「きゃぴィーッ!
ゆきィでス! ゆきがァ、ふッてるでスよゥ!
こんにちわゥ、テディちゃでスゥ!」
「がるる!ぐるぐるがるっ?」(←訳:虎です!積もるのかなっ?)
こんにちは、ネーさです。
1月23日夜現在……降っております、ここ東京・八王子に雪が!
積もるかどうかは分かりませんが、
皆さま、明日24日朝の路面凍結に御注意下さい~!
「あしもとォ、ごようじんッでスよッ!」
「ぐるがるる!」(←訳:安全第一で!)
安全第一!なのは、
こちらの御本でも言えることでしょうか。
危険!冒険!大ピンチ!と背中合わせな、
イノチ懸け読書タイムを、さあ、どうぞ~!
―― 髑髏城の花嫁 ――
著者は田中芳樹さん、2011年10月に発行されました。
『Victorian Horror Adventures 2 The Bride of the Castle Skull』と英題名が付されています。
以前に御紹介いたしました『月蝕島の魔物』に続く、
ヴィクトリア朝の英国を舞台とする伝奇冒険物語のシリーズ第二弾ですよ~♪
「おおッ! まッてましたでス!」
「がるる!ぐるぐるるがるーる!」(←訳:19世紀!ホームズさんの時代だ!)
ガス灯と、蒸気機関の時代、ヴィクトリアン。
ガスの燈火も
石炭で走る汽車や汽船も
当時は最先端であったものですが、
今は殆ど目にする機会すらありません。
同じように、
19世紀にはメジャーだったのに、
現在は廃れてしまったのが、
『貸本業』。
「ほんをォ、かしちゃうのでスかッ?」
「ぐるるがるるるがる!」(←訳:21世紀には無いね!)
そのむかし、書籍は《特別なもの》でした。
皮革で装丁され、
背には金で題名が印字され、
挿絵は細密な手彩色画、
蔵書票は持ち主を表し……と、
どれをとっても上流階級の香りがいたします。
一部のお金持ちだけが所有できる――それが、本。
ヴィクトリア朝の『貸本業』は、
そんな“本を所有する仕組み”を変えようとしていました。
「おかねもちじゃなくてもォ~」
「がるるぐるぐるる~♪」(←訳:書物を読めちゃう~♪)
実際には『貸本業』は、
書籍に関係するあらゆる“手配”を行う仕事、だったようです。
売りに出された書物を買い上げる、
所有者の依頼を受けて書物を売りに出す、
あるいは、
新しく書斎を作るお金持ちさんのために
お好みの書物をン千冊と集めてみせる――
ロンドンの『ミューザー良書倶楽部(セレクト・ライブラリー)』にも
豪勢な依頼が飛び込んできて、
社長さんは大喜び♪
フェアファクス伯爵家の新当主さまが
図書室の内装を一新し、
書棚も新しくして、
最上質の書物三千冊を揃えてほしいと注文を寄越したのですから、
「びッぐゥ~びじねすゥ!」
「ぐるぐるるるがる!」(←訳:張り切っちゃうよね!)
大仕事を担当することになったのは、
まだ若いエドモンド・ニーダムさんと、
ニーダムさんの姪御さんで
さらにお若いメープル・コンウェイさん。
若い叔父&姪のコンビは、
第九代フェアファクス伯爵の御邸へ
勇んで向かいますが、
そこで彼らを出迎えたのは
期待と、そして……疑惑?
「おかしなァ、ふんいきィでスよッ??」
「ぐるがるがるるる!」(←訳:雲行きがヘンだね!)
ロンドンに始まった冒険は、
フェアファクス家の領地へ波及いたします。
壮大なマナーハウスで
ニーダムさんとメープルさんが出会う大冒険とは……?
病気のため療養なさっていたという著者・田中さんの、
この御本は、いわば復帰宣言作品!
シリーズ再開を待ち焦がれていたファンにとっては
と~っても嬉しい一冊です!
SF&ファンタジー好きさん、
少年探偵団風の物語が好き!という御方、
エンタで元気なな冒険モノ大好き!という御方に、
おすすめですよ!
「さしえもォ、かわゆいィッ♪」
「ぐるるるるがるがるるー!」(←訳:歴史にもどっぷり浸れますー!)
