おうちBAR開店

本格的なパーティー料理から手抜きお手軽料理まで、私のキッチンから発信します。毎日の出来事を含めて楽しくご紹介。

鰻丼のご飯は減らすべからず

2021年05月20日 | つぶやき
身体改造を始めてから
早くもひと月が経とうとしておりますが
一向に体重が落ちません。
むしろなにげに微増している。
今までも筋トレを始めてしばらくの間は
体重が増加するのを経験しているので
今回も一過性のものと思っていたのですが
こんなに減らないもの???年のせい?
あまりにも減らないので
いろいろな文献を紐解くと
体が異変を察知して
急激に痩せないように
減量を阻止している場合もあるとな。
そうか、飢餓に備えて体が抵抗しているのか。
へー。人間の体ってすごいなー。感心感心。


って、そんな反応いらん……


体のオーナーたる私の希望は
身体を絞りたい、ただそれだけ。
毎日何かしらトレーニングしているので
確実に腹筋や背筋が締まってきているし、
体調もすこぶる良いので
トレーニングの効果は実感しています。
しかし毎朝体重計に乗るとガックリ。
数字より見た目と体調重視!と自分を励まし
もう少し頑張ることにします。



清洲の山正さんのヒレカツ3枚

先日、清洲に出かけたので
とんかつの山正さんへ寄りました。
衣が薄くて後味軽やか。
最近、外食先で豚の臭いが鼻をつき
食べられないことがしばしばあるのですが
(隣のテーブルから漂ってくる豚臭もダメ。犬かっ!)
ここの豚はクリアな香味で全然胃もたれしませんでした。
安心して食べられるとんかつ屋さんです^^


ご飯少なめ

ご飯少なめオーダー、記念すべき2回目。
カツ6切れとのバランスを考えて
あらかじめ椀の中のご飯を6分割(イメージで)。
その作戦が功を奏し
両者に過不足なく食べられました。



蟹江の尾張温泉東海センター

とんかつを食べた後は温泉で湯浴み。
巨大な岩風呂にたまげました!


別の日にはうな豊さんへ。


特上丼

お店に到着する前から
ご飯少なめでオーダーする
イメージトレーニングをしていたのですが
お店の前で換気扇から噴き出される鰻フレーバーを嗅いだら

・鰻食にダイエットを持ち込むな!
・鰻とご飯の黄金比率を崩すな!
・あとで帳尻を合わせればいい!

と鰻偏愛が自制心をいとも簡単に打ちまかし
通常通りの特上丼をいただきました。
熱々のご飯に焼き立ての鰻。
ガツガツと平らげると
味噌煮込みうどんを食べた時並の汗をかきます。
食べて汗かいて代謝上がってカロリーゼロ(笑)


漬物大(別注)

この日は漬物大がありました^^
ご用意いただける日といただけない日があります。
毎回お伺いしますが、ない時の方が多いかも。
うな豊さんの糠漬け、本当に美味しいんです。
清潔感(ここ大事)があって味わい深い。
私の目標とする糠漬けです。

今回も大変美味しゅうございました。
大将に取材のご協力についてお礼を述べ
汗を拭き拭きお店を後にしました。(取材記事はこちら



身体改造のゴールは果てしなく遠いな…



造形物として受け入れ難いビジュアルを目の当たりにし心を入れ替える・・・

2021年05月12日 | つぶやき
またまた緊急事態宣言が発出された愛知。
本日からは飲食店での酒類提供自粛が要請されました。
なんだかなぁ。。。
先日、友人ととある駅の居酒屋さんで
0次会を楽しんでいた時のこと。
3人とも低音ボイスで声が響かず
居酒屋のオーダーで聞き返されること必至です。
ボソボソ喋っていてウケる話題に差し掛かり
3人一斉に「ひゃっ!」と笑ったところ
店主が急いで駆け寄ってきました。
「お客様、もう少しお静かに食事してください。
駅から厳しく言われているので」とな。

私たちのテーブルを取り囲む席には誰も座っておらず
大きめな声はおそらくその笑い声のみ。
ボソボソから突如発出した笑い声ゆえ
際立ったのかもしれません。
にしても、周りに迷惑をかけるデシベルとも思えないし
注意されるべきは声ではなく飛沫のはず。
半径2メートル以内に誰もいない状態で
笑うことを非難されるってどうなんでしょ。
モヤモヤしながら店を後にしました。

言いたいことは山々ですが
今日はこの辺にしといて
私の心の変化について触れさせてください。

最近、ダイエットやシェイプアップなんて
どーでもええわ、と思いながら暮らしていました。
葬儀に関わる仕事をし
在りし日の故人様のお話を色々とお伺いしていると
美味しく食べることの大切さ、
食べられなくなった時の危うさが
身にしみてわかります。
食べたいものがある
そしてそれらを美味しく食べられるのであれば
欲望の赴くままに食べてやろうじゃないか!
と思って過ごしていた結果

ここ十数年で最も肥えました(汗)


洋服を着替えるときや
お風呂に入るときは
自分の裸体を見て見ぬふり。
体重計に電源入れたのいつだっけ?
現実に目を背けていた結果
なんでもない坂道で息切れはするわ
ふとした時に動悸があるわで
スタイルよりも先に
健康に自信がなくなりました。
意を決して薄目にしていた目をおっ広げ
自分の身体をマジマジと見たところ


こりゃいかん。醜すぎる!!!
造形物としてやばいレベル!

