よったろーのせーさく日記3

よったろーのせーさく日記からの引き継ぎです。
ちょちょいのよったろーと申します。
改めましてよろしくお願いします。

今回で……

2016-07-31 16:37:12 | 日記
今回で今月のブログ更新は662回目となります。

久しぶりに月、600回以上の更新になった気がしますね。

しばらく超えていなかったような気がしますからね。

多分、小説の連続更新をやったからですね。

あれで、結構数を稼げますからね。

以上です3

2016-07-31 16:34:40 | 日記
続きです。

B002話は、ウェントス編のサブキャラクター、カミーロ・ペパーズの冒険、C002話は、ロスト・ワールドに行った吟侍とフェンディナの冒険を描いていきますが、作業時間の関係で第002話で完結させて、それぞれ本編に戻していこうと思っています。

それぞれの第002話だけで、やろうとしていた事を全部やってしまおうと思っていますので、話が飛ぶ可能性もあると思っています。

どちらの作業も来週は基本的に制作はお休みしますので、再来週以降の作業となる予定です。

以上です2

2016-07-31 16:34:09 | 日記
続きです。

【ジョージ・オールウェイズ氏の伝説】を続けようと思ったらまだまだ書けるのですが、それをやっていると【ファーブラ・フィクタ】本編の方の進みが遅くなりますので、続きはまたの機会にという事にさせていただきます。

次の作業としては、【ファーブラ・フィクタ シークレット・ステージ】のB002話とC002話になりますね。

続きます。

以上です。

2016-07-31 16:32:12 | 日記
以上が、【ジョージ・オールウェイズ氏の伝説】の第001話になります。

これは、【ファーブラ・フィクタ】の時代の更に千年前に主人公芦柄 吟侍(あしがら ぎんじ)の養父であるジョージ神父がクアンスティータの存在に恐れを抱き、吟侍達のために道を切り開いていこうとしている事を語る物語になっています。

物語としてはジョージ神父と助手の白鳥君が部屋の整理中にジョージ神父の昔話としてスタートして、結末をよく語らずに終わらせるというルールの元に作っているお話になりますね。

既に終わった過去の物語として語るようにしています。

というような感じですね。

続きます。

ジョージ・オールウェイズ氏の伝説001話43

2016-07-31 16:31:32 | 日記
第四章 それから……


「それからどうなったんですか?」
「いや、何というか……」
「また、途中で終わらす……」
 白鳥君はまたしてもあきれ顔だった。
 ジョージ神父が話を途中で区切ったからだ。
「しかしのぅ、休憩時間に話すようなものではないしのぅ。話すと凄く長くなるんじゃよ」
「じゃあ、今度はちゃんと時間を取って聞かせてくださいよ」
「聞かせると言われてものう……最終的にはワシは生き残っている訳じゃから、負けてないんじゃよ」
「でしょうね」
「最後はウィルヘルムを倒して、めでたしめでたしという訳にはいかんかのぅ?」
「いきませんね。また、不完全燃焼ですよ」
「ウィルヘルムは神話の合成を得意とした奴じゃった。じゃが、オリジナリティーに欠けるところがあってのぅ……」
「ふんふん、それで?」
「過去の文献などをひもといていってのぅ――1つ1つを元の神話に戻していった。それでしまいじゃ」
「盛り上がりそうな所を一切聞いておりませんが」
「途中、寄り道とかしてのぅ。10年くらいかかったんじゃよ、エヴェリーナ神話の解決は……」
「そこを聞かせて下さいよ」
「複雑に入り組んだ話になったから、話すのが面倒なんじゃよ」
「そうやって、また、面倒臭がる……」
「この話で重要なのは、ワシが後継者である吟侍達に向けて、色々、教える事を自ら学んでいく決意をしたという所じゃ。後はオマケのようなものなんじゃよ」
「バトルシーンが殆どないじゃないですか」
「ワシ、バトルきらいじゃもん」
「良いから聞かせてくださいよ」
「さて、休憩時間も終了じゃ。そろそろ、また、働いてもらうぞ、白鳥君」
「そうやってまた、はぐらかす……」
 午後の休憩時間も終わり、ジョージ神父と白鳥君は、再び働きだすのだった。
 ジョージ神父はスッキリしていたが、白鳥君はモヤモヤしたままだった。
 部屋の片付けは続く。