ゆきィでス! ゆきがァ、ふッてるでスよゥ!
こんにちわゥ、テディちゃでスゥ!」
「がるる!ぐるぐるがるっ?」(←訳:虎です!積もるのかなっ?)
こんにちは、ネーさです。
1月23日夜現在……降っております、ここ東京・八王子に雪が!
積もるかどうかは分かりませんが、
皆さま、明日24日朝の路面凍結に御注意下さい~!
「あしもとォ、ごようじんッでスよッ!」
「ぐるがるる!」(←訳:安全第一で!)
安全第一!なのは、
こちらの御本でも言えることでしょうか。
危険!冒険!大ピンチ!と背中合わせな、
イノチ懸け読書タイムを、さあ、どうぞ~!
―― 髑髏城の花嫁 ――
著者は田中芳樹さん、2011年10月に発行されました。
『Victorian Horror Adventures 2 The Bride of the Castle Skull』と英題名が付されています。
以前に御紹介いたしました『月蝕島の魔物』に続く、
ヴィクトリア朝の英国を舞台とする伝奇冒険物語のシリーズ第二弾ですよ~♪
「おおッ! まッてましたでス!」
「がるる!ぐるぐるるがるーる!」(←訳:19世紀!ホームズさんの時代だ!)
ガス灯と、蒸気機関の時代、ヴィクトリアン。
ガスの燈火も
石炭で走る汽車や汽船も
当時は最先端であったものですが、
今は殆ど目にする機会すらありません。
同じように、
19世紀にはメジャーだったのに、
現在は廃れてしまったのが、
『貸本業』。
「ほんをォ、かしちゃうのでスかッ?」
「ぐるるがるるるがる!」(←訳:21世紀には無いね!)
そのむかし、書籍は《特別なもの》でした。
皮革で装丁され、
背には金で題名が印字され、
挿絵は細密な手彩色画、
蔵書票は持ち主を表し……と、
どれをとっても上流階級の香りがいたします。
一部のお金持ちだけが所有できる――それが、本。
ヴィクトリア朝の『貸本業』は、
そんな“本を所有する仕組み”を変えようとしていました。
「おかねもちじゃなくてもォ~」
「がるるぐるぐるる~♪」(←訳:書物を読めちゃう~♪)
実際には『貸本業』は、
書籍に関係するあらゆる“手配”を行う仕事、だったようです。
売りに出された書物を買い上げる、
所有者の依頼を受けて書物を売りに出す、
あるいは、
新しく書斎を作るお金持ちさんのために
お好みの書物をン千冊と集めてみせる――
ロンドンの『ミューザー良書倶楽部(セレクト・ライブラリー)』にも
豪勢な依頼が飛び込んできて、
社長さんは大喜び♪
フェアファクス伯爵家の新当主さまが
図書室の内装を一新し、
書棚も新しくして、
最上質の書物三千冊を揃えてほしいと注文を寄越したのですから、
「びッぐゥ~びじねすゥ!」
「ぐるぐるるるがる!」(←訳:張り切っちゃうよね!)
大仕事を担当することになったのは、
まだ若いエドモンド・ニーダムさんと、
ニーダムさんの姪御さんで
さらにお若いメープル・コンウェイさん。
若い叔父&姪のコンビは、
第九代フェアファクス伯爵の御邸へ
勇んで向かいますが、
そこで彼らを出迎えたのは
期待と、そして……疑惑?
「おかしなァ、ふんいきィでスよッ??」
「ぐるがるがるるる!」(←訳:雲行きがヘンだね!)
ロンドンに始まった冒険は、
フェアファクス家の領地へ波及いたします。
壮大なマナーハウスで
ニーダムさんとメープルさんが出会う大冒険とは……?
病気のため療養なさっていたという著者・田中さんの、
この御本は、いわば復帰宣言作品!
シリーズ再開を待ち焦がれていたファンにとっては
と~っても嬉しい一冊です!
SF&ファンタジー好きさん、
少年探偵団風の物語が好き!という御方、
エンタで元気なな冒険モノ大好き!という御方に、
おすすめですよ!
「さしえもォ、かわゆいィッ♪」
「ぐるるるるがるがるるー!」(←訳:歴史にもどっぷり浸れますー!)