急いで体重計に乗ったら
自分が記憶している体重よりも
はるかに上を行っているではありませんか。
常に大きな荷物を背負っているようなもので
息切れ動悸が激しくなるわけです。
その日のうちにジムの会員になりました(笑)
今は炭水化物の摂取を抑え
タンパク質を積極的に取り
有酸素運動と筋トレを続けています。
おかげさまで少しずつ締まっってきましたが
脂肪化した体が筋肉質へと変化を遂げているのか
体重増加が止まりません…
そろそろ減少へと転じて欲しいものです。


先日、伊良湖岬での取材帰りに立ち寄った「みなみ」さんで
刺身定食をお願いしました。



刺身定食 ご飯少なめ

「ご飯少なめ」って初めて言った気がする!!!
言い慣れなさすぎて声が震えた(汗)



お刺身はいつもながら美味しゅうございました。
ご飯とのバランスを取るのに苦労しました。


腹筋バキバキに割るとか
ボディメイクして大会に出るとか
根性ないので絶対無理ですが
しばらくエクササイズと食事摂生を続けて
無駄な脂肪に別れを告げたいと思います。
納得のいくレベルになったらご報告しますね。


嗚呼、おにぎり食べたい…

ときどき料理を作りたくない病発症

2021年03月01日 | 和食
なんとなく外食することはありません。
「アノ店のアレが食べたい!」
と意思を持って重い腰を上げるのが常。
なので普段は3食自分で作ったものを食べているのですが
最近、料理を作りたくない病が発症して困っています。
発症した時は食材も見たくないし
台所に立つのが苦痛でしかありません。
こんな時は人様が作ったものが食べたいな
と思うわけですが緊急事態宣言(涙)。
仕事が落ち着いてさあ出かけよう、と思っても
アルコール類が7時ラストオーダーでは
外に出る気も失せてしまいます。
ようやく解除されましたが
我が家の周辺には目ぼしい店がない…
やはり外食の障壁はぶ厚いようです。

台所には立ちたくないけれど
お腹は順調に空いていきます。
仕方がないから作り始めると
妥協ができない性分にハッとする毎日。
そんな感じで作った料理をいくつかご紹介しましょう。


天津炒飯

作りたくないけれど
最近どうしても食べたくなるのが卵。
以前から大好きな食材ですが
贅沢に一人3個使った卵料理が
無性に食べたくなるのです。
これはネギチャーハンをふんわり卵で覆ったもの。
甘くないあんかけをサラッとかけています。
卵を食べている時は口福感マシマシ。



フェンネルとイワシのブカティーニ

スフィーダさんからフェンネルが届いたので
どうしても作りたくなったパスタ料理。
松の実、レーズンを入れてシチリア風に仕上げてます。
イワシの旨味とフェンネルの爽やかな香りがたまりません。



越前そばと花巻そばのハイブリッド

飛騨の花巻そばにフラストレーションを覚え
おろしそばに海苔盛りまくったぶっかけ蕎麦。
越前おろしそばははお昼の定番メニューです。



クロックマダム

チェダーチーズと自家製ハムを挟み
フライパンにバターを引いて
押し付けながら焼いたクロックムッシュに
歩荷さんの卵をオン。
普段の朝食はご飯、味噌汁、納豆が定番ですが
この日は趣向を変えてみました。
たまにはパンもいいですね。



お昼の弁当

葬祭の取材があるときは
いつご飯が食べられるか分からないので(食べられない時もあります)
必ずお弁当を持っていき
取材の合間にかき込んでいます。
大体昼前から忙しくなるので
最近のお昼ご飯は10時ごろ…
午後の早いうちにお腹が空き始めます(笑)

外食でよく分からないものは食べたくないので
ぶつぶつ言いながらも作っております。
風邪をひかない、アレルギーもない、
怪我もすぐ治るのは
真っ当な素材たちのおかげだと思って
なるべく安心できるものを摂るように心がけています。
なんとなく食べることは
これからもできなさそう。
ぼちぼち頑張りま〜す♪

