それでは今日はこれで失礼します。
お休みなさい。
また、明日。
【ハルカ】が王室から居なくなる事で、王室は慌てたんだろうね。
上位の【王動戦身】が使えなくなるのだから。
それは国力の低下も招く。
他国の脅威にさらされる事にもなる。
だから、伏せたんだ。
【第一王女】は病の床についているとか何とか言って。
すぐ下には【第二王女】達三つ子の姉妹が居たから、【第一王女】が無くなったら【第二王女】にその権利が与えられるとして。
だけど、敵も一枚岩じゃなかった。
続く。
「な、何言ってんだよ、お前等……」
「よく聞いて欲しい。
今の王室は傀儡政権なんだ。
3つの派閥が自分達の好きなようにしようと王室を蹂躙している。
僕はそれが嫌で王室を抜けた。
だけど、【ハルカ】まで、逃げてくるなんて……。
だから当時は驚いたよ。
【ラフイラ】の時の彼女とは遠目で見るだけの間柄だった。
僕は【ハルカ】を意識していたけど、所詮、正統ではない【王子】。
若気の至りで、現女王が僕の父親との間にもうけた子供だ。
第一王子であっても王位継承権は無い。
だから、【ハルカ】は僕の事を知らなかった。
「改めて自己紹介しよう。
僕の名前は【ハルス】では無く、【ルーファス】と言う。
そこに居る【ハルカ】……では無く、【ラフイラ第一王女】の異父兄にあたる【第一王子】だ」
「は?
何だって?」
「父親は違うけど、僕と【ラフイラ】――【ハルカ】は本当の兄妹なんだ」
「何を言って?」
「本当なの。
私もここに来てしばらくして【ハルス】兄――【ルーファス】兄さんに言われて……」
【ハルス】は、
「そうか。
君も察したんだね。
僕らが家を去らなければならない事を」
と言った。
【ホウジ】は、
「家を去る?
何言ってんだよ、【ハルス】兄?」
と聞いた。
【ホウジ】は、
「【ハルス】兄。
がっこはどうしたんだ?」
と聞いた。
【ハルス】は、
「君たちこそ早退なんかして。
目立つじゃないか」
と返した。
【ハルカ】は、
「ごめん、【ハルス】兄。
私が、気分悪いって言ったから……」
と答えた。
今日の予定ですが、都立夢異世界部活学校の第5章の清書を14回目までやります。
明日からはバイトで、火曜日と木曜日と土曜日と日曜日に作業をします。
明後日の9日は21回目、11日は28回目、13日は35回目、14日は42回目を目指して作業をしていきます。
続きです。
【ファーブラ・フィクタ1】のラスボスのクアンスティータはこれをたくさん持っているキャラクターなので、【ファーブラ・フィクタ】をオマージュした【フィクション・レジェンドシリーズ】も味方に出来る【芳一】の脅威となり得るのか?と思うようになり、更なる上位種を作ろうと考えました。
それでフライングして先に第3部の冒頭である第18章をちょこっと作ったと言う経緯がありますね。
と言うところで前編は以上です。
明日の中編に続きます。
今日もよろしくお願いします。
続きです。
それで用意したのが第1部スタート・エピソード編でも表現される【超越】を意味する【超態至(ちょうたいし)】、【謎】を意味する【謎歪虚(めいわいこ)】、【超越】と【謎】を足した【超謎】を意味する【超様謎(ちょうようめい)】だったのですが、それだけだと弱いと言う事で新たに【出鱈目(でたらめ)】の要素を足しました。
ですが、これは【ファーブラ・フィクタ】では当たり前の様に使われている要素ばかりなんですよね。
続きます。
続きです。
第3部の冒頭で決めるのは第2部までは曖昧だった敵対者がほぼ確定すると言うことですね。
芳一は第2部で極端に大きな力を手にしますので、それに見合った敵というのを用意しないと行けません。
なのでかなりぶっ飛んだ敵にしようと思っています。
続きます。
続きです。
34章という中途半端な数字で終わらせると言うのは意味合い的には第1部の第1章から第7章と第2部の第8章から第17章と同じ数だけ話を作ると言う事を決めたので17の倍の34章という事になっただけで、第3章は具体的に何をやると言うのは第2部までの様に明確には決めていません。
第2部まではしっかり予定を組んで決めていますが、第3部についてはちょっと曖昧な状態だという事ですね。
続きます。
おはようございます。
今日は4月7日、日曜日でお休みです。
今日から3日間で前中後編として、【都立夢異世界部活学校】の第3部/アンサー・クリエイト編の構想について書こうと思っています。
これは第18章から第34章とエンドロール編とエピローグ編と言う一番長いシリーズとなる予定ですが、全体の構想が出来ていると言う訳ではありません。
エンドロール編とエピローグ編は大体どんな感じでやるかは決めていますが、第34章でどう決着をつけるかはまだ決めていません。
続きます。