「こんにちわッ、テディちゃでスゥ!
すたァーしゅうけつゥでスッ!」
「がるる!ぐぅるるぅるるぅ!」(←訳:虎です!フェスティバルぅ!)
こんにちは、ネーさです。
先週末は宇都宮で《ジャパンカップ2016》が開催されましたが、
今週末はさいたま市で《ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム》が開催されます。
ロードレース界のスター選手さんたちが集う秋の大イベント、
自転車競技好きさんは注目してくださいね!
では、読書タイムも、よ~いドン!
本日は、こちらの小説作品を、どうぞ~♪
―― ペットショップボーイズ ――
著者は竹吉優輔(たけよし・ゆうすけ)さん、2016年9月に発行されました。
『PETSHOPBOYS』と、そのまんまズバリの英語題名が付されたこの御本は、
物語の舞台もやっぱり、
ペットショップさんです。
「にゃふふゥ! どうぶつゥ、いろいろッ♪」
「ぐるるるがぅるるる!」(←訳:ワンコもニャンコも!)
そのお店は、
茨城県にある大型ホームセンター内のペットショップさんです。
『ユアセルフ上城三重 ペットファミリー』――
東京ドーム2個分という大きなホームセンターに店舗があり、
お店にいるのは、
哺乳類、熱帯魚、昆虫、爬虫類と
さまざまな種類の動物たちがいますが、
あっ! 逃げちゃった!
「はふッ? なッなにがッ??」
「がるがるっ??」(←訳:どこどこっ??)
ネザーランドドワーフ種のウサギさんが、
ケージから脱走!
良かったわね、ウサちゃんで。
これがチビサイズのハムスターだったりしたら
狭~い隙間に入り込んじゃったりして、
そりゃもう大変ですもの。
「あッ! いましたでスッ!」
「ぐるるぅ!」(←訳:そこだぁ!)
はい、ご安心ください。
逃亡ウサギちゃんは、
お店でアルバイトをしている幸多(こうた)くん、
語り手の“ガッくん”こと学人(がくと)くんの
ナイスなコンビネーションにより
無事に確保されました。
「ないすゥきゃッちィ!」
「がっるぅる!」(←訳:グッジョブ!)
超がつくほどの動物好き、幸多くん。
大学生の学人くん。
ふたりともアルバイトではありますが、
お店の立派な戦力です。
水槽のコケをとる、
ケージのお掃除をする、
動物たちの体調に気を付けつつ、
イソギンチャクに関するお客さんの質問に答え、
お気に入りのアメリカンショートヘアちゃんが
いっこうに売れそうにないことに胸を痛める……
「ふァ~、にくたいィろうどうゥでスゥ!」
「ぐるるがるる!」(←訳:気力も要るね!)
それに、頭脳もフル回転させなきゃなりません。
或る日、
ルリコンゴウインコのルリちゃんが、
お客さんの前でとんでもない言葉を口にしました。
いわゆる、《忌み言葉》というヤツで、
お店で接客中に使っていい言葉ではありません。
いったい誰が
こんな言葉をルリちゃんに教えたんだ?!?と
仰天する幸多くんと学人くん。
僕たちでないのは確かで、
ならば店員の誰かが……?
でも、何のために……?
「うゥ~むゥ、みすてりィ!」
「がる!」(←訳:謎だ!)
ものすごい凶悪事件が起きるわけではないけれども、
捨て置けない、
見過ごしに出来ない《謎》に取り組む幸多くん&学人くん。
ふたりを取り巻く動物たちについて、、
ペットショップの仕組みについて知ることも
新鮮に感じられる短編連作集です。
ペットショップって生命(イノチ)を簡単に売り買いするようで
なんだかなぁ……と思っていた私ネーさ、
ちょっと考えを改めました。
こういうお店なら、あってもいい。
いえ、こういうお店ばかりになってほしい。
「どうぶつもォ、にんげんもォ!」
「ぐるるがるる!」(←訳:一緒に仲良く!)
