テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

ヤマハの古いギター改造計画・・第三弾!

2017年01月21日 | 日記
昨日はオーディオインターフェイスの復旧第一弾という事で音源をお届けできたのだ

音が無いギターブログは魅力も半減してしまう

・・というか説得力に欠けるのだ


音源や動画が無いブログは多々あるが・・

画像も貼り付けないという猛者?もいるのだ

まぁ、他人の事などどうでも良いが・・・


”読者に伝える・・”

というコンセプトに欠けるギターブログは芯がブレブレなのだ

時間のムダだと思う


昨日のブログの集計結果なのだ

『珍しい色』のレスポールと共に・・



迷彩柄のレスポールなのだ


どの辺りの層に向けて発信しているレスポールか?は不明だが・・

このチャレンジ精神は好きなのだ

意外にオジサンのハートを射止めるかも?


最初の一本ではないが・・

三本目くらいにはインパクトがあって良いと思う


私の年代は戦車などのミリタリー物が好きなのだ


良くも悪くもギブソンとフェンダーが世界に発信しているのだ

その影響力は今も昔も多大である事に変わりは無い


ヤマハの古いギターを抱えたおじさんのギターの仕上がりが楽しみなのだ

残念ながらおじさんがブログで画像を報告する事はない

「ギター改造したのな メチャカッコいいわ~」

「ビグスビーって良くね? アームで遊ぶわ~」

という感じになると思う


おじさんはブログ好きにも関わらず消極的なのだ

「俺のブログなんか誰も読んでね~だろ?」

というのが口癖になっている


楽器店のお兄さん達は内心で思っているのだ

『だったら・・ブログなんか止めたら?』

という感じだろうか?


おじさんが唾を吐きながら夢中で喋っている顔を冷ややかに見つめているのだ

私は双方の顔を交互に眺めているのだ


実は私はおじさんのブログのファン?なのだ

おじさんのブログから学ぶ事は何もない

それでも足繁く通ってしまうのだ


おじさんのギターには興味がないが・・

おじさんの『ギター愛』には興味がある


古いギターに何故にそこまで執着するのか?

その心理に迫りたい


結論から先に述べれば・・

単なる『変わり者』だという事で着地する


しかしながら、実際に購入に至る人々の心情はそんなに簡単なものでもないようだ

経済的な理由から中古に選択肢を求める層がいるのも確かなのだ

金額を抑えたギブソンなどがダメだという事を知っているのだ

何故だか知識だけは豊富だったりするのもこの層なのだ


数十年前の日本のメーカーは『コピーの時代』だった

どのメーカーも次に続けとばかりにコピーに明け暮れていた時期がある

そこは日本人の器用さなのだ


本家よりも精度が高いギターを次々に世に送り出した

興味ある方はネットで検索していただきたい


そんな日本のメーカーに危機感を抱いた本家がコピーギターの製造中止を申し入れてきた

「コピー作っちゃダメ~」


本家に許可されたメーカーのみがコピーを作る事を許された

ギブソンならばエピフォンという事なる


エピフォンは初心者向けギターという印象が強いが・・

当時はギブソンとライバル関係にある一流メーカーだった

ジョンレノンなども『カジノ』という伝説のギターを使っている

エピフォンは名曲作りに貢献したのだ


エピフォンも器用なメーカーなのだ

低価格で本家のソックリさんを作り出した

色々な流れで日本で生産していた時代もある

「安く作ってんじゃね~よ」

とまたまた本家が怒ってしまったのだ


そんな流れからあの『伝説のヘッド』が完成したのだ

申し訳ないが・・

少し格好悪いのだ


楽器店のお兄さんたちは売り口上でこんな事を言う

「あのヘッドって好みですよね・・好きな人は結構多いですよ」

本当だろうか?


読者の皆さんはご自分のギターのヘッドの改造を考えた事はないだろうか?