続く。

ジョージ・オールウェイズ氏の伝説001話42

2016-07-31 16:29:03 | 日記
 難敵に挑む勇気と退散までの見極め――
 この二つの技能を俺はこれからの冒険を通して、身につけていく事になるだろう。
 この冒険はまだ、始まったばかりだ。
 俺の後継者は1000年後に現れるという。
 まだ、1000年もある。
 もう、1000年しかないとも思えるが、俺は前者を取る。
 後継者達に俺はどう語っていくんだろうな。
 今から楽しみだ。
 それを楽しみながら、俺は、ウィルヘルムの居城に向けて、更に進んで行った。

ジョージ・オールウェイズ氏の伝説001話40

2016-07-31 16:26:24 | 日記
 確かに、エヴェリーナの事は気にはなるが、妻に娶りたいとかそう言った感情は持っていない。
 相手は、元々架空の存在なのだから。
 それよりは、俺の今のレベルを知りたい。
 理解して、どこまでのレベルに通用するか試してみたい。
 これは後々の後継者達にも伝えようと思っている事だ。
 自分より格上の存在に挑もうとする後継者達に対して、俺はどのようなアドバイスをしたらいいか?
 それは、やってみないと出来ない。
 解らない。
 だから、強い相手に挑む。
 地球時代の俺は、圧倒的な力を持ち、上からの目線で敵となる相手に向かっていった。
 だが、それではダメだ。
 格上相手にそれは通じないからだ。
 格下の存在は格上の相手と戦うためにどのような準備をしていかなければならないか。
 それを実戦で身につけて行かねばならない。
 自分が出来なかった事を後継者達に押しつける真似は出来ない。
 実際にやってみてから、こういう場合はどうしたら良いというアドバイスが出来るようになるはずだ。

ジョージ・オールウェイズ氏の伝説001話39

2016-07-31 16:25:54 | 日記
 俺は、様々な冒険を経て、自分の力の小ささを知った。
 どんなに頑張っても俺は不死身の相手と戦えば、いずれやられてしまうだろう。
 1000年の後に現れるらしい、俺の後継者は不死身の相手をあっさり倒せる力の持ち主らしいが、俺は、出来れば不死身の相手とは戦いたくはない。
 その出来の良すぎる後継者を持ってしてもクアンスティータには全く歯が立たないらしいから、クアンスティータは比べるだけ間違っているというのは理解している。
 クアンスティータ関係は余所に置いておくとして、問題は俺のレベルで何処までの存在と関われるかの見極めはどうするかという所だな。
 俺の手に負えない様な相手はどうしようもないから、せめて、俺でも何らかの抵抗が出来るくらいのレベルの相手と関わっていこうと思っている。
 エヴェリーナ神話は俺が手を伸ばせば届くと思っている。
 数値として、13.000に満たないレベルの神話だ。
 これくらいなら、まだ俺でも何とかなる――そう考えている。
 だから、俺は進む。
 俺でも通じると思うからこそ、希望を持って、ウィルヘルムと戦う決意をしている。
 エヴェリーナのため?
 いや、違うな。

ジョージ・オールウェイズ氏の伝説001話38

2016-07-31 16:23:39 | 日記
 俺は、歩を進める。
 大分、進んだ。
 とは言え、歩きでは、限界がある。
 まだ、目的地には遙かに遠い道のりが残っている。
 そこで、俺は、地球から失敬してきた魔法の絨毯を用意した。
 これで、飛んで行くことが出来る。
 とは言え、それ程、早く飛べる訳ではないから、それでもかなりの時間はかかるし、上空に行きすぎると逆に目立つから、地面すれすれの低空飛行で進んでいく事になる。
 だから、障害物も多く、なかなか思うようには進まなかった。
 障害物も多かったが、出会う者も多かった。
 俺は、ウィルヘルムの居城へと進む途中で様々な存在と出会っては別れて行った。
 時には話を聞き、時には戦闘にもなった。
 わかり合った者も居れば、わかり合えず命の取り合いをした相手も少なからず出た。
 戦闘が重なれば、戦闘スキルもアップしていく。
 もう十分、成長しきっているので、あまり、成長する事はないなと思っていたが、まだまだ、成長の余地は残っていたようだ。
 俺は、地球時代よりもかなり、戦闘スキルをアップさせた。
 とは言っても、地球時代を1とすれば、100に満たない成長だ。
 これでは、クアンスティータ辺りと比べたら、全く変わってないのと一緒に映るだろうなとは思う。
 自信過剰になってはならない。
 いくら成長しようとクアンスティータには全く届かない。
 それは、嫌と言うほど解っているつもりだ。
 最強は目指さない。
 目指しても虚しいだけだからだ。
 上には上、とんでもなく、途方もなく上は居る。
 それは、クアンスティータに限った事ではない。
 クアンスティータの周りにはそういうのはゴロゴロいるだろうし、クアンスティータを恐れる存在の中にも、俺から見たら雲の上の実力者というのは腐るほどいるはずだ。

