テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

ギブソンレスポールでメタル風に弾いてみた

2017年07月19日 | 日記
ここ最近はロック色が強くなっているのだ

速弾きもその一環なのだ


”人間は巡る・・”

という事を実感しているのだ


以前はブルースに傾倒していた

ブルース系の枯れたクランチサウンドを知るほどに
メタル系のドンシャリサウンドが稚拙に感じられたのも事実なのだ


この表現が適切かは分からないが・・


”ロック=若者・・”

という図式が私の頭の中にできあがっていたのだ


2009年頃に音楽ソフトを導入した事を思い出す

その当時もすでに『おじさん』であったが・・

少なくとも今よりは若いのだ


パソコンで音楽が作れるという事実に感動しハマっていた時期でもある

その頃の私には引き出しが少なかった

メインは得意とするロック系なのだ

とにかく、ロックを量産していた時期があるのだ


そんな私もここ数年はロックから離れていたのだ



ここ最近は何故だか『歪んだ音』に魅力を感じるようになってきた

GT-001などでもパッチリストから音色を選ぶ事も多い

「ハードなロック向けの音ってどんな?」


GT-001は便利なのだ

バッキングとリードの音が一個のパッチに用意されている事も多い

今回の音源がそんな感じなのだ


もちろんバッキングとリードで異なるアンプを使うのもありだと思うが・・

統一感という意味では同じアンプを使う方が好ましい


マルチをお使いの方は色々と試してみると良いと思う


現在はロックに特化したギターを持っていない

過去にはアイバニーズやアリアなどオープンタイプのハムを搭載したギターを何本か使っていた

速弾きもし易く、歪み系のエフェクターとの相性も良い

まさにロックの為のギターだった


現在はギブソンレスポールとフェンダーストラト、お馴染みのZO-3ギターなのだ

実は三本の中で最もロック色が強いギターはZO-3だったりするのだ


安ギター特有の『ハイパワー系ピックアップ』によるところが大きい

しかもネックが短いのでグリグリし易いのだ


サンプル的な音源作りや遊び、簡易セッションには十分なのだ

しかしながら、本格的な音楽制作には使いたくないと思ってしまう


そんなこんなでレスポールとストラトですべてのジャンルをカバーするのを『目標』としているのだ

今回の音源はそんな試みの第一弾という感じなのだ


音楽ソフトは旧パソコンに入っていたが・・

ご無沙汰だったことも事実なのだ


画面の一面に広がる『黒い斑点』はストレスの何物でもない

部分的に文字が読めないほどなのだ

その都度、画面を移動するというストレスを抱えていた

「何か面倒臭くなってきた・・」

これがソフトを使わなくなった理由なのだ


それ故にBR-80などをメインに使っていたのだ

それはそれで使いこなしという点においては大いに勉強になった


凝り性の私の性格故にハード系を普通の人のレベルを超えるのだ

読者の皆さんにもそれなりに影響を与えたという自負もあるのだ


実際にBR-80やZOOM R-8などを購入した方もいるのではないだろうか?

時に他人を真似、それに乗ってみるのも一考なのだ


私が良く知るおじさんはとにかく自我が強い、強すぎるのだ

自分以外に何者も信じないという頑な性格なのだ


それ故に視野を狭くしているのだ

おじさんもギターを弾き、それっぽい音楽を作っているが・・

斬新さや成長の跡がまったく見られないという・・


おじさんは加齢だと思っているようだが・・

実は性格だったりするのだ


趣味を楽しむには柔軟な姿勢や性格が大事なのだ

「それって楽しそうじゃない?」

「僕も買ってみようかな?」

となる人が正しい


話をギターに戻そう・・・

ストラトにも疑似ハムというモードが備わっているが・・

やはり、本物のハムほどのパワーはない

それを個性として私は使っているのだ


むしろ、歪ませた時の音抜けはストラトの方が良い

しかしながら、その音は生粋のハムの音ではない


今回、久々にレスポールでレコーディングをして感じた


”ギターやピックアップに向いたフレーズがある・・・”

特に意識はしないが・・・


ギターを抱えるとそれに似合った音を探している自分に気付く


レスポールの場合、単音のリフや2音のパワーコードが良く似合う

何でだろ?