ちょいと取材で飛騨古川へ 「蕎麦正なかや」

2021年02月27日 | 蕎麦
お久しぶりでございます!
2021年の初投稿が2月下旬になってしまいました。
毎年、新年の抱負的なものを書いておりましたが
今更書くのもなんなので、今年は少しだけ^^;

数年前の抱負で「50歳まではがむしゃらにやる!」
と宣言したことが、今現実になっております。
岩倉市に引っ越して
しばらくはニートのような生活だったのに
今は180度振り切った生活スタイル。
「いただいた仕事は絶対断らない」
を頑なに守っていたら
全く休みがなくなりました〜♪
出かけない日を作らないと執筆ができないので
家にいるにはいるんですが
ずっと書いてます。ずっと(強調)。
「忙しい」とか大騒ぎしながら
旅に出ていたあの頃が懐かしい。。。
でも、全ては自分で決めたこと。
何を隠そう、こんな毎日が楽しいのです。
がむしゃらな姿勢
もうしばらく続けさせてください。
お仕事何でもやりまっせ!(前向き)


さて、先日お仕事で飛騨古川へ行ってまいりました。
せっかく遠出するのですから
前泊しようと思っていたら
予約を受け付けていない宿が多いよう。
こんな状況で無理矢理泊まるのもなんなので
弾丸日帰りツアーで行ってまいりました。


約30年ぶりのワイドビューひだ

あれは大学生の頃。
飛騨金山出身のYちゃんの実家へ
大阪の友人と遊びに行って以来です。
Yちゃんの家を拠点に高山や金山の温泉に行ったなぁ。
Yちゃんのお母さんが鶏ちゃんや味噌おでんなど
飛騨の料理をいろいろ出してくれました。
岐阜と愛知は文化的シンパシーが強いので
言葉や料理にさほど違和感を感じないけれど
生まれも育ちも大阪のAちゃんは
味噌料理の洗礼を受けて衝撃を受けておりました。
鶏ちゃんと味噌おでんまでは良かったのですが
帰りに岐阜駅で食べた味噌カツはNGだったようで
「うち、あかんわ…」
と眉間にシワを寄せていたのを懐かしく思い出します。
確かにあの味噌カツのタレは甘辛過ぎた。



がらーん

指定席を取りましたがこの車両には乗客私一人。
鉄道業界、大丈夫でしょうか?
リニアとか作ってる場合か?



飛騨古川駅に到着

飛騨古川で降りるのは初めてです。
なので本来の人通りがわかりませんが
歩いている人はまばらでした。


瀬戸川沿いの古い街並み



蕎麦正なかや

取材前にお昼ご飯を食べようと決めいていたお店。



飛騨ざるそば(並)

もともとは生ワサビを一本提供し
好きなだけおろして食べるスタイルだったよう。
大将は郡上の「蕎麦正まつい」さんで修行された方かしら?



エッジが立ってツヤツヤな見た目

啜ると蕎麦の香りも豊かですし
噛んだ感じも私好み。
蕎麦汁は少々甘さも感じますが
「蕎麦正まつい」さんのシャビィ感じより好印象。
蕎麦も「なかや」さんの方が好きだわ。
ワサビもたっぷり提供してくださったので
蕎麦と合わせて少しずついただいたのち
そのまま楽しみました(笑)


さ、店を出ましょう。
「あれ?かけそばは?」
と思ったあなた、
なかなかのmie通ですね。
実は2軒はしごするつもりで
もう一人前食べたいのをグッと堪えました。


ところが・・・


2軒目に訪れようと思っていた店が臨時休業。
おそらく、緊急事態宣言の影響でしょう。
「なかや」さんよりも観光客を意識したお店っぽいので
これだけ人出が減ってしまうと
平日は店を閉めようとの判断になるのも頷けます。
うんうん…と頷くも腹4分目。
満たされないまま取材に突入しても
良いパフォーマンスが見せられない気がしてなりません。
しかし「なかや」さんを再訪するには
私のプライドというか、羞恥心が邪魔をする。
「初めての訪問ですが、何か?」と
しれっとお店の暖簾をくぐるがいいか
「ハシゴしようと思っていた2軒目にフラれましてね」
と独りごちながらニヤニヤ入店するか
いろいろな私の姿をシミュレーションするも
先程の感情がその先の行動を遮ってしまう。
脳内寸劇を繰り広げている間に
時間はどんどん過ぎていってしまうので
駅のそばにあった食堂へ入ることにしました。
店の中に入ると、そばメニューもいくつかあります。
かけそば(450円)と花巻そば(550円)と悩む。