「ネットに改造とかしている人いないかな?」

そんな流れから当ブログに行き当たったという方も多いと思う


過去にヘッドに加工を加えた事がある

特に意味はない

中古ギター故に切ったり貼ったりの実験材料になってしまったのだ

最終的にボディまで削った

徹底的に削った事で見えてきたものがある

これ以上は書かないが・・・


日本のメーカーは器用なのだ

さらにピックアップが早い


当時は家族で経営しているようなメーカーが多数存在した

量産は出来ないが小回りがきくのだ


”コピーが禁止なら独自のギターを作ろう・・”

大手のヤマハも方向転換を余儀なくされたのだ


ギター界における歴史的な転換期なのだ

そんな流れで生まれたギターがSGシリーズなのだ




日本では高中正義氏が使った事で大ブレークした

日本武道館の『虹伝説』は伝説のライブなのだ

氏の活動のピークだったと記憶している


画像でお分かりのように非常にレスポールに似ている

ピックアップのレイアウト、ボディ材、その他の構造・・・

何処から見てもレスポールなのだ


この辺りは特に問題なかったようだ


海外ではいち早くサンタナが導入した

サンタナが使った事で世界的なギターに昇華したのだ


ポールリードもサンタナが使った事で一流メーカーになった経緯がある

これは創設者のポール氏も求めているのだ

「サンタナが使ってくれた事に歴史的な何かを感じたよ」


超一流の影響力は計り知れない

クラプトンも然りなのだ


クラプトンがレスポールとマーシャルを組み合わせれば・・

皆がそれを真似た

クラプトンがストラトに持ち替えると一気にストラトがブームになった


一時、下向きだったアコギもクラプトンのお陰で持ち直したのだ

世のエレキ弾きがアコギを買った『瞬間』なのだ

当時の私はその凄さを理解していなかった


いずれにしてもプロはすべてのギター弾きの『ベンチマーク』になる

一朝一夕では成し得ない


それまでの活動や歴史があってこそなのだ


話をSGに戻そう・・

このギターは売れに売れたのだ


サンタナや高中氏のギターはフラッグシップモデルなのだ

ギター小僧には高くて手が出せないギターだった


後にリーズナブルなモデルを投入する流れになる

ユーザー思いの発想も日本のメーカーらしい


本家は下に降りてこない

安いモデルなど作らない


最近はギブソンもフェンダーも少し考え方が変わってきた

正直な話、当時ようには売れないのだと思う


学生でも手が届くような価格のギターを投入しているのだ


カスタムショップ製のギターはどんどんと値上がりし・・

一方で低価格帯のギターはどんどんと値を下げている


値上げ、値下げという表現ではない

『価格設定』の話なのだ


10万円で新品のギブソンが買える時代なのだ

ネットではなく、実物をご自分の目で確認していただきたい


ギターの価値と値段の関係はネットを100万回検索しても理解できない

部屋から一歩も出る事なく、パソコンとスマホの2丁拳銃で検索している人も多いようだ


市場の動向などを逐一チェックしても意味がない

如何だろうか?


SGシリーズにエントリーモデルを投入するもあまり売れなかったのだ

値段を下げた分、材やパーツがチープになった

その辺りには日本のギター弾きはシビアなのだ


”お金は出したくないが・・安っぽいのも嫌・・”


海外のメーカーが煙たく感じている部分なのだ

「面倒臭いな・・ 日本人は・・」

「黙って弾いてればいいんだよ・・」


最近の私はそんな考え方に賛同できるようになってきた

出音と弾き心地は別物なのだ

これ以上、ここで書く必要もないと思う


欲しい人、買いたい人だけが買えばよい

お金を払った人だけが味わえる幸せが其処にあるのだ


人生は短い、

たかが数十万円の蓄えなど微々たるものなのだ

むしろ、思い切ってそのお金を使い明日の活力に繋げた方が幸せなれる


会社員は仕事を頑張り、学生さんは勉強に精を出す

そんな魅力が本家のギターにはある

特にギブソンは私にとっては別格なのだ


脱線してしまった・・・


SGの低迷(低価格帯のギター)の起爆剤として投入されたのがオジサンのギターなのだ



SGもコンター加工やボディの形状など弾き易さを追求したギターだった

このギターはさらにそれを推し進めた形がコンセプトなのだ


当時ライバル関係にあったストラトをイメージしているのは誰にでも分かる


ヤマハのギターは私も数多く所有してきた

現在は一本も手元にないが・・・

記憶は残っている


良い部分も多いメーカーだが・・

ダメな部分もある

『遊び心』が足りないのだ


時代的に斬新さが受け入れられたかは知らないが・・

このデザインは無いと思う


当時、リアルタイムでこのギターを見たのだ

「地味なギターだなぁ・・・」

という印象だけが残っているのだ


お茶の水の楽器店でガラスケースの中に陳列されていた
ギブソンのようなオーラが微塵も感じられなかった

ギターは楽器でありつつも『夢』を与えるものでなくてはダメなのだ


読者の皆さんはご自分のギターにワクワク感を感じているだろうか?