ジョージ・オールウェイズ氏の伝説001話37

2016-07-31 16:23:14 | 日記
 そして、他の星の神話を手に入れて来ては、この星で復活させて、この星の巨人達と戦わせているらしい。
 50億程いた巨人達も、今では10数万名にまで数を減らしているらしい。
 度重なる実験戦闘で、星は荒れ果て、巨人達は、カビを舐めて飢えをしのぐようになっているらしい。
 だとすれば、この星の巨人達と協力してウィルヘルムに挑もうとも考えたが、この巨人達は、大きい。
 ざっと見て、平均30数メートルはあるだろうか。
 この巨人達と行動を共にすれば、戦力にはなるかも知れないが、目立ちすぎる。
 ウィルヘルムがどんな力を持っているかも解っていない状態で、目立つのは命取りにもなりかねん。
 巨人達との交渉に使える材料も無いし、交渉ならば、後でチャンスもやってくるだろう。
 ならば、今、この巨人達と行動を共にする必要はないな。
 俺は、そう判断して、巨人達と関わらずに、その場をこっそりと離れて行った。
 幸い、結構、物事に無頓着な巨人達だったらしく、俺の動きを気にするでもなく、宴会を始めて騒ぎ出した。
 ここに居ては目立つ。
 俺はそそくさとその場を離れた。
 だが、巨人達からある程度の情報は聞けた。
 それだけでも十分な成果と言ってよかった。

ジョージ・オールウェイズ氏の伝説001話36

2016-07-31 16:20:39 | 日記
「いや、何か動いたような……」
「気のせいだろう」
「そうかもな」
「それよりもどうする?」
「ウィルヘルムか……?」
「そうだ。あいつの行動は目に余る」
「そうだ。あいつはまた、俺達の仲間を殺した」
「もう、許せん」
「いい気になっている」
「ひねり潰してやろう」
「そうだそうだ」
 なにやら、物騒な相談をしているようだが、どうやら、ウィルヘルムの仲間という訳ではないらしい。
 むしろ、ウィルヘルムに対して、敵意を持っているようだ。
 巨人達の話を聞いていくと事情が大体わかってきた。
 この星は元々、この巨人達が住んでいた星だったらしい。
 そこへ、ウィルヘルムがやってきた。

ジョージ・オールウェイズ氏の伝説001話35

2016-07-31 16:20:06 | 日記
 見ると、遠方から巨人が数名こちらに向かって歩いて来ているのが確認出来る。
 これは厄介だと俺は思った。
 特別な力を持っている相手であれば術を駆使して対抗も出来るが、相手が巨人であった場合、その巨体を利用した力任せの攻撃に出られたら俺は一溜まりもない。
 純粋な力では、巨人のパワーには勝てないのだから。
 その巨人が数名――数えると8名確認出来る。
 8対1の不利もあり、がたいの不利もある。
 俺は、この場に居ては不味いと思い、身を隠す事にした。
 カビの生えた土地ではなく、そこから少し外れた位置に身を潜める。
 すると、巨人達は、カビの生えた土地に立ち止まり、そして、カビをなめ回す。
 どうやら、このカビは巨人達の食料となっているようだ。
 よく見ると、耳が長い。
 エルフの要素も持っているかも知れない。
 巨人達は、その場で談笑する。
 声が響き渡る。
 黙って聞いていると鼓膜が破れそうだ。
 俺はたまらず、その場を離れる。
 それが見つかったのか、
「おい……」
 と巨人の一人が言った。
 別の巨人が、
「どうした?」
 と聞く。