理由は明確なのだ

ハムの特性なのだ


パワーはあるが音抜けが悪い

それ故に歪ませた状態で複音を弾くとグシャグシャになっってしまうのだ


それが狙いという事もあるが・・・

意識的に音を整理した方が賢明なのだ


一方のストラトで同じようなフレーズを弾くと物足りない

線が細いのだ


それ故に音の貧弱な部分を補う方法として音数を増やすのだ


ボディ材によるところも大きい

レスポール系のマホガニーはコンプレッションが強いのだ

良い意味で一瞬音が遅れるのだ

それがリフを刻んだ時の気持ちよさにつながっているのだ


一方のストラトは音の立ち上がりが速い

それ故に2音のパワーコードなどを刻んだ際に落ち着きがなくなるのだ


複音のコードカッティングのようなフレーズがキマるのだ

このような使い分けや理解で出来るとギター選びに意味が出てくるのだ


私のように両刀な者も希にいるが・・・

基本的には好みが分かれるはずなのだ


私が良く知るおじさんは確実にレスポール派でありハム系なのだ

・・というか、ストラト的なアプローチが出来ない人なのだ


最近のおじさんはそれに気付いたようで・・

別アングルからの練習にも取り組むようになってきたのだ


指を用いたチキンピッキングなども練習しているようだ

ハードロックしか弾けないおじさんもブルースやジャズなども取り入れたいと考えているようだ


おじさんが思うほどギターは簡単ではないが・・

その意識改革はおじさんの今後に良い影響を与えていると思う


おじさんは不得意な分野に挑戦し、私はロックに戻るという・・・


少々脱線したが・・・

私の中ではレスポールは『ロック部隊』なのだ


しかしながら、搭載のピックアップは出力を抑えたヴィンテージタイプなのだ

ブルースなどではそれが味になる

とても秀逸なピックアップなのだ




ギブソンも年代、モデルごとに搭載するピックアップを使い分けている

とにかく私が使用するギターは59年製の再現に余念が無い


まぁ、マルチの場合、色々なアンプやエフェクターが用意されてるので何とかなると思う

むしろ、少し非力な方が音の分離と抜けが良いと思うのだ


もっと歪みが欲しければ、アンプのゲインを上げればよい

歪み系のアンプを二台同時に鳴らす方法もある


前段にエグいエフェクトを挿入する方法もある


今回の音源で使用したアンプは『コアメタル』とう仮想アンプなのだ

ハードなロックからメタルまでカバーするという謳い文句に惹かれたのだ


マルチは何でも試す事が出来る

とにかく色々な組み合わせにチャレンジするのが吉なのだ
私はレスポールの『ミックスポジション』が好きなのだ

今回のリフはすべてミックスなのだ


拘りがあるのだ

リア10、フロント3程度が私の定番なのだ

トーンは共に10なのだ


リアの音に厚みが増すという印象を受ける

この状態でフロントのトーンを0に絞ってみるのも良い


アンプとの組み合わせにもよるが・・

レスポールのピックアップも多彩なのだ


余談だが・・

クラプトンも若い頃にレスポールを弾いていた

リードではトーンを0に絞っていたのだ

ファズで歪ませ、トーンを0に・・・


所謂、『ウーマントーン』なのだ

”エクスタシーを感じた女性の喘ぎ声・・”

良く分からないが・・・

確かにセクシーなトーンである事に間違いはない


とにかく、フルテンが最高だと思っている人には無縁であり、想像も出来ない音作りなのだ


読者の皆さんも知識として持っていても良いと思う



音色に導かれるようにフレーズを紡げるようになれば一人前なのだ

私もそんなギター弾きを目指しているのだ


まだまだ修行中なのだ

他人の声に耳を傾け、上手い人の演奏に刺激を受けているのだ


動画サイトなどで一流プロの若い頃の演奏なに影響されることも多い

「安定しているピッキングだなぁ・・」

「もっと練習しなくちゃダメだな・・」

ということも多々ある


今回は生ドラムの音なのだ

まだまだ、試したいキットが色々とあるのだ

試験段階なのだ


メタルという割には軽めの音色になってしまったが・・

まぁ、こんなアプローチがあっても良いと思う

おじさんのように硬い頭では何も生まれない


ギター弾きには『試行錯誤』が大事なのだ

またまたフェードイン&フェードアウト形式だが・・・


イントロなどを加えて凝った作りにも挑戦したい

「ベースも入れたいな・・鍵盤も入れなくちゃ・・ね」


とにかくギターが弾きたいオヤジなのだ

”読者の方々に早くお届けしたい・・”


という気持ちが先行してしまうのだ




『何か』が生まれそうな予感がしているのだ


『レスポールでメタル』


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