長年連れ添った空気のような存在の女房にはドキドキしない

それはそれで『日常使い』としては良いと思う

「ドラッグストアで買い物しといて・・・」

「それと銀行に行って欲しい用事があるんだよね」

こんな日常を恋人には頼まない

「今夜はどこに行く? 良い店があるんだよね」

「今夜は良い時間が過ごせそうだね・・」


ヤマハのこのギターは良くも悪くも『古女房』なのだ

悪い部分も見当たらないが・・良い部分も見当たらない

ここ最近、何本も弾いてみたのだ


音楽的な立ち位置も見えてこない

少なくとも私には不要なギターなのだ


このモデルも『混迷』を極めた

ヤマハの悪い癖は『テコ入れ』なのだ


価格を下げてみたり、材を変更してみたり、ピックガードを付けてみたり・・

手を変え品を変え・・なのだ


もっと自信を持って良いのだ


商売の事は良く分からないが・・・


上級者から初心者までを満遍なく取り込む事は不可能なのだ

これは他のメーカーにもいえる


最近になって数十年ぶりにヤマハが新製品を投入した

シリーズのギターを何本か弾いてみた

特に決めたギターがない場合、このギターを買っておけば幸せになれる

そんなギターの登場なのだ


しかしながら、機になる点もある

それは価格帯の幅なのだ


やはりビギナーから上級者までを網羅しようとする姿勢がチラホラなのだ

かつてユニクロがこの戦略で失敗しているのだ

高齢者にまでフリースを訴求した事で若者が離れていった


ギターにもそういう考えが当てはまる

「初心者が使っているなら・・俺、買わないわ」


実際のところ、材やパーツは別物だが・・

見た目はソックリなのだ


低価格帯のギターを買った人は嬉しいのだ

これは車にもいえるのだ


同じ骨組みで価格帯の異なる車を作る

価格帯を広げる事で販売側は楽になる

その一方で最も売りたい高価格帯が売れなくなる


メーカーはトップグレードを購入する人の『プライド』を考えた方が良い


ギブソンやフェンダーの『カスタムショップ』はある意味で成功しているのだ

価格帯が上がれば上がるほどに喜ぶユーザーがいるのも確かなのだ


”他人が買えないギター・・・”

という部分に魅力を感じるという・・・

ギターに150万円出せる人は少ない


プロは別なのだ


庶民にとっては高いギターも高額所得者にとっては安い買い物に映る


こんな価格帯のギターに飛びつくのも日本人なのだ

銀座辺りには所狭しとブランドショップが軒を連ねている

ここまだえブランドショップが多い国はない


ギターも同様なのだ


”日本限定200本・・”

日本人は良い客であり特別な存在なのだ



実は中古市場でも日本人は『独特の動き』をする

海外にも中古マニアはいるが・・

あくまで道具といて捉えているようだ

骨董品ではない


日本の場合、不動品、現状渡しでも売れるのだ

摩訶不思議な人種なのだ



何故だか・

無改造を好む


海外では必要があれば59レスポールでも改造するそうだ

ネックが薄く削られたレスポールもヴィンテージは多いという

塗り替えられた個体も多い

ピックアップの改造も日常なのだ

特に道具として使うプロの世界では『自分好みのギター』が目標になる


楽器店などでもプロの使用ギターを紹介した書籍が多数販売されている



購入してみては如何だろうか?

ギターが道具であるという事が実感できると思う


おじさんのギターをトリッキーに改造してみた

こんなギターは如何だろうか?




実際のギターでは『大手術』だが・・

パソコンのフォトレタッチソフトは簡単なのだ


イメージは『小象』なのだ



『1ボリューム仕様』で男らしく弾く!


本日はこれからスポーツジムでテニスを楽しむ予定なのだ

「うりやぁ~ 先生~ 玉を受け止めて~」



という感じで汗を流すのだ





この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ギブソンレスポールの音は独... | トップ | ヤマハの古いギターを抱えた... »
最新の画像もっと見る

日記」カテゴリの最新記事