ


状態の悪いファズはゲインを最大にした音が痛いのだ

”使えない音・・”ともいえる

暴れ過ぎるのだ


”ノイズを味方に付ける・・”

という考えもあるが・・


常時ONという使い方には向かない


まぁ、ゲインを少し絞る事で解決できるが・・

同時にファズの『美味しい部分』もスポイルする事になるのだ

ファズの基本的な考え方に


”すべてを最大値に・・・”

という事がいえる


ギターもエフェクターもツマミ類はすべてMAXに設定する

この状態で使える音に調整するのが一番なのだ


調整といっても多くのファズはユーザーに弄る部分は無い

そのまま使うしかないのだ


ファズの質感を決めるのはコンデンサーのバランス調整なのだ

所謂、『バイアス調整』なのだ


実はミニになってこれが簡単に出来るようになったのだ




青丸で囲んだ部分に注目していただきたい




拡大図をもう一枚・・・



このネジをドライバーで回すだけと簡単なのだ


実際に音を出しながら調整していくのだ


問題は『デフォルトの状態』なのだ

謳い文句では

”万人向けに調整済・・”

となっている


メーカーでもこの部分を弄る事を推奨はしていない


先に述べたツマミが最大値の状態の音が暴れ過ぎるファズの多くはコンデンサーのバランスが崩れているのだ

余談だが・・

真空管アンプでも音の良し悪しを決めるのがバイアス調整なのだ

ちなみに真空管を複数用いたアンプという事になる

私が愛用するVOXアンプのように真空管がシングルの場合には不要な作業なのだ


何かと音のベンチマークに掲げられるジミヘンだが・・・

使用機材の多くに手が加えられていたという説が有力なのだ


ロジャーメイヤーというエンジニアが関わっていた

この時のノウハウを活かし後にブランドを立ち上げたのだ


ジミが使用するファズも手が加えられていたらしい

構造がシンプルなだけに考えられる事は二つなのだ

パーツの交換とバイアス調整なのだ


ジミヘンの音は常に抜けている

つまり音抜けが良い傾向が見られる


私も実際に音を確認しながら調整したのだ



こんな時に便利なのが電池駆動のピグノーズなのだ



ちなみに一回も交換していない

いまだ十分に大きな音が出るのだ

この手の電池駆動の製品は少し電池が枯れた頃に美味しい音が出るという事なのだ


バイアス調整のネジは真ん中辺りにセットされていた

まさに万人向け・・という感じなのだ


中央から左に回すと音の伸びが無くなり『ブチブチ感』が強調されるのだ

音楽的ではないが・・飛び道具的に魅力的な音なのだ

巷にはファズフェイスの派生モデルが多い

その一つが有名な『ファズファクトリー』なのだ



ファズフェイスのコピーに失敗して生まれたというエピソードがある

いわゆるこの『ブチブチ感』が特徴のエフェクターなのだ


コンデンサーのバイアス調整の失敗から生まれた音なのだ

ファズフェイスミニもバイアス調整でそんなギミック的な音が出せるのだ


中央から右側に回していくと歪みに上品さが加わるような印象なのだ

音楽的なファズに変化していくような感じなのだ


最終的に右一杯に回し切ると複音でのコード感が強調される

和音のリフでも使えるような音になる

この音がファズではないという人もいると思うが・・・


ディストーションほど上品ではない

キメが細かいオーバードライブとは程遠い・・


右一杯で歪みを整えてもファズ特有の音はしっかりと残っているのだ

所謂、低音弦を弾いた時にボワッとした独特の質感が感じられる


やはりファズなのだ


個人的にはジミヘンのファズに近付いたという印象を受けるのだ

私のファズはジミのファズのコピーモデルではないが・・・

先に述べたようにジミの機材は大半が改造を施されたものだという事実があるのだ


ルックスが同じでも中身が微妙に異なる事も多いという事なのだ

自分の耳を信じて音を追い込む方が良いと思う


憧れのギタリストを同じ機材を購入するだけに満足してしまう人も多いが・・


今回のバイアス調整は成功だった

少なくともピグノーズでは別物?と思わせるほど自分好みに音が変化したのだ


時間の都合上、真空管アンプやマルチとのマッチングはテストしていない

「音源を作ってからブログを書くかな・・?」

とも思ったのだが・・


先行してブログを更新したのだ


音源無しの状態で豪語するのも何だが・・・

かなり期待してお持ちいただきたい


ファズの音が生まれ変わったのだ

弾いていて気持ち良い!

これ大事!


GWは遠出の予定はないのだ

家族は旅行の予定だが私は愛犬と留守番する事になっているのだ

自由な時間を満喫するのだ


第一弾としてスタジオで遊ぶ予定なのだ

スタジオ音源もお届けできたら良いなぁ・・とも思っているのだ






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