ミステリ好きさんにも
動物好きさんにもおすすめの一冊です。
書店さんの、動物本コーナー……ではなく、
小説/ミステリのオーナーで
探してみてくださいね~♪
すたァーしゅうけつゥでスッ!」
「がるる!ぐぅるるぅるるぅ!」(←訳:虎です!フェスティバルぅ!)
こんにちは、ネーさです。
先週末は宇都宮で《ジャパンカップ2016》が開催されましたが、
今週末はさいたま市で《ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム》が開催されます。
ロードレース界のスター選手さんたちが集う秋の大イベント、
自転車競技好きさんは注目してくださいね!
では、読書タイムも、よ~いドン!
本日は、こちらの小説作品を、どうぞ~♪
―― ペットショップボーイズ ――
著者は竹吉優輔(たけよし・ゆうすけ)さん、2016年9月に発行されました。
『PETSHOPBOYS』と、そのまんまズバリの英語題名が付されたこの御本は、
物語の舞台もやっぱり、
ペットショップさんです。
「にゃふふゥ! どうぶつゥ、いろいろッ♪」
「ぐるるるがぅるるる!」(←訳:ワンコもニャンコも!)
そのお店は、
茨城県にある大型ホームセンター内のペットショップさんです。
『ユアセルフ上城三重 ペットファミリー』――
東京ドーム2個分という大きなホームセンターに店舗があり、
お店にいるのは、
哺乳類、熱帯魚、昆虫、爬虫類と
さまざまな種類の動物たちがいますが、
あっ! 逃げちゃった!
「はふッ? なッなにがッ??」
「がるがるっ??」(←訳:どこどこっ??)
ネザーランドドワーフ種のウサギさんが、
ケージから脱走!
良かったわね、ウサちゃんで。
これがチビサイズのハムスターだったりしたら
狭~い隙間に入り込んじゃったりして、
そりゃもう大変ですもの。
「あッ! いましたでスッ!」
「ぐるるぅ!」(←訳:そこだぁ!)
はい、ご安心ください。
逃亡ウサギちゃんは、
お店でアルバイトをしている幸多(こうた)くん、
語り手の“ガッくん”こと学人(がくと)くんの
ナイスなコンビネーションにより
無事に確保されました。
「ないすゥきゃッちィ!」
「がっるぅる!」(←訳:グッジョブ!)
超がつくほどの動物好き、幸多くん。
大学生の学人くん。
ふたりともアルバイトではありますが、
お店の立派な戦力です。
水槽のコケをとる、
ケージのお掃除をする、
動物たちの体調に気を付けつつ、
イソギンチャクに関するお客さんの質問に答え、
お気に入りのアメリカンショートヘアちゃんが
いっこうに売れそうにないことに胸を痛める……
「ふァ~、にくたいィろうどうゥでスゥ!」
「ぐるるがるる!」(←訳:気力も要るね!)
それに、頭脳もフル回転させなきゃなりません。
或る日、
ルリコンゴウインコのルリちゃんが、
お客さんの前でとんでもない言葉を口にしました。
いわゆる、《忌み言葉》というヤツで、
お店で接客中に使っていい言葉ではありません。
いったい誰が
こんな言葉をルリちゃんに教えたんだ?!?と
仰天する幸多くんと学人くん。
僕たちでないのは確かで、
ならば店員の誰かが……?
でも、何のために……?
「うゥ~むゥ、みすてりィ!」
「がる!」(←訳:謎だ!)
ものすごい凶悪事件が起きるわけではないけれども、
捨て置けない、
見過ごしに出来ない《謎》に取り組む幸多くん&学人くん。
ふたりを取り巻く動物たちについて、、
ペットショップの仕組みについて知ることも
新鮮に感じられる短編連作集です。
ペットショップって生命(イノチ)を簡単に売り買いするようで
なんだかなぁ……と思っていた私ネーさ、
ちょっと考えを改めました。
こういうお店なら、あってもいい。
いえ、こういうお店ばかりになってほしい。
「どうぶつもォ、にんげんもォ!」
「ぐるるがるる!」(←訳:一緒に仲良く!)
ミステリ好きさんにも
動物好きさんにもおすすめの一冊です。
書店さんの、動物本コーナー……ではなく、
小説/ミステリのオーナーで
探してみてくださいね~♪
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