花巻そば

あれ?想像していたのと違う…
花巻そばって海苔がたくさん載っているイメージですが
ここには2センチ四方の海苔が添え物のように載っているだけ。
値段と店がまえからして
手打ちが出てくるイメージではなかったので
海苔で味わいに華やぎを…と思っての選択だったのに
イメージと現実の乖離にしばらく身動きが取れませんでした。
かけそばが450円、花巻そばが550円。
この海苔ってもしかしてめちゃくちゃ高級?
それとも飛騨では花巻の定義が違うのか?
などなど考えあぐねても答えが出そうにないので
大人しく啜った次第です。
かまぼこの様子から富山が近いことだけは分かりました(笑)



店を出てもまだ少し時間があります。
この日は飛騨高山在住のデザイナーKさんと
飛騨古川の駅で待ち合わせをし
カメラマンとして取材に同行していただく予定でした。
いつもメールではやりとりしていますが
実物にお会いするのが初めてです。
前日までは冷え込んでいたという飛騨地方も
この日は春を思わせるポカポカ日和。
蕎麦の熱も相まって発汗しまくったので
風に当たってクールダウンしていると
向こうのほうからカメラを首にかけた女性が歩いてきます。
デザイナーのKさんでした^^
メールでやりとりしていた通り優しい雰囲気。
初対面にも関わらず
私は今あった一連の流れをベラベラ喋り始めました(笑)
そんなこんなですぐに打ち解け
取材も楽しく終えて
帰りの電車が来るまでカフェでコーヒーブレイク。
フリーランスのあるある話や
高山での暮らしぶりなどをお伺いし
時間はあっという間に過ぎていきました。
電車の出発時刻が近づいたので駅へ向かうと
在来線の到着がなんと16分も遅れているとか。
高山まで在来線で行ってワイドビューの乗り換え
名古屋に向かう予定だったのに
乗り換え時間が超ビミョー。
でも、駅員さんとKさんが多分間に合うと言ってくれたので
大船に乗ったつもりで時間を過ごしました。
が、結局乗り換え時間ちょうどに高山到着で
ギリギリセーフでした汗
ま、遅れたら次のワイドビューを待てばいいんですけどね。

初めてお会いしたとは思えないKさん。
もっと時間をかけてお話を聞いてみたくなりました。
Kさん、今度は仕事抜きで行くので遊んでくださいね〜♪
あぶらえと芋茎、ご馳走様でございます!


この日もいい1日でした^^

郡上八幡で蕎麦を手繰る

2020年11月07日 | 蕎麦
岩倉に引っ越してきて以来
岐阜との物理的距離はもちろん
精神的距離もグッと縮まりました。
木曽川の恩恵と伊吹おろしを受け続け
私の中で何かが変わりつつあるのでしょうか(笑)

岐阜方面のお仕事も多くなり
今回ピックアップする郡上八幡も取材で訪問。
取材先は最近メディアで紹介されることも多い
郡上おどり下駄を製作する「郡上木履」さん。
午後からの取材だったため
せっかくなら郡上八幡でランチをしようと
早めに出かけたのです。



久々に歩く郡上八幡市街

GOTOキャンペーンの影響か
街中は思いの外賑わいが戻っています。
駐車場がどこも満車で焦りました(汗)



吉田川

長良川の扇状地として開けた郡上八幡。
街並みを見下ろすように郡上八幡城が聳えます。
そういえば昨年秋に暇を持て余して登ったっけ…
去年はニートに近い状態だったのです^^;


さて、ランチで訪問したのは

「蕎麦正まつい」さん

最近ブログを書く頭がないので
外観とか看板とか撮ってません。
お昼のピークを過ぎた頃に伺いましたが
私が待たずに座れたのはナイスタイミングだったよう。
その後、団体さんやら個人客やらゾロゾロ訪れ
奥の方へと消えていきました。
結構席数あるのね。



ざるそば大盛り

妙齢の女性スタッフに
天ぷらの盛り合わせを強めに勧められました。
しかし最近天ぷら油に胃をやられることが多く
丁重にお断りした次第です。
その代わりと言ってはなんですが蕎麦を大盛りに。
蕎麦とお米はいくらでも食べられるのです。


以前はざるそばを頼むと
ホールの生ワサビとおろし金が供された覚えがありますが
コロナ対策でやめたのかしら?
薬味皿におろしたワサビがチョンと載っているだけでした。
蕎麦はまあまあ美味しかったですが
蕎麦汁がそうめんの汁みたいにシャビィ&甘い。
辛口で申し訳ないが、個人的に満足度低し…
関で降りて助六さんに行けばよかったと後悔。
ま、こういうこともありますね。


お蕎麦を平らげた後は楽しい取材。
若いながらもしっかりとした考えをお持ちのご主人とお話しし
自分の幼稚さとその日暮らしぶりを痛感しました。
学んだことを一向に活かさない…それが私の人生です(笑)


さて、お仕事しよう!